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1章
エルフ族と拠点拡大
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山田が家にもどり、今日の収穫である魔物の肉を焼き始めた。
いつものように焼いていると、林の方から何やら人影を感じた。
山田はそれに気づいたのか、人影に向かって声を掛ける。
「誰だ!そこにいるのは!」
大きな声をあげる山田に、その人影はびくりと反応していた。
”ガサガサ......”
茂みから少しづつ現れる正体。
それはファンタジー世界のど定番である”エルフ族”であった。
しかも1人ではない。男女総勢10数名の団体様であった。
「す......すいません......敵意はないので殺さないでください」
そのうちの一人が山田に話しかけてきた。
「そんな君たちは何者なんだ?」
「私たちはエルフ族の生き残りです・・故郷が魔族に襲われて、当てのない放浪の旅を続けていました」
エルフは歯を食いしばった表情で続けて話す。
「あなたはこの土地の領主様でしょうか?もしそうならば私たちをここに住まわせていただけないでしょうか?」
領民がいない山田には好都合だが、エルフ族に限らずこの世界についてそもそも知らない山田。
「すんでも構わないぞ。食べ物はないから自給自足をしてもらうことになるけどね」
「ありがとうございます!では居住スペースをお借りします」
そう言ってエルフ族は、家を作り始めた
手慣れているようで、簡素な家だが、数日後には木組の良い家が立ち並んでいた。
最初に話しかけてくれた子はどうやらエルフ族の長の娘らしい。
やってきたエルフ族の中の取りまとめを行っていたらしい。
「君の名前は?」
「リーリエと申します。今後ともよろしくお願いします」
すごく礼儀正しい子であった。
リーリエは早速、この領土の発展部隊と食糧調達部隊を編成し対応に取り掛かった。
今後とも活躍が見込めそうだ。
今まで一人で生活をしていたので、これからは領主としてこういったメンバー管理を行う必要があるようだ。
「頑張らないとな。リーリエ......無理はするなよ」
「わかりました」
リーリエの笑顔でご飯が何杯でもいけそうだ
こうして領主生活が始まった
いつものように焼いていると、林の方から何やら人影を感じた。
山田はそれに気づいたのか、人影に向かって声を掛ける。
「誰だ!そこにいるのは!」
大きな声をあげる山田に、その人影はびくりと反応していた。
”ガサガサ......”
茂みから少しづつ現れる正体。
それはファンタジー世界のど定番である”エルフ族”であった。
しかも1人ではない。男女総勢10数名の団体様であった。
「す......すいません......敵意はないので殺さないでください」
そのうちの一人が山田に話しかけてきた。
「そんな君たちは何者なんだ?」
「私たちはエルフ族の生き残りです・・故郷が魔族に襲われて、当てのない放浪の旅を続けていました」
エルフは歯を食いしばった表情で続けて話す。
「あなたはこの土地の領主様でしょうか?もしそうならば私たちをここに住まわせていただけないでしょうか?」
領民がいない山田には好都合だが、エルフ族に限らずこの世界についてそもそも知らない山田。
「すんでも構わないぞ。食べ物はないから自給自足をしてもらうことになるけどね」
「ありがとうございます!では居住スペースをお借りします」
そう言ってエルフ族は、家を作り始めた
手慣れているようで、簡素な家だが、数日後には木組の良い家が立ち並んでいた。
最初に話しかけてくれた子はどうやらエルフ族の長の娘らしい。
やってきたエルフ族の中の取りまとめを行っていたらしい。
「君の名前は?」
「リーリエと申します。今後ともよろしくお願いします」
すごく礼儀正しい子であった。
リーリエは早速、この領土の発展部隊と食糧調達部隊を編成し対応に取り掛かった。
今後とも活躍が見込めそうだ。
今まで一人で生活をしていたので、これからは領主としてこういったメンバー管理を行う必要があるようだ。
「頑張らないとな。リーリエ......無理はするなよ」
「わかりました」
リーリエの笑顔でご飯が何杯でもいけそうだ
こうして領主生活が始まった
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