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Ⅱ‐58 水着は?
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■火の国 南方大森林 野営地
焼肉パーティーの後は“海水浴とは何か?” について、俺は映像を見せてみんなに理解してもらうことにした。なんと言っても海を見たことがない人たちを海に連れて行くのだから、そもそもから始める必要があるとおもったのだ。それに・・・、海では水着を着るんだと言うことを理解してもらいたかったのだ。
俺がいかがわしい目的で露出の多い服を着せている・・・訳ではないと言うことだな
「うわー! これが海なの? ずーっと水がある!向こう側に何もない!」
「それに、なんでこんなに波が押し寄せてくるんだ?」
「だけど、波で運ばれて楽しそうじゃないかい?」
サリナ達はかぶりつきでキャンピングカーの大型スクリーンに食いついている。非常にいい感じだ。
「ねえ、サトル。あの緑色のは何かな?」
「緑色・・・、ああ、ビーチボールだな。俺の世界のスイカという野菜の柄だよ。中は空気だから水に浮くし、バレーっていう下に落とさない遊びをしているんだ」
「ふーん、サリナ達もできるの?」
「ああ、もちろんできるぞ。そうだな、スイカ割りもやるか」
「スイカ割り?」
俺は動画でスイカ割りを探して、みんなに見てもらった・・・が、あまり評判が良くないようだ。
「なんだ、何故目隠しをしたぐらいで場所が分からないんだ?」
「これでは修行にはならんな。せっかくなら生きているものを狙わせないとな」
「ああ、“気”を感じる訓練としては役に立たんな」
ミーシャとショーイが二人そろって修行モードに入っている。
「いやいや、これはお遊びだからさ。二人みたいな達人を鍛えるためのものではないんだよ。周りの人の誘導で見えないものにたどり着かせるっていう遊びだよ」
「そうか、子供の遊びなのだな。まあ、それなら良いか」
「ああ、エルとアナもいるしな。みんなで遊べる・・・、おお!そうだな、夜は花火もやろう」
「花火?それはどんなの?」
「それは・・・、見てのお楽しみだ。夜にやる遊びだよ」
動画を見せると感動がないだろうから、あえて事前情報を入れないようにした。そろそろ本題に入るべきだな。
「それで、この泳いでいる人たちは海に入るときの服、“水着”って言うのを着てるんだよ。だから、みんな好きな水着を選んでほしいんだ」
「あれが水着というのですか? ずいぶんと布が少なくて・・・」
―マリアンヌさんからご指摘が入りました!やっぱりマズいのか?
「え、ええ。でも、濡れると動きにくいから水の中ではできるだけ布が少ない服を着た方が動きやすいんですよ。絶対に着ないといけないって訳でも・・・」
「そうでしょうね。やはり、あなたの国の服は理にかなっているのですね」
―あれ? ダメではないのか?
「サリナのもあるのかな?」
ちびっ娘はやる気満々で俺を見ていた。ミーシャも嫌がってはいないようだ。
良し!だったら・・・
「いろんな色や形があるんだ。どれが良いかは俺には決められないから、この本とタブレットで好きなのを選んでくれよ。何枚選んでも構わない。サイズが合うか試着した方が良いだろうから。女性だけで奥の広い部屋を使ってくれ。サリナはタブレットの使い方は大体わかるよな?」
「うん、触ったら動くから大丈夫!」
俺はティーン向けの女性雑誌と通販カタログをミーシャに、通販サイトを立ち上げたタブレットをサリナに渡した。サリナはエルとアナにタブレットを見せながら、さっそく物色し始めている。ミーシャは雑誌とカタログをママさんとリンネと一緒に食い入るように見始めた。
―OK! 拒否反応は無いようだ! 後はどれにするのか・・・。
「エルとアナはこれが良いって!」
―早!
サリナが見せたタブレットの画像は白地に大きな赤い水玉があるワンピースだった。だが、これは大人用でサイズが少し大きいか・・・。
「これは少し大きすぎるから似たようなのを探してやるよ・・・、これはどうだ?それと、色違いも何種類か出しておこう。サイズが合うか、試しに着てみろよ。それと二人はしっぽを出す穴がいるか・・・」
俺は似た画像を検索して、ストレージから何種類もの水着を取り出してサリナに渡してやった。
「わーい、たくさん出てきた! エル、アナ、着てみようか?」
「うん!」
「私のは二人のが決まってからね!」
ちびっ娘を筆頭に3人は嬉しそうに奥の部屋へと入っていった。後姿を見ながら、しっぽの穴のことをどうするかまだ考えていた。
―まあ、ママさんかサリナに何とかしてもらおう。適当に穴を開けるだろう。
「このお腹が見えているのとそうでないのはどう違うのですか?」
ママさんが真剣な顔で俺に質問してきたが・・・、ビキニの役割? 何だろう?
「好き嫌いですね。泳ぐのはどちらでも大丈夫でしょうけど、服の形が好きかどうかじゃないですか?お腹を見せても平気かとか・・・」
「あなたはどちらが好きなんですか?」
―俺がどっちが好きか!?
「い、いやぁ、お、俺はどっちでもいいと思いますけど・・・、両方着てみて似合う方にしたら、ど、どうでしょうか?」
頑張って説明したが、これ以上は無理だ。中学校のプール以来、女性の水着を近い距離で見ていない気がする。高校に入ってから海に行った記憶がないな。
「そうなのですね。では、これとこれを着てみましょう」
「わかりました・・・って!」
「何か問題でも?」
「い、いえ、判りました」
ママさんがにっこり笑って指さしたのは真っ白で胸が大きく開いているハイレグのワンピースと黒のハイレグビキニだった。サイズが全然わからなかったのでMを中心に3種類ずつ出して恐る恐る手渡したが、すぐに奥の部屋に消えていった。奥の部屋はキングサイズのベッドとクローゼットに大きな鏡もあるから、自分で見てどう思うかが少し心配だ。
だが、よくよく考えると基準になるものが無いから露出が多いかどうかも分らないだろう。本人が良ければそれで良いのだ。
「あたしはこの色が良いねぇ・・・、この色で色々と出しておくれよ」
リンネが指さしているのは真っ赤なビキニでフリルがふんだんに使ったものだったので、ビキニとワンピースの赤系で色々と出してやった。
「へぇー、凄いねえ。色もすごいけど、細かい加工がたくさんあるんだね。何か生地もキラキラしているねぇ」
「ああ、光沢のある生地とか種類が多いからな」
偉そうに解説して見せたが、実は俺には全く判っていなかった。残りはミーシャだが、真剣に見ているものの、決めかねているようだ。ひょっとすると嫌なのか?
「ミーシャは気に入ったのが無いのか?」
「うん、そうではないのだが、何を基準に決めればよいのかがだな・・・、種類も多すぎるな・・・」
「そうか、ゆっくり考えればいいよ。サリナもまだだしな。じゃあ、ハンスとショーイは俺が何種類か選ぶからサイズが合うか向こうのキャンピングカーで試してくれよ」
ハンスとショーイには地味めのサーフパンツを5種類ずつ渡してやった。ハンスのは最も大きいサイズを選んだから何とかなるだろう。ハンスの足はそんなに太くないが、尻と腰回りは人間よりもはるかに発達している。それに、こいつもしっぽはどうするんだ?・・・、うん、自分で考えてもらおう。何とかするだろう。
ショーイ達がリカルドが一人で遊んでいるもう一台のキャンピングカーに移ると、サリナに連れられてエルとアナが飛び出してきた。
「どう?サトル、こんな感じかな?」
エルは赤い水玉でアナは青い水玉の水着にしたようだ、胸元にはフリルが付いていて、二人とも可愛らしかった。
「ああ、良いんじゃないか?サイズも合ってるし、二人ともよく似合ってるよ」
「本当? お尻は小さな穴を開けたら丁度良かったよ!」
サリナに肩をつかまれて後ろを向かされたエルのお尻からはうまい具合にしっぽが水着から飛び出している。最初からその位置に穴があったようだ。
「良し! じゃあ、今度はサリナの番だね。エルとアナは着替えて来てよ」
「はーい!」
エルとアナはご機嫌で奥の部屋に消えていった。サリナはミーシャの横に座って、カタログをのぞき込んだ。
「ミーシャはどんなのが良いの? 何色が好き?」
「色か・・・、いつもは目立たない色が良いと思っているのだがな」
「ふーん、でも海だからね! さっきの人たちもいろんなのを着てたよ」
「そうなのだがな、多すぎて決められないのだ」
「じゃあ、私が選んであげる! うーんとね・・・、これはどう?」
「うん、それでもいいな」
「それとねぇ、こっちも着てみようよ!」
「うん、そっちも悪くないな」
「後はねえ・・・」
サリナは俺のストレージの特性を理解して、次から次へと試着候補を決めていき、ミーシャは大量の水着を抱えて奥の部屋に引っ込んでいった。
「それで、お前はどうするんだ?」
「うん、私はこれ!」
焼肉パーティーの後は“海水浴とは何か?” について、俺は映像を見せてみんなに理解してもらうことにした。なんと言っても海を見たことがない人たちを海に連れて行くのだから、そもそもから始める必要があるとおもったのだ。それに・・・、海では水着を着るんだと言うことを理解してもらいたかったのだ。
俺がいかがわしい目的で露出の多い服を着せている・・・訳ではないと言うことだな
「うわー! これが海なの? ずーっと水がある!向こう側に何もない!」
「それに、なんでこんなに波が押し寄せてくるんだ?」
「だけど、波で運ばれて楽しそうじゃないかい?」
サリナ達はかぶりつきでキャンピングカーの大型スクリーンに食いついている。非常にいい感じだ。
「ねえ、サトル。あの緑色のは何かな?」
「緑色・・・、ああ、ビーチボールだな。俺の世界のスイカという野菜の柄だよ。中は空気だから水に浮くし、バレーっていう下に落とさない遊びをしているんだ」
「ふーん、サリナ達もできるの?」
「ああ、もちろんできるぞ。そうだな、スイカ割りもやるか」
「スイカ割り?」
俺は動画でスイカ割りを探して、みんなに見てもらった・・・が、あまり評判が良くないようだ。
「なんだ、何故目隠しをしたぐらいで場所が分からないんだ?」
「これでは修行にはならんな。せっかくなら生きているものを狙わせないとな」
「ああ、“気”を感じる訓練としては役に立たんな」
ミーシャとショーイが二人そろって修行モードに入っている。
「いやいや、これはお遊びだからさ。二人みたいな達人を鍛えるためのものではないんだよ。周りの人の誘導で見えないものにたどり着かせるっていう遊びだよ」
「そうか、子供の遊びなのだな。まあ、それなら良いか」
「ああ、エルとアナもいるしな。みんなで遊べる・・・、おお!そうだな、夜は花火もやろう」
「花火?それはどんなの?」
「それは・・・、見てのお楽しみだ。夜にやる遊びだよ」
動画を見せると感動がないだろうから、あえて事前情報を入れないようにした。そろそろ本題に入るべきだな。
「それで、この泳いでいる人たちは海に入るときの服、“水着”って言うのを着てるんだよ。だから、みんな好きな水着を選んでほしいんだ」
「あれが水着というのですか? ずいぶんと布が少なくて・・・」
―マリアンヌさんからご指摘が入りました!やっぱりマズいのか?
「え、ええ。でも、濡れると動きにくいから水の中ではできるだけ布が少ない服を着た方が動きやすいんですよ。絶対に着ないといけないって訳でも・・・」
「そうでしょうね。やはり、あなたの国の服は理にかなっているのですね」
―あれ? ダメではないのか?
「サリナのもあるのかな?」
ちびっ娘はやる気満々で俺を見ていた。ミーシャも嫌がってはいないようだ。
良し!だったら・・・
「いろんな色や形があるんだ。どれが良いかは俺には決められないから、この本とタブレットで好きなのを選んでくれよ。何枚選んでも構わない。サイズが合うか試着した方が良いだろうから。女性だけで奥の広い部屋を使ってくれ。サリナはタブレットの使い方は大体わかるよな?」
「うん、触ったら動くから大丈夫!」
俺はティーン向けの女性雑誌と通販カタログをミーシャに、通販サイトを立ち上げたタブレットをサリナに渡した。サリナはエルとアナにタブレットを見せながら、さっそく物色し始めている。ミーシャは雑誌とカタログをママさんとリンネと一緒に食い入るように見始めた。
―OK! 拒否反応は無いようだ! 後はどれにするのか・・・。
「エルとアナはこれが良いって!」
―早!
サリナが見せたタブレットの画像は白地に大きな赤い水玉があるワンピースだった。だが、これは大人用でサイズが少し大きいか・・・。
「これは少し大きすぎるから似たようなのを探してやるよ・・・、これはどうだ?それと、色違いも何種類か出しておこう。サイズが合うか、試しに着てみろよ。それと二人はしっぽを出す穴がいるか・・・」
俺は似た画像を検索して、ストレージから何種類もの水着を取り出してサリナに渡してやった。
「わーい、たくさん出てきた! エル、アナ、着てみようか?」
「うん!」
「私のは二人のが決まってからね!」
ちびっ娘を筆頭に3人は嬉しそうに奥の部屋へと入っていった。後姿を見ながら、しっぽの穴のことをどうするかまだ考えていた。
―まあ、ママさんかサリナに何とかしてもらおう。適当に穴を開けるだろう。
「このお腹が見えているのとそうでないのはどう違うのですか?」
ママさんが真剣な顔で俺に質問してきたが・・・、ビキニの役割? 何だろう?
「好き嫌いですね。泳ぐのはどちらでも大丈夫でしょうけど、服の形が好きかどうかじゃないですか?お腹を見せても平気かとか・・・」
「あなたはどちらが好きなんですか?」
―俺がどっちが好きか!?
「い、いやぁ、お、俺はどっちでもいいと思いますけど・・・、両方着てみて似合う方にしたら、ど、どうでしょうか?」
頑張って説明したが、これ以上は無理だ。中学校のプール以来、女性の水着を近い距離で見ていない気がする。高校に入ってから海に行った記憶がないな。
「そうなのですね。では、これとこれを着てみましょう」
「わかりました・・・って!」
「何か問題でも?」
「い、いえ、判りました」
ママさんがにっこり笑って指さしたのは真っ白で胸が大きく開いているハイレグのワンピースと黒のハイレグビキニだった。サイズが全然わからなかったのでMを中心に3種類ずつ出して恐る恐る手渡したが、すぐに奥の部屋に消えていった。奥の部屋はキングサイズのベッドとクローゼットに大きな鏡もあるから、自分で見てどう思うかが少し心配だ。
だが、よくよく考えると基準になるものが無いから露出が多いかどうかも分らないだろう。本人が良ければそれで良いのだ。
「あたしはこの色が良いねぇ・・・、この色で色々と出しておくれよ」
リンネが指さしているのは真っ赤なビキニでフリルがふんだんに使ったものだったので、ビキニとワンピースの赤系で色々と出してやった。
「へぇー、凄いねえ。色もすごいけど、細かい加工がたくさんあるんだね。何か生地もキラキラしているねぇ」
「ああ、光沢のある生地とか種類が多いからな」
偉そうに解説して見せたが、実は俺には全く判っていなかった。残りはミーシャだが、真剣に見ているものの、決めかねているようだ。ひょっとすると嫌なのか?
「ミーシャは気に入ったのが無いのか?」
「うん、そうではないのだが、何を基準に決めればよいのかがだな・・・、種類も多すぎるな・・・」
「そうか、ゆっくり考えればいいよ。サリナもまだだしな。じゃあ、ハンスとショーイは俺が何種類か選ぶからサイズが合うか向こうのキャンピングカーで試してくれよ」
ハンスとショーイには地味めのサーフパンツを5種類ずつ渡してやった。ハンスのは最も大きいサイズを選んだから何とかなるだろう。ハンスの足はそんなに太くないが、尻と腰回りは人間よりもはるかに発達している。それに、こいつもしっぽはどうするんだ?・・・、うん、自分で考えてもらおう。何とかするだろう。
ショーイ達がリカルドが一人で遊んでいるもう一台のキャンピングカーに移ると、サリナに連れられてエルとアナが飛び出してきた。
「どう?サトル、こんな感じかな?」
エルは赤い水玉でアナは青い水玉の水着にしたようだ、胸元にはフリルが付いていて、二人とも可愛らしかった。
「ああ、良いんじゃないか?サイズも合ってるし、二人ともよく似合ってるよ」
「本当? お尻は小さな穴を開けたら丁度良かったよ!」
サリナに肩をつかまれて後ろを向かされたエルのお尻からはうまい具合にしっぽが水着から飛び出している。最初からその位置に穴があったようだ。
「良し! じゃあ、今度はサリナの番だね。エルとアナは着替えて来てよ」
「はーい!」
エルとアナはご機嫌で奥の部屋に消えていった。サリナはミーシャの横に座って、カタログをのぞき込んだ。
「ミーシャはどんなのが良いの? 何色が好き?」
「色か・・・、いつもは目立たない色が良いと思っているのだがな」
「ふーん、でも海だからね! さっきの人たちもいろんなのを着てたよ」
「そうなのだがな、多すぎて決められないのだ」
「じゃあ、私が選んであげる! うーんとね・・・、これはどう?」
「うん、それでもいいな」
「それとねぇ、こっちも着てみようよ!」
「うん、そっちも悪くないな」
「後はねえ・・・」
サリナは俺のストレージの特性を理解して、次から次へと試着候補を決めていき、ミーシャは大量の水着を抱えて奥の部屋に引っ込んでいった。
「それで、お前はどうするんだ?」
「うん、私はこれ!」
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