リョーマ伝~小学生編~

一刀星リョーマ

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おこぼれ話92 スーパー見学でう〇こ!の巻。

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小3の秋、社会科見学で近所のスーパーへ。
そのスーパーは我が家もちょくちょく利用している見慣れた場所なので面白みも特になかったが、普段スタッフしか入れないエリアに入れたのはうれしかった。その部屋でスタッフに質問したり、話を聞いたりしたのだ。

この見学での目的はもうひとつ。見学やスタッフさんの話から知ったことや気づいたことを班ごとにまとめて、後日教室で発表するのだ。
発表は班ごとに作った壁新聞を使って行う。
僕の班の壁新聞はところどころにクイズを入れて楽しんでもらえるよう工夫した。
そのクイズの問題のいくつかは僕が考えた。
そのひとつが「次のうち○○(スーパーの名前)で売っていないアイスは?」である。読み上げも僕が担当だ。
選択肢は1.ガリガリ君 2.スーパーカップ 3.う〇こアイス。
…もちろん答えは3。完全なる受け狙い。なお、新聞上では選択肢は文章ではなくイラストで描かれ、選択肢の名前は口頭で読み上げる形だった。そのイラストはう〇この形はしておらず、いかにも普通のアイスに見せかけて、口頭で実はう〇こアイスだったという形で笑いを取ろうという寸法だった。

だが、班の仲間のシュウジくんは「さすがに下品だからよそう」ということでイラストはそのままに「ガリガリ君の消しゴム」に変えるように申し出てきた。(当時ガリガリ君の形の消しゴムがクラスではやっていた)
自分は表向きではこれを受け入れたように見せかけたが、「そもそもガリガリ君の消しゴムなんてアイスじゃねーじゃん」と心の中ではこれに納得しておらず、本番ではう〇こアイスを強行するつもりであった。

そしてやってきた本番。いよいよ僕が読み上げるアイス問題だ。
「ではここで〇問目のクイズです。次のうち○○で売ってないアイスはどれ?1.ガリガリ君、2.スーパーカップ…」
そして運命の3番目は…
「3.う〇こアイス!」
…はい。予定通り強行しました。しかもう〇こアイスの部分だけ超ハイテンション!発表を見ている一部からは笑いの渦。
しかしすぐさまシュウジくんが割って入ってきて訂正。
「違いま~す!3番はガリガリ君の消しゴムで~す!」
はい、結局こうなるよね。その後は何の問題もなく発表は進みましたとさ…
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