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LV1〜100

10 S2

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井上だ、俺は今、生徒会含めて会議をしている

「それで、彼の覚醒は安定したので?」
「ようやくですよ、まさか、ここまで不安定で生きてたのが不思議ですがね」

アイツ、ルルとの出会いは不思議な物だった、生きる目的を探している
そんな感じの青年だった

「それで、井上、彼の覚醒はちゃんと機能したんですね?」
「まぁ、そうですね、検査推定ランクはSこの結果を見て、彼の覚醒は武器系の中でも特に異質でしょうね」
「大佐のハイパーセンサーなどは?」
「相変わらずですね、五感全てが逆立ってます」
「覚醒が安定して、そのあと、彼は性格が変わると思いますか?大佐?」

あり得ない、あのタイプの人間は慎重だ
どれだけ強力な覚醒を手に入っても
レベルや戦闘技術何かで、寧ろ慎重に入る、そして、自分の手を晒さず
謎に謎で隠す、最低限の手札で相手の情報を引き出す
何より、アイツは技術習得にかなり慎重だった、三年でも数人しか使えない高等技術を最優先に習得した

「有り得ないですね」
「大佐が言い切るのは珍しいですね?」
「あのタイプは、必ず力を隠蔽する
力に溺れる様なバカじゃない
アレはどんな手段でも、自分が相手を殺すまで手札を見せない」
「神に例えると?」

ロキ、シヴァ、どれが似合うか?
・・・ネメシスそれに近いな
アイツが見せる仮面はいつも笑顔だが、何かの引き金ねでアイツは殺気を漏らした、危うく意識が持っていかれ掛けた

「表面はロキとネメシスです」
「何故表面なのです?」
「内面がまるでわからない、ただ一つ言える事は、覗けば一寸先が闇である
そんな所です」

俺は、アイツを正しい道に、示せるのか?
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