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10.初めてのパーティー戦闘
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「いよいよパーティー戦闘に!」
「れっつごー…」
「どこにいくのだ!?」
「南の奥行ってみようよ」
「奥!?森か!?」
「惜しい!森の少し手前の丘に行きたい。北暑いし乾燥するって聞いたから、できればまだ行きたくないなって。北行ったんでしょ?どうだった?」
「何かがわかる前に街の真ん中に戻ってたからわからないぞ!」
「そうだったわ。とりあえず南の奥に行くということで…ソロルもそれでいい?」
「ん」
3人でゆっくりと歩いて南の草原の奥に向かう。
「…見たことないの…まざってきた」
「本当だ。この辺で一回狩ってみる?」
木の仮面をつけた球根と頭から花を生やした球根をちらほらと見かけるようになったので、ここで初めてのパーティー戦闘をすることにした。
「せい!」
「あっ!リオンの一撃で10% HP削れたよ?結構行けそうだね。」
「花の球根。攻撃、突進と頭の花の叩きつけ…だけ?」
「今のところそうだね…[アクアボール]。これなら、的もちっちゃいし1人1体ずつのほうが効率よさそうだよ?」
「ん。1人1体でドロップ3倍…V」
「りょーかい。リオン聞こえた?次から1人1体でいこう」
「わかったぞ!」
3人それぞれに別の花頭の球根に攻撃を加えていく。
「ねぇ、2人、なんかこの辺急にあまーい匂いがしない?」
ドタドタドタドタ
「たしかに…そう、だけど…この音何?」
「なあ!2人!あれを見てくれ!」
「なにあれ何あれ?私の目にはめっちゃ沢山のモンスターがここに向かっているように見えるんだけど」
「この匂い……引き寄せ香?」
「犯人は花頭だな!」
「でも…なんで…急に…」
「もしかして、いや、やっぱり」
「ちがっててもいいから…言って…」
「もしかしたらこの匂いの成分、水溶性かもって思って」
「つまりどういうことだ?」
「花の部分になんらかの液体をかけないとこうなるってこと」
「私とプルメリアは液体攻撃の手段を持ってるけど…リオンにはない…から…今までは大丈夫だったのに…急に…ってこと?」
「かなって」
「ん。そうかも」
「こんなところで死に戻りたくないぞ!!」
「だよね。そうと決まれば、ソロル!集まってきた雑魚モンスターお願いできる?」
「あいあいさー」
「リオン!私が花にアクアボール撃ったら倒してくれる?」
「わかったぞ!」
「じゃあやろう!」
3人は必死で周りのモンスターを倒していくが、状況は全然好転しない。
「ご…ごめ、私のアクアボールの詠唱遅いせいで、花が香り出すのがどんどん連鎖しちゃって。それにMPも、もうきれそう」
「プルメリアの…せいじゃ…ない。私も…助けに行けなかった。でもこっちもそろそろ試験管とフラスコが全部なくなりそう」
「どうしよう。このまま死に戻るしかないのかな…」
「あきらめるのは…まだはやい。スキルの水源試してみよう…?」
「水源?」
「ん。水源は…魔法攻撃力判定が出ないけど…MP10で止めるまでいくらでも水が出せる、水圧も自由」
「だから両手から水源出して周りに巻きまくれば連鎖が止まるかもしれない?」
「ん。…」
「凄いよソロル!よし!1回やってみよう」
プルメリアとソロルの二人がかりでひたすらまわりに水をまいていくと、やっと連鎖反応は止めることができた。でもやっぱりまだ敵はいっぱいいて、しかも囲まれてしまっている。
「連鎖終わった…終わったけど!!」
「まだ…厳しい」
「もうMP空っぽで魔法は使えないし…」
「私も…完全に毒は使っちゃった。」
「でもまあ…」
「ここまで頑張って…あきらめ…られない」
「おうよ!!その通りだぞ!」
「あともうちょっとがんばるぞー」
「おらああああああ」
「私、石…投げる…」
「私はとにかく突くよ!!あと麻痺毒攻撃も」
「ん。」
3人はとにかく攻撃した。脇目も振らず攻撃した。もうまわりのことなんて見てられない。そんな余裕ありもしない。リオンは剣をもってグルグルと回りながら敵を倒していき、残り2人はおおよそ魔職とは思えない方法で敵をひたすら屠っていく。ひたすらひたすら攻撃して、気づいたら終わっていた。
「はぁ…はぁ…おわっ、おわっ!!」
「そうだね。リオン…やっと終わった」
「ほんとに…大変…だった。」
「スキルはまた2つも手に入ったけどもうしばらくは遠慮したいぞ!」
「そっちもスキル手に入ったんだ…教えてと言いたいところだけど、とりあえずとっとと街に帰ろ」
「さんせー…」
「私も帰りたいぞ!」
「じゃそう言うことで」
3人でそそくさと街に帰るとドロップ品を売却した。ちなみに収支は大幅なプラス。黒字だったわけだが、苦労に見合ってないのでしばらくはあんなことにはなりたくないと3人は思ったという。
その後、スキルの報告会をするためにギルドの貸会議室を借りたあと…
「よし!ここなら外から聞こえないし、思いっきり話ができるね。今日の反省とか手に入れられたスキルとか…。まずは私から話すね。私はね。レベルが3上がって、2つスキルが手に入って、1つスキルが進化したかな…えっとね。こんな感じ」
[多段突き]
7連突きをする。ダメージは全体で普通の突きの1.7倍だが、7回の判定が出る。
条件:一定時間内に一定以上突き攻撃を命中させる
[麻痺毒攻撃Ⅳ]
40%の確率で状態異常麻痺を付与する攻撃ができる。一度麻痺すると5秒は解けない
使用可能回数10/10
使用可能回数は10分で1回復する
取得条件:麻痺毒を用いた攻撃を100回行う
[スプリンクラー]
スプリンクラーのように水を撒く
「多段突きとスプリンクラーが新しく手に入ったスキルで麻痺毒の方が進化だよ。」
「リオンは?」
「私はレベルは2上がって、スキルは1つ進化で1つ新規獲得だぞ!これだ!」
[TOPブレード]
剣を持ち、コマのように回りながら前進し周囲にダメージを与える
[バーサーカー]
自身の通常攻撃/攻撃速度/クリティカル率を増加させ、DEX/VITを大きく低下させる。
条件:バーサークを1時間連続でかけづつける
「ああ、ああ。強いんだろうけどそこはかとないネタスキル臭がする」
「…つよい?剣持ながら回るのが…」
「一応範囲攻撃だし…PVPは置いといてPVEは強いんじゃない?」
「む!そういうソロルはどんなスキルが取れたんだよ!」
「ん。これ…」
[爆弾狂]
爆弾攻撃の威力を大幅に増加させる
条件:爆弾攻撃を500回行う
[麻痺毒攻撃Ⅵ]
60%の確率で状態異常麻痺を付与する攻撃ができる。一度麻痺すると5秒は解けない
使用可能回数10/10
使用可能回数は10分で1回復する
取得条件:麻痺毒を用いた攻撃を210回行う
[スプリンクラー]
スプリンクラーのように水を撒く
「フラスコ毒と…試験管毒は爆弾らしい…。レベルは2…アップ…V」
「毒爆弾?まあ爆弾かな?」
「なぁ2人とも!完全スルーしてるけどスプリンクラーも大概なネタスキルだそ!私の事言えないぞ!」
「…」
「スプリンクラーねー。ねぇソロルいっその事2人で農家に就職してみる?水まきで大活躍だよ!」
「む。」
「ごめんってポカポカ叩かないでよ。スプリンクラーで毒をまければ強そうなんだけどな…。」
「ん…魔法攻撃判定でないけど、麻痺毒攻撃付与できたら…うれしい…」
「だよねぇ…今度試す?」
「ん」
「あとは、今回の反省とかする?」
「今回は…リサーチ不足が原因…」
「いやー。面目ない」
「でも…ゲームだから…行き当たりばったりも‥醍醐味」
「そうだぞ!だから反省点はない!」
「ん…あと時間だから落ちる…ね?」
「わかった。私ももうすぐ夜ご飯だし、じゃあ今日はこれで解散にしよう!」
「そうだな!」
「れっつごー…」
「どこにいくのだ!?」
「南の奥行ってみようよ」
「奥!?森か!?」
「惜しい!森の少し手前の丘に行きたい。北暑いし乾燥するって聞いたから、できればまだ行きたくないなって。北行ったんでしょ?どうだった?」
「何かがわかる前に街の真ん中に戻ってたからわからないぞ!」
「そうだったわ。とりあえず南の奥に行くということで…ソロルもそれでいい?」
「ん」
3人でゆっくりと歩いて南の草原の奥に向かう。
「…見たことないの…まざってきた」
「本当だ。この辺で一回狩ってみる?」
木の仮面をつけた球根と頭から花を生やした球根をちらほらと見かけるようになったので、ここで初めてのパーティー戦闘をすることにした。
「せい!」
「あっ!リオンの一撃で10% HP削れたよ?結構行けそうだね。」
「花の球根。攻撃、突進と頭の花の叩きつけ…だけ?」
「今のところそうだね…[アクアボール]。これなら、的もちっちゃいし1人1体ずつのほうが効率よさそうだよ?」
「ん。1人1体でドロップ3倍…V」
「りょーかい。リオン聞こえた?次から1人1体でいこう」
「わかったぞ!」
3人それぞれに別の花頭の球根に攻撃を加えていく。
「ねぇ、2人、なんかこの辺急にあまーい匂いがしない?」
ドタドタドタドタ
「たしかに…そう、だけど…この音何?」
「なあ!2人!あれを見てくれ!」
「なにあれ何あれ?私の目にはめっちゃ沢山のモンスターがここに向かっているように見えるんだけど」
「この匂い……引き寄せ香?」
「犯人は花頭だな!」
「でも…なんで…急に…」
「もしかして、いや、やっぱり」
「ちがっててもいいから…言って…」
「もしかしたらこの匂いの成分、水溶性かもって思って」
「つまりどういうことだ?」
「花の部分になんらかの液体をかけないとこうなるってこと」
「私とプルメリアは液体攻撃の手段を持ってるけど…リオンにはない…から…今までは大丈夫だったのに…急に…ってこと?」
「かなって」
「ん。そうかも」
「こんなところで死に戻りたくないぞ!!」
「だよね。そうと決まれば、ソロル!集まってきた雑魚モンスターお願いできる?」
「あいあいさー」
「リオン!私が花にアクアボール撃ったら倒してくれる?」
「わかったぞ!」
「じゃあやろう!」
3人は必死で周りのモンスターを倒していくが、状況は全然好転しない。
「ご…ごめ、私のアクアボールの詠唱遅いせいで、花が香り出すのがどんどん連鎖しちゃって。それにMPも、もうきれそう」
「プルメリアの…せいじゃ…ない。私も…助けに行けなかった。でもこっちもそろそろ試験管とフラスコが全部なくなりそう」
「どうしよう。このまま死に戻るしかないのかな…」
「あきらめるのは…まだはやい。スキルの水源試してみよう…?」
「水源?」
「ん。水源は…魔法攻撃力判定が出ないけど…MP10で止めるまでいくらでも水が出せる、水圧も自由」
「だから両手から水源出して周りに巻きまくれば連鎖が止まるかもしれない?」
「ん。…」
「凄いよソロル!よし!1回やってみよう」
プルメリアとソロルの二人がかりでひたすらまわりに水をまいていくと、やっと連鎖反応は止めることができた。でもやっぱりまだ敵はいっぱいいて、しかも囲まれてしまっている。
「連鎖終わった…終わったけど!!」
「まだ…厳しい」
「もうMP空っぽで魔法は使えないし…」
「私も…完全に毒は使っちゃった。」
「でもまあ…」
「ここまで頑張って…あきらめ…られない」
「おうよ!!その通りだぞ!」
「あともうちょっとがんばるぞー」
「おらああああああ」
「私、石…投げる…」
「私はとにかく突くよ!!あと麻痺毒攻撃も」
「ん。」
3人はとにかく攻撃した。脇目も振らず攻撃した。もうまわりのことなんて見てられない。そんな余裕ありもしない。リオンは剣をもってグルグルと回りながら敵を倒していき、残り2人はおおよそ魔職とは思えない方法で敵をひたすら屠っていく。ひたすらひたすら攻撃して、気づいたら終わっていた。
「はぁ…はぁ…おわっ、おわっ!!」
「そうだね。リオン…やっと終わった」
「ほんとに…大変…だった。」
「スキルはまた2つも手に入ったけどもうしばらくは遠慮したいぞ!」
「そっちもスキル手に入ったんだ…教えてと言いたいところだけど、とりあえずとっとと街に帰ろ」
「さんせー…」
「私も帰りたいぞ!」
「じゃそう言うことで」
3人でそそくさと街に帰るとドロップ品を売却した。ちなみに収支は大幅なプラス。黒字だったわけだが、苦労に見合ってないのでしばらくはあんなことにはなりたくないと3人は思ったという。
その後、スキルの報告会をするためにギルドの貸会議室を借りたあと…
「よし!ここなら外から聞こえないし、思いっきり話ができるね。今日の反省とか手に入れられたスキルとか…。まずは私から話すね。私はね。レベルが3上がって、2つスキルが手に入って、1つスキルが進化したかな…えっとね。こんな感じ」
[多段突き]
7連突きをする。ダメージは全体で普通の突きの1.7倍だが、7回の判定が出る。
条件:一定時間内に一定以上突き攻撃を命中させる
[麻痺毒攻撃Ⅳ]
40%の確率で状態異常麻痺を付与する攻撃ができる。一度麻痺すると5秒は解けない
使用可能回数10/10
使用可能回数は10分で1回復する
取得条件:麻痺毒を用いた攻撃を100回行う
[スプリンクラー]
スプリンクラーのように水を撒く
「多段突きとスプリンクラーが新しく手に入ったスキルで麻痺毒の方が進化だよ。」
「リオンは?」
「私はレベルは2上がって、スキルは1つ進化で1つ新規獲得だぞ!これだ!」
[TOPブレード]
剣を持ち、コマのように回りながら前進し周囲にダメージを与える
[バーサーカー]
自身の通常攻撃/攻撃速度/クリティカル率を増加させ、DEX/VITを大きく低下させる。
条件:バーサークを1時間連続でかけづつける
「ああ、ああ。強いんだろうけどそこはかとないネタスキル臭がする」
「…つよい?剣持ながら回るのが…」
「一応範囲攻撃だし…PVPは置いといてPVEは強いんじゃない?」
「む!そういうソロルはどんなスキルが取れたんだよ!」
「ん。これ…」
[爆弾狂]
爆弾攻撃の威力を大幅に増加させる
条件:爆弾攻撃を500回行う
[麻痺毒攻撃Ⅵ]
60%の確率で状態異常麻痺を付与する攻撃ができる。一度麻痺すると5秒は解けない
使用可能回数10/10
使用可能回数は10分で1回復する
取得条件:麻痺毒を用いた攻撃を210回行う
[スプリンクラー]
スプリンクラーのように水を撒く
「フラスコ毒と…試験管毒は爆弾らしい…。レベルは2…アップ…V」
「毒爆弾?まあ爆弾かな?」
「なぁ2人とも!完全スルーしてるけどスプリンクラーも大概なネタスキルだそ!私の事言えないぞ!」
「…」
「スプリンクラーねー。ねぇソロルいっその事2人で農家に就職してみる?水まきで大活躍だよ!」
「む。」
「ごめんってポカポカ叩かないでよ。スプリンクラーで毒をまければ強そうなんだけどな…。」
「ん…魔法攻撃判定でないけど、麻痺毒攻撃付与できたら…うれしい…」
「だよねぇ…今度試す?」
「ん」
「あとは、今回の反省とかする?」
「今回は…リサーチ不足が原因…」
「いやー。面目ない」
「でも…ゲームだから…行き当たりばったりも‥醍醐味」
「そうだぞ!だから反省点はない!」
「ん…あと時間だから落ちる…ね?」
「わかった。私ももうすぐ夜ご飯だし、じゃあ今日はこれで解散にしよう!」
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