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シーズン2
現実:彼方の日常
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そんなこんなで日常だな、そろそろシーズン2が終わるって言うのに呑気だよな~
「彼方、何してるの?」
「あら~彼方は今日も喧嘩か?」
「うん?餅にジンか、何って襲ってきたから返り討ちにしてやっただけだよ」
コイツらは、親父の同僚の剛田煤吉の娘の餅
煤吉の妹、海道幸の息子ジン、2人は小さい時からの付き合いだ
喧嘩の現場なんて見慣れている、相手は俺に突っかかる癖に超能力以外は大した事ない奴らばかりだな
「さて、帰るか」
「切り替え早いな~普通はこんな事したら怒られるんだがな~」
「でも超能力者なら寧ろ相手が怒られるよね?彼方に負けた事で説教があるよね?」
「そりゃあ、普通はオーブコントロールに負けるとかありえないけど、まだ碌な体術も無い奴なら当たり前じゃないか?」
俺より相手が説教される学校、普通なら逆なんだがな~
まぁ超能力があるせいでこんな事になってる
「彼方って彼女とか作ろうとか思わないのか?」
「急だな?」
「いやほら薪の姉さんが良く飯とか作ってくれんじゃん?付き合ったりとかは無いのか?」
「あの人とか?まさか、そもそもあの人もそんな感じは無いだろ」
「もしお姉ちゃんと付き合ったら私が困る、と言うか彼方は食生活を治そうよ」
「レーションとプロテインがあれば何とかなる、最悪食べに行けば良い」
「「悪いだろ」」
そもそも食べる楽しみが寿司以外無いんだよ
誰もいない家で食う飯なんてレーションで終わらせたいんだ
「何で自分の体は気にしないで他人の料理には美味いんだよ」
「それは趣味だ」
「でもさ、彼方の料理は母さんのより美味しいよ?」
「餅の本音がエグぃな、色さん泣くぜ?」
「そうだぞ、この前なんて「餅が私の料理より彼方の料理の方が美味しいって!」って愚痴ってたぞ
「お父さん全然帰ってこないし!夜は寂しいし!最近はご無沙汰なのよ!3人目が早く欲しい!」って催促まで言ってたぞ」
「餅って色さんに似たんだな、普通は16の高校生に言わないぜ?」
「家では母さん、お姉ちゃんに「ゴムなんて要らないから早くやっちゃいなさい」って言ってたよ
私は母さんに似てるかな?」
「それ拳銃だよな?拳銃の話だよな!?」
「拳銃、なのか?薪は良く俺の家に泊まってるからどっちか分からないな?」
今日は居ないから良いな、あいつの私物が俺の部屋によく置かれるんだよな
てか色さん、なら普通に構わないとか言うだろうな
「帰りにする話じゃ無いな、話題を変えようぜ?なんか変わった話はないか?」
「あと少ししたら学校が休みが入るな」
「休みか、餅は何か予定は?」
「彼方の家に泊まる、そして2ヶ月美味しいご飯を食べる」
「おい、良い加減お前ら剛田家の私物や下着を家に持ち込むなよ
そして勝手に人のベットとかを変えるな」
「なんで?寝やすいよ?」
「何でお前ら姉妹は俺の部屋で寝るんだよ、暑いのにお前ら姉妹が抱きついて暑いんだよ
ジンもなんとか言えよ」
「餅、年頃の娘が男と姉の3人で寝るのはどうかと思うぞ」
「ジンだって彼女のマンションで一緒に寝てるじゃん」
「あっ論破されたわ、ゴメン」
「何やってんだ、てかそれ幸さんは知ってるのか?」
ジンの母親の海道幸、シングルで頑張ってるのだが、何せ軍の仕事だから中々家に帰って来れないから彼女のマンションとかにちょいちょい泊まってる
「所で彼方は何がそんなに問題なんだ?」
「コレを問題と思わないのはおかしく無いのか?」
「いや、普通はそれをおかしいと思わないだろ?
だってお前が一人で生活し始めたのは確か小3か4くらいだろ?」
「そうだったか?」
「そうだぞ、その頃から続いてるのに何でいつも嫌がるんだ?普通はコレが普通だと思うだろ?何でだ?」
何で?確かにそれくらいになるが、だがな
なんか嫌なんだよ、魂の奥から叫ぶんだ
ぶっ殺せって叫ぶんだ
俺の中の魂が荒ぶるんだ、何かを忘れてるのか、それとも何かなのか?
「彼方、いや?」
この仕草や顔を見て普通なら可愛いと思う筈だ、だがなんだ?
この血肉が湧き上がる感情は?
なんだ?
『REBELLION』
まただ、女性に愛を向けられるとこの文字が瞳に浮かぶ
生まれた時から感じたこの感情、カオスともミラクルとも違う、懐かしい感触がある
『ッハ!間抜けな冒険者がwお前みたいな奴は俺が友好的に使ってやるよ!サッサと・*1:に殺されちまいな』
何かを思い出せそうだ、何か大事な事を忘れてる気がする
ただ、パ○チしか浮かばない、コイツじゃ無いのは分かるんだよ
「どうした?彼方?」
「あ?何がだ?」
「いや、お前なんか女性と会話してると何か変になるだろ?」
「その事か、それはコレが理由だ」
俺はジンと餅に火と氷の超能力を見せた
円盤との戦いで目醒めた力だ
「はぁ!?なんでだ!?」
「昨日精密検査をしただろ、その時に超能力の検査もしたんだ
そしたらコレが出た、そして俺の後遺症は復讐心と怠惰病だそうだ」
「いやなんでだよ!?お前アレだけ危険な目に合ったのに今更か!?何が合ったんだんだ!?」
確かにな、色々と危険な目に遭ってきた
どこかわからないジャングルから日本まで帰還したり、エジプトのど真ん中に墜落したり、フランスの秘密結社に捕まったり、イギリス軍の基地にゲリラしたり、辛い事ばかりだったな
流石にキャトルミューティレーションの危機に会ったら流石に目醒めたわ
「マジで何があったんだ?お前は何回も危険な事をしてただろ?」
「彼方はどうなるの?確か3つあるなら転校してエリート高校系に転校?」
「いや、流石に無い、俺の能力はこの小さい火や少し温度下げる程度の力しかないんだよ」
「は?それだけ?そんな能力あったか?」
「オーブコントロール以外のFになるんじゃ無いかって言われたな」
「それは、凄い?それとも凄くない?」
「う~ん?どうなんだ?彼方の異常性は別段今日に始まったわけじゃないしな
中学と高校と歳を取るごとに安定してきてるからな」
「大して今と変わらないな」
「それは、良かった///」
『REBELLION』
何なんだ?リベリオン、反逆者?
何にだ?
まぁ良い、とりあえずシーズン2の死亡率を0にする為に色々としないとな
『そん、な、馬鹿な、私の、転移、魔法、が、お前は、何なんだ』
『俺の名前はカナタ、お前らを狩る者だ』
【森林の\$を討伐しました】
あれ?何か忘れてる気がするな?
なんだろう?俺は何を忘れてるんだ?
「彼方、何してるの?」
「あら~彼方は今日も喧嘩か?」
「うん?餅にジンか、何って襲ってきたから返り討ちにしてやっただけだよ」
コイツらは、親父の同僚の剛田煤吉の娘の餅
煤吉の妹、海道幸の息子ジン、2人は小さい時からの付き合いだ
喧嘩の現場なんて見慣れている、相手は俺に突っかかる癖に超能力以外は大した事ない奴らばかりだな
「さて、帰るか」
「切り替え早いな~普通はこんな事したら怒られるんだがな~」
「でも超能力者なら寧ろ相手が怒られるよね?彼方に負けた事で説教があるよね?」
「そりゃあ、普通はオーブコントロールに負けるとかありえないけど、まだ碌な体術も無い奴なら当たり前じゃないか?」
俺より相手が説教される学校、普通なら逆なんだがな~
まぁ超能力があるせいでこんな事になってる
「彼方って彼女とか作ろうとか思わないのか?」
「急だな?」
「いやほら薪の姉さんが良く飯とか作ってくれんじゃん?付き合ったりとかは無いのか?」
「あの人とか?まさか、そもそもあの人もそんな感じは無いだろ」
「もしお姉ちゃんと付き合ったら私が困る、と言うか彼方は食生活を治そうよ」
「レーションとプロテインがあれば何とかなる、最悪食べに行けば良い」
「「悪いだろ」」
そもそも食べる楽しみが寿司以外無いんだよ
誰もいない家で食う飯なんてレーションで終わらせたいんだ
「何で自分の体は気にしないで他人の料理には美味いんだよ」
「それは趣味だ」
「でもさ、彼方の料理は母さんのより美味しいよ?」
「餅の本音がエグぃな、色さん泣くぜ?」
「そうだぞ、この前なんて「餅が私の料理より彼方の料理の方が美味しいって!」って愚痴ってたぞ
「お父さん全然帰ってこないし!夜は寂しいし!最近はご無沙汰なのよ!3人目が早く欲しい!」って催促まで言ってたぞ」
「餅って色さんに似たんだな、普通は16の高校生に言わないぜ?」
「家では母さん、お姉ちゃんに「ゴムなんて要らないから早くやっちゃいなさい」って言ってたよ
私は母さんに似てるかな?」
「それ拳銃だよな?拳銃の話だよな!?」
「拳銃、なのか?薪は良く俺の家に泊まってるからどっちか分からないな?」
今日は居ないから良いな、あいつの私物が俺の部屋によく置かれるんだよな
てか色さん、なら普通に構わないとか言うだろうな
「帰りにする話じゃ無いな、話題を変えようぜ?なんか変わった話はないか?」
「あと少ししたら学校が休みが入るな」
「休みか、餅は何か予定は?」
「彼方の家に泊まる、そして2ヶ月美味しいご飯を食べる」
「おい、良い加減お前ら剛田家の私物や下着を家に持ち込むなよ
そして勝手に人のベットとかを変えるな」
「なんで?寝やすいよ?」
「何でお前ら姉妹は俺の部屋で寝るんだよ、暑いのにお前ら姉妹が抱きついて暑いんだよ
ジンもなんとか言えよ」
「餅、年頃の娘が男と姉の3人で寝るのはどうかと思うぞ」
「ジンだって彼女のマンションで一緒に寝てるじゃん」
「あっ論破されたわ、ゴメン」
「何やってんだ、てかそれ幸さんは知ってるのか?」
ジンの母親の海道幸、シングルで頑張ってるのだが、何せ軍の仕事だから中々家に帰って来れないから彼女のマンションとかにちょいちょい泊まってる
「所で彼方は何がそんなに問題なんだ?」
「コレを問題と思わないのはおかしく無いのか?」
「いや、普通はそれをおかしいと思わないだろ?
だってお前が一人で生活し始めたのは確か小3か4くらいだろ?」
「そうだったか?」
「そうだぞ、その頃から続いてるのに何でいつも嫌がるんだ?普通はコレが普通だと思うだろ?何でだ?」
何で?確かにそれくらいになるが、だがな
なんか嫌なんだよ、魂の奥から叫ぶんだ
ぶっ殺せって叫ぶんだ
俺の中の魂が荒ぶるんだ、何かを忘れてるのか、それとも何かなのか?
「彼方、いや?」
この仕草や顔を見て普通なら可愛いと思う筈だ、だがなんだ?
この血肉が湧き上がる感情は?
なんだ?
『REBELLION』
まただ、女性に愛を向けられるとこの文字が瞳に浮かぶ
生まれた時から感じたこの感情、カオスともミラクルとも違う、懐かしい感触がある
『ッハ!間抜けな冒険者がwお前みたいな奴は俺が友好的に使ってやるよ!サッサと・*1:に殺されちまいな』
何かを思い出せそうだ、何か大事な事を忘れてる気がする
ただ、パ○チしか浮かばない、コイツじゃ無いのは分かるんだよ
「どうした?彼方?」
「あ?何がだ?」
「いや、お前なんか女性と会話してると何か変になるだろ?」
「その事か、それはコレが理由だ」
俺はジンと餅に火と氷の超能力を見せた
円盤との戦いで目醒めた力だ
「はぁ!?なんでだ!?」
「昨日精密検査をしただろ、その時に超能力の検査もしたんだ
そしたらコレが出た、そして俺の後遺症は復讐心と怠惰病だそうだ」
「いやなんでだよ!?お前アレだけ危険な目に合ったのに今更か!?何が合ったんだんだ!?」
確かにな、色々と危険な目に遭ってきた
どこかわからないジャングルから日本まで帰還したり、エジプトのど真ん中に墜落したり、フランスの秘密結社に捕まったり、イギリス軍の基地にゲリラしたり、辛い事ばかりだったな
流石にキャトルミューティレーションの危機に会ったら流石に目醒めたわ
「マジで何があったんだ?お前は何回も危険な事をしてただろ?」
「彼方はどうなるの?確か3つあるなら転校してエリート高校系に転校?」
「いや、流石に無い、俺の能力はこの小さい火や少し温度下げる程度の力しかないんだよ」
「は?それだけ?そんな能力あったか?」
「オーブコントロール以外のFになるんじゃ無いかって言われたな」
「それは、凄い?それとも凄くない?」
「う~ん?どうなんだ?彼方の異常性は別段今日に始まったわけじゃないしな
中学と高校と歳を取るごとに安定してきてるからな」
「大して今と変わらないな」
「それは、良かった///」
『REBELLION』
何なんだ?リベリオン、反逆者?
何にだ?
まぁ良い、とりあえずシーズン2の死亡率を0にする為に色々としないとな
『そん、な、馬鹿な、私の、転移、魔法、が、お前は、何なんだ』
『俺の名前はカナタ、お前らを狩る者だ』
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