110 / 136
第2部
フェーズ8-11
しおりを挟む
最近買ってもらったホットプレートで今夜は焼肉をする。涼には先に野菜を焼き始めててもらい、私は飲みものとお肉の準備をしていた。
「創立記念パーティー?」
遅れてダイニングテーブルにつきながら、私は訊き返した。今月末に涼が勤務する臨海総合病院の創立記念パーティーが開かれるらしい。
「家族も参加していいことになってるから一緒にどう? ドレス着て」
ドレスなんて本格的だ。医者の集まりなんだし、格式高いパーティーなんだろうな。私が参加したら場違いで浮いてしまいそう。
「麗子さんもいるんだよね?」
病院のカフェでは客と店員として何度か麗子さんと顔を合わせているものの、彼女は私を涼の妻とは認識していない。パーティーに夫婦同伴で参加するなら当然、妻として麗子さんに挨拶することになる。
「もう気にすることないよ」
麗子さんは私に結婚祝いをくれた。でもあれは形式的なもので、実際は涼のことを麗子さんがまだ好きだとしたら? 彼女の本心は彼女にしかわからない。
私が麗子さんの立場だったらどう思うだろう。涼と別れて何年後かに再会したとき、涼は別の人と結婚してる。そんなの耐えられない。結婚祝いなんてとんでもないし、相手には絶対に会いたくない。涼と別れる、別の人と結婚、別れて、別の人と。想像するだけで悲しくて、涙がじわじわと滲んできた。
「ああ、その麗子さんだけど、結婚するらしいぞ」
鉄板の上で野菜を裏返しながら涼が言った。
「へ?」
涙がぴたりと止まった。
「結婚? 麗子さんが?」
「そう。相手、誰だと思う?」
「私も知ってる人なの?」
涼が意味深に笑う。
「澄先生?」
澄先生しか知らない。お子さんがいるから結婚してるものだとばかり思っていた。そういえば去年の夏祭りで会ったとき、奥さんは一緒ではなかった。実はシングルファザーで、部下である麗子さんと再婚!? 驚きのビッグカップルだ。
「当日のお楽しみにしておいたら。婚約者と参加するだろうから」
「じゃあ、行こうかな」
「よし」
了承したところで大事なことに気がついた。
「でも待って。私、ドレスなんて持ってない……」
涼がぶつぶつと何か言っている。
「露出は控えめで、スカートの長さは膝くらい。色は……」
すでにシミュレーションに入っていた。
創立記念パーティーの会場は高層ホテルだった。リッチな外観に一瞬でひるんだ私は、地下駐車場で車を降りると涼に訊ねた。
「おかしくない?」
ピンクゴールドのカクテルドレスを今日のために買ってもらってしまった。まるでハリウッドのセレブが着るドレスみたい。ちぐはぐになっていないか不安だ。
「すごく似合ってる」
ホテルの外観だけでも怖気づいたというのに、向かった先は大中小ある宴会場のうち、一番大きな大宴会場だった。高い天井には美しく輝く巨大なシャンデリアがぶら下がっている。ベージュのカーペットの上には、白いテーブルクロスがかけられた丸いテーブルがいくつも設置され、各テーブルにはゴージャスな花と料理の大皿が並ぶ。着飾った大勢の人々がグループごとに談笑していて、どこに目を向けても華やかな雰囲気が漂っていた。
かっこいいスーツ姿の涼にエスコートされながら会場に入った。手つきがさり気ない。慣れてる。
「神河先生、彩ちゃんも」
人の間を縫うように進んでいくと、澄先生が私たちに気づいて声をかけてきた。医者らしき数人の男性たちと話している。涼と一緒に彼らにも会釈をした。
「彩ちゃんは会うたびに雰囲気が変わるね。浴衣もよかったけど、今日はまた一段と大人っぽくてきれいだよ」
「ありがとうございます」
はにかみながらお礼を言った。褒めていただいたところで改めて見まわすも、近くに麗子さんの姿はない。一緒ではないのか。不思議に思っていると涼が察したのか、
「鷹宮先生は?」
と、澄先生に訊いてくれた。
「さっきそのへんを婚約者と挨拶して回ってたよ」
ん? 「婚約者と」? ということは相手は澄先生ではないのか。それではいったい誰なの。考えあぐねていたら、背後から声がかかった。
「呼んだ?」
振り返ると、黒いワンショルダーのロングドレスに身を包んだ麗子さんが立っていた。春にうちに訪ねてきた、涼の友だちの一ノ瀬さんと一緒に。婚約者ってまさか。
「あら、奥様?」
麗子さんがちらりと私を見た。
「ああ、彩だ」
「こ、こんばんは。いつも主人がお世話になってます」
「はじめまして。同僚の鷹宮です。こちらこそ神河先生にはいつもお世話になっております」
柔らかい笑顔で丁寧にお辞儀をしてくれた。「はじめまして」ではないのだけど、やはり私には気づいていないようだ。今後はどうだろう。次にカフェで会ったときにはさすがに気づかれてしまうかな。でも普段は薄化粧で、今日は美容院でプロに施してもらったバッチリメイクだから、案外気づかれないままかもしれない。
元々きれいな人だけど今日は格別だ。エレガントなドレスもとても素敵で、よく似合っている。もっと眺めていたいけれど、それよりも今は隣にいる一ノ瀬さんが気になる。一度に情報量が多すぎてパニックだ。
「彩ちゃん、久しぶり。見違えたから一瞬誰かと思った」
「お久しぶりです」
「会ったことあるの?」
麗子さんが一ノ瀬さんに訊ねた。
「前に神河の家で飲ませてもらったときにね」
麗子さんの婚約者って一ノ瀬さんなの? 涼に目配せをすると彼が頷いたので、私は確信を持った。
「ご婚約おめでとうございます」
「ありがとうございます」
さりげなく一ノ瀬さんの腕に回された左手の薬指に、大きなダイヤの指輪がはめられているのを見つけた。いつの間にこういうことになったんだろう。一ノ瀬さんがうちにきたときは涼に麗子さんとのことを訊いたりなんかして、付き合ってる様子はまったくなかった。涼は二人のなれそめを知ってるのかな。パーティーが終わったら訊いてみよう。
ステージでは理事長・院長の挨拶、来賓からの祝辞のあと、病院のこれまでの歩みを紹介する動画が流れたり、表彰式などが行われた。今年で創立五十周年、大きな節目の年だ。どうりで盛大なわけだ。臨海総合病院の関係者だけでなく、他院や政財界からのゲストも参加しているらしかった。
軽食をつまんだりドリンクを飲んだりしながら、時折涼の知り合いに一緒に挨拶をした。予想はしていたけど、医者だらけのパーティーだからとんでもなくハイクラスで、私は場違いに感じる。でもこういう機会はまたあるかもしれない。少しずつ慣れていったほうがいい。
緊張しながらとりあえず笑顔を作りつづけていたら、頬がぴくぴくしてきた。これ以上は笑えないというところでパーティーがお開きになってくれた。
助かった。これで帰れる。ドレスとパンプスを早く脱いで楽になりたい。ところが涼はクロークで上着を受け取ったあと、出口とは逆方向のフロントへ向かった。
「帰らないの?」
ついていきながら涼に訊ねる。
「せっかくだから泊まろう」
「えっ? 泊まるって……」
このホテルに? 今から? 着替えとか何も用意してない。
「創立記念パーティー?」
遅れてダイニングテーブルにつきながら、私は訊き返した。今月末に涼が勤務する臨海総合病院の創立記念パーティーが開かれるらしい。
「家族も参加していいことになってるから一緒にどう? ドレス着て」
ドレスなんて本格的だ。医者の集まりなんだし、格式高いパーティーなんだろうな。私が参加したら場違いで浮いてしまいそう。
「麗子さんもいるんだよね?」
病院のカフェでは客と店員として何度か麗子さんと顔を合わせているものの、彼女は私を涼の妻とは認識していない。パーティーに夫婦同伴で参加するなら当然、妻として麗子さんに挨拶することになる。
「もう気にすることないよ」
麗子さんは私に結婚祝いをくれた。でもあれは形式的なもので、実際は涼のことを麗子さんがまだ好きだとしたら? 彼女の本心は彼女にしかわからない。
私が麗子さんの立場だったらどう思うだろう。涼と別れて何年後かに再会したとき、涼は別の人と結婚してる。そんなの耐えられない。結婚祝いなんてとんでもないし、相手には絶対に会いたくない。涼と別れる、別の人と結婚、別れて、別の人と。想像するだけで悲しくて、涙がじわじわと滲んできた。
「ああ、その麗子さんだけど、結婚するらしいぞ」
鉄板の上で野菜を裏返しながら涼が言った。
「へ?」
涙がぴたりと止まった。
「結婚? 麗子さんが?」
「そう。相手、誰だと思う?」
「私も知ってる人なの?」
涼が意味深に笑う。
「澄先生?」
澄先生しか知らない。お子さんがいるから結婚してるものだとばかり思っていた。そういえば去年の夏祭りで会ったとき、奥さんは一緒ではなかった。実はシングルファザーで、部下である麗子さんと再婚!? 驚きのビッグカップルだ。
「当日のお楽しみにしておいたら。婚約者と参加するだろうから」
「じゃあ、行こうかな」
「よし」
了承したところで大事なことに気がついた。
「でも待って。私、ドレスなんて持ってない……」
涼がぶつぶつと何か言っている。
「露出は控えめで、スカートの長さは膝くらい。色は……」
すでにシミュレーションに入っていた。
創立記念パーティーの会場は高層ホテルだった。リッチな外観に一瞬でひるんだ私は、地下駐車場で車を降りると涼に訊ねた。
「おかしくない?」
ピンクゴールドのカクテルドレスを今日のために買ってもらってしまった。まるでハリウッドのセレブが着るドレスみたい。ちぐはぐになっていないか不安だ。
「すごく似合ってる」
ホテルの外観だけでも怖気づいたというのに、向かった先は大中小ある宴会場のうち、一番大きな大宴会場だった。高い天井には美しく輝く巨大なシャンデリアがぶら下がっている。ベージュのカーペットの上には、白いテーブルクロスがかけられた丸いテーブルがいくつも設置され、各テーブルにはゴージャスな花と料理の大皿が並ぶ。着飾った大勢の人々がグループごとに談笑していて、どこに目を向けても華やかな雰囲気が漂っていた。
かっこいいスーツ姿の涼にエスコートされながら会場に入った。手つきがさり気ない。慣れてる。
「神河先生、彩ちゃんも」
人の間を縫うように進んでいくと、澄先生が私たちに気づいて声をかけてきた。医者らしき数人の男性たちと話している。涼と一緒に彼らにも会釈をした。
「彩ちゃんは会うたびに雰囲気が変わるね。浴衣もよかったけど、今日はまた一段と大人っぽくてきれいだよ」
「ありがとうございます」
はにかみながらお礼を言った。褒めていただいたところで改めて見まわすも、近くに麗子さんの姿はない。一緒ではないのか。不思議に思っていると涼が察したのか、
「鷹宮先生は?」
と、澄先生に訊いてくれた。
「さっきそのへんを婚約者と挨拶して回ってたよ」
ん? 「婚約者と」? ということは相手は澄先生ではないのか。それではいったい誰なの。考えあぐねていたら、背後から声がかかった。
「呼んだ?」
振り返ると、黒いワンショルダーのロングドレスに身を包んだ麗子さんが立っていた。春にうちに訪ねてきた、涼の友だちの一ノ瀬さんと一緒に。婚約者ってまさか。
「あら、奥様?」
麗子さんがちらりと私を見た。
「ああ、彩だ」
「こ、こんばんは。いつも主人がお世話になってます」
「はじめまして。同僚の鷹宮です。こちらこそ神河先生にはいつもお世話になっております」
柔らかい笑顔で丁寧にお辞儀をしてくれた。「はじめまして」ではないのだけど、やはり私には気づいていないようだ。今後はどうだろう。次にカフェで会ったときにはさすがに気づかれてしまうかな。でも普段は薄化粧で、今日は美容院でプロに施してもらったバッチリメイクだから、案外気づかれないままかもしれない。
元々きれいな人だけど今日は格別だ。エレガントなドレスもとても素敵で、よく似合っている。もっと眺めていたいけれど、それよりも今は隣にいる一ノ瀬さんが気になる。一度に情報量が多すぎてパニックだ。
「彩ちゃん、久しぶり。見違えたから一瞬誰かと思った」
「お久しぶりです」
「会ったことあるの?」
麗子さんが一ノ瀬さんに訊ねた。
「前に神河の家で飲ませてもらったときにね」
麗子さんの婚約者って一ノ瀬さんなの? 涼に目配せをすると彼が頷いたので、私は確信を持った。
「ご婚約おめでとうございます」
「ありがとうございます」
さりげなく一ノ瀬さんの腕に回された左手の薬指に、大きなダイヤの指輪がはめられているのを見つけた。いつの間にこういうことになったんだろう。一ノ瀬さんがうちにきたときは涼に麗子さんとのことを訊いたりなんかして、付き合ってる様子はまったくなかった。涼は二人のなれそめを知ってるのかな。パーティーが終わったら訊いてみよう。
ステージでは理事長・院長の挨拶、来賓からの祝辞のあと、病院のこれまでの歩みを紹介する動画が流れたり、表彰式などが行われた。今年で創立五十周年、大きな節目の年だ。どうりで盛大なわけだ。臨海総合病院の関係者だけでなく、他院や政財界からのゲストも参加しているらしかった。
軽食をつまんだりドリンクを飲んだりしながら、時折涼の知り合いに一緒に挨拶をした。予想はしていたけど、医者だらけのパーティーだからとんでもなくハイクラスで、私は場違いに感じる。でもこういう機会はまたあるかもしれない。少しずつ慣れていったほうがいい。
緊張しながらとりあえず笑顔を作りつづけていたら、頬がぴくぴくしてきた。これ以上は笑えないというところでパーティーがお開きになってくれた。
助かった。これで帰れる。ドレスとパンプスを早く脱いで楽になりたい。ところが涼はクロークで上着を受け取ったあと、出口とは逆方向のフロントへ向かった。
「帰らないの?」
ついていきながら涼に訊ねる。
「せっかくだから泊まろう」
「えっ? 泊まるって……」
このホテルに? 今から? 着替えとか何も用意してない。
1
お気に入りに追加
150
あなたにおすすめの小説
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
4人の王子に囲まれて
*YUA*
恋愛
シングルマザーで育った貧乏で平凡な女子高生の結衣は、母の再婚がきっかけとなり4人の義兄ができる。
4人の兄たちは結衣が気に食わず意地悪ばかりし、追い出そうとするが、段々と結衣の魅力に惹かれていって……
4人のイケメン義兄と1人の妹の共同生活を描いたストーリー!
鈴木結衣(Yui Suzuki)
高1 156cm 39kg
シングルマザーで育った貧乏で平凡な女子高生。
母の再婚によって4人の義兄ができる。
矢神 琉生(Ryusei yagami)
26歳 178cm
結衣の義兄の長男。
面倒見がよく優しい。
近くのクリニックの先生をしている。
矢神 秀(Shu yagami)
24歳 172cm
結衣の義兄の次男。
優しくて結衣の1番の頼れるお義兄さん。
結衣と大雅が通うS高の数学教師。
矢神 瑛斗(Eito yagami)
22歳 177cm
結衣の義兄の三男。
優しいけどちょっぴりSな一面も!?
今大人気若手俳優のエイトの顔を持つ。
矢神 大雅(Taiga yagami)
高3 182cm
結衣の義兄の四男。
学校からも目をつけられているヤンキー。
結衣と同じ高校に通うモテモテの先輩でもある。
*注 医療の知識等はございません。
ご了承くださいませ。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
My Doctor
west forest
恋愛
#病気#医者#喘息#心臓病#高校生
病気系ですので、苦手な方は引き返してください。
初めて書くので読みにくい部分、誤字脱字等あると思いますが、ささやかな目で見ていただけると嬉しいです!
主人公:篠崎 奈々 (しのざき なな)
妹:篠崎 夏愛(しのざき なつめ)
医者:斎藤 拓海 (さいとう たくみ)
好きだった幼馴染に出会ったらイケメンドクターだった!?
すず。
恋愛
体調を崩してしまった私
社会人 26歳 佐藤鈴音(すずね)
診察室にいた医師は2つ年上の
幼馴染だった!?
診察室に居た医師(鈴音と幼馴染)
内科医 28歳 桐生慶太(けいた)
※お話に出てくるものは全て空想です
現実世界とは何も関係ないです
※治療法、病気知識ほぼなく書かせて頂きます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる