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おこぼれ話177 宇宙とジジイ

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小2の冬休みの自由研究で作ったのは「じーさん宇宙ジオラマ」。
でんぢゃらすじーさんと宇宙という僕の好きなもの2つが合体した紙粘土製の異次元コラボジオラマだ。
いろんな惑星が点在し、あまたの宇宙船が飛び交う銀河を大きなじーさんの顔が宇宙の支配者のように眺めているという壮大かつ結構無茶な構図であった。
あまりにもスケールがデカすぎることから母から「そんなにたくさん惑星とか船とか作らなくても、単にじーさん1体だけ作っておしまいでもよくない?」」と言われたが、僕はじーさんと宇宙をコラボさせたいという思いを捨てきれず決行。まあ毎度のことながらほとんど親が作るんだけどねwwwww

ジオラマの土台となるのはたまたまあった紙箱のフタ。これに接着剤で惑星などのパーツをくっつけていく。
続いてパーツだが、まずは宇宙船を5台。それぞれ違う色の粘土で作った…もちろん父がw毎度のことながらスマネエ…
5台それぞれ大きさや形状などを変えるなどのこだわりよう。父も父で工作を楽しんでくれたのかも。
次に惑星数個。これは形状も色塗りも自分でやりましたとさ。
ラチェット&クランクの惑星をイメージしながら楽しく作ることができた。もともとラチェクラの惑星のデザインが好きだったのでそれらをモデルにしながら様々な星々を作り、銀河系ができあがっていく様は楽しかった。
最後に個人的に1番こだわったじーさんの顔。宇宙空間のイメージと同化させるため、肌色ではなく青い粘土で作った。こっちは親が…
しかし顔のパーツに沿ってペンで縁取っていく作業は自分でやった。しっかりした親のクオリティーの顔に対して僕の手で縁取った線はヨレヨレ…だがある意味くらくて不気味な宇宙空間のイメージにマッチしていたのかもしれない。
そして各パーツを接着剤で止め、最後にじーさんの顔をジオラマの壁側に貼り付けて完成!われながらかなりの力作だ(だから半分以上は親の力だってば…)。

しかし学校に持ってきてから数日後、くっつけ方が悪かったのか、いろんな人が触ったからなのか、惑星の一部がはがれてしまった。
だが僕としてはその惑星をくっつけ直すのではなく、迷路のように箱を傾けて遊ぶという新たな楽しみ方を発明。休み時間によくひとりで転がしていた。
宇宙空間をひたすら転がる惑星…う~ん、シュールだ。そもそも宇宙にじーさんがいるだけでシュールなのに…


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