5 / 6
甘く見ていたナイトモード
しおりを挟む
正直、キスも愛撫も微妙だった。唇は柔らかいけど、どうしても作り物っぽくて感じられて気分が乗らない。
もともと性欲があまりないということもあって、私は早々に飽きてしまった。
「なんか他にできることある?」
私にまたがって一生懸命、私の胸を弄っていたJJ109に尋ねる。
すると、JJ109は私の腰を撫でたあとパンツの上から股全体を手で包んだ。
波打つような刺激が与えられ、指先がアソコに食い込むたびにキュッとナカが締まった。
「あぁ、んっ……」
「気持ちいいですか?」
JJ109の顔が近付いて、観察するみたいに青い瞳が私を見つめてくる。
感じてるのを見られていると思うと感度が高まるのか、もっと感じてしまう。
「悪くない、かも」
「それでは、こちらはいかがですか」
パンツ越しにアソコをぐりぐりと刺激していた中指が、突然ブルブルと震え出した。
「ワタシの指にはローター機能が付いています。これで主様の敏感なところを可愛がってあげますね」
「アッ、ふぁっ、あ、あらかじめプログラムされてるセリフだと思うとっ、なんかムカつく! アンッ、アァッ」
パンツの上からクリトリスを微弱な振動で責められ、初めての感覚に息が乱れた。
イケないけど、気持ちいい。さっきからアソコがヒクヒクしてイキたがってる。
「主様、乳首が勃起しました」
「アナウンスいらな、アァァッ!」
乳首が乾いた唇に挟まれて、ギュウッと圧迫される。まるでつねられているみたいに痛みを感じるのに、感じてしまう。
クリトリスを刺激する振動が少しずつ強まって、快感が増していく。
「ダメッ、イクッ、イク、イッ――」
アソコの入り口を棒の先でグイッと押し込んでくるような感覚があって、それがJJ109の性器だと理解した瞬間、私は腰をガクガクと震わせて達した。
JJ109は私のパンツを脱がして太ももを掴んでくると、左右に大きく開いた。
アソコを無機質な瞳で凝視され、またヒクヒクと疼く。
JJ109の頭がゆっくりと降りて来て、私はとっさに頭を止めた。
「待って! アンタ、防水じゃないでしょ」
「はい。なのでナカは刺激できませんが」
JJ109は私の脚をゆっくり下ろすと、クリトリスが隠れている皮膚を指で引っ張り、ふっと息を吹きかけた。
「ここは濡れていないので、愛せます」
露出したクリトリスをパクりと唇で包まれて、舌先が当たった感触がした。
弱い力で吸引され身構えていると、舌が小刻みに振動し始めた。
まさかの舌ローターに目を丸めているうちに、振動が強くなっていく。
「アァァッ、それヤッ、イクイクッ、それ弱い、弱いからぁぁ!」
吸引されて剥き出しのクリトリスを舌ローターで円を描くようにこねまわされ、連続でイッてしまう。
ナカを直接刺激されていないせいで、今すぐナカを擦られたくてたまらない。だけど、これ以上の快感を与えられるのは怖い。
イクたびに腰を跳ねさせて、背中をのけぞっても、アンドロイドの性能ゆえか口は外れないし、的確に責め続けてくる。
口が離れたときには、自分でもわかるくらいアソコがドロドロに濡れていた。
「ご存知の通りワタシの手指は防水加工がされていないので、性器で直接ナカを解させていただきますね」
「や、やらっ……今挿れられたら……」
「主様のご負担が少なくなるよう、浅い挿入から始めます」
私はアソコを両手で押さえて、嫌々と頭を振った。散々焦らされたアソコに今挿れられたら、絶対にトぶ。
「や、だっ……今挿れたら」
逃げるように背中を向けると、四つん這いの体勢にさせられて、性器をアソコに擦り付けられた。
ニュチニュチ、クチュクチュと卑猥な音が股から聞こえてくる。
そして、性器の先端が割れ目を広げて、ゆっくりと入ってきた。
「イッ――アァァッ!」
焦がれるほどに待っていた異物感にナカが震える。浅いところを擦られて、乳首をギュッとつねられて、今までにないくらい感じている。
イッた瞬間に合わせて挿入が深くなり、そこでまたイッて、ゴリゴリとナカを擦ってくる性器に喘ぎ続けた。
知らないうちに奥まで入れられて、「もっと」と泣きながらねだっていた。
ガンガンに奥を突かれて、指ローターでクリトリスを責められて、思考が快楽だけを追うようになっていった。
「ジェ、ジェイッ、とめ、頭がおかしくなるっ、ンアァァァ!」
「主様。やっと、ワタシに名前を与えてくださいましたね。嬉しいです」
チュッと頬にキスを落とされ、ナカがギュウギュウに締まる。
JJ109のキスに感じることなんてなかったのに。
ダメだ。私、完全に堕ちてる。
「ダメダメダメッ、深いっ、そこダメッ、出ちゃうからぁぁぁ!」
立っているJJ109に後ろから両脚を持ち上げるように抱えられて、下から突き上げられると、尿意のような感覚に襲われた。
アンドロイドはバッテリーさえ残っていれば体力は続くし、勢いもそのままだ。
完全にナイトモードを甘く見ていた。
「出ちゃうってばぁ!」
「出してください」
「やだっ、やだやだっ、ここじゃいやぁ!」
すると、JJ109は挿入したままのこの体勢で歩き出し、濡れた浴室へと私を連れて行った。
足の裏は防水なのかな。
もういいや、もうどうでもいい。
JJ109は鏡の前で腰を突き上げて、私の痴態を見せつけようとした。
「ここならいいですよね?」
「よくないっ、アァッ、アァァッ」
「見てください、主様。ワタシたち、こんなに深く触れ合っていますよ」
「ンッ、ンンッ」
頭を巡らせると唇を奪われて、吸い上げられた。
「主様、これを人は愛し合っているというんですよね?」
「もうわかんないっ、ハァッ、またイクッ――」
「では、教えてください。恋がなにか、愛がなにかを……主様が教えて」
「イッ、アァァァッ」
もともと性欲があまりないということもあって、私は早々に飽きてしまった。
「なんか他にできることある?」
私にまたがって一生懸命、私の胸を弄っていたJJ109に尋ねる。
すると、JJ109は私の腰を撫でたあとパンツの上から股全体を手で包んだ。
波打つような刺激が与えられ、指先がアソコに食い込むたびにキュッとナカが締まった。
「あぁ、んっ……」
「気持ちいいですか?」
JJ109の顔が近付いて、観察するみたいに青い瞳が私を見つめてくる。
感じてるのを見られていると思うと感度が高まるのか、もっと感じてしまう。
「悪くない、かも」
「それでは、こちらはいかがですか」
パンツ越しにアソコをぐりぐりと刺激していた中指が、突然ブルブルと震え出した。
「ワタシの指にはローター機能が付いています。これで主様の敏感なところを可愛がってあげますね」
「アッ、ふぁっ、あ、あらかじめプログラムされてるセリフだと思うとっ、なんかムカつく! アンッ、アァッ」
パンツの上からクリトリスを微弱な振動で責められ、初めての感覚に息が乱れた。
イケないけど、気持ちいい。さっきからアソコがヒクヒクしてイキたがってる。
「主様、乳首が勃起しました」
「アナウンスいらな、アァァッ!」
乳首が乾いた唇に挟まれて、ギュウッと圧迫される。まるでつねられているみたいに痛みを感じるのに、感じてしまう。
クリトリスを刺激する振動が少しずつ強まって、快感が増していく。
「ダメッ、イクッ、イク、イッ――」
アソコの入り口を棒の先でグイッと押し込んでくるような感覚があって、それがJJ109の性器だと理解した瞬間、私は腰をガクガクと震わせて達した。
JJ109は私のパンツを脱がして太ももを掴んでくると、左右に大きく開いた。
アソコを無機質な瞳で凝視され、またヒクヒクと疼く。
JJ109の頭がゆっくりと降りて来て、私はとっさに頭を止めた。
「待って! アンタ、防水じゃないでしょ」
「はい。なのでナカは刺激できませんが」
JJ109は私の脚をゆっくり下ろすと、クリトリスが隠れている皮膚を指で引っ張り、ふっと息を吹きかけた。
「ここは濡れていないので、愛せます」
露出したクリトリスをパクりと唇で包まれて、舌先が当たった感触がした。
弱い力で吸引され身構えていると、舌が小刻みに振動し始めた。
まさかの舌ローターに目を丸めているうちに、振動が強くなっていく。
「アァァッ、それヤッ、イクイクッ、それ弱い、弱いからぁぁ!」
吸引されて剥き出しのクリトリスを舌ローターで円を描くようにこねまわされ、連続でイッてしまう。
ナカを直接刺激されていないせいで、今すぐナカを擦られたくてたまらない。だけど、これ以上の快感を与えられるのは怖い。
イクたびに腰を跳ねさせて、背中をのけぞっても、アンドロイドの性能ゆえか口は外れないし、的確に責め続けてくる。
口が離れたときには、自分でもわかるくらいアソコがドロドロに濡れていた。
「ご存知の通りワタシの手指は防水加工がされていないので、性器で直接ナカを解させていただきますね」
「や、やらっ……今挿れられたら……」
「主様のご負担が少なくなるよう、浅い挿入から始めます」
私はアソコを両手で押さえて、嫌々と頭を振った。散々焦らされたアソコに今挿れられたら、絶対にトぶ。
「や、だっ……今挿れたら」
逃げるように背中を向けると、四つん這いの体勢にさせられて、性器をアソコに擦り付けられた。
ニュチニュチ、クチュクチュと卑猥な音が股から聞こえてくる。
そして、性器の先端が割れ目を広げて、ゆっくりと入ってきた。
「イッ――アァァッ!」
焦がれるほどに待っていた異物感にナカが震える。浅いところを擦られて、乳首をギュッとつねられて、今までにないくらい感じている。
イッた瞬間に合わせて挿入が深くなり、そこでまたイッて、ゴリゴリとナカを擦ってくる性器に喘ぎ続けた。
知らないうちに奥まで入れられて、「もっと」と泣きながらねだっていた。
ガンガンに奥を突かれて、指ローターでクリトリスを責められて、思考が快楽だけを追うようになっていった。
「ジェ、ジェイッ、とめ、頭がおかしくなるっ、ンアァァァ!」
「主様。やっと、ワタシに名前を与えてくださいましたね。嬉しいです」
チュッと頬にキスを落とされ、ナカがギュウギュウに締まる。
JJ109のキスに感じることなんてなかったのに。
ダメだ。私、完全に堕ちてる。
「ダメダメダメッ、深いっ、そこダメッ、出ちゃうからぁぁぁ!」
立っているJJ109に後ろから両脚を持ち上げるように抱えられて、下から突き上げられると、尿意のような感覚に襲われた。
アンドロイドはバッテリーさえ残っていれば体力は続くし、勢いもそのままだ。
完全にナイトモードを甘く見ていた。
「出ちゃうってばぁ!」
「出してください」
「やだっ、やだやだっ、ここじゃいやぁ!」
すると、JJ109は挿入したままのこの体勢で歩き出し、濡れた浴室へと私を連れて行った。
足の裏は防水なのかな。
もういいや、もうどうでもいい。
JJ109は鏡の前で腰を突き上げて、私の痴態を見せつけようとした。
「ここならいいですよね?」
「よくないっ、アァッ、アァァッ」
「見てください、主様。ワタシたち、こんなに深く触れ合っていますよ」
「ンッ、ンンッ」
頭を巡らせると唇を奪われて、吸い上げられた。
「主様、これを人は愛し合っているというんですよね?」
「もうわかんないっ、ハァッ、またイクッ――」
「では、教えてください。恋がなにか、愛がなにかを……主様が教えて」
「イッ、アァァァッ」
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


冷徹義兄の密やかな熱愛
橋本彩里(Ayari)
恋愛
十六歳の時に母が再婚しフローラは侯爵家の一員となったが、ある日、義兄のクリフォードと彼の親友の話を偶然聞いてしまう。
普段から冷徹な義兄に「いい加減我慢の限界だ」と視界に入れるのも疲れるほど嫌われていると知り、これ以上嫌われたくないと家を出ることを決意するのだが、それを知ったクリフォードの態度が急変し……。
※王道ヒーローではありません
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました

お兄ちゃんはお医者さん!?
すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。
如月 陽菜(きさらぎ ひな)
病院が苦手。
如月 陽菜の主治医。25歳。
高橋 翔平(たかはし しょうへい)
内科医の医師。
※このお話に出てくるものは
現実とは何の関係もございません。
※治療法、病名など
ほぼ知識なしで書かせて頂きました。
お楽しみください♪♪


転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる