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おこぼれ話64 リョーマのクソせまい史~机の中プリント置きっぱなし史
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皆さんは学生時代、机の中に勉強道具やプリントを入れっぱなしにしたまま帰ったり、プリントを何日間も持ち帰らず貯め続けて机の中が大変なことになったり先生に怒られたりしたことはあるだろうか。
僕のクラスにもそのような生徒が数人存在していた。そして僕もそのひとりだ。
勉強道具は意図的に放置したことはないが、プリントは何度も机の中に貯めこんだことがある。
今回は複数回あるプリント置きっぱなし事件の経緯等を紹介しよう。
最初に置きっぱなしにしたのは1年生の2学期の初め頃。
6年生が修学旅行に出発する前日、僕たちは6年生の教室に赴き、修学旅行の晴天を祈ってクラス全員で作った巨大てるてる坊主をプレゼントすることになり、その際のセレモニーで複数人の1年生がセリフを読み上げることとなり、僕も立候補したがじゃんけんで負けて落選。全員で読み上げるセリフもあったけどね。
だが僕は落選した悔しさが癒えず、その悔しさでスピーチの台本(ペライチ)を家に持って帰りたくなくなり、そのまま教室の机の中に封印。
そしてそれを皮切りに僕の歯車が狂ってしまい、以降に配られた一部のプリントも机に入れっぱなしにしていく癖がついていってしまった。(宿題や提出しなければいけないヤツ、保護者向けの重要なお知らせはちゃんと持ち帰ってるのでご安心を)。もちろん先生からは「持って帰れ」て言われ続けるが、僕は一向に聞こうとしなかった。
その状態が2週間ほど続いたある日、昼休みの貴重な遊び時間を終えて教室に戻ってくると突然机の中がキレイになっているのを確認。「先生がしびれを切らしてとうとう捨てたのかな」と僕は思いこんだ。しかし悲劇は帰宅後に待っていた。
帰宅後、母がいつも宿題を入れているファイルを確認すると、あるものを見つける。
「リョーマ、このスピーチ読み上げたの?」
…それは例のてるてる坊主のスピーチの台本。捨てられたと思ったのに…
それだけではない、机に入れっぱなしだった他のプリントもばっちり入ってるではないか!
翌日、僕は先生にキレ気味で質問した。
「てるてる坊主のスピーチのやつとか、僕の机の中のプリントなぜかファイルに入ってたんですけど!」
「…ああ、それ先生が入れたの。優しいでしょ?ありがとうは?」
…もちろん入れっぱなしにした自分が悪いのだが、この時の僕の頭の中はプリントを入れられた怒りよりかは勝手に自分のものを触られたことに対する怒りが強かった。自分の持ち物を許可なく勝手に触られることが5本の指に入るほどイヤだったからだ。
次に紹介するのは2年生の1学期。僕は国語の授業で行われる漢字の小テストをひたすら入れっぱなしにしてこれまた長期間ため込んでいた。別に点数が悪かったから親に見せないために隠してるわけではない。点数はほとんど普通だ。仮に机にに隠そうものならばクラスメイトに見られるリスクが大きく、より多くの人が自分の点数を知ることとなってしまうリスキーな行為と言えよう。だから僕は点数がよかろうが悪かろうがテストは必ず持って帰るようにしてた。親に怒られるよりもクラスメイトに点数をバカにされてお祭り騒ぎにされるほうがよっぽどイヤだったからだ。(まあ、どっちみち自業自得と言えるが)
だがこの時は持って帰るのがなんだかめんどくさくて放置していた。もちろん先生からは持って帰れと言われるが一刀星リョーマが簡単に先生の言い分を聞き入れるわけもなく、漢字テストの度に机の中にはそれがたまっていった。
それから10日~2週間以上ほどの時が過ぎたある日の放課後、僕は忘れ物を取りに学校に行き、教室でそれを取ってさあ帰りましょうとした直後、教室にいたM田先生に「リョーマくん、机の中のものも持って帰ってください」と止められ、先生が用意してくれたデカい封筒に入れて持って帰ることに。
書類とか入れるようなB4の封筒だったもんだから「ああ、オレはあの封筒を用意されるほどため込んじまったんだな」と心の中で思った。
よいこのみんなはプリントをきちんと持って帰るように!
僕のクラスにもそのような生徒が数人存在していた。そして僕もそのひとりだ。
勉強道具は意図的に放置したことはないが、プリントは何度も机の中に貯めこんだことがある。
今回は複数回あるプリント置きっぱなし事件の経緯等を紹介しよう。
最初に置きっぱなしにしたのは1年生の2学期の初め頃。
6年生が修学旅行に出発する前日、僕たちは6年生の教室に赴き、修学旅行の晴天を祈ってクラス全員で作った巨大てるてる坊主をプレゼントすることになり、その際のセレモニーで複数人の1年生がセリフを読み上げることとなり、僕も立候補したがじゃんけんで負けて落選。全員で読み上げるセリフもあったけどね。
だが僕は落選した悔しさが癒えず、その悔しさでスピーチの台本(ペライチ)を家に持って帰りたくなくなり、そのまま教室の机の中に封印。
そしてそれを皮切りに僕の歯車が狂ってしまい、以降に配られた一部のプリントも机に入れっぱなしにしていく癖がついていってしまった。(宿題や提出しなければいけないヤツ、保護者向けの重要なお知らせはちゃんと持ち帰ってるのでご安心を)。もちろん先生からは「持って帰れ」て言われ続けるが、僕は一向に聞こうとしなかった。
その状態が2週間ほど続いたある日、昼休みの貴重な遊び時間を終えて教室に戻ってくると突然机の中がキレイになっているのを確認。「先生がしびれを切らしてとうとう捨てたのかな」と僕は思いこんだ。しかし悲劇は帰宅後に待っていた。
帰宅後、母がいつも宿題を入れているファイルを確認すると、あるものを見つける。
「リョーマ、このスピーチ読み上げたの?」
…それは例のてるてる坊主のスピーチの台本。捨てられたと思ったのに…
それだけではない、机に入れっぱなしだった他のプリントもばっちり入ってるではないか!
翌日、僕は先生にキレ気味で質問した。
「てるてる坊主のスピーチのやつとか、僕の机の中のプリントなぜかファイルに入ってたんですけど!」
「…ああ、それ先生が入れたの。優しいでしょ?ありがとうは?」
…もちろん入れっぱなしにした自分が悪いのだが、この時の僕の頭の中はプリントを入れられた怒りよりかは勝手に自分のものを触られたことに対する怒りが強かった。自分の持ち物を許可なく勝手に触られることが5本の指に入るほどイヤだったからだ。
次に紹介するのは2年生の1学期。僕は国語の授業で行われる漢字の小テストをひたすら入れっぱなしにしてこれまた長期間ため込んでいた。別に点数が悪かったから親に見せないために隠してるわけではない。点数はほとんど普通だ。仮に机にに隠そうものならばクラスメイトに見られるリスクが大きく、より多くの人が自分の点数を知ることとなってしまうリスキーな行為と言えよう。だから僕は点数がよかろうが悪かろうがテストは必ず持って帰るようにしてた。親に怒られるよりもクラスメイトに点数をバカにされてお祭り騒ぎにされるほうがよっぽどイヤだったからだ。(まあ、どっちみち自業自得と言えるが)
だがこの時は持って帰るのがなんだかめんどくさくて放置していた。もちろん先生からは持って帰れと言われるが一刀星リョーマが簡単に先生の言い分を聞き入れるわけもなく、漢字テストの度に机の中にはそれがたまっていった。
それから10日~2週間以上ほどの時が過ぎたある日の放課後、僕は忘れ物を取りに学校に行き、教室でそれを取ってさあ帰りましょうとした直後、教室にいたM田先生に「リョーマくん、机の中のものも持って帰ってください」と止められ、先生が用意してくれたデカい封筒に入れて持って帰ることに。
書類とか入れるようなB4の封筒だったもんだから「ああ、オレはあの封筒を用意されるほどため込んじまったんだな」と心の中で思った。
よいこのみんなはプリントをきちんと持って帰るように!
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