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記録ノ94 レッツ宿泊学習!~DAY1DAY~
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5年生の1月、5年生史上最大の行事である宿泊学習が行われる。
札幌の滝野というとこに言って1泊2日でキャンプっぽいことをする。
例年なら秋に行われるのだが、僕らは例外的に冬だった。
先生曰く「毎年秋と決まっているわけでなく、他の学校との施設の利用時期の抽選の結果今回は冬に行うこととなった。」のこと。
例年だったらカレー作りとかしてるのだが、今回は冬なので冬らしいアクティビティを行う。
カレー作りができないのは残念だったが、逆に冬に行けるのは貴重な経験と思おうと切り替えていった。
出発式、体育館に5年生全員が集まった。スキーウェア姿の生徒たちが集まった様子を見て「いよいよ5年生最大の行事が始まるんだ」と自分の中で心が引き締まった。
親元を離れて泊まるのも初めてだ(幼稚園編でふれたとおり、僕は幼稚園のお泊り会を泊まらず早退した)。
そして体育館からバスへ向かう途中、僕はなぜか帽子を深くかぶっていた。何だか知らないが漫画やアニメのメカクレキャラがカッコイイと思ってたからそのマネだったのである。
しかし後日学年集会で宿泊学習のビデオを上映したとき、この時の自分に対して学年の何人かから「リョーマ怖い」とのコメントが相次いだ。自分的にはかっこいいと思ったんだが。メカクレがカッコイイ。それが通用するのは二次元だけか。
舞台となる滝野に着いて最初に行ったのは歩くスキー(クロスカントリー)。
スキーなら毎年やってるが、歩くスキーは人生で初めての経験だった。
しかしここで自分の小学校生活の中で五本の指に入る試練にぶち当たる。自分は当時日常でマジックテープ式の靴しか履いてこなかった。故に靴ひもを結んだことがない。しかし歩くスキー用の靴は自分用のサイズは靴ひも式のしかない。(自分より小さいサイズにはあった)宿泊学習の数週間前にそのことを知った時はショックであったが、今後自分が成長していけばどっちみち紐を結ぶタイプしかなくなるのだ。そのための練習と思おう。
母の協力もあって僕は当日まで毎日のように紐を結ぶ練習をした。最初は苦戦して、マジックテープ式のを履ける人たちをうらやましく、自分も背が縮めがいいのにと思ったほどだった。自分は背の順番だと常に真ん中らへんだったがいつもならもっと伸びたいと思っていた。背の低い者にあこがれたのは後にも先にもこれが唯一だ。
でも練習していくうちに初めて3日ごろでようやく自分一人で結べるようになった。
そして肝心の歩くスキー本編だが、雪化粧された山の中の歩いていくのは新鮮だったが、ほぼすべらないこと以外は普通のスキーとの感覚の違いがいまいちわからなかった。想像よりはいまいちであった。
でも山中の冬景色は絵葉書のように美しく、勉強に対人関係、日々修羅場を潜り抜けている(笑)自分にとっては良い目の保養になったと言える。
歩くスキーの後はスノーキャンドル作りだ。バケツに雪を入れて固めて、それを宿泊施設の敷地内の広場に設置する。
なかなかカチカチに固めるのが難しかった。根気だけはついた…のか?
このキャンドルは夜のメインイベント、キャンプファイヤーの時に中にろうそくを入れて灯すのだ。
果たしてどんな幻想的な世界が待っているのか!?冬の山中で起きる物語の続きは次回!
札幌の滝野というとこに言って1泊2日でキャンプっぽいことをする。
例年なら秋に行われるのだが、僕らは例外的に冬だった。
先生曰く「毎年秋と決まっているわけでなく、他の学校との施設の利用時期の抽選の結果今回は冬に行うこととなった。」のこと。
例年だったらカレー作りとかしてるのだが、今回は冬なので冬らしいアクティビティを行う。
カレー作りができないのは残念だったが、逆に冬に行けるのは貴重な経験と思おうと切り替えていった。
出発式、体育館に5年生全員が集まった。スキーウェア姿の生徒たちが集まった様子を見て「いよいよ5年生最大の行事が始まるんだ」と自分の中で心が引き締まった。
親元を離れて泊まるのも初めてだ(幼稚園編でふれたとおり、僕は幼稚園のお泊り会を泊まらず早退した)。
そして体育館からバスへ向かう途中、僕はなぜか帽子を深くかぶっていた。何だか知らないが漫画やアニメのメカクレキャラがカッコイイと思ってたからそのマネだったのである。
しかし後日学年集会で宿泊学習のビデオを上映したとき、この時の自分に対して学年の何人かから「リョーマ怖い」とのコメントが相次いだ。自分的にはかっこいいと思ったんだが。メカクレがカッコイイ。それが通用するのは二次元だけか。
舞台となる滝野に着いて最初に行ったのは歩くスキー(クロスカントリー)。
スキーなら毎年やってるが、歩くスキーは人生で初めての経験だった。
しかしここで自分の小学校生活の中で五本の指に入る試練にぶち当たる。自分は当時日常でマジックテープ式の靴しか履いてこなかった。故に靴ひもを結んだことがない。しかし歩くスキー用の靴は自分用のサイズは靴ひも式のしかない。(自分より小さいサイズにはあった)宿泊学習の数週間前にそのことを知った時はショックであったが、今後自分が成長していけばどっちみち紐を結ぶタイプしかなくなるのだ。そのための練習と思おう。
母の協力もあって僕は当日まで毎日のように紐を結ぶ練習をした。最初は苦戦して、マジックテープ式のを履ける人たちをうらやましく、自分も背が縮めがいいのにと思ったほどだった。自分は背の順番だと常に真ん中らへんだったがいつもならもっと伸びたいと思っていた。背の低い者にあこがれたのは後にも先にもこれが唯一だ。
でも練習していくうちに初めて3日ごろでようやく自分一人で結べるようになった。
そして肝心の歩くスキー本編だが、雪化粧された山の中の歩いていくのは新鮮だったが、ほぼすべらないこと以外は普通のスキーとの感覚の違いがいまいちわからなかった。想像よりはいまいちであった。
でも山中の冬景色は絵葉書のように美しく、勉強に対人関係、日々修羅場を潜り抜けている(笑)自分にとっては良い目の保養になったと言える。
歩くスキーの後はスノーキャンドル作りだ。バケツに雪を入れて固めて、それを宿泊施設の敷地内の広場に設置する。
なかなかカチカチに固めるのが難しかった。根気だけはついた…のか?
このキャンドルは夜のメインイベント、キャンプファイヤーの時に中にろうそくを入れて灯すのだ。
果たしてどんな幻想的な世界が待っているのか!?冬の山中で起きる物語の続きは次回!
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