夢道よ世界を引っ掻き回せ

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と言う訳で見つけて来ました
割と簡単に見つかった
オンボロ骨董品屋の店主、霧咲さんだ

「お前の才能は酷いな、こんな適正見たことないぞ？」
「だから言ったでしょ？出来損ないだって、家族に見限られたって言ったでしょ？」
「分かる事はある、だが、適正だけで子供の価値を決めるのはどうかと思うがな」
「家族の事はどうでもでしょ？」

俺の適正は兎に角酷い、全適性が1だった空間とか時など、限られた魔導師しか無い適正もあった

「12の適正が有っても、コレだから仕方ない、それで何が出来ます？」
「この適正で出来る事なんて、点火や微風程度だな」
「まぁ、何も出来ないよりはマシですな」
「マシか？寧ろ悪化だろ？」
「大丈夫ですよ、魔法なんて玩具より頼りになる物がありますから安心してください」
「魔法を玩具って言うな、それはお前だけだ」
「そんな細かい事は良いじゃないですか、俺のは玩具ですよ」

実の所、俺には考えがある
忍者は鬼を担当してるんだろ？
魔術師は悪魔を担当してるんだろ？
なら簡単だよ、魔術で鬼の力を使えば良いんだよ、そうすれば、忍者と陰陽師を殺す正当な理由が出来るし、カモフラにもなる筈だ


夢道LV1
SP：29
能力：忍術0・陰陽術0・魔術1
EX：0
隠し：鬼11・妖怪1・悪魔1


欲を言うとね、悪魔をゼロにしたかった
しょうがないコレばかりは

「鬼の刀ありますか？」
「刀？あんなの唯の置き物だぞ？
まぁあるにはあるが」
「それをくれませんか？本気出します、本当です」
「その話し方、アレなノリだぞ？」

あ・・・この流れ、本気出さないパターンだな、急に不安になったな

「ほら、随分昔に戦った鬼の刀だ、状態が良かったので記念に取って置いた奴だ」
「お～馴染みますね～」
「夢道、魔術師が言うセリフではないぞ？
侍が言うセリフだぞ？私の弟子になりに来たのに侍になる気か？」

聞こえないな？だって、そんな簡単になんでもかんでも出来たら、それこそ人ではないでしょ？俺は人間なんだよ？


鬼刀・炎波極式
鬼心3・鬼体5・鬼技2・鬼魂18
〈効果〉
炎刃C-：必要鬼8
炎飛D：必要鬼5
炎蛇C：必要鬼12
炎舞D+：必要鬼7
炎砲SS：必要鬼55
火無効：必要鬼80


この刀TUEEE！待ってよ
強すぎるだろ！鬼80は高いわ
今の俺じゃコレをフルに扱えないぞw