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おこぼれ話148 (ほぼ)はじめてのじどうかん
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小4終わりの春休み、僕はソラくんとトモくんに誘われ一緒に近所の児童館に行くことに。
児童館は幼稚園の時に母と一緒に親子教室だがなんだかみたいなのに数回行ったきり。その時は館内の個室しか使ってないので、館内全体を利用するのは10年以上生きてきて今回が初めてだったりする。実質初めての児童館と言えよう。
故に自分は児童館の魅力をほとんど知らなかった。自分の周りで児童館によく行ってる人たちは首から家のカギをぶら下げているような昭和風の言い方をすればいわゆるかぎっ子が多かったので自分の中で児童館は「共働き家庭の子が親が帰ってくるまでの間時間つぶしのために行く場所」という勝手なイメージを持っており、共働き家庭ではない自分には縁のない場所と思っていたのだ。もちろん共働き家庭の子でなければ児童館は使えないなんてルールは一切ないことは心の奥では理解していたが。
そんな「児童館の魅力ってなんなの?」状態の中で館内へ。
児童館でできることと言えば、おもちゃで遊んだり、本を読んだりすること。ホールもあるので体を動かして遊ぶこともできる。
僕たち3人は最初にワンピースのドンジャラで遊ぶことに。やたらと自分のもとにウソップのパイが回ってきたなあ…
その後は人生ゲーム。自分は人生初の人生ゲームだったりする。ボードゲームなんてほどんどやらない、故に人生ゲームを通らない人生をここまで歩んできたわけだからねえ…
だが、自分は途中でマスの指示を読み逃して金を払い忘れたことでソラくんともめ、「次回やるときは僕は所持金少なめでスタート」というペナルティを与えられてしまった…だがこれ以降今日にいたるまで10年以上、あの2人とも、他の人たちとも人生ゲームをやったことはない。結局これからも僕は人生ゲームをやらない人生を歩んでいくのだろう。ちなみにこの時の人生ゲームは3人とも途中で飽きて打ち切りになりましたとさ…
人生ゲームに終止符を唐突に打ったあとは図書室へ。驚いたのは学校の図書館と違い、漫画が充実していることだ。僕はそこでイナズマイレブンのコミックスを読んでいた。当時の最新刊をのぞいてほぼ全巻そろっていた気がする。
いろいろ遊んでいるうちにあっという間に帰宅時間に。
児童館…いろいろあったがそこは子供たちのパラダイスであることをこの日知った。
だが小学生の一刀星リョーマがそのパラダイスに足を踏み入れたのはその日が最初で最後であった。
家にはゲームも漫画も充実しているからな…
児童館は幼稚園の時に母と一緒に親子教室だがなんだかみたいなのに数回行ったきり。その時は館内の個室しか使ってないので、館内全体を利用するのは10年以上生きてきて今回が初めてだったりする。実質初めての児童館と言えよう。
故に自分は児童館の魅力をほとんど知らなかった。自分の周りで児童館によく行ってる人たちは首から家のカギをぶら下げているような昭和風の言い方をすればいわゆるかぎっ子が多かったので自分の中で児童館は「共働き家庭の子が親が帰ってくるまでの間時間つぶしのために行く場所」という勝手なイメージを持っており、共働き家庭ではない自分には縁のない場所と思っていたのだ。もちろん共働き家庭の子でなければ児童館は使えないなんてルールは一切ないことは心の奥では理解していたが。
そんな「児童館の魅力ってなんなの?」状態の中で館内へ。
児童館でできることと言えば、おもちゃで遊んだり、本を読んだりすること。ホールもあるので体を動かして遊ぶこともできる。
僕たち3人は最初にワンピースのドンジャラで遊ぶことに。やたらと自分のもとにウソップのパイが回ってきたなあ…
その後は人生ゲーム。自分は人生初の人生ゲームだったりする。ボードゲームなんてほどんどやらない、故に人生ゲームを通らない人生をここまで歩んできたわけだからねえ…
だが、自分は途中でマスの指示を読み逃して金を払い忘れたことでソラくんともめ、「次回やるときは僕は所持金少なめでスタート」というペナルティを与えられてしまった…だがこれ以降今日にいたるまで10年以上、あの2人とも、他の人たちとも人生ゲームをやったことはない。結局これからも僕は人生ゲームをやらない人生を歩んでいくのだろう。ちなみにこの時の人生ゲームは3人とも途中で飽きて打ち切りになりましたとさ…
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いろいろ遊んでいるうちにあっという間に帰宅時間に。
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