リョーマ伝~小学生編~

一刀星リョーマ

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おこぼれ話98 リョーマのクソせまい史~校内放送史~

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学校の給食時間の校内放送…皆さんの学校ではあっただろうか?
僕の小学校では毎日ではなく不定期に行われた。基本的に放送は全校生徒に向けてのお知らせとして使われることが主であり、音楽を流したり、様々な企画をやったりといったエンターテインメント的な放送は不定期に行われる放送の中のほんの数割。そのため基本校内放送はつまらないものであった。だからこそ企画系の放送が行われる時はワクワクしたものだ。
今回はお知らせ系を含め、印象に残った放送を取り上げよう。

まずひとつ目は小3の時にあった紙芝居の読み聞かせ。
これは音声ではなく校内TV放送で放送委員の読み聞かせによる紙芝居を月曜と金曜の週2回放送するという期間限定の企画で、中断期間をはさみながら1ヵ月~1ヵ月半ぐらい続いた。
放送されたのは1回目が「ニセモノばんざい」という王様が出てくる物語で、2回目が「どうぶつむらのさいばん」というサバンナが舞台の物語だった。その後はどんな話やったかは忘れたが。
放送が始まる前には校長先生による以下のような音声放送が流れ、教室のTVをつけるよう促す。
「全校の皆さんこんにちは。美味しい給食、食べてますか?これから紙芝居の放送が始まりますのでTVをつけてください。」
この放送とともにふだん給食中は真っ暗で何も映されてない教室のTVにスイッチが入り、にぎやかな紙芝居の映像が映る。にぎやかな給食時間がさらににぎやかになっていくあの過程が忘れられない。

次に紹介するのは5年生の2学期に放送された「3年生からのお知らせ」
これは僕らの2つ下の学年だった3年生が授業で描いた絵が近所の掲示板に掲示されるという旨のお知らせで、3年生の生徒自らが行った。
放送設備の不具合か、CDが手元になかったからかは不明だが、本来放送の冒頭で行われる放送の始まりを知らせる音楽を流すという行為はこの放送では行われず、音楽もなく冒頭で突然3年生が「3年生からのお知らせです!」とコールして始まったものだから、冒頭数秒間は話し声とかで放送が聞こえなかった生徒も教室に多数おり、放送に気づいた生徒が「あっ!」と声を出した後、皆静まり返って放送を聞いていたのを覚えている。
ちなみに僕は割と早い段階で放送に気づいた。
それと自分はこの時放送室に強いあこがれを持っており、3年生にして放送室に入れた彼らをうらやましく思ったものだ。「自分が3年生の時にはそんな機会なかったのに…」

最後に紹介するのは6年生の時の健康委員制作の校内マナー等を呼びかける校内TV放送…
というかこの時僕が健康委員だったので、その放送に出演している。
僕のセリフは廊下のゴミ拾いをする同じ委員の女子クラスメイトに対して「○○ちゃんすご~い!」というもの。今までちゃん付けで呼んだことなかったその女子にちゃん付けで呼ぶのが恥ずかしかったために超棒読みだったうえ、表情もやる気なさげ…
あまりにも恥ずかしかったもんだからそのパートが始まった途端すぐトイレに逃げましたとさ…自業自得だがね…
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