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おこぼれ話146 ここからマークを探して
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小3の時にマイブームとなっていたのが札幌市内の区のシンボルマーク。
このころ社会の授業で「わたしたちの札幌」という副読本を使って札幌の郷土に関する勉強を行っていたが、その副読本の巻末に設けられていた札幌市の10区を解説するページに各区のマークが描かれていて、そこからマークにはまっていった。
それと同時にはまっていったのが市内の区の境界に設置されていた「ここから○○区」と書かれた標識。僕は「ここからマーク」と呼んでいた。
その標識には各区のマークがしるされているのだ。
区のシンボルマークにはまる以前は視界から消えてるかのように気にもしなかったここからマーク。区のシンボルマークにはまることによってこの標識にも一気にはまっていったのだ。
ここからマークは標識なので当然道の上に掲げられている。車で移動するときは車内から常に窓越しに上を向きながらマークに出くわすタイミングを待機していた。そして道にここからマークが出現すると「おっ!」と歓声を上げるのがお出かけ時のルーティンであった。
だが境界であってもこれが設置されてないケースも少なからず存在する。ある時は境界に入ったがマークが見つからなかったため、父に回り道をしてもらってマークを探してもらったこともあった。感謝。
そんな経緯もあり、10区についての勉強が始まる前に僕はクラスでいち早く10区のマークを暗記することに成功した。
ある時に社会の授業で10区についての勉強が始まる際にマークがどの区のものなのか回答するテストが行われ、そのテストはほかの生徒と相談しながら答えてもいいということになっていたが先生から「リョーマくんはすべての区のマークを覚えているので他の子に教えるのは禁止です!」とのまさかの禁止令が出されてしまった。このテストにとって僕の存在はチートだったのであろう。しかし授業でヒーローになることなんてほとんどなかった自分が珍しくいい意味での特別扱いをされた瞬間であったので禁止令が出される=”オレは区のマークにかけてはそれほどスゴイヤツ”とかんがえ、逆になんか誇らしかった。もちろん僕は全問正解でしたとさ。
このころ社会の授業で「わたしたちの札幌」という副読本を使って札幌の郷土に関する勉強を行っていたが、その副読本の巻末に設けられていた札幌市の10区を解説するページに各区のマークが描かれていて、そこからマークにはまっていった。
それと同時にはまっていったのが市内の区の境界に設置されていた「ここから○○区」と書かれた標識。僕は「ここからマーク」と呼んでいた。
その標識には各区のマークがしるされているのだ。
区のシンボルマークにはまる以前は視界から消えてるかのように気にもしなかったここからマーク。区のシンボルマークにはまることによってこの標識にも一気にはまっていったのだ。
ここからマークは標識なので当然道の上に掲げられている。車で移動するときは車内から常に窓越しに上を向きながらマークに出くわすタイミングを待機していた。そして道にここからマークが出現すると「おっ!」と歓声を上げるのがお出かけ時のルーティンであった。
だが境界であってもこれが設置されてないケースも少なからず存在する。ある時は境界に入ったがマークが見つからなかったため、父に回り道をしてもらってマークを探してもらったこともあった。感謝。
そんな経緯もあり、10区についての勉強が始まる前に僕はクラスでいち早く10区のマークを暗記することに成功した。
ある時に社会の授業で10区についての勉強が始まる際にマークがどの区のものなのか回答するテストが行われ、そのテストはほかの生徒と相談しながら答えてもいいということになっていたが先生から「リョーマくんはすべての区のマークを覚えているので他の子に教えるのは禁止です!」とのまさかの禁止令が出されてしまった。このテストにとって僕の存在はチートだったのであろう。しかし授業でヒーローになることなんてほとんどなかった自分が珍しくいい意味での特別扱いをされた瞬間であったので禁止令が出される=”オレは区のマークにかけてはそれほどスゴイヤツ”とかんがえ、逆になんか誇らしかった。もちろん僕は全問正解でしたとさ。
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