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転校初日 ~仲間を探して~
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時は流れて始業式、リアンが新しい学校に初めていく日。
「では新しくこの5-2で皆さんと勉強する転校生を紹介します!」
「佐藤リアンです!長野県から来ました!好きなことは絵を描くこととゲームと漫画です!
慣れない土地にまだまだ緊張していますが、この房総が丘の皆さんの暖かさに触れ、不安も和らぎました。
至らぬところもあるかもしれませんが、皆さんこれからよろしくお願いします!」
「…は~い!それじゃあリアンさんに質問ある人~!」
…リアンへの質問したさに、多くのクラスメイトが手をあげる。
「それじゃあ、ひびきさん!」
「生田原ひびきです!ボクは女子劇団に入っていて、お母さんのような女優になるのが夢です!リアンさんは将来の夢はありますか?」
私は将来、絵本作家になるかたわら、誰かを助ける仕事に就くのが夢です。
突然ですが私は人を助ける仕事のための勉強として、困っている学校のみんなや近所の人々をお助けするチーム、その名も”サトリアン・ガーディアンズ”を結成しようと思います!
初対面でいきなりで申し訳ないのですが、一緒にチームとして頑張ってくれる仲間を募集します!
わたしと同じく人助けに興味がある方、自分のスキルを誰かのために役立てたい方、ヒーローにあこがれてる方、誰どんな方でも歓迎します!皆さんよろしくお願いします!」
「…は~い!リアンさん人助けのためのチームを作るなんてすばらしいですね~!」
…ちょうどその時、リアンの耳にサトリア様の声が…
「リアン、チームを作ってエナジーを持つ仲間を集め、さらに人助けのために活動しようとする…なかなかあなたらしい考えですね、あっぱれです…」
「ありがとうございますサトリア様。仲間を集められるよう頑張ります!」
…時は流れてその日の下校時間。リアンは仲間を募るため教室の前で呼びかけていた。
「ガーディアンズに入ってくださる方募集中で~す!一緒に頑張りましょう~!
…といってもなかなかみんな足を止めてくれないな…」
ちょうどその時であった。
「リアン、サトリアン・ガーディアンズ面白そうじゃん!オレも入れてくれないか?オレは同じクラスの安河内ギンジ!発明クラブに通ってるんだ!オレの愛しいマイ・ジュニアたちを世のため人のためにぜひ役立てたい!だから俺も仲間に入れてくれ!」
注:彼は自らの発明品の数々を愛情をこめて「ジュニア」と呼んでいる。発明品一つ一つが彼にとっては我が子同然なのだ。
「…!入ってくれるの!ありがとう!」
「ボクもさっきの話聞いて興味がわいてきたよ!女優の傍ら社会貢献活動をするのもボクの夢なんだ!ボクも入れてくれるかい!運動神経には自信あるよ!劇団員だからね!」
「ひびきちゃんも!ありがとう!」
「よろしく、それから私…」
「は~い!はうあちゃんもガーディアンズはいるよ~!」
「こ、こら!話の途中で割り込まない!…あ、この子は横浜はうあ。彼女は発達障害があっていろいろ迷惑かけちゃうかもしれないけど本人も自覚してるし改善しようとしてるから優しくしてあげて、間違った行動をしてたら優しく注意してあげて。彼女もヒーローにあこがれていて、みんなを助けたいという志でガーディアンズに入りたいという意思を持った子だよ。」
「はうあちゃん苦手なことが多くて足引っ張っちゃうかもだけど、その、出来るだけ迷惑かけないように頑張るからよろしくね~!」
「こちらこそよろしく!」
「盛り上がってるようだな…ボクもいれてくれよ!金ならいっぱいあるから役に立てるぜ!」
「入ってくれるのはうれしいけど金で解決ってのも…」
ひびき「あっ、こちらあの毛井津グループの御曹司、毛井津ハジメくんよ!」
「えっ!?あの毛井津グループの!?それは大変失礼しました!いつもあなた様のグループ企業には大変お世話になっております!お菓子とか家電とか外食産業とか!」
「…気にしなくて大丈夫だ。こちらこそご愛顧に感謝するよ。僕はあくまでも闇雲にお金をただひたすら使って解決しようというワケではないんだ。あくまでも解決の糸口を導くための道具として考えている。仲間に入れてくれるか?」
「もちろん!よろしくね!」
ついに4人の仲間がそろったその時、リアンの体が光に包まれた。
毛井津「うわっ!なんだ!?」
はうあ「リアンちゃん大丈夫~?」
その光の中で、リアンはサトリア様の声を聴いた。
「リアン、ありがとうございます。あの4人から大いなるエナジーを受け、私はついに解放されました。私も力が使えます!」
「本当ですか!?どんな力が使えるんですか!?」
「今はまだわずかな力しか戻ってきてません。それに使えるタイミングも限られてきます。これからあなたたちが事件を解決し、成長していく中で力も戻って使えるタイミングも増えてくるでしょう。またその時になったらお話しします…」
…そして光は消えた…
ひびき「リアン、今のは何だったんだ?」
ギンジ「なんか光の中でだれかと話してるようだったが…」
「大丈夫大丈夫!むしろ今のは我々にとって喜ばしいことだから気にしないで!」
毛井津「喜ばしいと…?」
「またその時になればわかるから!さあ、サトリアン・ガーディアンズ頑張っていくよ~!」
ついに結成したガーディアンズ。リアンたちのもとにどのような事件が待っているのか?
そしてサトリア様の力とは?
「では新しくこの5-2で皆さんと勉強する転校生を紹介します!」
「佐藤リアンです!長野県から来ました!好きなことは絵を描くこととゲームと漫画です!
慣れない土地にまだまだ緊張していますが、この房総が丘の皆さんの暖かさに触れ、不安も和らぎました。
至らぬところもあるかもしれませんが、皆さんこれからよろしくお願いします!」
「…は~い!それじゃあリアンさんに質問ある人~!」
…リアンへの質問したさに、多くのクラスメイトが手をあげる。
「それじゃあ、ひびきさん!」
「生田原ひびきです!ボクは女子劇団に入っていて、お母さんのような女優になるのが夢です!リアンさんは将来の夢はありますか?」
私は将来、絵本作家になるかたわら、誰かを助ける仕事に就くのが夢です。
突然ですが私は人を助ける仕事のための勉強として、困っている学校のみんなや近所の人々をお助けするチーム、その名も”サトリアン・ガーディアンズ”を結成しようと思います!
初対面でいきなりで申し訳ないのですが、一緒にチームとして頑張ってくれる仲間を募集します!
わたしと同じく人助けに興味がある方、自分のスキルを誰かのために役立てたい方、ヒーローにあこがれてる方、誰どんな方でも歓迎します!皆さんよろしくお願いします!」
「…は~い!リアンさん人助けのためのチームを作るなんてすばらしいですね~!」
…ちょうどその時、リアンの耳にサトリア様の声が…
「リアン、チームを作ってエナジーを持つ仲間を集め、さらに人助けのために活動しようとする…なかなかあなたらしい考えですね、あっぱれです…」
「ありがとうございますサトリア様。仲間を集められるよう頑張ります!」
…時は流れてその日の下校時間。リアンは仲間を募るため教室の前で呼びかけていた。
「ガーディアンズに入ってくださる方募集中で~す!一緒に頑張りましょう~!
…といってもなかなかみんな足を止めてくれないな…」
ちょうどその時であった。
「リアン、サトリアン・ガーディアンズ面白そうじゃん!オレも入れてくれないか?オレは同じクラスの安河内ギンジ!発明クラブに通ってるんだ!オレの愛しいマイ・ジュニアたちを世のため人のためにぜひ役立てたい!だから俺も仲間に入れてくれ!」
注:彼は自らの発明品の数々を愛情をこめて「ジュニア」と呼んでいる。発明品一つ一つが彼にとっては我が子同然なのだ。
「…!入ってくれるの!ありがとう!」
「ボクもさっきの話聞いて興味がわいてきたよ!女優の傍ら社会貢献活動をするのもボクの夢なんだ!ボクも入れてくれるかい!運動神経には自信あるよ!劇団員だからね!」
「ひびきちゃんも!ありがとう!」
「よろしく、それから私…」
「は~い!はうあちゃんもガーディアンズはいるよ~!」
「こ、こら!話の途中で割り込まない!…あ、この子は横浜はうあ。彼女は発達障害があっていろいろ迷惑かけちゃうかもしれないけど本人も自覚してるし改善しようとしてるから優しくしてあげて、間違った行動をしてたら優しく注意してあげて。彼女もヒーローにあこがれていて、みんなを助けたいという志でガーディアンズに入りたいという意思を持った子だよ。」
「はうあちゃん苦手なことが多くて足引っ張っちゃうかもだけど、その、出来るだけ迷惑かけないように頑張るからよろしくね~!」
「こちらこそよろしく!」
「盛り上がってるようだな…ボクもいれてくれよ!金ならいっぱいあるから役に立てるぜ!」
「入ってくれるのはうれしいけど金で解決ってのも…」
ひびき「あっ、こちらあの毛井津グループの御曹司、毛井津ハジメくんよ!」
「えっ!?あの毛井津グループの!?それは大変失礼しました!いつもあなた様のグループ企業には大変お世話になっております!お菓子とか家電とか外食産業とか!」
「…気にしなくて大丈夫だ。こちらこそご愛顧に感謝するよ。僕はあくまでも闇雲にお金をただひたすら使って解決しようというワケではないんだ。あくまでも解決の糸口を導くための道具として考えている。仲間に入れてくれるか?」
「もちろん!よろしくね!」
ついに4人の仲間がそろったその時、リアンの体が光に包まれた。
毛井津「うわっ!なんだ!?」
はうあ「リアンちゃん大丈夫~?」
その光の中で、リアンはサトリア様の声を聴いた。
「リアン、ありがとうございます。あの4人から大いなるエナジーを受け、私はついに解放されました。私も力が使えます!」
「本当ですか!?どんな力が使えるんですか!?」
「今はまだわずかな力しか戻ってきてません。それに使えるタイミングも限られてきます。これからあなたたちが事件を解決し、成長していく中で力も戻って使えるタイミングも増えてくるでしょう。またその時になったらお話しします…」
…そして光は消えた…
ひびき「リアン、今のは何だったんだ?」
ギンジ「なんか光の中でだれかと話してるようだったが…」
「大丈夫大丈夫!むしろ今のは我々にとって喜ばしいことだから気にしないで!」
毛井津「喜ばしいと…?」
「またその時になればわかるから!さあ、サトリアン・ガーディアンズ頑張っていくよ~!」
ついに結成したガーディアンズ。リアンたちのもとにどのような事件が待っているのか?
そしてサトリア様の力とは?
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