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「な、なに言ってんだよ。小さい頃面倒見てくれた、親戚のお姉さんみたいな人だよ。あ、もしかして焼きもち?」
軽く言ってみたが、彩香はそれきり下を向いたまま一言も話さない。女の勘はするどい。気がつかないのはノーラだけだ。
押すか、引くか。
「軽く食べて帰るか。今日のお礼もしたいし」
押してみた。ついでに手もしっかり握った。今度は振り払われない。少し機嫌を直してくれたようだ。
「伸のうちに行きたい。親には遅くなるって言ってあるから」
しばらくして、ぽつりと言葉が落ちた。
家に帰るまでほとんど話もしなかった。リビングのライトをつけ、コンビニで買ったおにぎりをテーブルに並べる。
「今度ちゃんとご馳走するね」
ご機嫌斜めのままの彩香を抱きかかえるように膝に乗せ、オニギリを開封した。
「彩香も食べろよ。俺が食べさせてあげるから。はい、あーんして」
彩香がふてくされながらも口を開けてきた。伸はキスをした。
「おにぎりは?」
「うん、俺、彩香を味わいたいみたいだ」
そのまま口を吸いながら、ジーンズのジッパーをおろす。むき出しになったペニスが彩香の性器にあたる。布越しでも濡れてきているのがわかる。
「前からがいい?後ろから」
考えている彩香を待たずに下着をおろした。フローリングに腰を下ろし、別の生き物のようにテラテラと光ったヴァギナを舐める。準備が整うと伸の上に座らせた。突き上げるたびにのけぞる首筋がひどく官能的だった。
抱きながら、彩香とはもう長くないんだろうな、と思った。ノーラと彩香に対する態度は明らかにちがう。自覚はある。知らなければ、こういう性格なんだろうと思っていられるが、知ってしまえば戻れない。それでも抱かれにきたのはどういうことだろう。そしてなぜ抱いてるのだろう。これが青少年の健全な性欲なんだろうか。
嫌いじゃない。むしろ好き。浮気もしていない。一緒にいても苦にはならない。盛り上がりもないが、盛り下がることもない。
こういうのはある意味、相性がいいのではと思うくらいだ。
ただトキメキがない。退屈といえば退屈。つまらないが、邪魔にならない娘。
終わってぼんやりしてると彩香が帰るといった。
「何も食べないの?」
「お腹すいてないから、いい」
「そっか、駅まで送るよ」
玄関で濃厚な口づけをかわし、外にでた。
「伸はわたしのこと、好き?」
「嫌いだったら一緒にいない」
わかった、とだけいって彩香は改札口に吸い込まれていった。終わったと思っていたが、連絡すると彩香は会いにきてくれた。たまに映画を見て、軽く食べてセックスする。ルーティーンを淡々とこなす。
「花火大会に行こうか」
夏休みのある日、高3の夏の思い出が欲しくなった伸は誘ってみた。浴衣で屋台をひやかすのも楽しいだろう。
「浴衣姿見たいし」
一瞬嬉しそうに顔をほころばせた彩香が、いつになく可愛く見えた。
待ち合わせは最寄り駅。紺地にアサガオ模様の浴衣に、結い上げた髪で恥ずかしそうに立っていた。伸も浴衣を着ている。
「すごい似合ってるよ」可愛いと耳元でささやいた。
お世辞抜きで彩香は可愛かった。首筋がポッと赤らむ。唇を合わせたいのをぐっとこらえた。
人ごみの中を手をつないで歩く。道路は立ち見で大混雑だ。何とかまあまあの位置を確保したところで、ドーンと花火があがった。わっという歓声がそこかしこではじける。
彩香は伸びあがるようにして見上げている。次々と夜空に浮かぶ光の饗宴は、想像していたよりも迫力があった。そろそろ終わりに近づいた頃、火の玉がひょろひょろ登ってきた。一瞬の静寂後、バーンと三尺玉が破裂すると、観客が一斉にどよめいた。
名残惜しい空気の中、人の流れにならって伸たちも駅に向かった。どこかに立ち寄りたいが、どこもごった返している。
結局また伸の家に行くことになった。
下駄の花緒で彩香の足が赤くなっていた。親指と人差し指の股だ。
「痛い?」
「ん、ちょっと痛いかな。キズパットとかあったら貼りたい」
ソファに座らせ、引き出しにあったバンドエイドを手に持った。
「貼ってやるよ」
うん、と彩香はうなずいた。
ピンクのペディキュアをした素足に触れると、持ち上げて傷口を舐めた。
「あ、汚いよぅ」
「まずは消毒ね」
舐めたあとにワセリンを塗り、傷バンを貼った。割れた浴衣の裾に手を伸ばすと、汗ばんだ皮膚がひんやりと吸い付いてきた。
そのまま左手の指を下着まではわせ、右手を胸の合わせに差し入れた。彩香の眼はトロンと潤み、伸が首筋に唇をあてた頃には激しく喘いできた。浴衣に欲情したのか、彩香とのセックス史上一番に激しくからみあった。いつも受け身の彩香が上にまたがり淫らに腰を振り、喘ぐ姿は何ともセクシーだった。
「好きだよ」
つきあって初めて、心の底からそう言えた。
「うん、わたしも好き」
駅の改札まで送り、また連絡するねというと、彩香はなぜか泣きそうな顔で笑った。そしてそのまま振り返りもせず、階段を下りていった。
嫌な予感はしたが、それから何度電話をしても彩香は電話にでなかった。そんなことがしばらく続き、伸もようやく振られたことを自覚した。花火大会でのセックスが忘れられず、彩香を思いながら何度も抜いた。思ってたより執着していた自分に気づき愕然とした。
季節は巡り、無事大学に入学した。彩香と別れてからは誰ともつきあっていない。だが、その場限りの女性には不自由しなかった。友人の倉田などは、「おまえみたいなのをクズっていうんだぞ」とよくからまれた。
1年の秋の終わりごろ、別キャンパスにある体育の授業が終わって電車に乗りこんだ時だった。倉田が肘をつつく。
「おい、あれ、彩ちゃんじゃないか」
見ると彩香が車両の端に座っていた。声に気がついたのかこちらに顔が向いた。
目が合った。彩香はぱっと目をそらし、ドアが閉まったというのに、席を立とうとしていた。
「伸、」
倉田にかまわず、ずんずんと大股で近づいた。彩香は観念したようにまた座った。
「久しぶりじゃないか。元気そうだね」
元々お嬢様学校の彩香は清楚な雰囲気がある。控えめな化粧は上品だ。
「伸こそ、元気そう。無事大学に合格したのね。第一希望のとこ?」
「ああ、おかげさまでね。花火大会以来、勉強に集中することができたよ」
つい皮肉を言ってしまった。彩香の顔がこわばる。
「せっかく久しぶりに会ったんだから、旧交を温めようじゃないか」
「これから用があるの」
「断っちまえよ。そんなの」
彩香は呆れたように首をフリフリし、そのまま黙ってしまった。伸も黙る。二人でいる時、こうして無言の時間をよく過ごしたものだ。あの時とちがうのは、手をつないでいないことだった。
ガタンゴトンと電車が揺れるたびにお互いの肩がぶつかった。そのたびに彩香は明後日の方向を見る。倉田が遠くで手を振り、降りて行った。伸が乗り換える駅も過ぎた。
「どこで降りるの」
「彩香が降りるところ」
彩香は困ったように眉をしかめた。
「ごめん。嫌だったなら、次の駅で降りるよ。もう一度聞く。俺とお茶する気はない?絶対ない?」
「伸にそんなことを言われるとは思わなかった」
彩香はふっとため息をついて、約束なんかホントはなかったといった。
次の駅で降りて適当にカフェを探す。目についたとこはアジアンカフェ。南米やタイ、ベトナム等の雑貨がところ狭ましと置いてある。
「あれからどうしてたの」
ドリンクをオーダーすると伸が口を開いた。本当はそんなことが聞きたいわけじゃない。振った理由が知りたかった。『好き』って言ってたのに。
「わたしも無事内部進学で大学に進むことができたよ」
チャイがくるまでそんな会話をしていた。元々あまり会話をしない二人だ。話もはずまない。
伸は彩香の手を取った。身体が開くと口も開きやすくなるのが二人のお約束だ。
「放してちょうだい。わたし、彼がいるから」
「おっと、そうか。ごめん」胸がジジッと熱くなった。
「どうしてあれから連絡くれなかったの。何度も連絡したのに」
彩香は下から視線だけをあげた。「セックスのために?」
そんなことない、と言おうとした時、彩香の眼から涙がぽろぽろ落ちてきた。
ハンカチで瞼をおさえ、嗚咽をこらえている。
セックス以外、何か絆があっただろうか。嘘をつくことはいくらでもできる。でも、彩香にも自分にも正直でありたかった。それが誠実の近道のような気がした。だからといって安易に肯定するわけにもいかず、ただぼんやりと眺めていた。
軽く言ってみたが、彩香はそれきり下を向いたまま一言も話さない。女の勘はするどい。気がつかないのはノーラだけだ。
押すか、引くか。
「軽く食べて帰るか。今日のお礼もしたいし」
押してみた。ついでに手もしっかり握った。今度は振り払われない。少し機嫌を直してくれたようだ。
「伸のうちに行きたい。親には遅くなるって言ってあるから」
しばらくして、ぽつりと言葉が落ちた。
家に帰るまでほとんど話もしなかった。リビングのライトをつけ、コンビニで買ったおにぎりをテーブルに並べる。
「今度ちゃんとご馳走するね」
ご機嫌斜めのままの彩香を抱きかかえるように膝に乗せ、オニギリを開封した。
「彩香も食べろよ。俺が食べさせてあげるから。はい、あーんして」
彩香がふてくされながらも口を開けてきた。伸はキスをした。
「おにぎりは?」
「うん、俺、彩香を味わいたいみたいだ」
そのまま口を吸いながら、ジーンズのジッパーをおろす。むき出しになったペニスが彩香の性器にあたる。布越しでも濡れてきているのがわかる。
「前からがいい?後ろから」
考えている彩香を待たずに下着をおろした。フローリングに腰を下ろし、別の生き物のようにテラテラと光ったヴァギナを舐める。準備が整うと伸の上に座らせた。突き上げるたびにのけぞる首筋がひどく官能的だった。
抱きながら、彩香とはもう長くないんだろうな、と思った。ノーラと彩香に対する態度は明らかにちがう。自覚はある。知らなければ、こういう性格なんだろうと思っていられるが、知ってしまえば戻れない。それでも抱かれにきたのはどういうことだろう。そしてなぜ抱いてるのだろう。これが青少年の健全な性欲なんだろうか。
嫌いじゃない。むしろ好き。浮気もしていない。一緒にいても苦にはならない。盛り上がりもないが、盛り下がることもない。
こういうのはある意味、相性がいいのではと思うくらいだ。
ただトキメキがない。退屈といえば退屈。つまらないが、邪魔にならない娘。
終わってぼんやりしてると彩香が帰るといった。
「何も食べないの?」
「お腹すいてないから、いい」
「そっか、駅まで送るよ」
玄関で濃厚な口づけをかわし、外にでた。
「伸はわたしのこと、好き?」
「嫌いだったら一緒にいない」
わかった、とだけいって彩香は改札口に吸い込まれていった。終わったと思っていたが、連絡すると彩香は会いにきてくれた。たまに映画を見て、軽く食べてセックスする。ルーティーンを淡々とこなす。
「花火大会に行こうか」
夏休みのある日、高3の夏の思い出が欲しくなった伸は誘ってみた。浴衣で屋台をひやかすのも楽しいだろう。
「浴衣姿見たいし」
一瞬嬉しそうに顔をほころばせた彩香が、いつになく可愛く見えた。
待ち合わせは最寄り駅。紺地にアサガオ模様の浴衣に、結い上げた髪で恥ずかしそうに立っていた。伸も浴衣を着ている。
「すごい似合ってるよ」可愛いと耳元でささやいた。
お世辞抜きで彩香は可愛かった。首筋がポッと赤らむ。唇を合わせたいのをぐっとこらえた。
人ごみの中を手をつないで歩く。道路は立ち見で大混雑だ。何とかまあまあの位置を確保したところで、ドーンと花火があがった。わっという歓声がそこかしこではじける。
彩香は伸びあがるようにして見上げている。次々と夜空に浮かぶ光の饗宴は、想像していたよりも迫力があった。そろそろ終わりに近づいた頃、火の玉がひょろひょろ登ってきた。一瞬の静寂後、バーンと三尺玉が破裂すると、観客が一斉にどよめいた。
名残惜しい空気の中、人の流れにならって伸たちも駅に向かった。どこかに立ち寄りたいが、どこもごった返している。
結局また伸の家に行くことになった。
下駄の花緒で彩香の足が赤くなっていた。親指と人差し指の股だ。
「痛い?」
「ん、ちょっと痛いかな。キズパットとかあったら貼りたい」
ソファに座らせ、引き出しにあったバンドエイドを手に持った。
「貼ってやるよ」
うん、と彩香はうなずいた。
ピンクのペディキュアをした素足に触れると、持ち上げて傷口を舐めた。
「あ、汚いよぅ」
「まずは消毒ね」
舐めたあとにワセリンを塗り、傷バンを貼った。割れた浴衣の裾に手を伸ばすと、汗ばんだ皮膚がひんやりと吸い付いてきた。
そのまま左手の指を下着まではわせ、右手を胸の合わせに差し入れた。彩香の眼はトロンと潤み、伸が首筋に唇をあてた頃には激しく喘いできた。浴衣に欲情したのか、彩香とのセックス史上一番に激しくからみあった。いつも受け身の彩香が上にまたがり淫らに腰を振り、喘ぐ姿は何ともセクシーだった。
「好きだよ」
つきあって初めて、心の底からそう言えた。
「うん、わたしも好き」
駅の改札まで送り、また連絡するねというと、彩香はなぜか泣きそうな顔で笑った。そしてそのまま振り返りもせず、階段を下りていった。
嫌な予感はしたが、それから何度電話をしても彩香は電話にでなかった。そんなことがしばらく続き、伸もようやく振られたことを自覚した。花火大会でのセックスが忘れられず、彩香を思いながら何度も抜いた。思ってたより執着していた自分に気づき愕然とした。
季節は巡り、無事大学に入学した。彩香と別れてからは誰ともつきあっていない。だが、その場限りの女性には不自由しなかった。友人の倉田などは、「おまえみたいなのをクズっていうんだぞ」とよくからまれた。
1年の秋の終わりごろ、別キャンパスにある体育の授業が終わって電車に乗りこんだ時だった。倉田が肘をつつく。
「おい、あれ、彩ちゃんじゃないか」
見ると彩香が車両の端に座っていた。声に気がついたのかこちらに顔が向いた。
目が合った。彩香はぱっと目をそらし、ドアが閉まったというのに、席を立とうとしていた。
「伸、」
倉田にかまわず、ずんずんと大股で近づいた。彩香は観念したようにまた座った。
「久しぶりじゃないか。元気そうだね」
元々お嬢様学校の彩香は清楚な雰囲気がある。控えめな化粧は上品だ。
「伸こそ、元気そう。無事大学に合格したのね。第一希望のとこ?」
「ああ、おかげさまでね。花火大会以来、勉強に集中することができたよ」
つい皮肉を言ってしまった。彩香の顔がこわばる。
「せっかく久しぶりに会ったんだから、旧交を温めようじゃないか」
「これから用があるの」
「断っちまえよ。そんなの」
彩香は呆れたように首をフリフリし、そのまま黙ってしまった。伸も黙る。二人でいる時、こうして無言の時間をよく過ごしたものだ。あの時とちがうのは、手をつないでいないことだった。
ガタンゴトンと電車が揺れるたびにお互いの肩がぶつかった。そのたびに彩香は明後日の方向を見る。倉田が遠くで手を振り、降りて行った。伸が乗り換える駅も過ぎた。
「どこで降りるの」
「彩香が降りるところ」
彩香は困ったように眉をしかめた。
「ごめん。嫌だったなら、次の駅で降りるよ。もう一度聞く。俺とお茶する気はない?絶対ない?」
「伸にそんなことを言われるとは思わなかった」
彩香はふっとため息をついて、約束なんかホントはなかったといった。
次の駅で降りて適当にカフェを探す。目についたとこはアジアンカフェ。南米やタイ、ベトナム等の雑貨がところ狭ましと置いてある。
「あれからどうしてたの」
ドリンクをオーダーすると伸が口を開いた。本当はそんなことが聞きたいわけじゃない。振った理由が知りたかった。『好き』って言ってたのに。
「わたしも無事内部進学で大学に進むことができたよ」
チャイがくるまでそんな会話をしていた。元々あまり会話をしない二人だ。話もはずまない。
伸は彩香の手を取った。身体が開くと口も開きやすくなるのが二人のお約束だ。
「放してちょうだい。わたし、彼がいるから」
「おっと、そうか。ごめん」胸がジジッと熱くなった。
「どうしてあれから連絡くれなかったの。何度も連絡したのに」
彩香は下から視線だけをあげた。「セックスのために?」
そんなことない、と言おうとした時、彩香の眼から涙がぽろぽろ落ちてきた。
ハンカチで瞼をおさえ、嗚咽をこらえている。
セックス以外、何か絆があっただろうか。嘘をつくことはいくらでもできる。でも、彩香にも自分にも正直でありたかった。それが誠実の近道のような気がした。だからといって安易に肯定するわけにもいかず、ただぼんやりと眺めていた。
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