449 / 502
おこぼれ話311 魔方陣…こんなの小2の宿題じゃねぇ!!
しおりを挟む
小2のある日の算数の宿題として出された「魔方陣」。タテヨコナナメどこから足しても合計が同じになるようにマス目に数字を埋めていくというアレである。
しかしこれが難しいこと難しいこと。ただでさえ算数大嫌い人間の僕がこんなもん出されたらたまったもんじゃない!ってぐらいの高難易度。何度埋めて計算してみてもどこかの角度が違う結果になってしまって書き直し…その繰り返しで頑張って格闘したが20分ぐらいでギブアップ。「こんなん小2がやる宿題じゃねぇ!!」というワケで母の力を借りることに。
しかし母もこれには大苦戦。僕と同じく埋めて計算してみたらやり直し、書き直して計算してみたらやっぱり違っててまたやり直し…夕方から始めた宿題は苦戦に苦戦を重ね、夕飯の準備や夕飯による中断をはさみながら母は魔方陣に向き合ってくれた。
その後もやり直しにやり直しを重ねてついに完成させてくれたのが夜8時。中断時間を含めて実に4時間以上の激闘だった。
すべてのマスを産めて、計算を確認してすべてのラインで同じ答えになった時…つまり完成させた時には果てしない感動があったものだ。お前20分しかやってないだろ。
…それにしても計算の「魔方陣」ってずっと「魔法陣」と書くようなものだと思っていた。宿題のプリントにはひらがなで「まほうじん」と書かれていたから「魔法陣」と勝手に脳内変換されていた。数字がたくさん並んだ様がマンガやアニメに出てくる「魔法陣」に似てるからこう呼ばれているものだと思っていたが、計算のほうの魔方陣は「魔方陣」と書くものだと知ったのはこれから少し後の話…というか高校生ぐらいになってからであった。
最後に一言言わせてくれ…
「魔方陣!?そんなん小2の宿題じゃねぇ!!」
しかしこれが難しいこと難しいこと。ただでさえ算数大嫌い人間の僕がこんなもん出されたらたまったもんじゃない!ってぐらいの高難易度。何度埋めて計算してみてもどこかの角度が違う結果になってしまって書き直し…その繰り返しで頑張って格闘したが20分ぐらいでギブアップ。「こんなん小2がやる宿題じゃねぇ!!」というワケで母の力を借りることに。
しかし母もこれには大苦戦。僕と同じく埋めて計算してみたらやり直し、書き直して計算してみたらやっぱり違っててまたやり直し…夕方から始めた宿題は苦戦に苦戦を重ね、夕飯の準備や夕飯による中断をはさみながら母は魔方陣に向き合ってくれた。
その後もやり直しにやり直しを重ねてついに完成させてくれたのが夜8時。中断時間を含めて実に4時間以上の激闘だった。
すべてのマスを産めて、計算を確認してすべてのラインで同じ答えになった時…つまり完成させた時には果てしない感動があったものだ。お前20分しかやってないだろ。
…それにしても計算の「魔方陣」ってずっと「魔法陣」と書くようなものだと思っていた。宿題のプリントにはひらがなで「まほうじん」と書かれていたから「魔法陣」と勝手に脳内変換されていた。数字がたくさん並んだ様がマンガやアニメに出てくる「魔法陣」に似てるからこう呼ばれているものだと思っていたが、計算のほうの魔方陣は「魔方陣」と書くものだと知ったのはこれから少し後の話…というか高校生ぐらいになってからであった。
最後に一言言わせてくれ…
「魔方陣!?そんなん小2の宿題じゃねぇ!!」
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
冴えない俺と美少女な彼女たちとの関係、複雑につき――― ~助けた小学生の姉たちはどうやらシスコンで、いつの間にかハーレム形成してました~
メディカルト
恋愛
「え……あの小学生のお姉さん……たち?」
俺、九十九恋は特筆して何か言えることもない普通の男子高校生だ。
学校からの帰り道、俺はスーパーの近くで泣く小学生の女の子を見つける。
その女の子は転んでしまったのか、怪我していた様子だったのですぐに応急処置を施したが、実は学校で有名な初風姉妹の末っ子とは知らずに―――。
少女への親切心がきっかけで始まる、コメディ系ハーレムストーリー。
……どうやら彼は鈍感なようです。
――――――――――――――――――――――――――――――
【作者より】
九十九恋の『恋』が、恋愛の『恋』と間違える可能性があるので、彼のことを指すときは『レン』と表記しています。
また、R15は保険です。
毎朝20時投稿!
【3月14日 更新再開 詳細は近況ボードで】
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる