194 / 504
おこぼれ話56 プラネタリウムの前に気持ち悪くて頭の上にお星さまが出てるよの巻
しおりを挟む
4年生の1学期終わり、校外学習でプラネタリウムに行くこととなった。
しかしその日は前日の夜から吐き気をもよおしており、いつオエ~してもおかしくない予断を許さないような状況下であった。
しかし自分としては「頑張れば何とか耐えられそう」と判断したため、そのまま学校へ。
しかしいつ体調が悪化してもおかしくない状況であったので、心配した母がプラネタリウムへ同行することに(母の分のプラネタリウム代は母が払ったのか、学校や先生が負担してくれたのかは不明。)。
そしてプラネタリウムへ到着。移動はバスだったもんだから車内で揺られて自分の状態にかなりのダメージだったのは言わずもかな。だが自分的には「まだ耐えられる。ここで引くわけにはいかないんだ」といった思いでそのまま館内へ。
さあ、いよいよ上映開始。最初はCGを用いたオープニングムービーから。
シーンに合わせて座席が揺れたり回転したりするド迫力。もちろん自分の体へのダメージも計り知れない。
その後は夏の星空の解説を行った後、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスをテーマにしたアニメの上映。
この間は状況は良くも悪くもなく変わらずであった。
そんなこんなで吐くことはなく授業は無事終了。学校へ戻った後は普通の授業だ…といいたいところだが館内を出たとたん、自分の吐き気は急激に最頂点へと達してしまった。プラネタリウムという都合上、ずっと上を見上げてたのが響いたのだろう。
これはとても授業を受けられる状況じゃない…母と相談した結果、学校へ着いたらそのまま早退することに。
こうして自分の校外学習史上最大の悲劇は幕を閉じた。
しかし悪いこともあればいいこともある。前述の通りあんだけ揺れに触れたのに吐かなかったことはまさに奇跡といえよう。
そして学校に戻った後はみんなが感想文を書いたようだが、早退した僕は免除された。これもラッキーといえよう。
トモくんは「ズ・ル・い~!」とかやじってたが…
しかしその日は前日の夜から吐き気をもよおしており、いつオエ~してもおかしくない予断を許さないような状況下であった。
しかし自分としては「頑張れば何とか耐えられそう」と判断したため、そのまま学校へ。
しかしいつ体調が悪化してもおかしくない状況であったので、心配した母がプラネタリウムへ同行することに(母の分のプラネタリウム代は母が払ったのか、学校や先生が負担してくれたのかは不明。)。
そしてプラネタリウムへ到着。移動はバスだったもんだから車内で揺られて自分の状態にかなりのダメージだったのは言わずもかな。だが自分的には「まだ耐えられる。ここで引くわけにはいかないんだ」といった思いでそのまま館内へ。
さあ、いよいよ上映開始。最初はCGを用いたオープニングムービーから。
シーンに合わせて座席が揺れたり回転したりするド迫力。もちろん自分の体へのダメージも計り知れない。
その後は夏の星空の解説を行った後、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスをテーマにしたアニメの上映。
この間は状況は良くも悪くもなく変わらずであった。
そんなこんなで吐くことはなく授業は無事終了。学校へ戻った後は普通の授業だ…といいたいところだが館内を出たとたん、自分の吐き気は急激に最頂点へと達してしまった。プラネタリウムという都合上、ずっと上を見上げてたのが響いたのだろう。
これはとても授業を受けられる状況じゃない…母と相談した結果、学校へ着いたらそのまま早退することに。
こうして自分の校外学習史上最大の悲劇は幕を閉じた。
しかし悪いこともあればいいこともある。前述の通りあんだけ揺れに触れたのに吐かなかったことはまさに奇跡といえよう。
そして学校に戻った後はみんなが感想文を書いたようだが、早退した僕は免除された。これもラッキーといえよう。
トモくんは「ズ・ル・い~!」とかやじってたが…
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【Vtuberさん向け】1人用フリー台本置き場《ネタ系/5分以内》
小熊井つん
大衆娯楽
Vtuberさん向けフリー台本置き場です
◆使用報告等不要ですのでどなたでもご自由にどうぞ
◆コメントで利用報告していただけた場合は聞きに行きます!
◆クレジット表記は任意です
※クレジット表記しない場合はフリー台本であることを明記してください
【ご利用にあたっての注意事項】
⭕️OK
・収益化済みのチャンネルまたは配信での使用
※ファンボックスや有料会員限定配信等『金銭の支払いをしないと視聴できないコンテンツ』での使用は不可
✖️禁止事項
・二次配布
・自作発言
・大幅なセリフ改変
・こちらの台本を使用したボイスデータの販売

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

子供時代の後悔
もっくん
エッセイ・ノンフィクション
大人になってから、ふとした瞬間に子供時代の言動を思い出して「あれは本当にひどかったな」と自己嫌悪に陥ることはありませんか。
なんであんな残酷なこと…。
思い出すたびに、一人で「うわあああ!」と叫びたくなることもある。
そんな子供時代の後悔の中から、記憶に残るエピソードを紹介していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる