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おこぼれ話291 クイズの文章は頭からしっかり読みましょうの巻

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小5のある日の休み時間、トモくんからこんな問題を出された。
「あなたはバスの運転手です。最初の停留所で乗客が3人乗って、2番目の停留所で5人乗って2人降りて、3番目の停留所で3人乗って1人降りました。さてあなたは誰でしょう?」
…この問題、途中まで脳トレパズル本とかでよくある計算問題化と思いきや突然「あなたは誰でしょう」と尋ねてくるという理不尽なひっかけ問題だ。だが問題を冷静に読めばわかるだろう。答えは「運転手」と答えればいいのだ。だって最初に「あなたはバスの運転手です」と言ってるのだから。この手の問題はよくよく考えればクイズ番組とか子供向けのクイズ本とかでも時々あるよーく読めば答えが見えてくる系の意地悪なひっかけ問題である。

しかしこの問題簡単なはずなのに僕は答えられなかった。
途中まで意味深に乗った人数と降りた人数をたんたんと語ってきたのに、突然の「あなたは誰でしょう」というカラクリに戸惑ってしまい冒頭のセリフなんて忘れてしまっていたからだ。
そんでもってこの問題、リュウくんも出されていたが彼は余裕で答えられた。オマケにギャラリーとして見守ってた生徒のひとりも「これ簡単すぎじゃねーか!」と一言言った後トモくんも「だよなwww」とか言っており「この問題を解けぬものは人にあらず」とでも言ってるかのように聞こえて屈辱だった。(もちろん本人たちにはその気はないだろうが)。

そんでもってこの問題、帰宅後に僕の母にも出してみたが母は答えられなかった。血筋か…
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