リョーマ伝～小学生編～

おこぼれ話314 今日という日は一度だけ

M田先生は小4の時、給食時間とかによく突然このような事をよく言っていた。
「皆さん！〇月〇日（その日の日付）は二度とやってきません！来年になればまた来年の〇月〇日はやってきますが、今年の〇月〇日は今日だけです！！今日という日を大切に生きましょう！！」

…出ました、先生方お得意の何の脈略もなく持論・お説教をぶっかけてくる攻撃…なんて最初は思ったが、これは本当に大事なことであると後々になって気づく。
1月1日から12月31日まで、同じ日付は毎年1年に1回めぐってくるが、その年の〇月〇日というのは当然その日が最初で最後。自分はたった一度しかない今年の〇月〇日を生きていることに感謝し、1日1日を大切に生きていかねばならない。先生はそのようなことを言いたかったのだろうと子供心に気づき始めた。

今日という日は一度だけ。考えれば幼稚園児でも理解できる子は理解できることなのだが、本当に大事なことだ。