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おこぼれ話351 ポテチの塩の島じゃねえ!
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小4の頃、総合的な時間だったか社会の時間だったかで環境問題についてグループで調べて発表する機会があり、僕のグループは絶滅危惧種について調べた。
その中で適当に「絶滅危惧種」とだけ打ち込んで検索した結果、このような記事にたどり着く。
「天売島のウミガラスが大ピンチ!○○年前と比較して大きく数を減らして絶滅の危機」
この記事を見つけた僕はモノクロのウミガラスの写真が映るパソコンの前で数分間うなだれた。
「天売島…てんうるじま?なんて読むねんこの島!!」
「天売島」…これは「てうりとう」と読む北海道の離島なのだ。
僕はこの島の名前は知っている。なぜなら僕の母方の祖母がここの出身なのだ。
だから祖母の口からこの島の名前は何度も聞いてきた。
ではなぜ読めなかったのか?それは祖母から口頭では何度も聞いてきたが、文字では読んだことなかったからである。
「てうりとう」という島のことは知っている。だがそれがどんな漢字を書くかまでは知らなかったのだ。
僕は班の仲間にもこの島の読みを知っているかを聞いてみた。
「セイタくん…このてん…なんとか島って何て読むかわかる?」
「スマン…オレもわからん…」
そんな中でY下くんが…
「リョーマ!リョーマの言ってた島ってもしかしてこれじゃね?」
そう言ってY下くんが見せてきたのは紙に書かれた「石垣島」の文字。もちろん不正解。その字を見た僕は思わずこう言ってしまった。
「ポテチの塩の島じゃねえ!」
…石垣島の塩はカルビーのポテトチップスに使われていたので自分的には石垣島=ポテチの塩の島だったのだ。
この発言には一同「ポテチの塩の島ってwww」などと大爆笑。
それから数日後、僕は祖母が手にした同窓会のパンフレットに見覚えのある写真を見かける…
「あっ!その写真のウミガラス見たことある!」
「ああ、これね…ばあちゃんの故郷の天売島にいっぱいいた鳥でね、地元ではオロロン鳥って呼んでたんだよ。」
…ナゾ解明。「天売島」のよみは「てうりとう」。ばあちゃんの故郷その場所であった。
思わぬところで思わぬ形で謎が解けることになるとは…
その中で適当に「絶滅危惧種」とだけ打ち込んで検索した結果、このような記事にたどり着く。
「天売島のウミガラスが大ピンチ!○○年前と比較して大きく数を減らして絶滅の危機」
この記事を見つけた僕はモノクロのウミガラスの写真が映るパソコンの前で数分間うなだれた。
「天売島…てんうるじま?なんて読むねんこの島!!」
「天売島」…これは「てうりとう」と読む北海道の離島なのだ。
僕はこの島の名前は知っている。なぜなら僕の母方の祖母がここの出身なのだ。
だから祖母の口からこの島の名前は何度も聞いてきた。
ではなぜ読めなかったのか?それは祖母から口頭では何度も聞いてきたが、文字では読んだことなかったからである。
「てうりとう」という島のことは知っている。だがそれがどんな漢字を書くかまでは知らなかったのだ。
僕は班の仲間にもこの島の読みを知っているかを聞いてみた。
「セイタくん…このてん…なんとか島って何て読むかわかる?」
「スマン…オレもわからん…」
そんな中でY下くんが…
「リョーマ!リョーマの言ってた島ってもしかしてこれじゃね?」
そう言ってY下くんが見せてきたのは紙に書かれた「石垣島」の文字。もちろん不正解。その字を見た僕は思わずこう言ってしまった。
「ポテチの塩の島じゃねえ!」
…石垣島の塩はカルビーのポテトチップスに使われていたので自分的には石垣島=ポテチの塩の島だったのだ。
この発言には一同「ポテチの塩の島ってwww」などと大爆笑。
それから数日後、僕は祖母が手にした同窓会のパンフレットに見覚えのある写真を見かける…
「あっ!その写真のウミガラス見たことある!」
「ああ、これね…ばあちゃんの故郷の天売島にいっぱいいた鳥でね、地元ではオロロン鳥って呼んでたんだよ。」
…ナゾ解明。「天売島」のよみは「てうりとう」。ばあちゃんの故郷その場所であった。
思わぬところで思わぬ形で謎が解けることになるとは…
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