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21.調合スキル?を取得してみよう
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「じゃあ、かにの試食終わったけど次何する?」
「あっごめん。別の友達とも会う約束してるからそっちに行ってくるぞ!」
「了解。ばいばーい。」
パタパタパタ……バタン
「リオンは出てったけどソロルはどうする?」
「…2人で調合したいかな。」
「よっしゃ!そうしよう。ていうかさ、まだスキルとしては調合とってないわけだけどとっていいことあるのかな?」
「…しらべてみる…か」
------------------------------------
~調薬、料理、鍛治などの生産系スキルについて~
調査してみたところスキルスクロールの購入によって獲得できるそれらしいスキルはなかったが、生産をしたい人が取得した方がいいスキルがあったので紹介していく。それはこのスキルだ。
[レシピ]
知識図鑑にレシピページが増え、以下の機能が解放される
レシピ記録
作り方がわかるもののレシピを記録する
閲覧
レシピを閲覧できる
編集
レシピを編集できる
再現
材料は必要、道具はいらない。生産物によって異なる量のMPを消費する。
このスキルは見ての通り一つのスキルにたくさんの効果があるので多少値が張るが、パスポートの拡張機能なので生産系プレイヤーはもちろん、非生産系プレイヤーも買う価値はあると思う。
------------------------------------
「えっと、調薬取る取らない以前にないのか」
「……それは予想外……?」
「ね。んーどうしよう。レシピ買った方がいいのかなぁ」
「まあ……買って損はない?」
「そうだよねーー。でもさ、散財したせいで買えるお金がありません。」
「………あ。散財…私の水鉄砲代もある…から貸すよ?」
「あっ本当?助かるーー。お金貯めて買ってもいいけど拡張機能なら早くからあった方が良さそうだからありがたい。」
「…売ってるのって…どこ?」
「えっとねぇ。普通にこのギルドの建物のスキル屋さんにあるってさ」
「…へぇ。2人分買ってくる…」
「ごめん。ありがとう。じゃあ調薬の用意とかして待ってる~。」
「……いってくる」
「はーい」
スキルスクロールを2人分購入したソロルが帰ってきたので、早速2人でスクロールを使っていく。
「あっ!本当に知識図鑑にレシピ増えたよ!」
「……本当だ」
「でもまだレシピなしだね。何か作ってみたら追加されるかなぁ」
「…それも…試す?……」
「そうだねー。何作ろっか。ていうか使えそうなの何があるかな?薬草はさっき2人でいた時に摘んできた緑草しか持ってないんよな。」
「…ん。多分2人とも…そろそろ夜ご飯だから…それで十分?」
「確かに!緑草でHPポーション製作でいいか。えっとメモによると沸騰したお湯に緑草を入れて3分だって…」
「………カプ麺かな?……」
「おぉ!言われてみれば。」
カチッ……ゴポゴポゴポ
「沸騰したから切っておいた緑草をポイッと」
グツグツグツグツ
「……………3分たった」
「よし!じゃあ引き上げて完成!鑑定をしますと?」
HPポーション(50)
50mlにつきHPが50回復する液体
50mlのポーション瓶に入っている。
「うんうん!できてるね。この出涸らしは今度使うとして、レシピはどうなったかな?」
HPポーションのレシピ1 (編集可)
材料
緑草
水
開始ボタンが押された時
↓
(水)を<加熱>し100度になるまで待つ
↓
(緑草)を加える
↓
<加熱>を3分する
↓
完成
「レシピできてる………」
「おぉ!なんていうかうん。」
「…思ってたのと……………ちがう」
「ね。まあ片付けしたら落ちますか」
「あっごめん。別の友達とも会う約束してるからそっちに行ってくるぞ!」
「了解。ばいばーい。」
パタパタパタ……バタン
「リオンは出てったけどソロルはどうする?」
「…2人で調合したいかな。」
「よっしゃ!そうしよう。ていうかさ、まだスキルとしては調合とってないわけだけどとっていいことあるのかな?」
「…しらべてみる…か」
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~調薬、料理、鍛治などの生産系スキルについて~
調査してみたところスキルスクロールの購入によって獲得できるそれらしいスキルはなかったが、生産をしたい人が取得した方がいいスキルがあったので紹介していく。それはこのスキルだ。
[レシピ]
知識図鑑にレシピページが増え、以下の機能が解放される
レシピ記録
作り方がわかるもののレシピを記録する
閲覧
レシピを閲覧できる
編集
レシピを編集できる
再現
材料は必要、道具はいらない。生産物によって異なる量のMPを消費する。
このスキルは見ての通り一つのスキルにたくさんの効果があるので多少値が張るが、パスポートの拡張機能なので生産系プレイヤーはもちろん、非生産系プレイヤーも買う価値はあると思う。
------------------------------------
「えっと、調薬取る取らない以前にないのか」
「……それは予想外……?」
「ね。んーどうしよう。レシピ買った方がいいのかなぁ」
「まあ……買って損はない?」
「そうだよねーー。でもさ、散財したせいで買えるお金がありません。」
「………あ。散財…私の水鉄砲代もある…から貸すよ?」
「あっ本当?助かるーー。お金貯めて買ってもいいけど拡張機能なら早くからあった方が良さそうだからありがたい。」
「…売ってるのって…どこ?」
「えっとねぇ。普通にこのギルドの建物のスキル屋さんにあるってさ」
「…へぇ。2人分買ってくる…」
「ごめん。ありがとう。じゃあ調薬の用意とかして待ってる~。」
「……いってくる」
「はーい」
スキルスクロールを2人分購入したソロルが帰ってきたので、早速2人でスクロールを使っていく。
「あっ!本当に知識図鑑にレシピ増えたよ!」
「……本当だ」
「でもまだレシピなしだね。何か作ってみたら追加されるかなぁ」
「…それも…試す?……」
「そうだねー。何作ろっか。ていうか使えそうなの何があるかな?薬草はさっき2人でいた時に摘んできた緑草しか持ってないんよな。」
「…ん。多分2人とも…そろそろ夜ご飯だから…それで十分?」
「確かに!緑草でHPポーション製作でいいか。えっとメモによると沸騰したお湯に緑草を入れて3分だって…」
「………カプ麺かな?……」
「おぉ!言われてみれば。」
カチッ……ゴポゴポゴポ
「沸騰したから切っておいた緑草をポイッと」
グツグツグツグツ
「……………3分たった」
「よし!じゃあ引き上げて完成!鑑定をしますと?」
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50mlのポーション瓶に入っている。
「うんうん!できてるね。この出涸らしは今度使うとして、レシピはどうなったかな?」
HPポーションのレシピ1 (編集可)
材料
緑草
水
開始ボタンが押された時
↓
(水)を<加熱>し100度になるまで待つ
↓
(緑草)を加える
↓
<加熱>を3分する
↓
完成
「レシピできてる………」
「おぉ!なんていうかうん。」
「…思ってたのと……………ちがう」
「ね。まあ片付けしたら落ちますか」
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