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ULTIMATE〜SEALs精鋭無比
ULTIMATE〜SEALs精鋭無比 第21話
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主要登場人物一覧
佐倉綾斗(41)…6代目主人公 警視庁総務部留置管理第二課所属 警部
呉航汰(45)…日本法衛庁機動広域遊撃隊長(大阪府警察から出向中)警部補
都築崇人(41)…日本法衛庁長官官房室理事官(警衛庁から出向中)隊将
中野凱翔(42)…日本法衛庁第2管区機動警戒班基地管理官補佐(警衛庁から出向中)隊尉
相藤仁哉(37)…日本法衛庁機動広域遊撃隊所属(警衛庁から出向中)隊士長
藤原紀之(37)…日本法衛庁機動広域遊撃隊主任(兵庫県警察から出向中) 巡査部長
増井陸哉(38)…日本法衛庁機動広域遊撃隊所属(警衛庁から出向中)隊士官
紀周龍友(32)…日本法衛庁機動広域遊撃隊中央指令部所属(警衛庁から出向中)衛幹
戸塚翔甫(30)…日本法衛庁機動広域遊撃隊所属(警視庁から出向中)巡査部長
竜篤太(30)…日本法衛庁機動広域遊撃隊所属(警衛庁から出向中)隊士長
藤ヶ谷慶斗(51)…日本法衛庁第2管区機動警戒班基地司令兼副司令(警衛庁から出向中)将補
亜川達也(45)…日本法衛庁3代目長官(警察庁から出向中)警視正
川崎英寿(48)…日本法衛庁長官官房室長(警視庁から出向中) 警視正
越智敏也(53)…日本法衛庁第2管区機動警戒班基地 管理官 (警衛庁から出向中)将補
玉木雄英(53)…日本法衛庁基地統括司令部長幕僚官
土井彰人(53)…警視庁捜査一課第3係長 警部
新津真也(36)…警視庁捜査一課第3係 巡査部長
知念凌斗(36)…警視庁捜査一課第3係 巡査部長
芦田慧斗(38)…警視庁捜査一課第3係 警部補
木本勝利(46)…警視庁捜査一課第3係 巡査部長
剣城瑛真(38)…警察庁警備局警備企画課 理事官 警視
階級(警衛隊)
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
階級 (警察)
巡査→巡査長→巡査部長→警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監
…………………………………………………………………
「お電話しました、日本法衛庁第2管区機動警戒班基地司令兼副司令の藤ヶ谷です」
「司令兼副司令?なぜ兼任を?」
「副司令をしていました磯城野という男が退職しまして、まだその退職手続きが滞っていまして正式に処理されるまでの間は私が兼任するという形をとっています」
藤ヶ谷が言うと男は藤ヶ谷の名刺に目を落としながら頷いた。
「なるほど。内閣府最高行政人事院の鈴村と言います。」
そう言うと鈴村は藤ヶ谷に名刺を渡した。
「どうも」
藤ヶ谷が名刺を受け取ると鈴村は藤ヶ谷に椅子に腰かけるように誘導した。
「それで電話での件ですよね?」
「はい。人事権の最終決定権を有するあなたがたに最後の希望を託してってところです」
「別に構わないんですが、実は法衛庁から昨夜、連絡が来ましてね」
「本部からですか?」
「官房室長を人質にした容疑ですよね?確か法衛庁本部がおっしゃてるのが」
「はい」
「かなり厳しいでしょうね。一応こちらでも打てる手は打ちますけど法に触れてますから、なかなか、」
「期待して答えをお待ちしております」
そう言うと藤ヶ谷はその場で頭を下げた。
その後、内閣府最高行政人事院を出ると藤ヶ谷を乗せた車は警視庁へと向かった。
その頃
第2管区機動警戒班基地では地域住民によるデモが行われていた。
「なんで地域住民まで?」
基地警備の応援で駆けつけた紀周が呟いた。
「知るかよ。多分本部の人間が告げ口でもしたんだろ。どうせ。汚すぎんだろ。」
戸塚が言ったその時、基地前でデモをしていた地域住民の1人がナイフを片手に基地前で警備のため立番していた1人の法衛官を切りつけた。
「おい大丈夫か。おい」
警備役の法衛官らが負傷した法衛官に夢中になってる間にデモ隊はそのまま流れ込むように基地の中へと流れ込んできた。
だが、何故か本部側は流れ込むことも止めることも無く、ただ基地前で待機していた。
「おい、早く止めろ。早く」
隊舎から出てきた呉が怒鳴ると紀周らはもっていた盾でデモ隊の進路の妨害を始めた。
「進路妨害なんて時間の問題だそ。このままどうしろと?」
竜が叫ぶと紀周は大声で言い返した。
「知るかよ。今はこれしか最善策が無いんだぞ。文句ばっか言うなや」
その時だった、3人の男がゆっくりと紀周達のもとにやってきた。
「どけどけ。邪魔なんだよ」
「相藤さん?」
紀周が呟いた。
「おい、さっさとやれよ。」
相藤が怒鳴ると後ろにいた増井が無線機を手にした。
「作戦行動開始。」
増井が言うと後ろから数台のトラックがやってきた。
「お前らどけ。雑魚が何人いようが雑魚のままだ。一々群がるなや。気持ちわりー」
相藤が怒鳴ると紀周らは盾をその場でおろした。
それを見てデモ隊は一気に基地の中へと流れ込もうと動き出した。
だがそれは一瞬の出来事であった。
トラックは速度を緩める事無く、デモ隊に向かって走り出してきたのだ。
デモ隊は迫ってくる3トン半トラックを目の前に各々がその場で動きを止めた。
3トン半トラックはしばらくしてその場で停止すると荷台から武装した隊員達が降りてきた。
「はい、全員確保。後は頼んだね」
そう言うと相藤はトラックの運転席に軽く目を向けそのままその場を後にした。
佐倉綾斗(41)…6代目主人公 警視庁総務部留置管理第二課所属 警部
呉航汰(45)…日本法衛庁機動広域遊撃隊長(大阪府警察から出向中)警部補
都築崇人(41)…日本法衛庁長官官房室理事官(警衛庁から出向中)隊将
中野凱翔(42)…日本法衛庁第2管区機動警戒班基地管理官補佐(警衛庁から出向中)隊尉
相藤仁哉(37)…日本法衛庁機動広域遊撃隊所属(警衛庁から出向中)隊士長
藤原紀之(37)…日本法衛庁機動広域遊撃隊主任(兵庫県警察から出向中) 巡査部長
増井陸哉(38)…日本法衛庁機動広域遊撃隊所属(警衛庁から出向中)隊士官
紀周龍友(32)…日本法衛庁機動広域遊撃隊中央指令部所属(警衛庁から出向中)衛幹
戸塚翔甫(30)…日本法衛庁機動広域遊撃隊所属(警視庁から出向中)巡査部長
竜篤太(30)…日本法衛庁機動広域遊撃隊所属(警衛庁から出向中)隊士長
藤ヶ谷慶斗(51)…日本法衛庁第2管区機動警戒班基地司令兼副司令(警衛庁から出向中)将補
亜川達也(45)…日本法衛庁3代目長官(警察庁から出向中)警視正
川崎英寿(48)…日本法衛庁長官官房室長(警視庁から出向中) 警視正
越智敏也(53)…日本法衛庁第2管区機動警戒班基地 管理官 (警衛庁から出向中)将補
玉木雄英(53)…日本法衛庁基地統括司令部長幕僚官
土井彰人(53)…警視庁捜査一課第3係長 警部
新津真也(36)…警視庁捜査一課第3係 巡査部長
知念凌斗(36)…警視庁捜査一課第3係 巡査部長
芦田慧斗(38)…警視庁捜査一課第3係 警部補
木本勝利(46)…警視庁捜査一課第3係 巡査部長
剣城瑛真(38)…警察庁警備局警備企画課 理事官 警視
階級(警衛隊)
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
階級 (警察)
巡査→巡査長→巡査部長→警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監
…………………………………………………………………
「お電話しました、日本法衛庁第2管区機動警戒班基地司令兼副司令の藤ヶ谷です」
「司令兼副司令?なぜ兼任を?」
「副司令をしていました磯城野という男が退職しまして、まだその退職手続きが滞っていまして正式に処理されるまでの間は私が兼任するという形をとっています」
藤ヶ谷が言うと男は藤ヶ谷の名刺に目を落としながら頷いた。
「なるほど。内閣府最高行政人事院の鈴村と言います。」
そう言うと鈴村は藤ヶ谷に名刺を渡した。
「どうも」
藤ヶ谷が名刺を受け取ると鈴村は藤ヶ谷に椅子に腰かけるように誘導した。
「それで電話での件ですよね?」
「はい。人事権の最終決定権を有するあなたがたに最後の希望を託してってところです」
「別に構わないんですが、実は法衛庁から昨夜、連絡が来ましてね」
「本部からですか?」
「官房室長を人質にした容疑ですよね?確か法衛庁本部がおっしゃてるのが」
「はい」
「かなり厳しいでしょうね。一応こちらでも打てる手は打ちますけど法に触れてますから、なかなか、」
「期待して答えをお待ちしております」
そう言うと藤ヶ谷はその場で頭を下げた。
その後、内閣府最高行政人事院を出ると藤ヶ谷を乗せた車は警視庁へと向かった。
その頃
第2管区機動警戒班基地では地域住民によるデモが行われていた。
「なんで地域住民まで?」
基地警備の応援で駆けつけた紀周が呟いた。
「知るかよ。多分本部の人間が告げ口でもしたんだろ。どうせ。汚すぎんだろ。」
戸塚が言ったその時、基地前でデモをしていた地域住民の1人がナイフを片手に基地前で警備のため立番していた1人の法衛官を切りつけた。
「おい大丈夫か。おい」
警備役の法衛官らが負傷した法衛官に夢中になってる間にデモ隊はそのまま流れ込むように基地の中へと流れ込んできた。
だが、何故か本部側は流れ込むことも止めることも無く、ただ基地前で待機していた。
「おい、早く止めろ。早く」
隊舎から出てきた呉が怒鳴ると紀周らはもっていた盾でデモ隊の進路の妨害を始めた。
「進路妨害なんて時間の問題だそ。このままどうしろと?」
竜が叫ぶと紀周は大声で言い返した。
「知るかよ。今はこれしか最善策が無いんだぞ。文句ばっか言うなや」
その時だった、3人の男がゆっくりと紀周達のもとにやってきた。
「どけどけ。邪魔なんだよ」
「相藤さん?」
紀周が呟いた。
「おい、さっさとやれよ。」
相藤が怒鳴ると後ろにいた増井が無線機を手にした。
「作戦行動開始。」
増井が言うと後ろから数台のトラックがやってきた。
「お前らどけ。雑魚が何人いようが雑魚のままだ。一々群がるなや。気持ちわりー」
相藤が怒鳴ると紀周らは盾をその場でおろした。
それを見てデモ隊は一気に基地の中へと流れ込もうと動き出した。
だがそれは一瞬の出来事であった。
トラックは速度を緩める事無く、デモ隊に向かって走り出してきたのだ。
デモ隊は迫ってくる3トン半トラックを目の前に各々がその場で動きを止めた。
3トン半トラックはしばらくしてその場で停止すると荷台から武装した隊員達が降りてきた。
「はい、全員確保。後は頼んだね」
そう言うと相藤はトラックの運転席に軽く目を向けそのままその場を後にした。
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