332 / 502
おこぼれ話194 ソフトを無くしたのは人が多いせい?
しおりを挟む
3年生のある時の放課後、我が家に遊びに来た友達が持ってきたDSのソフトを無くしてしまうという事件が起きた。
我が家に来た時は確かに持っていた…というか我が家でもそのソフトを無くしたという数分前までプレイしていたのだが、突然無くなってしまった。
僕や母、一緒に遊びに来ていた他の友達も一緒になって探したが結局見つからず、翌日母が掃除したときもソフトの痕跡すら見つけることができなかった。
僕はそのソフトに触ってないため彼がどのあたりで最後にソフトに触っていたかはじっくり見ていないためわからないが、ソファの下や隙間などめぼしいところは探し回ったが結局見つからなかった。
それから数日後、母はこの一件を受けて僕にこんな提案をする。
「多分うちにたくさん友だちが来るから物がなくなるリスクも大きくなると思うんだよ。みんながなくし物をしないためにもこれから家に連れてくる友だちは1日に数人とかって制限つけない?」
…自分はこの提案に首を傾げた。確かに僕の家には平均的に一度に5~7人ほどの友達が遊びに来る。確かに多いほうかもしれない。僕が他の子の家に遊びに行くときは一度にいる人数が自分含め1~4人ほどのことが多いから。
だが僕の家に来る友だちの場合は、遊ぶ約束をしていない友達も約束していた友達につれられ数珠つなぎ的に次々やってくるケースもあるからだ。決して予告なしにやってくる友だちを責めるつもりはないし追い返すわけにもいかない。いくら制限をかけようとも結局そうやって次々やってくるから制限をかけても意味がないと考えたのだ。
結局その後も制限はかけず、我が家には変わらずの人数が訪れるのだが、あれ以来わが家でのなくし物の事件は特に発生しなかった。
我が家に来た時は確かに持っていた…というか我が家でもそのソフトを無くしたという数分前までプレイしていたのだが、突然無くなってしまった。
僕や母、一緒に遊びに来ていた他の友達も一緒になって探したが結局見つからず、翌日母が掃除したときもソフトの痕跡すら見つけることができなかった。
僕はそのソフトに触ってないため彼がどのあたりで最後にソフトに触っていたかはじっくり見ていないためわからないが、ソファの下や隙間などめぼしいところは探し回ったが結局見つからなかった。
それから数日後、母はこの一件を受けて僕にこんな提案をする。
「多分うちにたくさん友だちが来るから物がなくなるリスクも大きくなると思うんだよ。みんながなくし物をしないためにもこれから家に連れてくる友だちは1日に数人とかって制限つけない?」
…自分はこの提案に首を傾げた。確かに僕の家には平均的に一度に5~7人ほどの友達が遊びに来る。確かに多いほうかもしれない。僕が他の子の家に遊びに行くときは一度にいる人数が自分含め1~4人ほどのことが多いから。
だが僕の家に来る友だちの場合は、遊ぶ約束をしていない友達も約束していた友達につれられ数珠つなぎ的に次々やってくるケースもあるからだ。決して予告なしにやってくる友だちを責めるつもりはないし追い返すわけにもいかない。いくら制限をかけようとも結局そうやって次々やってくるから制限をかけても意味がないと考えたのだ。
結局その後も制限はかけず、我が家には変わらずの人数が訪れるのだが、あれ以来わが家でのなくし物の事件は特に発生しなかった。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
冴えない俺と美少女な彼女たちとの関係、複雑につき――― ~助けた小学生の姉たちはどうやらシスコンで、いつの間にかハーレム形成してました~
メディカルト
恋愛
「え……あの小学生のお姉さん……たち?」
俺、九十九恋は特筆して何か言えることもない普通の男子高校生だ。
学校からの帰り道、俺はスーパーの近くで泣く小学生の女の子を見つける。
その女の子は転んでしまったのか、怪我していた様子だったのですぐに応急処置を施したが、実は学校で有名な初風姉妹の末っ子とは知らずに―――。
少女への親切心がきっかけで始まる、コメディ系ハーレムストーリー。
……どうやら彼は鈍感なようです。
――――――――――――――――――――――――――――――
【作者より】
九十九恋の『恋』が、恋愛の『恋』と間違える可能性があるので、彼のことを指すときは『レン』と表記しています。
また、R15は保険です。
毎朝20時投稿!
【3月14日 更新再開 詳細は近況ボードで】
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる