リョーマ伝~小学生編~

一刀星リョーマ

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おこぼれ話130 空き容器を工作に使えば空腹対策にもなる!?

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小3の図工の時間。家から持ってきた空き容器を材料に車を作る工作を行った。
僕は電車みたいに5両ぐらいつながった車を作ることにした。連結してりゃもはや電車じゃん!と思うが別に実車を作るわけじゃない。これは工作だ。妄想を立体にするものなので何でもありだ。
そもそもその車は設定上はちゃんと道路を走る設定だ。レールを走るわけじゃないからこれは車なのだ。

…その車の形状だが、先頭車両は普通の乗用車の形状をしており、工作苦手人間の僕にしてはクオリティが高いと各方面で称賛の嵐だったが、これは父が作ってくれたのを流用した。つまりインチキだw
工作好きの父は僕が図工で車を作ると聞けば頼みもせずに1両目を作り、これを使えと渡したのだ。めんどくさがりな僕はあっさりと使うことを決断したというワケだ。
2~3・5両目は焼きそばとか入れるようなプラスチック容器にタイヤ付けただけの超安物。それ以外にこれといって装飾もされていない。こりゃ1両目がかえって際立つわけだ…

で、4両目もある容器にタイヤ付けただけの代物だったが、ではその容器はいかなるものだったか?というと、「ブタメンの容器」である。
ブタメンの容器をこれまた一切の装飾をせず、素材本来の味を生かすため味付けはタイヤと内部になぜか詰め込んだ綿のみというブタメン容器本来の魅力を余すことなく味わえる車両となっております…
だが、僕は素材にブタメン容器を選んだことは正解だったとこの後確信することとなる。
ブタメン容器にはブタメンの残り香がしっかり残ってたからだ。容器はちゃんと洗ってあるけどね。
休み時間や5分休みとなれば、その匂いをただひたすらにかいでいた。まるで中毒患者だ。これを吸わないとまるで死んでしまうかのように…
僕だけじゃない、友達数人もだ。我が3-2では「ブタメン残り香依存症」のパンデミック…まではいかないが、局地的に流行した。
特に給食直前で腹が減るころである3時間目と4時間目の休み時間はこのにおいが空腹を紛らわすのに重宝した。かえって腹減ることもあったけどねw
その残り香は作ってから1~2週間ぐらいたっても、そして家に持ち帰った時も消えることはなかった。
良いこのみんな!工作にはブタメンの容器を使うといいぞ!でもにおいを嗅ぎすぎるとヤバいヤツに思われるから注意だ!
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