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アルトリア王国
ネクロポリス
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今日は爺ちゃんが来る、それとも国王と言うべきか?
そんな事よりもさ、確か時期的に今日だよな?ネクロポリスブレイク、来れるのか?
確か丁度この村は三つの領地の境にある本当に曖昧な場所にある、同時にネクロポリスが出来るなんて偶然じゃないんだよな~
「よう、ヤクザ、どうした?」
「・・・・・・・・」
「お~い、ヤクザどうした?ぼーっとして」
「空がな、曇ってるな」
「そうだな、しかし不気味だな、緑の雲か余り良い日とは思えないな」
「そうだな、何事も無ければ良いが」
「10年前と同じにならなければ良いな」
「その話、誰から聞いた?」
「マザーグレンダからだよ、SS級冒険者剛双のガルバン、10年前のポリスパニックの数少ない攻略者の一人だろ」
「あのババ、ガキに何教えてんだ」
10年前起きた、二つの領地がネクロポリスになる事態になる、そして二つのネクロポリスの主が一つになる
そして生まれたのがリッチネクロマスターと言う魔物が生まれた
「そのあと、あんたやこの村の大人の大半が参戦したんだろ
そして、勝った」
「簡単に纏めやがって、アレは地獄だ、死んだ奴は即座にアンデットになる、数が多い事で俺たちはピンチになった」
「ネクロマスターの力で本来は1週間掛かるアンデット化も数秒か、酷い物だな」
「そうだな、原因がわかった時は呆れたぜ」
「あぁ~ネズミ駆除をサボったあげく兵士が殺したスラム民を下水に捨てた事が原因なんだっけ?」
「そうだ、アレは酷かった、アレで戦争が起きるのだから恐ろしいな」
今回はもっと酷いぞ、何せ他国の軍まで取り込まれるからスタートは明らかに最悪だぜ
パン屋は少し高い場所にある、ここからなら外の景色はよく見渡せる
「しかし、馬車が本当にこの村に来るのか?一つも見えないぞ」
「今のところ、望遠鏡内には・・・なぁ、ヤクザ?」
「なんだ?何か見えたのか?」
「いや、えっと、なんか骨の馬が馬車引いてるぞ、こう、アレだよ
チャリオットが見えた」
「マジか、まぁそれぐらいなら大丈夫だろ、今日の警備はお前の親父だから」
「いや、数がおかしいぞ」
「あん?数」
カンカンカン!!!
緊急事態を知らせる鐘が鳴り響いてる、まぁそうだよな、あの数は問題だな
そして、始まったな
「カナタ避難するぞ!」
「うおっと!」
「クソ!なんだよ!カナタ見えたチャリオットの数は何体居た!」
「え?何体?ざっと100体くらい?」
「なに!おいおい!そんなのスタンピードだろ!」
「・・・なぁ、ヤクザ見てくれ、緑の柱が見えるぜ、3本もある」
「なに!・・・おいおい、嘘だろ、アレはネクロポリス完成の光だ」
「3本、前回は2本だったんだよな?」
「あぁ、だが前回は一つ出来てから時間を置いて出来た、今回は三つ同時なんて、不味いこの柱の位置、逃げ道が無いぞ」
確かに、ネクロポリスになった領地は少しずつHPが減るデバフが掛かる、現実にはHPバーなんてないから体感でしかわからない
だが体力の無い子供達は残らないだろうな
ただまぁ、俺の家は大丈夫だ
対策してあるからな
【ガルバン視点】
とりあえず、スケルトンチャリオットは退けた、ジジイの魔法なかったらマジでヤバかった
「それでギリア聞きたい事がある、この装備は誰から貰ったんじゃ?」
「そうだぜ、ギリアが魔法系装備持ってるなんて知らなかったぞ」
村長の家で一息、と行きたいがそううかうかしてられない
少しでも不利を少なくしたいからな
「その前に頼がある、この事は黙っていて欲しい、村の中だけの秘密で頼む」
「良いだろう、ここの全員、少しでも今を変えたいからな」
「そのサバイバルナイフはカナタが作った、カナタには何かしらの固有がある」
「う~む、困ったの~カナタは子供の割に警戒心が強いからの~」
「あぁ?そうか?少なくとも俺はそんな事ないぞ?」
「「「「解せぬ」」」」
「お前らな、とにかくなら直接あいつに聞いたらどうだ?」
「親の俺ですら、一つ目の固有しか分からないんだぞ、カナタは賢い子だ」
「それはワシらの村全員が実感している、カナタのビルド提案には度肝を抜いたわい」
「確かにの~ワシのビルドにも色々提案してくれたの~」
「80歳越えの賢者がさらに強くなるとか、他の賢者ビルドの奴らが羨ましがるな」
「あぁ~僕もビルド組むのに協力してくれたな~まさか後衛の神官が前衛で殴り合う事になるから凄いよな~」
「ロイドの殴り神官、チャリオットを1番倒してたの~」
あいつの頭は大丈夫か心配だな、どう考えたらあんなビルド思いつくのか
「そんな事よりもだ!このイカレタ武器はカナタが作ったんだよな?」
「そうだ、俺ももらった時はビックリしたよ」
「確かにの~この装備は確かに欲しくなるの~う~む」
「魔術の消費無効、えっと?60ぐらいか?かなり確率高いな」
「確かにな、パイソン広範囲魔法の回数は?」
「フルであるの、カナタに幸運を勧められたから回数減少は今のところないの~」
「凄いですね、結構撃ってましたよね?」
「確か5回は確実に撃ってだと思うが、このナイフ予想以上に凶悪だな」
あいつ揃え装備とかにもこの特殊効果が付いたら凄い事になりそうだな
もしかしたら、死者無しが実現出来るかも知れないが、ネクロポリスはそんなに甘くないか
そんな事よりもさ、確か時期的に今日だよな?ネクロポリスブレイク、来れるのか?
確か丁度この村は三つの領地の境にある本当に曖昧な場所にある、同時にネクロポリスが出来るなんて偶然じゃないんだよな~
「よう、ヤクザ、どうした?」
「・・・・・・・・」
「お~い、ヤクザどうした?ぼーっとして」
「空がな、曇ってるな」
「そうだな、しかし不気味だな、緑の雲か余り良い日とは思えないな」
「そうだな、何事も無ければ良いが」
「10年前と同じにならなければ良いな」
「その話、誰から聞いた?」
「マザーグレンダからだよ、SS級冒険者剛双のガルバン、10年前のポリスパニックの数少ない攻略者の一人だろ」
「あのババ、ガキに何教えてんだ」
10年前起きた、二つの領地がネクロポリスになる事態になる、そして二つのネクロポリスの主が一つになる
そして生まれたのがリッチネクロマスターと言う魔物が生まれた
「そのあと、あんたやこの村の大人の大半が参戦したんだろ
そして、勝った」
「簡単に纏めやがって、アレは地獄だ、死んだ奴は即座にアンデットになる、数が多い事で俺たちはピンチになった」
「ネクロマスターの力で本来は1週間掛かるアンデット化も数秒か、酷い物だな」
「そうだな、原因がわかった時は呆れたぜ」
「あぁ~ネズミ駆除をサボったあげく兵士が殺したスラム民を下水に捨てた事が原因なんだっけ?」
「そうだ、アレは酷かった、アレで戦争が起きるのだから恐ろしいな」
今回はもっと酷いぞ、何せ他国の軍まで取り込まれるからスタートは明らかに最悪だぜ
パン屋は少し高い場所にある、ここからなら外の景色はよく見渡せる
「しかし、馬車が本当にこの村に来るのか?一つも見えないぞ」
「今のところ、望遠鏡内には・・・なぁ、ヤクザ?」
「なんだ?何か見えたのか?」
「いや、えっと、なんか骨の馬が馬車引いてるぞ、こう、アレだよ
チャリオットが見えた」
「マジか、まぁそれぐらいなら大丈夫だろ、今日の警備はお前の親父だから」
「いや、数がおかしいぞ」
「あん?数」
カンカンカン!!!
緊急事態を知らせる鐘が鳴り響いてる、まぁそうだよな、あの数は問題だな
そして、始まったな
「カナタ避難するぞ!」
「うおっと!」
「クソ!なんだよ!カナタ見えたチャリオットの数は何体居た!」
「え?何体?ざっと100体くらい?」
「なに!おいおい!そんなのスタンピードだろ!」
「・・・なぁ、ヤクザ見てくれ、緑の柱が見えるぜ、3本もある」
「なに!・・・おいおい、嘘だろ、アレはネクロポリス完成の光だ」
「3本、前回は2本だったんだよな?」
「あぁ、だが前回は一つ出来てから時間を置いて出来た、今回は三つ同時なんて、不味いこの柱の位置、逃げ道が無いぞ」
確かに、ネクロポリスになった領地は少しずつHPが減るデバフが掛かる、現実にはHPバーなんてないから体感でしかわからない
だが体力の無い子供達は残らないだろうな
ただまぁ、俺の家は大丈夫だ
対策してあるからな
【ガルバン視点】
とりあえず、スケルトンチャリオットは退けた、ジジイの魔法なかったらマジでヤバかった
「それでギリア聞きたい事がある、この装備は誰から貰ったんじゃ?」
「そうだぜ、ギリアが魔法系装備持ってるなんて知らなかったぞ」
村長の家で一息、と行きたいがそううかうかしてられない
少しでも不利を少なくしたいからな
「その前に頼がある、この事は黙っていて欲しい、村の中だけの秘密で頼む」
「良いだろう、ここの全員、少しでも今を変えたいからな」
「そのサバイバルナイフはカナタが作った、カナタには何かしらの固有がある」
「う~む、困ったの~カナタは子供の割に警戒心が強いからの~」
「あぁ?そうか?少なくとも俺はそんな事ないぞ?」
「「「「解せぬ」」」」
「お前らな、とにかくなら直接あいつに聞いたらどうだ?」
「親の俺ですら、一つ目の固有しか分からないんだぞ、カナタは賢い子だ」
「それはワシらの村全員が実感している、カナタのビルド提案には度肝を抜いたわい」
「確かにの~ワシのビルドにも色々提案してくれたの~」
「80歳越えの賢者がさらに強くなるとか、他の賢者ビルドの奴らが羨ましがるな」
「あぁ~僕もビルド組むのに協力してくれたな~まさか後衛の神官が前衛で殴り合う事になるから凄いよな~」
「ロイドの殴り神官、チャリオットを1番倒してたの~」
あいつの頭は大丈夫か心配だな、どう考えたらあんなビルド思いつくのか
「そんな事よりもだ!このイカレタ武器はカナタが作ったんだよな?」
「そうだ、俺ももらった時はビックリしたよ」
「確かにの~この装備は確かに欲しくなるの~う~む」
「魔術の消費無効、えっと?60ぐらいか?かなり確率高いな」
「確かにな、パイソン広範囲魔法の回数は?」
「フルであるの、カナタに幸運を勧められたから回数減少は今のところないの~」
「凄いですね、結構撃ってましたよね?」
「確か5回は確実に撃ってだと思うが、このナイフ予想以上に凶悪だな」
あいつ揃え装備とかにもこの特殊効果が付いたら凄い事になりそうだな
もしかしたら、死者無しが実現出来るかも知れないが、ネクロポリスはそんなに甘くないか
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