258 / 504
おこぼれ話120 幽霊の正体見たり!?
しおりを挟む
いとこと一緒にどこかに泊まりに来た時は、夜に父が決まって怪談話するのがお約束であった。
今回は小3の夏休み、いとこと定山渓に泊まりに行った夜に父から語られた怪談話について恐る恐る語っていこう。
「2008年夏…定山渓編…」…暗くした部屋に響き渡る父の恐ろしげなタイトルコールから物語が始まる…
怪談話の舞台となるのはちょうど僕らがとまっていたホテルの部屋から見えるとある橋…
「あの橋は建設中に多くの人が埋められたと言われています…」…すぐそこに見える橋が恐怖の舞台になろうとは…すぐそこにある恐怖とはこのことか…僕もいとこ2人も震えながら、しかし続きが気になりながら話を聞いていた…
「そしてあの橋は深夜の1時になると白い服を着た長い髪の女の人が…」
ヒィ~ッ!すぐそこに見える橋に幽霊が!?夜中にこっちにとびかかってきたらどうしようなんて思ったものだ…
父曰く「そのためあの橋は深夜の通行量が少ない」らしい…どうやら父が即興で作った話ではなく地元で割と知られている話のようだ…ますます夜寝るのが怖くなってしまうではないか。どうしてくれるんだ親父ィ!
…なんていうこともなく、結局夜は普通に寝れましたとさ。
そして翌朝、朝早くに目が覚めて、特にやることもないから窓の景色を見ていた。
すると昨日の話の舞台となった例の橋に何やら白い服に身を包んだ長髪の女性が男性二人組と話してるではないか!
僕は思った。「幽霊の正体はあの女に違いない…あの女が幽霊役を演じて夜な夜な人々を驚かせてるんだ。男二人は彼女のマネージャーで、今夜の打ち合わせをしてるに違いない」と。
ただ白い服で長髪だからって勝手に決めつけるのもよくないが、幽霊の正体はただの人間かも?と思うと恐怖が少し和らいだものだ。
今回は小3の夏休み、いとこと定山渓に泊まりに行った夜に父から語られた怪談話について恐る恐る語っていこう。
「2008年夏…定山渓編…」…暗くした部屋に響き渡る父の恐ろしげなタイトルコールから物語が始まる…
怪談話の舞台となるのはちょうど僕らがとまっていたホテルの部屋から見えるとある橋…
「あの橋は建設中に多くの人が埋められたと言われています…」…すぐそこに見える橋が恐怖の舞台になろうとは…すぐそこにある恐怖とはこのことか…僕もいとこ2人も震えながら、しかし続きが気になりながら話を聞いていた…
「そしてあの橋は深夜の1時になると白い服を着た長い髪の女の人が…」
ヒィ~ッ!すぐそこに見える橋に幽霊が!?夜中にこっちにとびかかってきたらどうしようなんて思ったものだ…
父曰く「そのためあの橋は深夜の通行量が少ない」らしい…どうやら父が即興で作った話ではなく地元で割と知られている話のようだ…ますます夜寝るのが怖くなってしまうではないか。どうしてくれるんだ親父ィ!
…なんていうこともなく、結局夜は普通に寝れましたとさ。
そして翌朝、朝早くに目が覚めて、特にやることもないから窓の景色を見ていた。
すると昨日の話の舞台となった例の橋に何やら白い服に身を包んだ長髪の女性が男性二人組と話してるではないか!
僕は思った。「幽霊の正体はあの女に違いない…あの女が幽霊役を演じて夜な夜な人々を驚かせてるんだ。男二人は彼女のマネージャーで、今夜の打ち合わせをしてるに違いない」と。
ただ白い服で長髪だからって勝手に決めつけるのもよくないが、幽霊の正体はただの人間かも?と思うと恐怖が少し和らいだものだ。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
【Vtuberさん向け】1人用フリー台本置き場《ネタ系/5分以内》
小熊井つん
大衆娯楽
Vtuberさん向けフリー台本置き場です
◆使用報告等不要ですのでどなたでもご自由にどうぞ
◆コメントで利用報告していただけた場合は聞きに行きます!
◆クレジット表記は任意です
※クレジット表記しない場合はフリー台本であることを明記してください
【ご利用にあたっての注意事項】
⭕️OK
・収益化済みのチャンネルまたは配信での使用
※ファンボックスや有料会員限定配信等『金銭の支払いをしないと視聴できないコンテンツ』での使用は不可
✖️禁止事項
・二次配布
・自作発言
・大幅なセリフ改変
・こちらの台本を使用したボイスデータの販売
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる