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第三章 死力を尽くして
ジュリアとの再会
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ダンカンから聞いた部屋は居住棟の一番端。病棟に近い区画にあった。
部屋にいるのか疑問に感じたものの、表向き怪我で休んでいる彼が平然とうろつくはずもない。
「すみません! 私はミハル・エアハルト一等航宙士と言います……」
インターホンを押してから、ミハルは大きな声で名乗る。応答してくれるか不安であったが、しばらくして扉がスライドしていく。
「はい、ジュリア・マックイーンですけど?」
シュインと扉が開くと記憶にある顔が覗いた。居留守を使うことなく、彼は応対に出てくれたのだ。
「あの……! 私、支援機がいないんです!」
突然すぎる告白である。緊張したミハルは話を纏めすぎたらしい。経緯が何も分からなかったから、ジュリアは眉根を寄せている。
「君は……ひょっとして301小隊か……?」
数少ない情報を元にジュリアは解答を導いていた。どうやらミハルの顔と名前は覚えていないようだ。
「あ、はい! 昨日、301小隊に配置されたばかりです! でも、少し問題があって孤立していて……。とにかく支援機となってくれる人がいないんです!」
ミハルの話はかなり端折られていたが、ジュリアは状況を理解した様子。小さく頭を上下させ、彼女の話に相槌を打った。
「君はいくつ? 誰の要請で誰に承認されたんだ? 」
問いを返されたミハルは少し怯んでしまう。とはいえ別に忘れたわけではない。躊躇ったのは要請者にあった名が彼の姉であったからだ。
「一八歳です。要請者はアイリス中尉……。そして承認者はクェンティン司令、アーチボルト参謀にテレンス大佐とベイル副隊長です……」
思わぬメンバーにジュリアは息を呑んでいた。過去の自分と重なっている。そこに存在したあらゆる思惑が想像できた。意図せず騒動に巻き込まれた少女のようにしか見えなくなってしまう。
「君は誰の血縁? クェンティン大将やアーチボルト准将に娘さんはいないはずだけど?」
「私はミハル・エアハルトです。名前の挙がった人たちとは親類じゃありません。異動希望を出していたわけでもないのですが、セントラル基地からの出向を命じられました」
にわかには信じ難い。何の後ろ盾もなく301小隊にルーキーが配置されるはずがないのだ。実績のある中堅パイロットならまだしも、十八歳というミハルはそれに該当しない。
「後ろ盾ではないですけど、恐らくはグレッグ隊長とアイリス中尉とで遣り取りがあったんだと思います」
訝しむようなジュリアに、ミハルは分かる範囲で答えた。
追加的な情報にジュリアは少しだけ状況を把握している。直接の面識はなかったものの、アイリスがグレッグを師事していたことを知っていたからだ。
「それなら納得できる。ただし、今のセラフィム隊は木星にいた頃とは別物だ。余所から引っ張ってきたパイロットが多数いる。派閥の力を強めるために、君は利用されたのかもしれない」
ジュリアはミハルが配置された理由を口にする。だが、当人であるミハルはというと、彼の話に小さく首を振っていた。
「理由なんてどうだって構わないんです! 301小隊に配置されたことも一番機が宛がわれたことも私は気にしてないし、後ろめたさもありません!」
ずれ始めた話にミハルは少しばかり苛立っている。同情を買うつもりなんて彼女にはなかった。
対するジュリアは大袈裟に顔を振っている。流石に聞き流せなかった。彼女が301小隊に配備されただけでなく一番機を宛がわれただなんて。
「一番機だって!? それは本当なのか!?」
「嘘を言ってどうするんです? 何だったらギアで確認してください!」
確かに嘘を言う理由はなかったものの、確認せずにはいられない。ジュリアが知る301小隊はそれこそタレント揃いであり、ルーキーが一番機を背負える場所ではなかった。
「何だよ……これ……?」
明らかにおかしな配置だった。アイリスが傍若無人を地でいく人間なのはジュリアも分かっている。しかし、部隊への配慮くらいは持ち合わせているはずであり、銀河間戦争を控えているというのに質の悪いジョークをしでかすとは考えられない。
「君はこれを……受けてしまったのか?」
結末を聞くのが恐ろしかった。仮に無知なルーキーが一番機であることを受け入れてしまったならば、風当たりは自身が考えていたものよりも強くなるはず。思慮のある人間であれば提示された瞬間に固辞すべき話だ。
「断る理由がないもの……」
「いや、お前一番機だぞ!? 今からでも断ってこい!」
まるで自分の事のように思えてしまう。イプシロン基地に来てから酷い扱いしか受けてこなかったジュリア。陰湿な仕打ちを受けた毎日の記憶が蘇っていた。
「嫌です! せっかく一番をもらえたのだから私は一番がいい」
「好き嫌いの問題じゃねぇよ! ことの重大さを理解しているのか!?」
執拗に諭すジュリアだが、生憎とミハルは首を振るだけである。
「だって二番以下は負けだもの――――」
ジュリアは息を呑んだ。その台詞には聞き覚えがあった。しかし、ミハルから聞いたのではない。彼は姉であるアイリスから何度もそんな話を聞かされている。
確かアイリスは師匠の持論だと話していた。けれど、姉はその話を真に受けて、一番を目指したらしい。軍部のエースパイロットとなれるように努力を続けたという。
「隊内で私がどう思われようがジュリアさんには関係のないことです。それよりジュリアさんの怪我はもう治っているんでしょう? 早く復帰してくださいよ! 私は訓練すらままならないのです!」
ミハルは本題を切り出した。目的は部隊への愚痴を語り合うためではない。彼女は共に戦うパイロットを求めているだけだ。
「今さら、どの面下げて隊に戻るっていうんだ? 俺の勝手な行動のせいで軍はエースを失ってしまったんだぞ?」
ジュリアはずっと気にしていた。アイリスが自分を庇って負傷したこと。きっと今まで以上に明確な不満をぶつけられる。姉のいない現場ではより陰湿になるはずだ。
「それが何? 失敗したのなら頭を下げれば良いじゃない? 汚名返上の働きを見せれば良いだけでしょ? そんなこともできないのですか? 妙に高くなったプライドなら捨ててください!」
「俺がどれだけ陰口を叩かれ、陰湿な迷惑行為を受けてきたかお前には分からないだろ!? まあお前だって直ぐに分かるさ。俺と同じような立場であれば……」
既にジュリアの心は折れかかっている。彼はこのままフェイドアウトしていくつもりなのかもしれない。
「ええ、分かりません! 私は実力で居場所を手に入れるだけだもの。与えられたものではないと証明するだけ。ジュリアさんはやれるのか、やれないのかどっちです!?」
ミハルは結論を急かした。やれるというのなら支援機をしてもらうだけ。やれないというのなら他を当たるだけだ。
ジュリアは黙り込む。考えるに恐らくこれが最後のチャンスである。退院してから今まで一人として見舞いに来なかったのだ。301小隊で戦い続ける機会はこの場面を逃すとなくなるだろう。
「すまん。俺にはできない……」
俯きながらジュリアが言う。彼は301小隊に留まるよりも、心の平穏を優先していた。
ミハルは小さく頷いている。元より強要するつもりはなかった。
「そう……。自分の責任を全うできないどころか、他人のせいにする弱虫ならいらない。私に勝った貴方なら後ろを任せられると考えていたのに……」
ミハルは礼をしてから背を向けた。もう彼女は目線を合わせようともしない。
一方でジュリアは眉根を寄せている。彼女とは初対面であるはず。なのにどうして彼女は接点があるような話をするのだと。
ミハルは走り去ろうとしている。放っておけば煩わしい問題は起きなかっただろう。だが、ジュリアはなぜか咄嗟に彼女の手を掴んでいる。
「俺がお前に勝ったって何のことだ!?」
問わずにいられなかった。もしも過去に接点があり、自身が何かしら彼女を焚き付けていたとすれば……。もし仮に彼女が自分に期待をしてここまで来ていたとすれば……。
徐に振り向くミハルは目に涙を浮かべていた。唇を噛み、悔しさを目一杯に滲ませた彼女の表情はジュリアの予想を肯定している。
「嫌いよ……」
言ってミハルは手を振りほどく。質問に答えることなく彼女は走り出した。
もうジュリアは呼び止めるなんてできない。大粒の涙を零しながら去って行く彼女に声はかけられなかった。
呆然と立ち尽くすだけである。小隊で唯一手を差し伸べてくれた彼女を泣かせてしまったのだ。そこはかとない罪悪感に襲われると同時に不甲斐なさを覚えている。
嫌われたことよりも、ジュリアは泣かせてしまった事実を悔やむ。声すらかけられなかった自分自身がただ情けなかった……。
部屋にいるのか疑問に感じたものの、表向き怪我で休んでいる彼が平然とうろつくはずもない。
「すみません! 私はミハル・エアハルト一等航宙士と言います……」
インターホンを押してから、ミハルは大きな声で名乗る。応答してくれるか不安であったが、しばらくして扉がスライドしていく。
「はい、ジュリア・マックイーンですけど?」
シュインと扉が開くと記憶にある顔が覗いた。居留守を使うことなく、彼は応対に出てくれたのだ。
「あの……! 私、支援機がいないんです!」
突然すぎる告白である。緊張したミハルは話を纏めすぎたらしい。経緯が何も分からなかったから、ジュリアは眉根を寄せている。
「君は……ひょっとして301小隊か……?」
数少ない情報を元にジュリアは解答を導いていた。どうやらミハルの顔と名前は覚えていないようだ。
「あ、はい! 昨日、301小隊に配置されたばかりです! でも、少し問題があって孤立していて……。とにかく支援機となってくれる人がいないんです!」
ミハルの話はかなり端折られていたが、ジュリアは状況を理解した様子。小さく頭を上下させ、彼女の話に相槌を打った。
「君はいくつ? 誰の要請で誰に承認されたんだ? 」
問いを返されたミハルは少し怯んでしまう。とはいえ別に忘れたわけではない。躊躇ったのは要請者にあった名が彼の姉であったからだ。
「一八歳です。要請者はアイリス中尉……。そして承認者はクェンティン司令、アーチボルト参謀にテレンス大佐とベイル副隊長です……」
思わぬメンバーにジュリアは息を呑んでいた。過去の自分と重なっている。そこに存在したあらゆる思惑が想像できた。意図せず騒動に巻き込まれた少女のようにしか見えなくなってしまう。
「君は誰の血縁? クェンティン大将やアーチボルト准将に娘さんはいないはずだけど?」
「私はミハル・エアハルトです。名前の挙がった人たちとは親類じゃありません。異動希望を出していたわけでもないのですが、セントラル基地からの出向を命じられました」
にわかには信じ難い。何の後ろ盾もなく301小隊にルーキーが配置されるはずがないのだ。実績のある中堅パイロットならまだしも、十八歳というミハルはそれに該当しない。
「後ろ盾ではないですけど、恐らくはグレッグ隊長とアイリス中尉とで遣り取りがあったんだと思います」
訝しむようなジュリアに、ミハルは分かる範囲で答えた。
追加的な情報にジュリアは少しだけ状況を把握している。直接の面識はなかったものの、アイリスがグレッグを師事していたことを知っていたからだ。
「それなら納得できる。ただし、今のセラフィム隊は木星にいた頃とは別物だ。余所から引っ張ってきたパイロットが多数いる。派閥の力を強めるために、君は利用されたのかもしれない」
ジュリアはミハルが配置された理由を口にする。だが、当人であるミハルはというと、彼の話に小さく首を振っていた。
「理由なんてどうだって構わないんです! 301小隊に配置されたことも一番機が宛がわれたことも私は気にしてないし、後ろめたさもありません!」
ずれ始めた話にミハルは少しばかり苛立っている。同情を買うつもりなんて彼女にはなかった。
対するジュリアは大袈裟に顔を振っている。流石に聞き流せなかった。彼女が301小隊に配備されただけでなく一番機を宛がわれただなんて。
「一番機だって!? それは本当なのか!?」
「嘘を言ってどうするんです? 何だったらギアで確認してください!」
確かに嘘を言う理由はなかったものの、確認せずにはいられない。ジュリアが知る301小隊はそれこそタレント揃いであり、ルーキーが一番機を背負える場所ではなかった。
「何だよ……これ……?」
明らかにおかしな配置だった。アイリスが傍若無人を地でいく人間なのはジュリアも分かっている。しかし、部隊への配慮くらいは持ち合わせているはずであり、銀河間戦争を控えているというのに質の悪いジョークをしでかすとは考えられない。
「君はこれを……受けてしまったのか?」
結末を聞くのが恐ろしかった。仮に無知なルーキーが一番機であることを受け入れてしまったならば、風当たりは自身が考えていたものよりも強くなるはず。思慮のある人間であれば提示された瞬間に固辞すべき話だ。
「断る理由がないもの……」
「いや、お前一番機だぞ!? 今からでも断ってこい!」
まるで自分の事のように思えてしまう。イプシロン基地に来てから酷い扱いしか受けてこなかったジュリア。陰湿な仕打ちを受けた毎日の記憶が蘇っていた。
「嫌です! せっかく一番をもらえたのだから私は一番がいい」
「好き嫌いの問題じゃねぇよ! ことの重大さを理解しているのか!?」
執拗に諭すジュリアだが、生憎とミハルは首を振るだけである。
「だって二番以下は負けだもの――――」
ジュリアは息を呑んだ。その台詞には聞き覚えがあった。しかし、ミハルから聞いたのではない。彼は姉であるアイリスから何度もそんな話を聞かされている。
確かアイリスは師匠の持論だと話していた。けれど、姉はその話を真に受けて、一番を目指したらしい。軍部のエースパイロットとなれるように努力を続けたという。
「隊内で私がどう思われようがジュリアさんには関係のないことです。それよりジュリアさんの怪我はもう治っているんでしょう? 早く復帰してくださいよ! 私は訓練すらままならないのです!」
ミハルは本題を切り出した。目的は部隊への愚痴を語り合うためではない。彼女は共に戦うパイロットを求めているだけだ。
「今さら、どの面下げて隊に戻るっていうんだ? 俺の勝手な行動のせいで軍はエースを失ってしまったんだぞ?」
ジュリアはずっと気にしていた。アイリスが自分を庇って負傷したこと。きっと今まで以上に明確な不満をぶつけられる。姉のいない現場ではより陰湿になるはずだ。
「それが何? 失敗したのなら頭を下げれば良いじゃない? 汚名返上の働きを見せれば良いだけでしょ? そんなこともできないのですか? 妙に高くなったプライドなら捨ててください!」
「俺がどれだけ陰口を叩かれ、陰湿な迷惑行為を受けてきたかお前には分からないだろ!? まあお前だって直ぐに分かるさ。俺と同じような立場であれば……」
既にジュリアの心は折れかかっている。彼はこのままフェイドアウトしていくつもりなのかもしれない。
「ええ、分かりません! 私は実力で居場所を手に入れるだけだもの。与えられたものではないと証明するだけ。ジュリアさんはやれるのか、やれないのかどっちです!?」
ミハルは結論を急かした。やれるというのなら支援機をしてもらうだけ。やれないというのなら他を当たるだけだ。
ジュリアは黙り込む。考えるに恐らくこれが最後のチャンスである。退院してから今まで一人として見舞いに来なかったのだ。301小隊で戦い続ける機会はこの場面を逃すとなくなるだろう。
「すまん。俺にはできない……」
俯きながらジュリアが言う。彼は301小隊に留まるよりも、心の平穏を優先していた。
ミハルは小さく頷いている。元より強要するつもりはなかった。
「そう……。自分の責任を全うできないどころか、他人のせいにする弱虫ならいらない。私に勝った貴方なら後ろを任せられると考えていたのに……」
ミハルは礼をしてから背を向けた。もう彼女は目線を合わせようともしない。
一方でジュリアは眉根を寄せている。彼女とは初対面であるはず。なのにどうして彼女は接点があるような話をするのだと。
ミハルは走り去ろうとしている。放っておけば煩わしい問題は起きなかっただろう。だが、ジュリアはなぜか咄嗟に彼女の手を掴んでいる。
「俺がお前に勝ったって何のことだ!?」
問わずにいられなかった。もしも過去に接点があり、自身が何かしら彼女を焚き付けていたとすれば……。もし仮に彼女が自分に期待をしてここまで来ていたとすれば……。
徐に振り向くミハルは目に涙を浮かべていた。唇を噛み、悔しさを目一杯に滲ませた彼女の表情はジュリアの予想を肯定している。
「嫌いよ……」
言ってミハルは手を振りほどく。質問に答えることなく彼女は走り出した。
もうジュリアは呼び止めるなんてできない。大粒の涙を零しながら去って行く彼女に声はかけられなかった。
呆然と立ち尽くすだけである。小隊で唯一手を差し伸べてくれた彼女を泣かせてしまったのだ。そこはかとない罪悪感に襲われると同時に不甲斐なさを覚えている。
嫌われたことよりも、ジュリアは泣かせてしまった事実を悔やむ。声すらかけられなかった自分自身がただ情けなかった……。
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