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シーズン2
レベリング
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という訳で、今日はレベルを上げる事にした
「という訳でよろしくお願いします」
「はい、よろしくお願いします」
俺はクエストを探してる最中に加口と言う人が『保護者になって欲しい』と言われた
正確には、最初のクエストだからベテラン?な俺と一緒に来て欲しいそうだ
俺は了承した、何せどの道レベル上げをする為に出るんだから、1人も2人も誤差だよ
「こうして、ゲームの中のステージに出るなんて、世の中何が起きるか分からないですね」
「それは、俺も思いますよ」
「彼方君、落ち着いてるね、何というか諦めの極地と言う感じがするよ」
「まぁ、もう諦めないと行けないですよ、現実逃避が宿題ですからね」
「何だろうな、現実が現実逃避?という感じだね」
そんな他愛無い話をしながら昨日母さん達と倒したローメタルドッグの討伐だ
背中にセントリーを積んだイカした犬だ
まだ普通の個体だが、いずれは厄介な個体も出るだろうな
「こうしてみると、やっぱりレゾナンスのモンスターってカッコイイな」
「そうなんですよね、逆に怖さも倍増されてるんですけどね」
「そうなんだよ、逆に怖くなってるんだよな~」
「明るく考えましょう、バ●オやメア●スケルター●よりはマシですよね?」
「確かにマシなんですけど、どっちもかなり絶望感高過ぎない?」
マジで、メア●スは俺が、と言うか男は死がほぼ確定するぜ
バ●オなんて入ってみろ、ゴリラが居なきゃ死ぬぞ
「盾は俺がやるんで攻撃お願いしますね」
「普通は逆なのにここまで心強い事ないよ」
「こい!型落ち犬!お前の使えないAIチップを溶かして、リサイクルしてやる」
「ヴァン!ヴァン!!!」
「お前の相方はサキュバスG47型としっぽりしてるぞ!お前はリサイクル行きだ!!」
「ガガガガガ!!」レイジ化
あのね、こう現実ならではの戦い方がある
相手を口で怒らせる方法だ
「よっと、はっと、オラよ」
「ガガガガガ!!!」
「ハァア!!」
「バウウ!!」
俺は避けて、加口さんが攻撃する
ある程度鳴慣らすのは大丈夫だが、先ずローメタルドッグの攻撃でも死なない程度にレベル上げををしてからだな
「どうです?慣れましたか?」
「いや、色々戸惑ってるよ、悪口でレイジ化させるなんてゲームでは無かったからね」
「まぁ、これだけは言える、ココは紛れもなく現実である、と言う事だ」
その後しばらく狩りを続けた
加口さんは40代らしく、体が若い頃より動ける事に喜んでいるそうだ、レベル上げするとやっぱり身体能力が向上するみたいだな
「街に帰って何か食べますか?」
「良いですね、食べ物にも興味があったんですよね」
「確かに、ゲーム世界ではレーションとかしか食べた事ないな
ガンズの時で料理は遠慮する様になったんですよね」
「本格的な料理は初めてなんですか?」
「料理なんてあんまり拘らないんで気にして無かったんですよね」
「まぁ~こっちの料理もあんまり変わらないとは思いますよ?
まぁ、ゲテモノがモンスターの料理とかじゃ無いですか?」
俺はドッグミートの蒸し焼き料理、加口さんはドッグミートステーキを頼んだ
結論は至ってシンプル、美味かった
「コレは使えるな」
「うん?何にだい?」
「悪口に使えそうだなって思ってですね」
「食べ物から悪口が思いつくって、凄いですね」
「この口の悪さで敵のタゲを取ってるからコレがあるから有利に動くんだよ」
「確かに、レイジ化は単調になる代わりに攻撃力が上がる、だけどそれは彼方君みたいな盾役が居るからですよね?」
「まぁ、そうですね」
「彼方君は何故そんな危険を犯すのか聞いても良いかな?
別に普通に注意を集めるでも良くなかったんじゃ?」
「う~ん、そうだな、先ずプレイヤーになるとジョブを貰う、その後レベル10になると自分の行動でジョブが決まる
俺のジョブがファイターとマジシャンだからファイターの影響でそんなに怖くは無いんだよな」
「なるほど、そんな影響があるんですか、なら私もファイターになったら自然とそんな動きになるんですかね?」
どうなんだろうな?ジョブは1期生は色んなジョブになってたが、生き残ったのは俺だけだった
俺は汎用性が高かった、だが他の奴は特化してた、自分の弱点を突かれ死亡した
俺は単純にソロ向きのジョブだったからだ
だがこれからパーティーを組むとなると俺みたいな奴は邪魔か?
【赤薙彼方】
【メインジョブ:ファイターLV5】
【サブジョブ:キャスターLV3】
【レゾナンス:レアドロップ超々増加】
【スキル:SP1254】
【超能力:オーブコントロール】
【アビリティ】
〔ブレイドダッシュ〕
〔ブレイドガード〕
〔ファイアボール〕
レゾナンスは閃きシステムがある
一定の回数何かをするとアビリティが出てくる
「う~ん、技を閃くのはかなり厳しいですね、何よりゲームと違ってノービスの技が出ない奴もありますね」
「まぁ、ゲームとは何処かしら違うんでしょうね」
何かしら違う、ゲームの世界だけどシステムが殆ど違う
基礎的な部分だけで、周りが大分違うのは何か意図があるのか?
「という訳でよろしくお願いします」
「はい、よろしくお願いします」
俺はクエストを探してる最中に加口と言う人が『保護者になって欲しい』と言われた
正確には、最初のクエストだからベテラン?な俺と一緒に来て欲しいそうだ
俺は了承した、何せどの道レベル上げをする為に出るんだから、1人も2人も誤差だよ
「こうして、ゲームの中のステージに出るなんて、世の中何が起きるか分からないですね」
「それは、俺も思いますよ」
「彼方君、落ち着いてるね、何というか諦めの極地と言う感じがするよ」
「まぁ、もう諦めないと行けないですよ、現実逃避が宿題ですからね」
「何だろうな、現実が現実逃避?という感じだね」
そんな他愛無い話をしながら昨日母さん達と倒したローメタルドッグの討伐だ
背中にセントリーを積んだイカした犬だ
まだ普通の個体だが、いずれは厄介な個体も出るだろうな
「こうしてみると、やっぱりレゾナンスのモンスターってカッコイイな」
「そうなんですよね、逆に怖さも倍増されてるんですけどね」
「そうなんだよ、逆に怖くなってるんだよな~」
「明るく考えましょう、バ●オやメア●スケルター●よりはマシですよね?」
「確かにマシなんですけど、どっちもかなり絶望感高過ぎない?」
マジで、メア●スは俺が、と言うか男は死がほぼ確定するぜ
バ●オなんて入ってみろ、ゴリラが居なきゃ死ぬぞ
「盾は俺がやるんで攻撃お願いしますね」
「普通は逆なのにここまで心強い事ないよ」
「こい!型落ち犬!お前の使えないAIチップを溶かして、リサイクルしてやる」
「ヴァン!ヴァン!!!」
「お前の相方はサキュバスG47型としっぽりしてるぞ!お前はリサイクル行きだ!!」
「ガガガガガ!!」レイジ化
あのね、こう現実ならではの戦い方がある
相手を口で怒らせる方法だ
「よっと、はっと、オラよ」
「ガガガガガ!!!」
「ハァア!!」
「バウウ!!」
俺は避けて、加口さんが攻撃する
ある程度鳴慣らすのは大丈夫だが、先ずローメタルドッグの攻撃でも死なない程度にレベル上げををしてからだな
「どうです?慣れましたか?」
「いや、色々戸惑ってるよ、悪口でレイジ化させるなんてゲームでは無かったからね」
「まぁ、これだけは言える、ココは紛れもなく現実である、と言う事だ」
その後しばらく狩りを続けた
加口さんは40代らしく、体が若い頃より動ける事に喜んでいるそうだ、レベル上げするとやっぱり身体能力が向上するみたいだな
「街に帰って何か食べますか?」
「良いですね、食べ物にも興味があったんですよね」
「確かに、ゲーム世界ではレーションとかしか食べた事ないな
ガンズの時で料理は遠慮する様になったんですよね」
「本格的な料理は初めてなんですか?」
「料理なんてあんまり拘らないんで気にして無かったんですよね」
「まぁ~こっちの料理もあんまり変わらないとは思いますよ?
まぁ、ゲテモノがモンスターの料理とかじゃ無いですか?」
俺はドッグミートの蒸し焼き料理、加口さんはドッグミートステーキを頼んだ
結論は至ってシンプル、美味かった
「コレは使えるな」
「うん?何にだい?」
「悪口に使えそうだなって思ってですね」
「食べ物から悪口が思いつくって、凄いですね」
「この口の悪さで敵のタゲを取ってるからコレがあるから有利に動くんだよ」
「確かに、レイジ化は単調になる代わりに攻撃力が上がる、だけどそれは彼方君みたいな盾役が居るからですよね?」
「まぁ、そうですね」
「彼方君は何故そんな危険を犯すのか聞いても良いかな?
別に普通に注意を集めるでも良くなかったんじゃ?」
「う~ん、そうだな、先ずプレイヤーになるとジョブを貰う、その後レベル10になると自分の行動でジョブが決まる
俺のジョブがファイターとマジシャンだからファイターの影響でそんなに怖くは無いんだよな」
「なるほど、そんな影響があるんですか、なら私もファイターになったら自然とそんな動きになるんですかね?」
どうなんだろうな?ジョブは1期生は色んなジョブになってたが、生き残ったのは俺だけだった
俺は汎用性が高かった、だが他の奴は特化してた、自分の弱点を突かれ死亡した
俺は単純にソロ向きのジョブだったからだ
だがこれからパーティーを組むとなると俺みたいな奴は邪魔か?
【赤薙彼方】
【メインジョブ:ファイターLV5】
【サブジョブ:キャスターLV3】
【レゾナンス:レアドロップ超々増加】
【スキル:SP1254】
【超能力:オーブコントロール】
【アビリティ】
〔ブレイドダッシュ〕
〔ブレイドガード〕
〔ファイアボール〕
レゾナンスは閃きシステムがある
一定の回数何かをするとアビリティが出てくる
「う~ん、技を閃くのはかなり厳しいですね、何よりゲームと違ってノービスの技が出ない奴もありますね」
「まぁ、ゲームとは何処かしら違うんでしょうね」
何かしら違う、ゲームの世界だけどシステムが殆ど違う
基礎的な部分だけで、周りが大分違うのは何か意図があるのか?
応援ありがとうございます!
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