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37. 混迷
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舞踏会の行われた王宮から離宮に帰ったが、レナード王子と側近二人は怒っていた。
「信じられない! なんだ、あの女は!」
「ありえませんね」
「驚きました。傍若無人が服を着ているようです」
舞踏会に出るまでは聖女様って言っていたレナード王子は、もはやシオリの事をあの女と呼び捨てている。気持ちはわかるけど。
シオリはただでさえ自分勝手な性格をしていたのに、聖女さまと持ち上げられてすっかり、勘違いして舞い上がっているみたい。
「レイちゃんはあの女と異世界で一緒に居たのか。よく我慢できたね」
「一緒というか、偶々、親戚の集まりで顔を合わせていただけで……普段はあまり会いませんし、避けています。会うと絡んできて面倒なので」
「レイちゃんのことを下女とか、宝石を盗んだとか言っていたけど、あれは嘘だろう?」
「もちろんです。日本は皆平等なので、下女なんて存在はそもそもないですし、サファイアを盗んだとか言っているのは、私がお祖母さまから頂いた指輪を欲しがっていましたから、それであんなウソをついたんだと思います」
「あれが聖女なんて、……ありえないです」
「でも、鑑定には聖女と出たんだろう? 何かカラクリがあるのかもしれない。レイちゃんもその時、鑑定を受けたんだよね? 何て出たの?」
「シオリは聖女でしたけど、私は冷女だったんです。冷たい女って嗤われたんですけど違って、冷女の冷は冷蔵庫の冷で、冷蔵庫が自由自在に扱えるという意味だったんです。冷蔵庫はこの世界で言うアイテムボックスみたいなものですね」
「そうか……レイちゃんはアイテムボックスを持っていたんだった。食料を無限にストックできるのは素晴らしい能力だが」
「本当に。美味しい物ばかり沢山お持ちですものね」
うーん。本当は『冷蔵庫(広義)と共に玲の祝福を持つ聖女』だけど、冷蔵庫の説明がメンドクサイし、玲の祝福っていうのが訳わからないし、何やら聖女に絡んで色々国の思惑もあるみたいだから、黙って置いたほうが良いと思う。
レナード王子は良い人みたいだけど、隣国の第二王子としては国の利益に沿って動くと思うから、迂闊な事は話せない。
親しくなると気が緩んで余計な事を話してしまいそうになるから気を付けなくては。でも、一晩経つと、冷蔵庫の中身が補充される事は話しといても良いかな。あれだけ同じモノが出てくるのは何だかオカシイと思われるだろうし。
そういえば、お酒を飲みながら、アランがペラペラと何やらしゃべっていたような気もするけど、どうだったかしら。
「そういえば、聖女に何か用があったんじゃないですか?」
「そうなんだよ……だけど、あー、嫌になる」
「何やら、1週間後にお約束していましたよね。私は公爵令嬢らしいので要らない、と言われてしまいましたけど」
「ああ、完全に誤解していたな」
「聖女だけでなく、あの時王宮に来ていた人は皆誤解していたみたいですけど、良いんですか? 私達、いずれ隣国ブルーバード国に行く予定なんですよね。そんなに似ていたらマズくないですか?」
「確かに。元々似ているかなと思っていたんだけど、金髪になってしまった事でさらに似てしまった。二人が生き別れた双子と言っても通るかもしれない」
「まさか、影武者とかにされませんよね」
「いや、うん。双子だったという設定もありかもしれないな」
「生まれた直後に攫われたので、誰も気がつかなかったとか、いかがですか?」
「それもありかもしれない。あの子はちょっと性格に難があるから、レイちゃんが入れ替わってくれるなら、それはそれで周りが楽になれる」
「えっ! 嫌です。他人になるなんて無理です」
冗談じゃない、そんな入れ替わりが上手くいくなんてありえないし、性格が悪い女の子に入れ替わったら、そういう娘という目で見られるのは迷惑。
それに何より、時がくれば私は日本に帰ると思う。帰れる、帰れるよね、多分。
お祖母さまから話を聞いとけばよかった。どうやって日本に帰るんだろう……。と、私が少し黄昏てるとアランが突然ドアをバン! と開けて走り込んできた。部屋に入ると直ぐに存在レベルを上げたらしくレナード王子たちが驚いていた。アランが突然、現れたように見えたのね。
「玲ちゃん! 凄いモノ見つけちゃった!」
「ピピッ! ピピッ!」
何故か小鳥のルナも一緒に鳴いている。アランは人に見えないけど、ルナは人に見えるよね?
「アー君、どうしたんだ?」
「アラン、落ち着いて。何を見つけたの?」
「舞踏会のホールを出たら、いつの間にかルナが側にいたんだ。そして、こっち、こっちって呼ぶからさ、付いていったら、隠し部屋を見つけたんだ。カラクリ屋敷みたいに壁がクルンと回るんだよ」
「へー、流石王宮。で、何があったの? 金銀財宝?」
「青い石。こーんな大きい宝石みたいな石があったんだ」
「それ、石というより岩じゃない?」
「そう、大きな岩。そこに小さな凹みがあってさ。その凹みにルナの巣があったんだ」
「ルナの巣?」
「そう、そこにさ、小さな卵があって卵なのに青かった……、普通、鳥の卵は白いと思うんだけど、その卵は青いんだよ。ルナの卵かなと思うんだけど、青い卵って初めて見た」
「ピピ、ピピピ」
「ルナが何を言いたいのか分からないけど、ルナの卵が青いのはわかったわ。そして、ルナの巣は王宮の隠し部屋にあったという事ね」
「ピピピ、ピピ」
鳥の言葉がわかるチートとかあれば良かったのに。ルナが何か言いたいのはわかるけど、何言ってのかちっともわからない。 青い卵から生まれるのは青い鳥かしら?
そういえば、青い鳥って幸せを運んでくるんだっけ?
「信じられない! なんだ、あの女は!」
「ありえませんね」
「驚きました。傍若無人が服を着ているようです」
舞踏会に出るまでは聖女様って言っていたレナード王子は、もはやシオリの事をあの女と呼び捨てている。気持ちはわかるけど。
シオリはただでさえ自分勝手な性格をしていたのに、聖女さまと持ち上げられてすっかり、勘違いして舞い上がっているみたい。
「レイちゃんはあの女と異世界で一緒に居たのか。よく我慢できたね」
「一緒というか、偶々、親戚の集まりで顔を合わせていただけで……普段はあまり会いませんし、避けています。会うと絡んできて面倒なので」
「レイちゃんのことを下女とか、宝石を盗んだとか言っていたけど、あれは嘘だろう?」
「もちろんです。日本は皆平等なので、下女なんて存在はそもそもないですし、サファイアを盗んだとか言っているのは、私がお祖母さまから頂いた指輪を欲しがっていましたから、それであんなウソをついたんだと思います」
「あれが聖女なんて、……ありえないです」
「でも、鑑定には聖女と出たんだろう? 何かカラクリがあるのかもしれない。レイちゃんもその時、鑑定を受けたんだよね? 何て出たの?」
「シオリは聖女でしたけど、私は冷女だったんです。冷たい女って嗤われたんですけど違って、冷女の冷は冷蔵庫の冷で、冷蔵庫が自由自在に扱えるという意味だったんです。冷蔵庫はこの世界で言うアイテムボックスみたいなものですね」
「そうか……レイちゃんはアイテムボックスを持っていたんだった。食料を無限にストックできるのは素晴らしい能力だが」
「本当に。美味しい物ばかり沢山お持ちですものね」
うーん。本当は『冷蔵庫(広義)と共に玲の祝福を持つ聖女』だけど、冷蔵庫の説明がメンドクサイし、玲の祝福っていうのが訳わからないし、何やら聖女に絡んで色々国の思惑もあるみたいだから、黙って置いたほうが良いと思う。
レナード王子は良い人みたいだけど、隣国の第二王子としては国の利益に沿って動くと思うから、迂闊な事は話せない。
親しくなると気が緩んで余計な事を話してしまいそうになるから気を付けなくては。でも、一晩経つと、冷蔵庫の中身が補充される事は話しといても良いかな。あれだけ同じモノが出てくるのは何だかオカシイと思われるだろうし。
そういえば、お酒を飲みながら、アランがペラペラと何やらしゃべっていたような気もするけど、どうだったかしら。
「そういえば、聖女に何か用があったんじゃないですか?」
「そうなんだよ……だけど、あー、嫌になる」
「何やら、1週間後にお約束していましたよね。私は公爵令嬢らしいので要らない、と言われてしまいましたけど」
「ああ、完全に誤解していたな」
「聖女だけでなく、あの時王宮に来ていた人は皆誤解していたみたいですけど、良いんですか? 私達、いずれ隣国ブルーバード国に行く予定なんですよね。そんなに似ていたらマズくないですか?」
「確かに。元々似ているかなと思っていたんだけど、金髪になってしまった事でさらに似てしまった。二人が生き別れた双子と言っても通るかもしれない」
「まさか、影武者とかにされませんよね」
「いや、うん。双子だったという設定もありかもしれないな」
「生まれた直後に攫われたので、誰も気がつかなかったとか、いかがですか?」
「それもありかもしれない。あの子はちょっと性格に難があるから、レイちゃんが入れ替わってくれるなら、それはそれで周りが楽になれる」
「えっ! 嫌です。他人になるなんて無理です」
冗談じゃない、そんな入れ替わりが上手くいくなんてありえないし、性格が悪い女の子に入れ替わったら、そういう娘という目で見られるのは迷惑。
それに何より、時がくれば私は日本に帰ると思う。帰れる、帰れるよね、多分。
お祖母さまから話を聞いとけばよかった。どうやって日本に帰るんだろう……。と、私が少し黄昏てるとアランが突然ドアをバン! と開けて走り込んできた。部屋に入ると直ぐに存在レベルを上げたらしくレナード王子たちが驚いていた。アランが突然、現れたように見えたのね。
「玲ちゃん! 凄いモノ見つけちゃった!」
「ピピッ! ピピッ!」
何故か小鳥のルナも一緒に鳴いている。アランは人に見えないけど、ルナは人に見えるよね?
「アー君、どうしたんだ?」
「アラン、落ち着いて。何を見つけたの?」
「舞踏会のホールを出たら、いつの間にかルナが側にいたんだ。そして、こっち、こっちって呼ぶからさ、付いていったら、隠し部屋を見つけたんだ。カラクリ屋敷みたいに壁がクルンと回るんだよ」
「へー、流石王宮。で、何があったの? 金銀財宝?」
「青い石。こーんな大きい宝石みたいな石があったんだ」
「それ、石というより岩じゃない?」
「そう、大きな岩。そこに小さな凹みがあってさ。その凹みにルナの巣があったんだ」
「ルナの巣?」
「そう、そこにさ、小さな卵があって卵なのに青かった……、普通、鳥の卵は白いと思うんだけど、その卵は青いんだよ。ルナの卵かなと思うんだけど、青い卵って初めて見た」
「ピピ、ピピピ」
「ルナが何を言いたいのか分からないけど、ルナの卵が青いのはわかったわ。そして、ルナの巣は王宮の隠し部屋にあったという事ね」
「ピピピ、ピピ」
鳥の言葉がわかるチートとかあれば良かったのに。ルナが何か言いたいのはわかるけど、何言ってのかちっともわからない。 青い卵から生まれるのは青い鳥かしら?
そういえば、青い鳥って幸せを運んでくるんだっけ?
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