5・7・5できごねちゃん!

一刀星リョーマ

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第九話 スキーで一句

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こんにちは!きごねです!
今日は学校の授業でスキー学習に来ています!
わたしの学校では3年生からゲレンデでのスキー学習が始まります!
ちっちゃいころに滑って以来ずっと滑ってなかったから冬休みに室内スキー場で練習したけど、うまく滑れるかな…

「次は松尾さんの番ですよー!こっちまで滑ってきてください!」
コースは見下ろすとかなりの高さがあります…でも冬休みちゅつ頑張って練習したからきっと大丈夫…!
「はい!松尾きごね行きます!」
松尾きごね、いま先生とみんながいるゴールめがけてスタートしました!

「基本の滑り方はハの字!これは体に叩き込んだからしっかりと…ってわぁっ!スピードがうまく制御できない!こういう時は山側に転ぶのが正しい転び方…えいっ!」
やっぱり人工のゲレンデと天然のゲレンデはワケが違います…でも何とかゴールを目指してゆっくりと滑っていきます!

「さあゴールまでラストスパート!ってわあっ!目が回る~!」
ズデンッ!
今度はうまく転ぶことができず、雪だるまになってそのままゴールへ…
先生「い…一応時間内にゴールですね松尾さん…」
ともちゃん「大丈夫きごねちゃん?」
「わ、私は大丈夫…ではここで一句!
”雪まみれ 山は白金 私もね”」
先生「転んでもただではおきず、一句詠むのがさすがあなたね…」

来年はもっとキレイに滑れるといいな!特訓だー!
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