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第1部
フェーズ1-12
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それからは期末テストであっという間に日数が過ぎ、いよいよ私の両親に婚約の話をする日がやってきた。
自宅前で車から降りた涼を出迎える。初めて見るスーツ姿はピシリと決まっていて、白衣姿に負けず劣らずかっこいい。清潔感のあるサラサラの黒髪、ピカピカの革靴。頭のてっぺんから足のつま先まで、何もかもが完璧だ。かっこよすぎて目眩がする。本当に私、この人と結婚できるの? 私なんかがしてもいいの? うれしいのと恐れ多いのとで全身がムズムズする。何か出てきそう。
二人で玄関に入ると母が出迎えてくれた。涼を見るなり母の顔色が変わった。
「神河先生!? どうして先生が? まさか、娘にまたどこか悪いところが……」
青ざめる母に私は慌てて言った。
「お母さん、違うの。そういうことじゃないから安心して」
母をなだめながら父が待つ和室へ涼を案内した。母と同様に父も驚いている。
「超かっこいい」
なぜか呼んでいないはずの妹の花もそこにいて、ぼそりと呟いた。今日のことは両親には「会ってほしい人がいる」とだけ話してある。それを聞いた花が興味本位で参加したのだろう。
両親ともに不穏な想像をしているようだから、涼は挨拶もそこそこに本題に入った。用意されている座布団には座らず、その横に正座すると手をつき頭を下げた。私も隣に正座する。
「ご無沙汰しています、神河です。彩さんとお付き合いをさせていただいてます」
言ってしまった。テレビドラマなどで見るシーンだ。まさか実際に自分も、しかもこんなに早く体験するとは思ってもみなかった。恐る恐る家族三人の反応をうかがう。
「へぁ!?」
変な声が出たのは母で、父と花は声にならないほど驚いているようだった。特に花はぽかんと大口を開けたまま固まっている。
「か、かかか神河先生が? 娘と? 本当ですか? それは、どういう……」
どういう流れでそうなったか? それとも、どういうつもりか? 両方かもしれない。涼のことはまったく伝えていなかったから、疑問というよりもまずは信じられない気持ちのほうが大きいみたいだ。
「先生、まずはお顔を上げて、どうぞそちらへお座りになってください」
父が座布団を勧める。涼は、
「いえ、こちらで」
と断った。少し戸惑った様子で、父が話を進める。
「いつからですか?」
「彼女が退院後、体調が落ち着いた頃から外で会うようになりました」
隣の私はうんうんと頷く。
「いったい、どっちから?」
やや落ち着きを取り戻したらしい母が訊ねた。
「私から」
遠慮がちに答えると、三人がまた驚いて一斉に私を見た。その表情は「信じられない」「あんた、なんてことしてるの」とでも言いたげだ。確かに私からなんだけど、どう説明しよう。わかりやすく「デートしてください」とか「付き合ってください」と告白したわけではない。いや、それよりももっと大胆なことを言ってしまったんだ。「抱きしめてください」なんて。
ぽかんとする家族に補足しようか考えていると、涼が言った。
「先に言葉にしたのは彩さんですが、彼女の治療に携わっている段階で、私も彼女のことを今後もずっと守りたいと、いつからか思っていました」
なんですって? 今度は私が一番驚いた。初耳だ。
母がちらりと父を見る。涼が畳の上で正座したままのところを見ると、まだ続きがあると察しているのだろう。その信号を父に送っているように見える。
「彼女が高校を卒業後、結婚したいと考えています」
父が目を見張ったのがわかった。
「どうか、お許しいただけないでしょうか」
涼が再び頭を下げる。私は父の表情の変化を一ミリも見逃さないようにじっと見つめた。お願い、怒らないで。結婚なんて早すぎるのはわかっている。でも、今すぐにするわけではない。結婚の意思があることを伝えるのは、けっしてマイナスの印象ではないはずだ。どうか許して、と私は祈った。
「まさかデキ……」
花が口を挟んだものの、これ以上はいけないと悟ったのか途中で止めた。爆弾を投下しないでほしい。父と母が困惑した表情で顔を見合わせる。でもその爆弾は幸いにも不発弾だ。そんなことはしていないのだから。信じてもらえるかどうかはわからないけれど。
「それはありません。まだ高校生ですから、そこは大事に考えてます」
頭を上げた涼が落ち着いて説明した。私が下手に口を出すよりも、涼に任せたほうがよさそう。さらに彼が続ける。
「高校生だからこそ、私の意志をしっかりとご両親にお伝えして、理解していただきたいと思い、本日ご挨拶にうかがいました。彼女と、真剣に結婚を考えています」
真摯な気持ちとセリフにじーんとする。
父は考え込み、母はそんな父を黙って見守っていた。しばらく沈黙が流れたあと、父が口を開いた。
「お相手が神河先生とあれば、こちらとしては願ってもないことです。娘を安心して任せられる、この上ないお方ですから。我々にとって神河先生は、娘の病気を治してくれた素晴らしいお医者様であり、恩人です。ですが――」
安堵したのも束の間、私は再び息を呑む。
「本当によろしいのですか」
反対されるかと思いきや、ただの確認で安心した。補足するように母が続ける。
「そうですよ! 先生ほどの方なら、お相手は星の数ほどいるでしょう。何もうちの高校生の娘でなくとも」
そこは私も不思議だから、もっと問い詰めてもらってもいいかもしれない。でも涼は心配する両親にはっきりと答えた。
「いえ、彩さんと結婚させてください」
両親への挨拶を終え、一緒に車に戻ってきた。涼が息を吐きながらネクタイを緩めた。
「緊張した」
私には終始落ち着き払っていたように見えた。今までに十人くらい挨拶した経験があるのではと思うくらいだ。でも顔には出ていないだけでさすがに緊張したのかな。
「お疲れさま。許してもらえてよかった」
「そうだな」
涼の「結婚させてください」のあと、両親は揃って「よろしくお願いします」と頭を下げた。それからはやっと座布団に移動した涼と今後について話した。同棲はまだしないこと、入籍日はまだ未定で二人で相談して決めること、決まり次第また改めて挨拶にうかがうこと、など。花はあの神河先生をお義兄さんと呼べるなんてと興奮していた。
「大歓迎だったでしょ? 何を心配してたの?」
プロポーズしてくれたときに涼が言ってたことが気になっている。
「俺は彩を治療した医者で、俺自身はそんなつもりはないけど、はたから見れば俺のほうが彩より立場は上だ。それを利用してお前に近づいたと、未成年の親なら考えても不思議じゃない」
思いもしなかった言葉に私は驚いた。立場だとか利用だとか、考えたこともなかった。
「彩だって、俺になんの興味もなかったとして、主治医の俺から誘惑されたら冷静でいられたか?」
この人に誘惑されたら誰でもイチコロなのでは。
「誘惑、されてみたかったかも」
涼が笑いながら、エンジンを起動した。
「じゃあ、これからは遠慮なく」
これからさっそく指輪を見にいくのだ。ハンドルを握る涼に私は問いかける。
「さっき言ってたの本当? 私のこと、治療してるときから、って。許してもらうために言っただけ?」
「いや、本当」
「嘘……私があのとき屋上で、あんなこと言ったから応えてくれたんじゃないの?」
私は頭を混乱させながら訊ねた。
「じゃないの」
「それなら、いつから? 全然知らない」
「そのうちな」
「ええ?」
わけがわからない。今の今まで、涼は気持ちを伝えた私に応えてくれただけだと思っていた。そうでないのなら、いつから? どのタイミングで? 聞き出そうとしても、涼は今は教える気はないようだった。いつか絶対に教えてもらおう。
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「神河先生!? どうして先生が? まさか、娘にまたどこか悪いところが……」
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母をなだめながら父が待つ和室へ涼を案内した。母と同様に父も驚いている。
「超かっこいい」
なぜか呼んでいないはずの妹の花もそこにいて、ぼそりと呟いた。今日のことは両親には「会ってほしい人がいる」とだけ話してある。それを聞いた花が興味本位で参加したのだろう。
両親ともに不穏な想像をしているようだから、涼は挨拶もそこそこに本題に入った。用意されている座布団には座らず、その横に正座すると手をつき頭を下げた。私も隣に正座する。
「ご無沙汰しています、神河です。彩さんとお付き合いをさせていただいてます」
言ってしまった。テレビドラマなどで見るシーンだ。まさか実際に自分も、しかもこんなに早く体験するとは思ってもみなかった。恐る恐る家族三人の反応をうかがう。
「へぁ!?」
変な声が出たのは母で、父と花は声にならないほど驚いているようだった。特に花はぽかんと大口を開けたまま固まっている。
「か、かかか神河先生が? 娘と? 本当ですか? それは、どういう……」
どういう流れでそうなったか? それとも、どういうつもりか? 両方かもしれない。涼のことはまったく伝えていなかったから、疑問というよりもまずは信じられない気持ちのほうが大きいみたいだ。
「先生、まずはお顔を上げて、どうぞそちらへお座りになってください」
父が座布団を勧める。涼は、
「いえ、こちらで」
と断った。少し戸惑った様子で、父が話を進める。
「いつからですか?」
「彼女が退院後、体調が落ち着いた頃から外で会うようになりました」
隣の私はうんうんと頷く。
「いったい、どっちから?」
やや落ち着きを取り戻したらしい母が訊ねた。
「私から」
遠慮がちに答えると、三人がまた驚いて一斉に私を見た。その表情は「信じられない」「あんた、なんてことしてるの」とでも言いたげだ。確かに私からなんだけど、どう説明しよう。わかりやすく「デートしてください」とか「付き合ってください」と告白したわけではない。いや、それよりももっと大胆なことを言ってしまったんだ。「抱きしめてください」なんて。
ぽかんとする家族に補足しようか考えていると、涼が言った。
「先に言葉にしたのは彩さんですが、彼女の治療に携わっている段階で、私も彼女のことを今後もずっと守りたいと、いつからか思っていました」
なんですって? 今度は私が一番驚いた。初耳だ。
母がちらりと父を見る。涼が畳の上で正座したままのところを見ると、まだ続きがあると察しているのだろう。その信号を父に送っているように見える。
「彼女が高校を卒業後、結婚したいと考えています」
父が目を見張ったのがわかった。
「どうか、お許しいただけないでしょうか」
涼が再び頭を下げる。私は父の表情の変化を一ミリも見逃さないようにじっと見つめた。お願い、怒らないで。結婚なんて早すぎるのはわかっている。でも、今すぐにするわけではない。結婚の意思があることを伝えるのは、けっしてマイナスの印象ではないはずだ。どうか許して、と私は祈った。
「まさかデキ……」
花が口を挟んだものの、これ以上はいけないと悟ったのか途中で止めた。爆弾を投下しないでほしい。父と母が困惑した表情で顔を見合わせる。でもその爆弾は幸いにも不発弾だ。そんなことはしていないのだから。信じてもらえるかどうかはわからないけれど。
「それはありません。まだ高校生ですから、そこは大事に考えてます」
頭を上げた涼が落ち着いて説明した。私が下手に口を出すよりも、涼に任せたほうがよさそう。さらに彼が続ける。
「高校生だからこそ、私の意志をしっかりとご両親にお伝えして、理解していただきたいと思い、本日ご挨拶にうかがいました。彼女と、真剣に結婚を考えています」
真摯な気持ちとセリフにじーんとする。
父は考え込み、母はそんな父を黙って見守っていた。しばらく沈黙が流れたあと、父が口を開いた。
「お相手が神河先生とあれば、こちらとしては願ってもないことです。娘を安心して任せられる、この上ないお方ですから。我々にとって神河先生は、娘の病気を治してくれた素晴らしいお医者様であり、恩人です。ですが――」
安堵したのも束の間、私は再び息を呑む。
「本当によろしいのですか」
反対されるかと思いきや、ただの確認で安心した。補足するように母が続ける。
「そうですよ! 先生ほどの方なら、お相手は星の数ほどいるでしょう。何もうちの高校生の娘でなくとも」
そこは私も不思議だから、もっと問い詰めてもらってもいいかもしれない。でも涼は心配する両親にはっきりと答えた。
「いえ、彩さんと結婚させてください」
両親への挨拶を終え、一緒に車に戻ってきた。涼が息を吐きながらネクタイを緩めた。
「緊張した」
私には終始落ち着き払っていたように見えた。今までに十人くらい挨拶した経験があるのではと思うくらいだ。でも顔には出ていないだけでさすがに緊張したのかな。
「お疲れさま。許してもらえてよかった」
「そうだな」
涼の「結婚させてください」のあと、両親は揃って「よろしくお願いします」と頭を下げた。それからはやっと座布団に移動した涼と今後について話した。同棲はまだしないこと、入籍日はまだ未定で二人で相談して決めること、決まり次第また改めて挨拶にうかがうこと、など。花はあの神河先生をお義兄さんと呼べるなんてと興奮していた。
「大歓迎だったでしょ? 何を心配してたの?」
プロポーズしてくれたときに涼が言ってたことが気になっている。
「俺は彩を治療した医者で、俺自身はそんなつもりはないけど、はたから見れば俺のほうが彩より立場は上だ。それを利用してお前に近づいたと、未成年の親なら考えても不思議じゃない」
思いもしなかった言葉に私は驚いた。立場だとか利用だとか、考えたこともなかった。
「彩だって、俺になんの興味もなかったとして、主治医の俺から誘惑されたら冷静でいられたか?」
この人に誘惑されたら誰でもイチコロなのでは。
「誘惑、されてみたかったかも」
涼が笑いながら、エンジンを起動した。
「じゃあ、これからは遠慮なく」
これからさっそく指輪を見にいくのだ。ハンドルを握る涼に私は問いかける。
「さっき言ってたの本当? 私のこと、治療してるときから、って。許してもらうために言っただけ?」
「いや、本当」
「嘘……私があのとき屋上で、あんなこと言ったから応えてくれたんじゃないの?」
私は頭を混乱させながら訊ねた。
「じゃないの」
「それなら、いつから? 全然知らない」
「そのうちな」
「ええ?」
わけがわからない。今の今まで、涼は気持ちを伝えた私に応えてくれただけだと思っていた。そうでないのなら、いつから? どのタイミングで? 聞き出そうとしても、涼は今は教える気はないようだった。いつか絶対に教えてもらおう。
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