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Ⅰ-66 湿地帯
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■第4迷宮西方の川沿い
前の夜はミーシャにアサルトライフルの操作方法を説明し、マガジンの装填、ボルトレバーの引き方、構え方を反復練習させた。セレクターは常にセミオートにさせておいた。連射よりも単発で狙うほうがミーシャにはあっている筈だ。
ミーシャはキャンピングカーの中で色んな姿勢で構えて、今にも撃ちそうだったので、一旦取り上げてストレージに収納した。持たせておくと抱いたまま寝ていたはずだ。
翌朝は日の出前にセットしたアラームで起きて、3人で軽めの朝食を取ってからミーシャに試し撃ちをさせることにした。
自分で100メートルほど向こうの木を的に選んで、単発でトリガーを引き続ける。
サプレッサーで抑えた発射音が連続して鳴り響き、木の幹から一発ずつ木片が確実に飛んでいく、既に俺に教えられることは無い・・・。
マガジンが空になると、興奮で頬が紅潮した美しいハーフエルフが走って戻って来た。
「サトル、やはりこれは良いぞ! お前はずるいな! こんな良い物を今まで独り締めしていたとは!」
「これは、ミーシャだけに俺が魔法で使えるようにしたからね、他の人にわたしちゃダメだからな」
「そうなのか! 判った、サトルに感謝しよう。誰にも渡しはしない、絶対だ!」
俺の目の前でアサルトライフルを取り上げられないように抱きしめている。
これで、今まで以上に周囲の警戒は安全になっただろう。俺には移動手段を解決する必要があったので、事前に調べていた“エアボート”という後ろに巨大なプロペラがついた15フィートのボートをストレージから川べりに呼び出した。
このボートはスクリューの代わりに後部のプロペラから送る風の力で前に進んでいくものだ。舵もプロペラの後ろにあるラダーで風向きを変える事で進む方向をコントロールする。要するに船底に余分な物が一切無いので、浅い川や短い距離なら陸上でも進んでいくことができる。アメリカの映画やドラマなどでは見たことがあったこいつは、陸と水路が入り組んでいるここの湿地帯にはぴったりなはずだ。
問題は・・・、俺が操船できるかどうかだな。
船は父親と一緒に釣りに行った時に少しだけ触らせてもらったことが有るが、車以上に怖い乗り物だ、ブレーキが無いので減速や停止はすぐには出来ないから、慎重に進んでいく必要がある。
それでも、乗り込んでマニュアル通りにエンジンを始動させると何とかなるような気がしてきたので、二人を後部座席に乗り込ませてシートベルトを着けさせた。
スロットルを少し吹かすと、後ろのプロペラが爆音を挙げ出してボートが前に進み出す。戻したり、吹かしたりを繰り返すと段々進む手応えがつかめてきたところで、南に向けて、ゆっくりとボートを走らせ始めた。
目標の第4迷宮はここから東南東の方向だ、東に見えている高い山が進む目印になっている。
少しだけ加速して走らせると、頬に当たる風が気持ちよい。事故らないと思う範囲で加速してみたが、川幅が20メートル以上あるので問題なく進んでいく、舵も早めに少しずつ切って行けば、思うようにボートが進むことがわかってきた。プロペラの爆音がうるさすぎる事を覗けば順調に進んでいる。
両岸の景色はほとんど変わらない、川辺には葦のような草が所々生えていて、濁った茶色の水はゆっくりと流れている。
だが、のんびりと操船に集中していたおれの左側に突然黒い棒が現れた!
驚いて体を捻った俺の目の前の銃身から発射音に続いて飛んでいく薬莢が3つ見えた。
ミーシャが前方に浮かんでいる黒い塊に撃ちこんだようだ。狙われたワニは力を失って、川下に流れていく。
-ちょっと待てぇ!
俺は慌てて、スピードを落としたボートを岸辺に乗り上げてプロペラを止めた。
「ミーシャ、人の顔の前で銃を撃っちゃダメだよ!」
「ど、どうしてなのだ!? サトルには絶対当たる場所ではないだろう?」
「ビックリするでしょ? 俺が操作を間違えたら、船が引っ繰り返るじゃない」
「いや、声は掛けたのだが、後ろのこいつのせいで何も聞こえないのだ」
確かにそうだった、後ろのプロペラは凄まじい爆音を挙げていて、会話は全く成立しない。
俺の準備不足が原因と言うことだな。ブルートゥースの通信インカムとヘッドセットをタブレットで検索してから取り出した。バイクのツーリングなどで使うヘルメットの下にイヤホンとマイクセットを装着できるタイプの物だ。これなら爆音の中でも何とか会話ができるだろう。
セットアップに少し時間が掛かったが、二人に装着させてから俺のマイクでテストをする。
「ア、ア、」
「「ワアッァ!!」」
「耳の中で変な大きな声がする!?」
俺の声が突然聞こえたサリナはイヤーピースを取り外して、怯えた表情で見つめている。
「サリナ、そこから俺の声が聞こえるから、耳にそのままつけておけ。普段どおりに話せば3人とも声が聞こえるはずだから、ミーシャも何か見つけたら、撃つ前に教えてくれ」
「「わかった」」
二人の声が俺のヘッドセットからも聞こえてきた。
ボートを川に戻して更に南へ進む、そろそろ東へ方向転換したいが適当な水路が見つからない。
「サトル! 聞こえてる!!」
「聞こえてるよ、サリナはそんなにでかい声を出すな!」
「サトルの声も大きいよ!? わー、わー、本当に聞こえてるのかな?」
「大丈夫だ、私にもちゃんと聞こえているぞ。それから100メートル程先の川べりにジャガーが隠れているが、撃っても良いだろうか?」
「良いよ、見つけたら撃っても良いけど、撃つ前に『見つけた、撃つ』ぐらいは言ってよ」
「承知した、見つけた、撃つ!」
宣言どおりに発射した川辺りの草むらから、ジャガーが血を流して川に倒れこんできた。
「見つけた、撃つ!」
「見つけた、撃つ!」
どんどん、撃ち始めたようだ。後ろから発射音が続いて聞こえる。
正直、後部座席で撃たれると、声が聞こえても何処を撃ったのか判らないが、ミーシャ様はどうやらご機嫌に撃ちまくっているようだ。
船頭の役割をいただいた俺としてはボートを目的地に到着させることだけに集中することにしよう。
前の夜はミーシャにアサルトライフルの操作方法を説明し、マガジンの装填、ボルトレバーの引き方、構え方を反復練習させた。セレクターは常にセミオートにさせておいた。連射よりも単発で狙うほうがミーシャにはあっている筈だ。
ミーシャはキャンピングカーの中で色んな姿勢で構えて、今にも撃ちそうだったので、一旦取り上げてストレージに収納した。持たせておくと抱いたまま寝ていたはずだ。
翌朝は日の出前にセットしたアラームで起きて、3人で軽めの朝食を取ってからミーシャに試し撃ちをさせることにした。
自分で100メートルほど向こうの木を的に選んで、単発でトリガーを引き続ける。
サプレッサーで抑えた発射音が連続して鳴り響き、木の幹から一発ずつ木片が確実に飛んでいく、既に俺に教えられることは無い・・・。
マガジンが空になると、興奮で頬が紅潮した美しいハーフエルフが走って戻って来た。
「サトル、やはりこれは良いぞ! お前はずるいな! こんな良い物を今まで独り締めしていたとは!」
「これは、ミーシャだけに俺が魔法で使えるようにしたからね、他の人にわたしちゃダメだからな」
「そうなのか! 判った、サトルに感謝しよう。誰にも渡しはしない、絶対だ!」
俺の目の前でアサルトライフルを取り上げられないように抱きしめている。
これで、今まで以上に周囲の警戒は安全になっただろう。俺には移動手段を解決する必要があったので、事前に調べていた“エアボート”という後ろに巨大なプロペラがついた15フィートのボートをストレージから川べりに呼び出した。
このボートはスクリューの代わりに後部のプロペラから送る風の力で前に進んでいくものだ。舵もプロペラの後ろにあるラダーで風向きを変える事で進む方向をコントロールする。要するに船底に余分な物が一切無いので、浅い川や短い距離なら陸上でも進んでいくことができる。アメリカの映画やドラマなどでは見たことがあったこいつは、陸と水路が入り組んでいるここの湿地帯にはぴったりなはずだ。
問題は・・・、俺が操船できるかどうかだな。
船は父親と一緒に釣りに行った時に少しだけ触らせてもらったことが有るが、車以上に怖い乗り物だ、ブレーキが無いので減速や停止はすぐには出来ないから、慎重に進んでいく必要がある。
それでも、乗り込んでマニュアル通りにエンジンを始動させると何とかなるような気がしてきたので、二人を後部座席に乗り込ませてシートベルトを着けさせた。
スロットルを少し吹かすと、後ろのプロペラが爆音を挙げ出してボートが前に進み出す。戻したり、吹かしたりを繰り返すと段々進む手応えがつかめてきたところで、南に向けて、ゆっくりとボートを走らせ始めた。
目標の第4迷宮はここから東南東の方向だ、東に見えている高い山が進む目印になっている。
少しだけ加速して走らせると、頬に当たる風が気持ちよい。事故らないと思う範囲で加速してみたが、川幅が20メートル以上あるので問題なく進んでいく、舵も早めに少しずつ切って行けば、思うようにボートが進むことがわかってきた。プロペラの爆音がうるさすぎる事を覗けば順調に進んでいる。
両岸の景色はほとんど変わらない、川辺には葦のような草が所々生えていて、濁った茶色の水はゆっくりと流れている。
だが、のんびりと操船に集中していたおれの左側に突然黒い棒が現れた!
驚いて体を捻った俺の目の前の銃身から発射音に続いて飛んでいく薬莢が3つ見えた。
ミーシャが前方に浮かんでいる黒い塊に撃ちこんだようだ。狙われたワニは力を失って、川下に流れていく。
-ちょっと待てぇ!
俺は慌てて、スピードを落としたボートを岸辺に乗り上げてプロペラを止めた。
「ミーシャ、人の顔の前で銃を撃っちゃダメだよ!」
「ど、どうしてなのだ!? サトルには絶対当たる場所ではないだろう?」
「ビックリするでしょ? 俺が操作を間違えたら、船が引っ繰り返るじゃない」
「いや、声は掛けたのだが、後ろのこいつのせいで何も聞こえないのだ」
確かにそうだった、後ろのプロペラは凄まじい爆音を挙げていて、会話は全く成立しない。
俺の準備不足が原因と言うことだな。ブルートゥースの通信インカムとヘッドセットをタブレットで検索してから取り出した。バイクのツーリングなどで使うヘルメットの下にイヤホンとマイクセットを装着できるタイプの物だ。これなら爆音の中でも何とか会話ができるだろう。
セットアップに少し時間が掛かったが、二人に装着させてから俺のマイクでテストをする。
「ア、ア、」
「「ワアッァ!!」」
「耳の中で変な大きな声がする!?」
俺の声が突然聞こえたサリナはイヤーピースを取り外して、怯えた表情で見つめている。
「サリナ、そこから俺の声が聞こえるから、耳にそのままつけておけ。普段どおりに話せば3人とも声が聞こえるはずだから、ミーシャも何か見つけたら、撃つ前に教えてくれ」
「「わかった」」
二人の声が俺のヘッドセットからも聞こえてきた。
ボートを川に戻して更に南へ進む、そろそろ東へ方向転換したいが適当な水路が見つからない。
「サトル! 聞こえてる!!」
「聞こえてるよ、サリナはそんなにでかい声を出すな!」
「サトルの声も大きいよ!? わー、わー、本当に聞こえてるのかな?」
「大丈夫だ、私にもちゃんと聞こえているぞ。それから100メートル程先の川べりにジャガーが隠れているが、撃っても良いだろうか?」
「良いよ、見つけたら撃っても良いけど、撃つ前に『見つけた、撃つ』ぐらいは言ってよ」
「承知した、見つけた、撃つ!」
宣言どおりに発射した川辺りの草むらから、ジャガーが血を流して川に倒れこんできた。
「見つけた、撃つ!」
「見つけた、撃つ!」
どんどん、撃ち始めたようだ。後ろから発射音が続いて聞こえる。
正直、後部座席で撃たれると、声が聞こえても何処を撃ったのか判らないが、ミーシャ様はどうやらご機嫌に撃ちまくっているようだ。
船頭の役割をいただいた俺としてはボートを目的地に到着させることだけに集中することにしよう。
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