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おこぼれ話311 魔方陣…こんなの小2の宿題じゃねぇ!!

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小2のある日の算数の宿題として出された「魔方陣」。タテヨコナナメどこから足しても合計が同じになるようにマス目に数字を埋めていくというアレである。
しかしこれが難しいこと難しいこと。ただでさえ算数大嫌い人間の僕がこんなもん出されたらたまったもんじゃない!ってぐらいの高難易度。何度埋めて計算してみてもどこかの角度が違う結果になってしまって書き直し…その繰り返しで頑張って格闘したが20分ぐらいでギブアップ。「こんなん小2がやる宿題じゃねぇ!!」というワケで母の力を借りることに。

しかし母もこれには大苦戦。僕と同じく埋めて計算してみたらやり直し、書き直して計算してみたらやっぱり違っててまたやり直し…夕方から始めた宿題は苦戦に苦戦を重ね、夕飯の準備や夕飯による中断をはさみながら母は魔方陣に向き合ってくれた。
その後もやり直しにやり直しを重ねてついに完成させてくれたのが夜8時。中断時間を含めて実に4時間以上の激闘だった。
すべてのマスを産めて、計算を確認してすべてのラインで同じ答えになった時…つまり完成させた時には果てしない感動があったものだ。お前20分しかやってないだろ。

…それにしても計算の「魔方陣」ってずっと「魔法陣」と書くようなものだと思っていた。宿題のプリントにはひらがなで「まほうじん」と書かれていたから「魔法陣」と勝手に脳内変換されていた。数字がたくさん並んだ様がマンガやアニメに出てくる「魔法陣」に似てるからこう呼ばれているものだと思っていたが、計算のほうの魔方陣は「魔方陣」と書くものだと知ったのはこれから少し後の話…というか高校生ぐらいになってからであった。

最後に一言言わせてくれ…
「魔方陣!?そんなん小2の宿題じゃねぇ!!」
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