16 / 226
第一章 導かれし者
勇者ナツの日常
しおりを挟む
勇者誕生から一夜明けたセイクリッドサーバーは一大イベントのあとであり、特別な催しは企画されておらず、全てのエリアが日常に戻っていた。
かといって全てが平常通りということではない。その平穏はたった一人を除く。勇者に選定された彼女だけは不穏な時間を過ごしていたのだ。
「ナツ、一体何度襲われたら気が済むわけ? わたしゃもう疲れたよ」
「あたしのせいじゃない! イビルワーカーのせいだって!」
夏美は一日で五回も野党集団に襲われている。それは彼女が勇者となったのが原因だ。基本的に善良なプレイヤーを斬り付けると悪落ちするのだが、元からイビルジョブであったプレイヤーが勇者への攻撃を躊躇うはずもない。
「きっと暗殺依頼でもでてるんだよ!」
「まあそうかもね。勇者交代を目論むプレイヤーがイビルワーカーを雇ってるんだと思う」
悪落ちしたプレイヤーは総じてイビルワーカーと呼ばれている。そのジョブは盗人から殺戮者まで様々であったけれど、軽度の悪である盗人より先のジョブにいる者はイビルサイドを好むプレイヤーであった。また悪落ちすると商店での買い物ができなくなり、教会などの施設を利用できないなどペナルティが発生する。しかし、闇ギルドが存在し、制約はあるのだがプレイを続ける環境は整っていた。
「まいったなぁ。勇者って大変だ……」
「しょうがないよ。全サーバーで初めての勇者だもん。どんな対応が適切なのかも分からない。闇ギルドに突撃できたら楽なんだけどね」
夏美はリアフレの藤波彩葉とレベリング中のよう。しかし、事あるごとに夏美が襲われてしまい少しも楽しめていない感じだ。
「出会う人が全員、イビルワーカーに見えてくるよ……」
「だね……。もう帰ろっか……。任務は他の団員がするっしょ? どこか人気のないところでレベリングしようよ」
二人は所属する騎士団の任務中のようだが、任務どころか対人戦ばかりを強いられている。騎士団独自のクエストであったけれど、もう諦めてしまうらしい。
「あ! イロハちゃん、ちょうど荷馬車が来たよ!」
「おお、ラッキーじゃん。ってナツはリバレーションが使えるでしょ? それで騎士団に任務破棄の報告をしようよ?」
彩葉は夏美がリバレーションなる魔法を手に入れたことを知っている。従って馬車で帰るよりも楽な方を希望した。
「ダメダメ! これからレベリングするんでしょ? だったら魔力は温存しないと。あれって滅茶苦茶MP持ってかれんだよね。あたしは元が戦士だからギリッギリなの!」
「ならMPポーション飲めば良いじゃん?」
「それが装備を一新したから金欠なのよ。今は節約したい……」
じゃあしょうがないねと彩葉。乗合馬車は移動時間が必要となるけれど、格安で目的地まで到着できる。王都センフィスへは夏美の希望通りに馬車を使うことになった。
顔バレ防止機能を使用していない夏美は馬車の中でも有名人である。ただ幸いにも初心者ばかりであったから注目を浴びるだけで済んでいた。
ところが、馬車に飛び乗ってから五分あまり。センフィスはまだ先であったものの、馬車が急停車してしまう。
「ナツ!?」
「うん、ターゲット指定が入った。イビルワーカーだね……」
プレイヤー同士の戦いは不意打ちができない。必ずターゲットを指定する必要があった。制限としてレベルが80以下のプレイヤーには戦いを挑むことができない。
徒党はターゲット一人に対し二人まで。その割合を超えて挑む場合は人数超過によりペナルティが与えられた。ただし、ターゲットパーティーのレベルが徒党の平均レベルより強い場合はその度合いによりペナルティが軽減される。
またプレイヤーアタックは応じなくても構わない。ただし、その場合は勇猛値や大義値といった隠しステータスが減少すると公式から発表されている。
「ナツ、いい加減にして欲しいよね? 今日、六回目だよ?」
「いいじゃん? 返り討ちにしたらボーナスが入るし!」
挑む側も挑まれる側も多くの経験値が期待できる。挑む側は悪落ちが避けられないのだが、気にしなければ魔物でレベリングするよりもずっと楽だった。更に職業が盗賊であれば倒したプレイヤーが持っていた所持金の二割を手にすることもできる。
「ナツ、パーティーに暗殺者とシリアルキラーがいる。ちと厄介かな?」
「へーき! ペナルティ付きで挑んでくる輩なんて大したことないよ。覚えたばかりのメテオバスターを開戦時に撃ち込むし。硬直時間はイロハちゃん、よろしくね?」
メテオバスターはSランク剣技であり、広範囲に超大ダメージを与えるというものだ。秘伝書の使用条件がレベル100であったため、夏美はそれを覚えたばかりであった。昨日のイベントで一回使っただけの超レアスキルである。
「はいはい……。生き残ってるプレイヤーがいたらね?」
彩葉は呆れたような顔をして夏美を見ている。彼女はメテオバスターの威力を目の当たりにした一人だ。昨日の緊急クエスト開始早々に彩葉は見せつけられていた。
「あと5秒……」
条件に合う戦いを挑まれた場合、ターゲットプレイヤーないしパーティーは承認後一分以内に準備を終えなければならない。
一分間のカウントダウン中、二人は何の準備もしていない。ざっと敵となるプレイヤーを確認したのだが、メテオバスターに耐えうる者が一人もいなかったからだ。
「さあさあ! あたしが勇者ナツだよ!」
夏美は馬車の荷台に仁王立ちし剣を高々と掲げる。大きな笑みは待ち受けるイビルワーカーたちにも確認できたことだろう。
「滅せよ! メテオバスタァァッ!!」
夏美がそう叫ぶと上空に燃え盛る巨大な隕石が突如として出現。空を覆い尽くすかのようなその巨岩は彼女が剣を振るや落下していく。
呆然とするだけのイビルワーカーたちは何が起こったのかも理解しないうちに、その一撃を体験することになった。
阿鼻叫喚の地獄絵図である。九人という大パーティーを編成したイビルワーカーであったが、スキルを使用する間もなく全員が巨岩の下敷きに。加えて落下と同時に炎が巻き起こり、何とか生き残った残党も焼き尽くされてしまう。
「ナツ、またレベルアップしたよ……」
「あんまり気分が良いものじゃないけどね?」
荒野に残ったのは何らかの災害を予感させる巨大な穴だけだ。そこにイビルワーカーたちが潜んでいた痕跡は少しですら残っていない。
「ナツ、地道に闇ギルドを削ってくしかないかぁ?」
「だね? 悪者退治も勇者としての使命なのだよ。イロハくん!」
再び馬車が動き出す。夏美の活躍に初心者たちは思わず拍手をしていた。
手を振って応える夏美。センフィスへと向かう荒野の一本道に彼女の甲高く大きな笑い声が木霊していた……。
かといって全てが平常通りということではない。その平穏はたった一人を除く。勇者に選定された彼女だけは不穏な時間を過ごしていたのだ。
「ナツ、一体何度襲われたら気が済むわけ? わたしゃもう疲れたよ」
「あたしのせいじゃない! イビルワーカーのせいだって!」
夏美は一日で五回も野党集団に襲われている。それは彼女が勇者となったのが原因だ。基本的に善良なプレイヤーを斬り付けると悪落ちするのだが、元からイビルジョブであったプレイヤーが勇者への攻撃を躊躇うはずもない。
「きっと暗殺依頼でもでてるんだよ!」
「まあそうかもね。勇者交代を目論むプレイヤーがイビルワーカーを雇ってるんだと思う」
悪落ちしたプレイヤーは総じてイビルワーカーと呼ばれている。そのジョブは盗人から殺戮者まで様々であったけれど、軽度の悪である盗人より先のジョブにいる者はイビルサイドを好むプレイヤーであった。また悪落ちすると商店での買い物ができなくなり、教会などの施設を利用できないなどペナルティが発生する。しかし、闇ギルドが存在し、制約はあるのだがプレイを続ける環境は整っていた。
「まいったなぁ。勇者って大変だ……」
「しょうがないよ。全サーバーで初めての勇者だもん。どんな対応が適切なのかも分からない。闇ギルドに突撃できたら楽なんだけどね」
夏美はリアフレの藤波彩葉とレベリング中のよう。しかし、事あるごとに夏美が襲われてしまい少しも楽しめていない感じだ。
「出会う人が全員、イビルワーカーに見えてくるよ……」
「だね……。もう帰ろっか……。任務は他の団員がするっしょ? どこか人気のないところでレベリングしようよ」
二人は所属する騎士団の任務中のようだが、任務どころか対人戦ばかりを強いられている。騎士団独自のクエストであったけれど、もう諦めてしまうらしい。
「あ! イロハちゃん、ちょうど荷馬車が来たよ!」
「おお、ラッキーじゃん。ってナツはリバレーションが使えるでしょ? それで騎士団に任務破棄の報告をしようよ?」
彩葉は夏美がリバレーションなる魔法を手に入れたことを知っている。従って馬車で帰るよりも楽な方を希望した。
「ダメダメ! これからレベリングするんでしょ? だったら魔力は温存しないと。あれって滅茶苦茶MP持ってかれんだよね。あたしは元が戦士だからギリッギリなの!」
「ならMPポーション飲めば良いじゃん?」
「それが装備を一新したから金欠なのよ。今は節約したい……」
じゃあしょうがないねと彩葉。乗合馬車は移動時間が必要となるけれど、格安で目的地まで到着できる。王都センフィスへは夏美の希望通りに馬車を使うことになった。
顔バレ防止機能を使用していない夏美は馬車の中でも有名人である。ただ幸いにも初心者ばかりであったから注目を浴びるだけで済んでいた。
ところが、馬車に飛び乗ってから五分あまり。センフィスはまだ先であったものの、馬車が急停車してしまう。
「ナツ!?」
「うん、ターゲット指定が入った。イビルワーカーだね……」
プレイヤー同士の戦いは不意打ちができない。必ずターゲットを指定する必要があった。制限としてレベルが80以下のプレイヤーには戦いを挑むことができない。
徒党はターゲット一人に対し二人まで。その割合を超えて挑む場合は人数超過によりペナルティが与えられた。ただし、ターゲットパーティーのレベルが徒党の平均レベルより強い場合はその度合いによりペナルティが軽減される。
またプレイヤーアタックは応じなくても構わない。ただし、その場合は勇猛値や大義値といった隠しステータスが減少すると公式から発表されている。
「ナツ、いい加減にして欲しいよね? 今日、六回目だよ?」
「いいじゃん? 返り討ちにしたらボーナスが入るし!」
挑む側も挑まれる側も多くの経験値が期待できる。挑む側は悪落ちが避けられないのだが、気にしなければ魔物でレベリングするよりもずっと楽だった。更に職業が盗賊であれば倒したプレイヤーが持っていた所持金の二割を手にすることもできる。
「ナツ、パーティーに暗殺者とシリアルキラーがいる。ちと厄介かな?」
「へーき! ペナルティ付きで挑んでくる輩なんて大したことないよ。覚えたばかりのメテオバスターを開戦時に撃ち込むし。硬直時間はイロハちゃん、よろしくね?」
メテオバスターはSランク剣技であり、広範囲に超大ダメージを与えるというものだ。秘伝書の使用条件がレベル100であったため、夏美はそれを覚えたばかりであった。昨日のイベントで一回使っただけの超レアスキルである。
「はいはい……。生き残ってるプレイヤーがいたらね?」
彩葉は呆れたような顔をして夏美を見ている。彼女はメテオバスターの威力を目の当たりにした一人だ。昨日の緊急クエスト開始早々に彩葉は見せつけられていた。
「あと5秒……」
条件に合う戦いを挑まれた場合、ターゲットプレイヤーないしパーティーは承認後一分以内に準備を終えなければならない。
一分間のカウントダウン中、二人は何の準備もしていない。ざっと敵となるプレイヤーを確認したのだが、メテオバスターに耐えうる者が一人もいなかったからだ。
「さあさあ! あたしが勇者ナツだよ!」
夏美は馬車の荷台に仁王立ちし剣を高々と掲げる。大きな笑みは待ち受けるイビルワーカーたちにも確認できたことだろう。
「滅せよ! メテオバスタァァッ!!」
夏美がそう叫ぶと上空に燃え盛る巨大な隕石が突如として出現。空を覆い尽くすかのようなその巨岩は彼女が剣を振るや落下していく。
呆然とするだけのイビルワーカーたちは何が起こったのかも理解しないうちに、その一撃を体験することになった。
阿鼻叫喚の地獄絵図である。九人という大パーティーを編成したイビルワーカーであったが、スキルを使用する間もなく全員が巨岩の下敷きに。加えて落下と同時に炎が巻き起こり、何とか生き残った残党も焼き尽くされてしまう。
「ナツ、またレベルアップしたよ……」
「あんまり気分が良いものじゃないけどね?」
荒野に残ったのは何らかの災害を予感させる巨大な穴だけだ。そこにイビルワーカーたちが潜んでいた痕跡は少しですら残っていない。
「ナツ、地道に闇ギルドを削ってくしかないかぁ?」
「だね? 悪者退治も勇者としての使命なのだよ。イロハくん!」
再び馬車が動き出す。夏美の活躍に初心者たちは思わず拍手をしていた。
手を振って応える夏美。センフィスへと向かう荒野の一本道に彼女の甲高く大きな笑い声が木霊していた……。
0
お気に入りに追加
59
あなたにおすすめの小説
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!
父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
その他、多数投稿しています!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394

凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

家庭菜園物語
コンビニ
ファンタジー
お人好しで動物好きな最上 悠(さいじょう ゆう)は肉親であった祖父が亡くなり、最後の家族であり姉のような存在でもある黒猫の杏(あんず)も静かに息を引き取ろうとする中で、助けたいなら異世界に来てくれないかと、少し残念な神様に提案される。
その転移先で秋田犬の大福を助けたことで、能力を失いそのままスローライフをおくることとなってしまう。
異世界で新しい家族や友人を作り、本人としてはほのぼのと家庭菜園を営んでいるが、小さな畑が世界には大きな影響を与えることになっていく。

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。

病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる