お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
厄師
ドヴニール
ホラー
1990年代にインターネットが台頭してから幾許かの時が流れ、SNSが普及し始めた。
そこから人々は様々な情報に触れやすくなっていった訳だが、その中でもとりわけ、根も葉もない様なゴシップやら噂やらは瞬く間に、まるでヒレを得た魚のようにネットの大海に拡散されていくのがお決まりとなりつつあった。
◯◯みたいだよ
◯◯らしい
人はどう進化しようが噂好きというものは無くならないようだ。
そんな"しょうもない噂"に紛れて一つ、最近どこから流れ出たか、囁かれ出したものがあった。
「金を払えば相手に厄(わざわい)を降り掛からせる事ができる"らしい"」
「厄師(やくし)なんて怪異がある"みたい"」
そんな噂が、静かに広がっている。
幸福の印
神無創耶
ホラー
親友の劇作家に、イタリアのナポリで行われる演劇に招待された探偵、長尾 黄呀(ながお こうが)。
行方不明者捜索の依頼を終えてちょうど暇になったのを契機にイタリアへと翔ぶ。
しかし、いった先で不穏な雰囲気に包まれたイタリアにて事件に巻き込まれる
甲信静地方のあるホテルについて
天藤志郎
ホラー
情報をお持ちの方は連絡をください。
とあるホテルにまつわる怪談を集めているうちに、とある事実が判明しました。
※「近畿地方のある場所について」のパロディとなっています。
甲信静地方とは山梨、長野、静岡を総称した名称です。
迷蔵の符
だんぞう
ホラー
休日の中学校で、かくれんぼをする私とふみちゃん。
ただし普通のかくれんぼではない。見つけてはいけないかくれんぼ。
しかもその日に限って、校舎内にはあふれていた……普通の人には見えないモノたちが。
ルールに従い、そのかくれんぼ……『迷蔵』を続けているうちに、私は見えないモノから目をそらせなくなる。
『迷蔵』とは何なのか、そもそもなぜそんなことを始めたのか、この学校に隠されている秘密とは。
次第に見えるようになってゆく真実の向こうに、私は……。
ゴーストキッチン『ファントム』
魔茶来
ホラー
レストランで働く俺は突然職を失う。
しかし縁あって「ゴーストキッチン」としてレストランを始めることにした。
本来「ゴーストキッチン」というのは、心霊なんかとは何の関係もないもの。
簡単に言えばキッチン(厨房)の機能のみを持つ飲食店のこと。
店では料理を提供しない、お客さんへ食べ物を届けるのはデリバリー業者に任せている。
この形態は「ダークキッチン」とか「バーチャルキッチン」なんかの呼び方もある。
しかし、数か月後、深夜二時になると色々な訳アリの客が注文をしてくるようになった。
訳アリの客たち・・・なんとそのお客たちは実は未練を持った霊達だ!!
そう、俺の店は本当の霊(ゴースト)達がお客様として注文する店となってしまった・・・
俺と死神運転手がキッチンカーに乗って、お客の未練を晴らして成仏させるヘンテコ・レストランの物語が今始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる