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おこぼれ話340 女子キャラ使いに抵抗あり!?

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「少年漫画がズボンだとしたら少女漫画はスカートだ」
…とある漫画に出てきたセリフだが、ごもっともだと思った。幼稚園編でも似たような話をしたと思うが、男は神のばしたりピンク着たりしただけで文句言われがちである。女性は少年漫画などの男性向けコンテンツに躊躇なく踏み込むことができるし、それで変な目で見られることはほとんどない。どころか少年漫画の作り手側も女性読者を意識した演出を盛り込むことがあるし、明らかに女性ファンを意識したグッズを販売することだってある。だが逆はどうだろうか?男性が少女漫画を読むといまだに異質な目で見られることは多いだろう(プリキュアなどの一部の女児アニメは男性ファンの総人口が割と多いのでまた別だが)。それにキラキラしたカフェとかの女子が多い店舗に男だけで入ったら異質な目で見られる。女子が少年漫画読んでも女性アイドル応援してもなんも文句言われないのに。なんだかおかしな話だ。
漫画雑誌の部数をとっても、少年漫画誌で最も多い(というかマンガ雑誌でいちばん多い)ジャンプが出版不況と電子化が進む今でも110万部越えと100万部代をキープしているのに対し、少女漫画誌は最も多い部数を誇るりぼんでも12万5000部(いずれも2024年1~3月期)とジャンプの10分の1ちょっとしかないことからも「男は女性向けコンテンツに手を出しにくい」というのが見て取てるだろう(単にほかにもストレートに出版不況とか少子化とかの理由もあるが)。

…それはゲームの女性キャラも同様だ。小学生の頃はゲームで女子キャラを使うのになんだか抵抗があった。
例えばスマブラでピーチやゼルダを使うと、たとえ一人でプレイしてようがなんだか顔が熱くなったものだ。禁断の地に足を踏み入れてしまった的な感覚にもなった。しかし女性キャラであってもシークは男性的な見た目をしているし、ゼロスーツじゃないほうのサムスはスーツで顔が隠れているため女性キャラとわからないから何ら抵抗なく使えた。
しかし僕の周りにも躊躇なく女性キャラを平気で使える男子たちがたくさんいた。
リュウくんは僕の家でサルゲッチュの対戦をした時に女性キャラのナツミをよく使ってたし、トモくんやセイタくんはポケモンで普通に女主人公を使っていた。
「お前ら、恥ずかしくねえのか?」…躊躇なく女性キャラを使える彼らをなんだかカッコよく感じたものだ。
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