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エピローグ(2)最終話!!
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「吸って欲しい?」
「うん、思いきり吸って」
「いい娘だ」
屹立してきた乳首を吸いながら、ゆっくりとベッドに押し倒す。全体を舐めまわした舌は脇の下までカバーする。
身もだえする菜穂を押さえつけ、脇から鎖骨、首筋へと這わせてていく。最後に唇をとらえ、思いきり舌を吸った。
「俺の服も脱がしてくれるか?上は俺がやるから、ジーンズをね」
菜穂がおずおずとベルトに手を伸ばす。ジーンズをはぎ取り、あとはボクサーパンツだ。勃起したペニスを優しくなで、腰に手を回し引き下ろした。菜穂が確認するようにこちらを向く。
頷くと湿った感触が亀頭に伝わってきた。陰茎をすっぽり飲み込まれうめき声が漏れる。優しく時には激しくリズミカルに伸の快楽を上らせていく。
恥ずかしいのか、視線を合わせない菜穂の伏せた睫毛に堪えきれず、菜穂の顔を両手ですくい上げた。ペニスは猛り狂っている。
「ああ、上手だね。俺も舐めたい」
膝立ちで進み菜穂の身体にまたがる。シックスナインの体勢を取ると菜穂の性器が丸見えになった。花びらがテラテラと濡れ、時おりヒクヒクうねる性器は別の生き物のようだ。真っ赤に熟した膣口に舌を差し入れると菜穂のくぐもった声が聞こえた。
「この体勢だと菜穂の鳴く声がよく聞こえないな」
伸は向きを変え、M字に開脚させた菜穂のヴァギナを存分に味わい、声を堪能した。じれったそうに腰を揺らし、顔をゆがませる菜穂の頃合いを見計らい、ペニスで貫いた。反り返った背中を落ち着かせるが、突き上げるたびに何度も腰が逃げそうになる。
坐位に変え、抱きかかえる。キスをしながらクリトリスとバストを同時に攻める。汗ばんだ肌はより強固に密着し、皮膚さえも快楽を貪る。
菜穂の眉間にシワがよる。性器がヒクヒクと悶え、射精したくてたまらなくなった。と、苦しそうな表情をしたかと思うとペニスがギューッと絞られた。到達する波を共有したくなり、両手で腰を固定し、ガンガンに突いた。
ハア、ハアという荒い息遣いを残し、部屋は静寂に包まれる。BGMに流していたショパンのノクターンは終わり、エアコンのダクトの音だけが耳に響いた。
胸にうずくまる菜穂が顔をあげ、微笑んだ。頬は上気し、乱れた髪からはリンスの香りが漂う。
「キス」
伸が口をとがらすと菜穂が身を乗り出してきた。そのまま掴まえ横抱きにする。
「いまさらだけど、このまま俺と関係を続けてもいいのか?」
「とりあえず今は一緒にいたいから、それでいい」
伸は嬉しくて菜穂の髪をクチャクチャにする。
「俺は変わりものだ」
「知ってる」
「しかも理屈っぽい」
「知ってる」
「愛してるなんて、口が裂けても言わない」
「う~ん、それは、言って欲しいかな」
伸の頬を撫でながら、菜穂が小首を傾げる。
「じゃあ、1回だけ。後にも先にも言わないから」
だが、いざ口を開こうとすると、照れくさくて何も言えなくなった。思わず天を仰ぐ。
「今度でいいか?」
「う~ん、じゃあ、何回か練習してみよっか」
菜穂がクスクス笑う。「やめとく、セン、あ、伸が言いたくなった時に、1回だけ言ってくれれば。ちゃんと聞こえるようにね」
甘い時間が流れる。菜穂は思う。これって、恋人同士と何がちがうんだろう。
「伸はポリアモリーなんだよね」
「まあ、というわけでもないんだが。俺はデミセクシュアルだから、ステディがいる時に他の女を抱いたことはない。ただ、同じ異性とだけずっとセックスする自信はないかな」
「はっきり言うなぁ」
「もともと日本の原始時代では男女が気ままに結婚する「共同婚」だったわけで、何も男性だけがあちこちで種付けをしたがるわけじゃない。女性だって同じということだ。
一夫一妻制の始まりも諸説あるが、秩序の乱れを国家の衰退に結び付けた結果だな。カオスだとどうしていいかわからない。オス同士の闘争や、性病の蔓延など。逆に言えばそれらをクリアすればどうってことないのかもしれない。要するに国家としては、お金をかけずに人口が減らなくて、経済が潤えばいいわけだ」
「いつか、伸に大事な誰かが現れるのね」
菜穂が憂鬱そうにいう。
「まあ、そういうことになるとも、ならないともはっきりしたことは言えない。これはべつに免責のためだけにいってるんじゃない。みんな愛を誓いあってたわりには、簡単に心変わりするじゃないか。菜穂だって俺以外の男に抱かれたくなる時もあるだろう。そいつは、俺にはない何かで菜穂を満たしてくれるんだろう。そういうもんだ。
言っておくが、抱かれてもいいけど、報告しなくていいから」
雄太と柏木の間で揺れていた自分。愛と性欲と罪悪感で苦しかった時間。
「ふふ、うん、わかった」
「やけに素直だな。もう誰か気になる男がいるのか。妬けちゃうなぁ」
「そんなでも、やっぱり妬けるんだ」
「そりゃ、妬けるさ。誰にも見せたくないし。他の男にも触らせたくない。
まあ、俺がこんなことを言うのは、菜穂との関係をできるだけ長く続けたいからなんだ」
ずっとそばにいて欲しい。どんな形でもかかわっていきたい。他に誰かを好きになることで離れないで欲しい。縛れば縛るほど心は離れていく。なら何ができる?
だから‥‥。
「縛りあうのは簡単だ。だが、そうすることでお互いの気持ちは変化し、消滅していく運命。最初はいいけど、1年もたてば後悔するよ。恋愛における幸せホルモンは時間が経つと分泌されなくなるから、閉じられた代わり映えのない景色にどれだけ耐えられるかだ。継続させることの方が難しいんだ。ひとつの方法として、俺は縛りたくもないし、縛られたくもない。縛るのはセックスの時だけでいいし」
いたずらっぽく笑う伸に菜穂はパンチをくらわせる。
「縛る係りはわたし!」
おっと、と伸が身構える。
「菜穂、これが俺流の愛し方だ。人によって愛の在り方はちがうだろう。お互いがどうすればかけがえのない相手になれるか、どうすればそのままでいられるか、菜穂と極めたいんだよな。ずっと時間を共有したいから。大事な人だから」
夢中で抱き寄せ耳を齧る。ヒャンという声に血流がまた下半身に流れ始める。唇を奪い、性器を指で探る。
「ああ、ん。もう」菜穂は顔をそむけ、自由になった口を開ける。「伸とわたしの関係って、何になるの?パートナー?相方?」
よくぞ聞いてくれましたと顔をほころばせ、伸は立ち上がるとクローゼットから小箱を取り出した。
「クリスマスプレゼント&卒業祝いだ。開けてみてくれ。気に入るといいんだが」
ちょっと恥ずかしそうに手渡された小箱のリボンをほどき、蓋を開けてみた。
「えっ、キレイ!こんなにいいものくれるの?」
一粒ダイヤのピアスがライトを受けキラキラ輝いている。
「リングもいいかとは思ったが、束縛感があるし、第一サイズもわからない。どう?」
「嬉しい!大事にする!わたし、今日のこと一生忘れない!」
菜穂は目を充血させ、ためつすがめつ眺めている。
あれ、その前に何か大事なことを質問していたような気がするんだけど。
伸をチロリと見る。「あれ、何の話してたっけ」
「俺たちの関係だよ」伸は苦笑し、菜穂を抱き上げた。
「『|Buddyだ」
「バディ?相棒という意味?」
「ああ、それぞれの世界があり、助け合い信頼しあい、でも過度に干渉しあわない。わかりやすくいうと、ペットと飼い主みたいな関係かな。ちがうのは主従関係がないということだ。対等だ。どちらもペットであり飼い主でもある。菜穂は愛しの『My Buddy』。どうだ。嫌か?そんな関係?」
「う~ん、なんか、いいかも。ホームズとワトスンね」
うん、ダイヤモンドの威力かもしれないけど。いいかな。
「だろう」
自分の言葉に得意になっている伸を見て、ああ、これが愛おしい、ということなのかな。雄太も柏木も大事なモノを残してくれたんだ。
過ぎた日々はモノクロームになってしまったはずなのに、その刹那、鮮やかに彼らの顔がよみがえり、一陣の風のように通り過ぎていった。
菜穂は天然色の伸を見つめる。いつかモノクロームに変るかもしれない。カラフルな原色に目を奪われるかもしれない。先のことはわからない。
わたしはわたしのストーリーを紡いでいくだけ。Buddyであるかぎり、何があっても隣りにはいつも伸がいる。
My Buddy!こちらこそよろしく!
「そうそう、例の友達に『愛してる』と伝えといてくれないか」
菜穂は目を白黒させる「えっ、それって」
顔はいうに及ばず、耳から首筋まで真っ赤になった。伸は頬を柔らかくなでながらクックと笑う。
「真っ赤だぞ」
悔しそうに顔をゆがませた菜穂だが、プッと吹き出し、「それ、練習だから」
抱き上げた菜穂を膝に抱き、いつまでも、いつまでも愛し合った。聖夜はまだ始まったばかり。
完
※最後までお読みくださりありがとうございますm(__)m
こういう関係があってもいいかなと思い書きました。
居心地のいい男女関係の選択肢はいろいろあるかなぁと思いまして。(^^;
「うん、思いきり吸って」
「いい娘だ」
屹立してきた乳首を吸いながら、ゆっくりとベッドに押し倒す。全体を舐めまわした舌は脇の下までカバーする。
身もだえする菜穂を押さえつけ、脇から鎖骨、首筋へと這わせてていく。最後に唇をとらえ、思いきり舌を吸った。
「俺の服も脱がしてくれるか?上は俺がやるから、ジーンズをね」
菜穂がおずおずとベルトに手を伸ばす。ジーンズをはぎ取り、あとはボクサーパンツだ。勃起したペニスを優しくなで、腰に手を回し引き下ろした。菜穂が確認するようにこちらを向く。
頷くと湿った感触が亀頭に伝わってきた。陰茎をすっぽり飲み込まれうめき声が漏れる。優しく時には激しくリズミカルに伸の快楽を上らせていく。
恥ずかしいのか、視線を合わせない菜穂の伏せた睫毛に堪えきれず、菜穂の顔を両手ですくい上げた。ペニスは猛り狂っている。
「ああ、上手だね。俺も舐めたい」
膝立ちで進み菜穂の身体にまたがる。シックスナインの体勢を取ると菜穂の性器が丸見えになった。花びらがテラテラと濡れ、時おりヒクヒクうねる性器は別の生き物のようだ。真っ赤に熟した膣口に舌を差し入れると菜穂のくぐもった声が聞こえた。
「この体勢だと菜穂の鳴く声がよく聞こえないな」
伸は向きを変え、M字に開脚させた菜穂のヴァギナを存分に味わい、声を堪能した。じれったそうに腰を揺らし、顔をゆがませる菜穂の頃合いを見計らい、ペニスで貫いた。反り返った背中を落ち着かせるが、突き上げるたびに何度も腰が逃げそうになる。
坐位に変え、抱きかかえる。キスをしながらクリトリスとバストを同時に攻める。汗ばんだ肌はより強固に密着し、皮膚さえも快楽を貪る。
菜穂の眉間にシワがよる。性器がヒクヒクと悶え、射精したくてたまらなくなった。と、苦しそうな表情をしたかと思うとペニスがギューッと絞られた。到達する波を共有したくなり、両手で腰を固定し、ガンガンに突いた。
ハア、ハアという荒い息遣いを残し、部屋は静寂に包まれる。BGMに流していたショパンのノクターンは終わり、エアコンのダクトの音だけが耳に響いた。
胸にうずくまる菜穂が顔をあげ、微笑んだ。頬は上気し、乱れた髪からはリンスの香りが漂う。
「キス」
伸が口をとがらすと菜穂が身を乗り出してきた。そのまま掴まえ横抱きにする。
「いまさらだけど、このまま俺と関係を続けてもいいのか?」
「とりあえず今は一緒にいたいから、それでいい」
伸は嬉しくて菜穂の髪をクチャクチャにする。
「俺は変わりものだ」
「知ってる」
「しかも理屈っぽい」
「知ってる」
「愛してるなんて、口が裂けても言わない」
「う~ん、それは、言って欲しいかな」
伸の頬を撫でながら、菜穂が小首を傾げる。
「じゃあ、1回だけ。後にも先にも言わないから」
だが、いざ口を開こうとすると、照れくさくて何も言えなくなった。思わず天を仰ぐ。
「今度でいいか?」
「う~ん、じゃあ、何回か練習してみよっか」
菜穂がクスクス笑う。「やめとく、セン、あ、伸が言いたくなった時に、1回だけ言ってくれれば。ちゃんと聞こえるようにね」
甘い時間が流れる。菜穂は思う。これって、恋人同士と何がちがうんだろう。
「伸はポリアモリーなんだよね」
「まあ、というわけでもないんだが。俺はデミセクシュアルだから、ステディがいる時に他の女を抱いたことはない。ただ、同じ異性とだけずっとセックスする自信はないかな」
「はっきり言うなぁ」
「もともと日本の原始時代では男女が気ままに結婚する「共同婚」だったわけで、何も男性だけがあちこちで種付けをしたがるわけじゃない。女性だって同じということだ。
一夫一妻制の始まりも諸説あるが、秩序の乱れを国家の衰退に結び付けた結果だな。カオスだとどうしていいかわからない。オス同士の闘争や、性病の蔓延など。逆に言えばそれらをクリアすればどうってことないのかもしれない。要するに国家としては、お金をかけずに人口が減らなくて、経済が潤えばいいわけだ」
「いつか、伸に大事な誰かが現れるのね」
菜穂が憂鬱そうにいう。
「まあ、そういうことになるとも、ならないともはっきりしたことは言えない。これはべつに免責のためだけにいってるんじゃない。みんな愛を誓いあってたわりには、簡単に心変わりするじゃないか。菜穂だって俺以外の男に抱かれたくなる時もあるだろう。そいつは、俺にはない何かで菜穂を満たしてくれるんだろう。そういうもんだ。
言っておくが、抱かれてもいいけど、報告しなくていいから」
雄太と柏木の間で揺れていた自分。愛と性欲と罪悪感で苦しかった時間。
「ふふ、うん、わかった」
「やけに素直だな。もう誰か気になる男がいるのか。妬けちゃうなぁ」
「そんなでも、やっぱり妬けるんだ」
「そりゃ、妬けるさ。誰にも見せたくないし。他の男にも触らせたくない。
まあ、俺がこんなことを言うのは、菜穂との関係をできるだけ長く続けたいからなんだ」
ずっとそばにいて欲しい。どんな形でもかかわっていきたい。他に誰かを好きになることで離れないで欲しい。縛れば縛るほど心は離れていく。なら何ができる?
だから‥‥。
「縛りあうのは簡単だ。だが、そうすることでお互いの気持ちは変化し、消滅していく運命。最初はいいけど、1年もたてば後悔するよ。恋愛における幸せホルモンは時間が経つと分泌されなくなるから、閉じられた代わり映えのない景色にどれだけ耐えられるかだ。継続させることの方が難しいんだ。ひとつの方法として、俺は縛りたくもないし、縛られたくもない。縛るのはセックスの時だけでいいし」
いたずらっぽく笑う伸に菜穂はパンチをくらわせる。
「縛る係りはわたし!」
おっと、と伸が身構える。
「菜穂、これが俺流の愛し方だ。人によって愛の在り方はちがうだろう。お互いがどうすればかけがえのない相手になれるか、どうすればそのままでいられるか、菜穂と極めたいんだよな。ずっと時間を共有したいから。大事な人だから」
夢中で抱き寄せ耳を齧る。ヒャンという声に血流がまた下半身に流れ始める。唇を奪い、性器を指で探る。
「ああ、ん。もう」菜穂は顔をそむけ、自由になった口を開ける。「伸とわたしの関係って、何になるの?パートナー?相方?」
よくぞ聞いてくれましたと顔をほころばせ、伸は立ち上がるとクローゼットから小箱を取り出した。
「クリスマスプレゼント&卒業祝いだ。開けてみてくれ。気に入るといいんだが」
ちょっと恥ずかしそうに手渡された小箱のリボンをほどき、蓋を開けてみた。
「えっ、キレイ!こんなにいいものくれるの?」
一粒ダイヤのピアスがライトを受けキラキラ輝いている。
「リングもいいかとは思ったが、束縛感があるし、第一サイズもわからない。どう?」
「嬉しい!大事にする!わたし、今日のこと一生忘れない!」
菜穂は目を充血させ、ためつすがめつ眺めている。
あれ、その前に何か大事なことを質問していたような気がするんだけど。
伸をチロリと見る。「あれ、何の話してたっけ」
「俺たちの関係だよ」伸は苦笑し、菜穂を抱き上げた。
「『|Buddyだ」
「バディ?相棒という意味?」
「ああ、それぞれの世界があり、助け合い信頼しあい、でも過度に干渉しあわない。わかりやすくいうと、ペットと飼い主みたいな関係かな。ちがうのは主従関係がないということだ。対等だ。どちらもペットであり飼い主でもある。菜穂は愛しの『My Buddy』。どうだ。嫌か?そんな関係?」
「う~ん、なんか、いいかも。ホームズとワトスンね」
うん、ダイヤモンドの威力かもしれないけど。いいかな。
「だろう」
自分の言葉に得意になっている伸を見て、ああ、これが愛おしい、ということなのかな。雄太も柏木も大事なモノを残してくれたんだ。
過ぎた日々はモノクロームになってしまったはずなのに、その刹那、鮮やかに彼らの顔がよみがえり、一陣の風のように通り過ぎていった。
菜穂は天然色の伸を見つめる。いつかモノクロームに変るかもしれない。カラフルな原色に目を奪われるかもしれない。先のことはわからない。
わたしはわたしのストーリーを紡いでいくだけ。Buddyであるかぎり、何があっても隣りにはいつも伸がいる。
My Buddy!こちらこそよろしく!
「そうそう、例の友達に『愛してる』と伝えといてくれないか」
菜穂は目を白黒させる「えっ、それって」
顔はいうに及ばず、耳から首筋まで真っ赤になった。伸は頬を柔らかくなでながらクックと笑う。
「真っ赤だぞ」
悔しそうに顔をゆがませた菜穂だが、プッと吹き出し、「それ、練習だから」
抱き上げた菜穂を膝に抱き、いつまでも、いつまでも愛し合った。聖夜はまだ始まったばかり。
完
※最後までお読みくださりありがとうございますm(__)m
こういう関係があってもいいかなと思い書きました。
居心地のいい男女関係の選択肢はいろいろあるかなぁと思いまして。(^^;
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