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第三章 希望を抱いて
差し込む光明
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諒太は窮地に陥っていた。瀕死状態となった彼は何とかステータスメニューを開いていたけれど、酷い目眩によってポーションを取り出すまでには至らない。
「おいリナンシー……」
だが、諒太はまだ諦めていない。身体は少しも動かなかったが、死ぬまでは抗い続けようと思う。
「ポーションを飲ませろ……」
何を思ったか諒太はリナンシーに命令していた。メニューからアイテムボックスを操作してポーションを取り出せと。
「わ、妾にできるのか!?」
「早くしろ。魂を共有してんだ。できるだろ……」
半信半疑であったものの、諒太が失われるなんて望むことではない。リナンシーは諒太の顔の前を飛びつつも、言われた通りに操作し始めている。
「おお! 反応するぞ! ポーションじゃな!?」
彼女がメニューをタッチすると、リナンシーの眼前にポーションが現れた。直ぐさまそれに抱きつくようにし、気合いで栓を抜く。
「ほれ、婿殿! 元気になれ!」
リナンシーは羽を目一杯にはばたかせながら、諒太の口へとポーションを流した。
ゴクリゴクリと飲む込む度に回復しているのが分かる。途中から諒太はポーションを奪い取り、それを飲み干していた。
「助かったぜ、リナンシー……」
「よきよき! 妾も初体験ができて良かったわい!」
勝ち誇っているのか、大きく咆吼するドラゴンゾンビを睨むように見た。
諒太は再び剣を取る。やはり負けるわけにはならない。世界を救うと神に誓った彼は一度の負けも許されないのだ。
「待つのじゃ、婿殿!」
ところが、駆け出そうとする諒太をリナンシーが呼び止めた。既に彼女の仕事は終わっている。一刻も早く倒そうとしていたというのに、何の話があるというのだろう。
「何だよ?」
「よく聞け。婿殿はあやつに勝てるかもしらん……」
眉根を寄せるしかない。勝てるかもというより、諒太は勝つつもりなのだ。しかしながら、秘策があるというのなら、残念妖精とはいえ聞いておくべきである。
「どういうことだ?」
「先ほど見てしまったのじゃ! あいてむぼっくすの中に……」
時間がないというのに勿体ぶるリナンシー。正直に面倒だと思うけれど、諒太は頷きを返している。
「竜魂を――――」
たった一言であった。だが、諒太は推し量っている。それはエンシェントドラゴンから剥ぎ取ったものであり、彩葉に鑑定してもらったものだ。
「いや、竜魂は分かる……がっっって!?」
突進攻撃を仕掛けて来たドラゴンゾンビを間一髪で躱す。流石に大人しくはしてくれない。話が終わるまで逃げ回るしかなかった。
「竜魂を剣に錬成するのじゃ! ドラゴンゾンビには抜群の効果があるじゃろう!」
確か彩葉もそんな話をしていた。けれど、問題は他にある。根本的な解決策に、それはなり得ないのだ。
「俺は錬金術士じゃねぇぞ!?」
生産職ですらない諒太に錬成などできるはずもなかった。特効装備となるのなら使うべき場面であるけれど、諒太は勇者であり魔法剣士でしかない。
「カッカ! 妾は隠しステータスを読めるのじゃ! 器用さと魅力を読むことができるのじゃよ!」
そういえば夏美が話していた。
ガナンデル皇国にて隠しステータスが調べられると。皇国には魅力値を調べてくれるNPCがいるのだと。
「アレって、お前かよ!?」
思わず、ずっこけそうになってしまう。今もまだ執拗にドラゴンゾンビが追いかけてくるというのに。
「婿殿の魅力値は燦然と輝いておる! 無論のこと器用さもじゃ!」
「いやでも、俺は錬金術スキルを獲得してないんだけど!?」
「成功すれば獲得する。今は試すときじゃ! それに婿殿なら問題はない!」
錬金術はジョブではなくスキルの一つである。諒太は獲得しようとしたことすらないけれど、リナンシーは今こそトライする場面だという。想定外の強敵に立ち向かうためにも。
「俺は錬成できんのか!?」
問題はその一点だ。もしもドラゴンゾンビに有効な武器が手に入るのなら……。
やってみる価値はあるように思う。
「くどい! 魔魂の錬成など婿殿のステータスなら余裕じゃて。特に小細工しないのであれば、まず失敗しない。錬成は無属性魔法と同じなのじゃ。婿殿の無属性魔法はかなりの数値じゃろ? 加えて妾は自然創造という特殊能力を持っておるでな。魂を共有する婿殿ならば魔魂の錬成など容易いじゃろうて!」
どうやら錬成は無属性魔法に括られるスキルらしい。またリナンシーの加護は彼女が持つ自然創造という能力を引き出せるという。
「なら、どうやんだ!? 早く教えろ!」
「魔法と同じじゃといっただろう? やり方は剣と魔魂を重ねて魔力を注ぐだけじゃ……って、あああっ!?」
リナンシーは肝心なことを忘れていたらしい。諒太が魔力切れを起こしていること。魔力を使い果たしていたことに……。
「剣と魔魂を重ねるんだな……?」
「婿殿、やるのか!? 妾は幾らも供給できんぞ!?」
「だぁってろ! 現状で半分も削れてねぇんだ。それに自然回復してるはず」
目眩は少しばかり緩和していた。さりとて完調したわけではない。だが、諒太は錬成を試みることを決断している。
「しかし、失敗することもあるのじゃぞ!? 婿殿の幸運値は羽虫にも劣るのじゃからな!」
ここで気になる話を聞く。けれど、決意は変わらない。エチゴヤが語っていたことだ。生産職には器用さの他に幸運値が必要だということを。
「どうせジリ貧なんだ。失敗しても構わない。MP切れで昏倒したとしても。覚悟だって既に決まってる……」
言って諒太はアイテムボックスから竜魂を取り出し、夏美からもらい受けた無双の長剣に重ねた。走りながらであったけれど、魔魂は小さく問題はない。
「魔力の練り方は?」
口を噤むリナンシー。元はといえば彼女が言い出したことであるが、それは魔力について忘れていたからだ。死に急ぐような諒太には教えたくなかった。
「リナンシー、なぜ黙る? 倒せる確率が上がるのに、それをしない手はない。お前は俺を誤解していないか? 俺はこの先にルイナーと戦う男だぞ? ドラゴンゾンビくらいで音を上げるようではどうせ死ぬだけだ……」
「しかし、婿殿!?」
どうしても教えようとしないリナンシーに諒太は首を振る。ならば運命と呼ぶべき責務を口にして彼女を急かすだけだ。
「俺は勇者なんだ――――」
戦う理由はそれだけだ。
アーシェが助かったセイクリッド世界で今や諒太が戦う意味合いはない。勝手に召喚されただけであり、命を懸けるなんて馬鹿げた話だ。
しかしながら、諒太は本気だった。自信と共に芽生えた自覚。彼は戦う理由を見出している。
勇者であるからだ――――と。
「おいリナンシー……」
だが、諒太はまだ諦めていない。身体は少しも動かなかったが、死ぬまでは抗い続けようと思う。
「ポーションを飲ませろ……」
何を思ったか諒太はリナンシーに命令していた。メニューからアイテムボックスを操作してポーションを取り出せと。
「わ、妾にできるのか!?」
「早くしろ。魂を共有してんだ。できるだろ……」
半信半疑であったものの、諒太が失われるなんて望むことではない。リナンシーは諒太の顔の前を飛びつつも、言われた通りに操作し始めている。
「おお! 反応するぞ! ポーションじゃな!?」
彼女がメニューをタッチすると、リナンシーの眼前にポーションが現れた。直ぐさまそれに抱きつくようにし、気合いで栓を抜く。
「ほれ、婿殿! 元気になれ!」
リナンシーは羽を目一杯にはばたかせながら、諒太の口へとポーションを流した。
ゴクリゴクリと飲む込む度に回復しているのが分かる。途中から諒太はポーションを奪い取り、それを飲み干していた。
「助かったぜ、リナンシー……」
「よきよき! 妾も初体験ができて良かったわい!」
勝ち誇っているのか、大きく咆吼するドラゴンゾンビを睨むように見た。
諒太は再び剣を取る。やはり負けるわけにはならない。世界を救うと神に誓った彼は一度の負けも許されないのだ。
「待つのじゃ、婿殿!」
ところが、駆け出そうとする諒太をリナンシーが呼び止めた。既に彼女の仕事は終わっている。一刻も早く倒そうとしていたというのに、何の話があるというのだろう。
「何だよ?」
「よく聞け。婿殿はあやつに勝てるかもしらん……」
眉根を寄せるしかない。勝てるかもというより、諒太は勝つつもりなのだ。しかしながら、秘策があるというのなら、残念妖精とはいえ聞いておくべきである。
「どういうことだ?」
「先ほど見てしまったのじゃ! あいてむぼっくすの中に……」
時間がないというのに勿体ぶるリナンシー。正直に面倒だと思うけれど、諒太は頷きを返している。
「竜魂を――――」
たった一言であった。だが、諒太は推し量っている。それはエンシェントドラゴンから剥ぎ取ったものであり、彩葉に鑑定してもらったものだ。
「いや、竜魂は分かる……がっっって!?」
突進攻撃を仕掛けて来たドラゴンゾンビを間一髪で躱す。流石に大人しくはしてくれない。話が終わるまで逃げ回るしかなかった。
「竜魂を剣に錬成するのじゃ! ドラゴンゾンビには抜群の効果があるじゃろう!」
確か彩葉もそんな話をしていた。けれど、問題は他にある。根本的な解決策に、それはなり得ないのだ。
「俺は錬金術士じゃねぇぞ!?」
生産職ですらない諒太に錬成などできるはずもなかった。特効装備となるのなら使うべき場面であるけれど、諒太は勇者であり魔法剣士でしかない。
「カッカ! 妾は隠しステータスを読めるのじゃ! 器用さと魅力を読むことができるのじゃよ!」
そういえば夏美が話していた。
ガナンデル皇国にて隠しステータスが調べられると。皇国には魅力値を調べてくれるNPCがいるのだと。
「アレって、お前かよ!?」
思わず、ずっこけそうになってしまう。今もまだ執拗にドラゴンゾンビが追いかけてくるというのに。
「婿殿の魅力値は燦然と輝いておる! 無論のこと器用さもじゃ!」
「いやでも、俺は錬金術スキルを獲得してないんだけど!?」
「成功すれば獲得する。今は試すときじゃ! それに婿殿なら問題はない!」
錬金術はジョブではなくスキルの一つである。諒太は獲得しようとしたことすらないけれど、リナンシーは今こそトライする場面だという。想定外の強敵に立ち向かうためにも。
「俺は錬成できんのか!?」
問題はその一点だ。もしもドラゴンゾンビに有効な武器が手に入るのなら……。
やってみる価値はあるように思う。
「くどい! 魔魂の錬成など婿殿のステータスなら余裕じゃて。特に小細工しないのであれば、まず失敗しない。錬成は無属性魔法と同じなのじゃ。婿殿の無属性魔法はかなりの数値じゃろ? 加えて妾は自然創造という特殊能力を持っておるでな。魂を共有する婿殿ならば魔魂の錬成など容易いじゃろうて!」
どうやら錬成は無属性魔法に括られるスキルらしい。またリナンシーの加護は彼女が持つ自然創造という能力を引き出せるという。
「なら、どうやんだ!? 早く教えろ!」
「魔法と同じじゃといっただろう? やり方は剣と魔魂を重ねて魔力を注ぐだけじゃ……って、あああっ!?」
リナンシーは肝心なことを忘れていたらしい。諒太が魔力切れを起こしていること。魔力を使い果たしていたことに……。
「剣と魔魂を重ねるんだな……?」
「婿殿、やるのか!? 妾は幾らも供給できんぞ!?」
「だぁってろ! 現状で半分も削れてねぇんだ。それに自然回復してるはず」
目眩は少しばかり緩和していた。さりとて完調したわけではない。だが、諒太は錬成を試みることを決断している。
「しかし、失敗することもあるのじゃぞ!? 婿殿の幸運値は羽虫にも劣るのじゃからな!」
ここで気になる話を聞く。けれど、決意は変わらない。エチゴヤが語っていたことだ。生産職には器用さの他に幸運値が必要だということを。
「どうせジリ貧なんだ。失敗しても構わない。MP切れで昏倒したとしても。覚悟だって既に決まってる……」
言って諒太はアイテムボックスから竜魂を取り出し、夏美からもらい受けた無双の長剣に重ねた。走りながらであったけれど、魔魂は小さく問題はない。
「魔力の練り方は?」
口を噤むリナンシー。元はといえば彼女が言い出したことであるが、それは魔力について忘れていたからだ。死に急ぐような諒太には教えたくなかった。
「リナンシー、なぜ黙る? 倒せる確率が上がるのに、それをしない手はない。お前は俺を誤解していないか? 俺はこの先にルイナーと戦う男だぞ? ドラゴンゾンビくらいで音を上げるようではどうせ死ぬだけだ……」
「しかし、婿殿!?」
どうしても教えようとしないリナンシーに諒太は首を振る。ならば運命と呼ぶべき責務を口にして彼女を急かすだけだ。
「俺は勇者なんだ――――」
戦う理由はそれだけだ。
アーシェが助かったセイクリッド世界で今や諒太が戦う意味合いはない。勝手に召喚されただけであり、命を懸けるなんて馬鹿げた話だ。
しかしながら、諒太は本気だった。自信と共に芽生えた自覚。彼は戦う理由を見出している。
勇者であるからだ――――と。
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