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おこぼれ話190 都市伝説だと思ってもやっぱり理科準備室は不気味である

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理科準備室…人体模型などの不気味なアイテムたちが眠るその部屋は昭和の時代から学校の怪談や都市伝説の舞台となっており、ホラーや都市伝説を連想させるスポットとしてしられる部屋である。
誰もが思い出すのが「動き出す人体模型」であろう。古くから学校の怪談の代表格として知られる学校一の恐怖アイテムだ。
もちろんこれらはあくまで都市伝説。実際に人体模型が動き出すなんてことはない。だがそうだとわかっていてもやは理科準備室は怖い。

小3の時である。その日、中休みに僕を含めた数人がリコーダーのテストの追試を行うこととなったのだが、その会場はなぜか音楽室ではなく理科準備室であった。
おそらく音楽室が次の授業の準備とかで使えなかったことによる措置と思われるが、だからって理科準備室でやる必要もないだろと思った。
オマケに理科準備室は怖い。あれらは都市伝説であることは自分の中でもわかってるつもりだがそれでも不気味なことに変わりはない。
理科準備室で追試と聞かされた時は僕は「なんで理科準備室~?やだよ~だって~…」と思わず声をあげてしまった。
それを聞いた先生はすぐさま「あれ(都市伝説)ウソだから!!」と僕を励ますようにちゃんと理科準備室に行くように促した。僕は「理科準備室は不気味だからやだ」とは一言も言ってないが、「だって~」の時点で先生は僕の心の中などお見通しだったのだろう。

そして追試。不気味な人体模型たちに見守られながらだったが、意外にそこまでの恐怖心はなく、無事に追試は終わりましたとさ。
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