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第四章 穏やかな生活の先に
三百年が過ぎて
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リナンシーの魔力を奪い去り、在庫を目一杯に錬成した諒太は暗くなってから聖王城へと戻っていた。
「リョウ様、遅かったですわね?」
待っていたのか、戻るや否にロークアットが駆け寄ってきた。彼女は夕飯の準備が整っていることを併せて伝えている。
「リナンシーの魔力がなかなか尽きなくてな。時間がかかってしまった……」
「なるほど、リナンシー様は人ではありませんし、苦労しそうですね……」
とりあえず焔のリングについては秘密にしておく。精霊信仰が強いエルフたちは恐らくイフリートも崇めているだろう。よって精霊王を奴隷のように召喚するのは批判されそうな気がした。
「とりあえず、ご飯を食べようか。流石に疲れた……」
「お風呂のご用意もできておりますが?」
「それはあとで良いよ。まずは腹ごしらえだ……」
甲斐甲斐しい新妻のような対応が気恥ずかしい。諒太は正真正銘、彼女の奴隷であったというのに。
「まだ髪留めしてるんだ?」
ロークアットの後ろ姿にプレゼントした髪留めを見つける。気に入ってもらえたのなら諒太としても嬉しい限りだ。
「とても気に入りました。母も素晴らしいと絶賛してくれたのですよ?」
「それならセシリィ女王にも何か作らないとな。何が良いと思う?」
年齢のこともあるし、彼女は未亡人でもある。よって諒太が適当に物を贈っていいのか分からなかった。
「母にはブローチはどうでしょう? フォーマルのドレスに合うブローチがよろしいかと」
「ああ、なるほど。パーティーとかで使うブローチってことだな?」
「外交はあまりないのですけど、やはり諸侯たちとの交流がありますからね。みすぼらしい格好ではいけません……。あのそれで、わたくしにもブローチをいただけると……」
割と物欲があるのかもしれない。諒太はロークアットの意外な一面を見ていた。まあしかし、そこは未婚の女性なのだろう。美しく着飾る願望があって当然である。
「もちろん、用意するよ。色違いとかどう?」
「それは素晴らしいです! 是非ともお願いしますね!」
明日になればリナンシーの魔力も少しばかり回復しているだろう。その折りにブローチは製作すればいい。
このあと諒太は豪華な食事をし、とびきり大きな風呂にも入った。正直にステータスを確認しない限りは奴隷だと思えない。想像していた奴隷生活とは雲泥の差があった。
諒太は再びロークアットの寝室に。これまた奴隷であるというのに、諒太は姫殿下のルームメイトを申しつけられている。
「そういや、明日もマヌカハニー衛士隊に行けばいいのか?」
ここで明日の予定を聞いておく。諒太は奴隷なのだ。一応はマヌカハニー衛士隊へと向かい金剛の盾について話をするつもり。彼女が何かしらの用事を口にしない限りは……。
「お願いいたしますわ。衛士隊のレベルアップは聖王国軍の防衛に必須。またそれはリョウ様にしかできません」
奴隷というより要職に就いた気がしてしまう。何の絡みもないアクラスフィア王国と比較すれば聖王国での扱いは段違いである。
「しかし、マヌカハニーの意味をロークアットは知っているのか?」
ここで雑談を挟む。どうしてそのような名称になったのか疑問だ。元は民間のクランというのだから、プレイヤーが関与しているのは間違いないだろう。
小首を傾げるロークアット。やはり意味を知ることなく口にしているだけかもしれない。
「あの、上質なハチミツだと伝わっております。定かではないのですけれど……」
「ああ、知ってたんだ。じゃあ、その民間クランってどういったものだ?」
運営が考えたとは思えないネーミングはプレイヤーたちが立ち上げたクランであると容易に推し量ることができた。
「ああ、リョウ様はご存じないのですね? 母も話していたように、マヌカハニー戦闘狂旗団はナツ様も参加しておられた有名な冒険者集団です」
「ナツがいたから有名になったってこと?」
諒太が知らない話である。確かに勇者ナツはスバウメシア聖王国へと移籍をしていたけれど、主立った活動はまだしていないはずだ。
「もちろんナツ様が所属されていたことは誰もが知っております。けれど、それだけではないのです。マヌカハニー戦闘狂旗団はセイクリッド三大国を救った英雄たちのクラン。国を越えた活動をされてまして、彼らの本拠地があった聖王国としては無視できない存在だったのです」
諒太の知らない歴史が動き始めていた。少しも聞いていない話だ。何かあれば夏美から連絡があるはずなのに。
「無視できない存在? それはナツがいたからだろ?」
「いえいえ! ナツ様どころではないのですよ。創設時の団員は五人ですが、後に一人が加入し六人という構成です。そのメンバーには皇国のアアアア大臣や正教会のチカ大司教までもが含まれておりましたから……」
益々難解な話になっていく。どうにも夏美が伝え忘れているとしか思えない。チカという大司教については話を聞いたばかり。確か致命的に体力値が低い治癒士であったはず。
「そのメンバーを取り纏めていたのが、ナツなのか?」
「いいえ、違います。マヌカハニー戦闘狂旗団のリーダーはタルトという人物です。人族だろうと伝わっておりますが、詳細は不明なのですよ……」
「不明?」
分からないことだらけであった。聖王国を拠点とするクランを把握し切れていないだなんて。
「お恥ずかしいことに彼の記述は殆ど残っておりません。功績を称えて褒美を与えようとしても、彼は聖王城に姿を見せなかったのです。一度たりとも……」
イベントの報酬は受取期間が設定されている。ただ期間内に受け取りしなくとも、期間が過ぎればアイテムボックスへと送られる仕様だ。ただし、数週間は遅れることになり、必要なアイテムであれば、受け取りに行くプレイヤーが殆どであった。
「従ってリーダーは名前くらいしか分かりません。あと判明しているのは優秀な盾であったことくらいですかね」
「変わったやつもいるもんだな? 美しき偉大なる女王と見目麗しい王女殿下に会えるというのに……」
ロークアットの赤ら顔を見て、しまったと気付く。どうにも諒太は口を滑らせてしまう。称号のせいだと考えつつも、反省すべきことでもあった。
「そ、それで創設時の五人目については十分な情報がございます!」
慌てるロークアットはいつ見ても眼福であった。失態であったというのに、諒太はニヤニヤとして彼女の話を聞く。
「創設時にいた最後の一人はイロハという騎士でございます。彼女こそマヌカハニー衛士隊が結成された一因であり、ある意味において理由だといえます」
イロハの名前まで飛び出していた。アクラスフィア王国史には一度も登場したことがない彼女だが、どうやら死に戻ったあとは聖王国で名を馳せたらしい。
「イロハって騎士が何をしたんだ?」
まあここは興味本位である。夏美のリアフレであったから、彼女はマヌカハニー戦闘狂旗団に入れたのだろう。
「彼女は聖王国所属だったのですが、目立った功績はありません。ですが、彼女の人生においてはその限りでなかったのです」
目立った功績がないとの話に眉根を寄せる。確かに死に戻っていたけれど、イロハは廃プレイヤーの一人なのだ。従って諒太は勇者ナツとアアアア大臣の功績が大きすぎただけだろうと予想している。
しかし、このあと諒太は知らされていた。少しですら頭にない歴史を聞くことになってしまう。
「聖王騎士イロハはアアアア大臣に嫁入りしました――――」
「リョウ様、遅かったですわね?」
待っていたのか、戻るや否にロークアットが駆け寄ってきた。彼女は夕飯の準備が整っていることを併せて伝えている。
「リナンシーの魔力がなかなか尽きなくてな。時間がかかってしまった……」
「なるほど、リナンシー様は人ではありませんし、苦労しそうですね……」
とりあえず焔のリングについては秘密にしておく。精霊信仰が強いエルフたちは恐らくイフリートも崇めているだろう。よって精霊王を奴隷のように召喚するのは批判されそうな気がした。
「とりあえず、ご飯を食べようか。流石に疲れた……」
「お風呂のご用意もできておりますが?」
「それはあとで良いよ。まずは腹ごしらえだ……」
甲斐甲斐しい新妻のような対応が気恥ずかしい。諒太は正真正銘、彼女の奴隷であったというのに。
「まだ髪留めしてるんだ?」
ロークアットの後ろ姿にプレゼントした髪留めを見つける。気に入ってもらえたのなら諒太としても嬉しい限りだ。
「とても気に入りました。母も素晴らしいと絶賛してくれたのですよ?」
「それならセシリィ女王にも何か作らないとな。何が良いと思う?」
年齢のこともあるし、彼女は未亡人でもある。よって諒太が適当に物を贈っていいのか分からなかった。
「母にはブローチはどうでしょう? フォーマルのドレスに合うブローチがよろしいかと」
「ああ、なるほど。パーティーとかで使うブローチってことだな?」
「外交はあまりないのですけど、やはり諸侯たちとの交流がありますからね。みすぼらしい格好ではいけません……。あのそれで、わたくしにもブローチをいただけると……」
割と物欲があるのかもしれない。諒太はロークアットの意外な一面を見ていた。まあしかし、そこは未婚の女性なのだろう。美しく着飾る願望があって当然である。
「もちろん、用意するよ。色違いとかどう?」
「それは素晴らしいです! 是非ともお願いしますね!」
明日になればリナンシーの魔力も少しばかり回復しているだろう。その折りにブローチは製作すればいい。
このあと諒太は豪華な食事をし、とびきり大きな風呂にも入った。正直にステータスを確認しない限りは奴隷だと思えない。想像していた奴隷生活とは雲泥の差があった。
諒太は再びロークアットの寝室に。これまた奴隷であるというのに、諒太は姫殿下のルームメイトを申しつけられている。
「そういや、明日もマヌカハニー衛士隊に行けばいいのか?」
ここで明日の予定を聞いておく。諒太は奴隷なのだ。一応はマヌカハニー衛士隊へと向かい金剛の盾について話をするつもり。彼女が何かしらの用事を口にしない限りは……。
「お願いいたしますわ。衛士隊のレベルアップは聖王国軍の防衛に必須。またそれはリョウ様にしかできません」
奴隷というより要職に就いた気がしてしまう。何の絡みもないアクラスフィア王国と比較すれば聖王国での扱いは段違いである。
「しかし、マヌカハニーの意味をロークアットは知っているのか?」
ここで雑談を挟む。どうしてそのような名称になったのか疑問だ。元は民間のクランというのだから、プレイヤーが関与しているのは間違いないだろう。
小首を傾げるロークアット。やはり意味を知ることなく口にしているだけかもしれない。
「あの、上質なハチミツだと伝わっております。定かではないのですけれど……」
「ああ、知ってたんだ。じゃあ、その民間クランってどういったものだ?」
運営が考えたとは思えないネーミングはプレイヤーたちが立ち上げたクランであると容易に推し量ることができた。
「ああ、リョウ様はご存じないのですね? 母も話していたように、マヌカハニー戦闘狂旗団はナツ様も参加しておられた有名な冒険者集団です」
「ナツがいたから有名になったってこと?」
諒太が知らない話である。確かに勇者ナツはスバウメシア聖王国へと移籍をしていたけれど、主立った活動はまだしていないはずだ。
「もちろんナツ様が所属されていたことは誰もが知っております。けれど、それだけではないのです。マヌカハニー戦闘狂旗団はセイクリッド三大国を救った英雄たちのクラン。国を越えた活動をされてまして、彼らの本拠地があった聖王国としては無視できない存在だったのです」
諒太の知らない歴史が動き始めていた。少しも聞いていない話だ。何かあれば夏美から連絡があるはずなのに。
「無視できない存在? それはナツがいたからだろ?」
「いえいえ! ナツ様どころではないのですよ。創設時の団員は五人ですが、後に一人が加入し六人という構成です。そのメンバーには皇国のアアアア大臣や正教会のチカ大司教までもが含まれておりましたから……」
益々難解な話になっていく。どうにも夏美が伝え忘れているとしか思えない。チカという大司教については話を聞いたばかり。確か致命的に体力値が低い治癒士であったはず。
「そのメンバーを取り纏めていたのが、ナツなのか?」
「いいえ、違います。マヌカハニー戦闘狂旗団のリーダーはタルトという人物です。人族だろうと伝わっておりますが、詳細は不明なのですよ……」
「不明?」
分からないことだらけであった。聖王国を拠点とするクランを把握し切れていないだなんて。
「お恥ずかしいことに彼の記述は殆ど残っておりません。功績を称えて褒美を与えようとしても、彼は聖王城に姿を見せなかったのです。一度たりとも……」
イベントの報酬は受取期間が設定されている。ただ期間内に受け取りしなくとも、期間が過ぎればアイテムボックスへと送られる仕様だ。ただし、数週間は遅れることになり、必要なアイテムであれば、受け取りに行くプレイヤーが殆どであった。
「従ってリーダーは名前くらいしか分かりません。あと判明しているのは優秀な盾であったことくらいですかね」
「変わったやつもいるもんだな? 美しき偉大なる女王と見目麗しい王女殿下に会えるというのに……」
ロークアットの赤ら顔を見て、しまったと気付く。どうにも諒太は口を滑らせてしまう。称号のせいだと考えつつも、反省すべきことでもあった。
「そ、それで創設時の五人目については十分な情報がございます!」
慌てるロークアットはいつ見ても眼福であった。失態であったというのに、諒太はニヤニヤとして彼女の話を聞く。
「創設時にいた最後の一人はイロハという騎士でございます。彼女こそマヌカハニー衛士隊が結成された一因であり、ある意味において理由だといえます」
イロハの名前まで飛び出していた。アクラスフィア王国史には一度も登場したことがない彼女だが、どうやら死に戻ったあとは聖王国で名を馳せたらしい。
「イロハって騎士が何をしたんだ?」
まあここは興味本位である。夏美のリアフレであったから、彼女はマヌカハニー戦闘狂旗団に入れたのだろう。
「彼女は聖王国所属だったのですが、目立った功績はありません。ですが、彼女の人生においてはその限りでなかったのです」
目立った功績がないとの話に眉根を寄せる。確かに死に戻っていたけれど、イロハは廃プレイヤーの一人なのだ。従って諒太は勇者ナツとアアアア大臣の功績が大きすぎただけだろうと予想している。
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