Save the Earth Ⅰ

日下奈緒

文字の大きさ
上 下
6 / 7
第2話 初めての感触

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

マトリョーシカ

低山狭太
SF
大学院博士課程に在籍する神経科学者の仁豊野は、記憶を取り出す方法について研究し、さらに世界的プロジェクトであるコネクトームの研究にも参加している優秀な研究者である。 仁豊野はこうしたニューロン(神経細胞)の研究を進めていくにつれ、ここ最近の宇宙の異変について思わぬ危機が近づいていることに気がつく。 果たして、宇宙では一体何が起こっているのか! そして、無限に広がる宇宙の真実とは!?

地球侵略後記

松葉正宗
SF
高度な文明をもつ天体クレイヤは、ある日偶然にも青い惑星を観測した。 その惑星の名は『地球』。 地球との交流を目論んだクレイヤは、地球調査隊員の候補生を募った。 灰色が空を覆う世界に暮らしていたクレイヤの住民は、誰もがその美しい惑星に心を惹かれた。 候補生に志願した青年レイ・リオレットは、厳しい能力試験や過酷な訓練をくぐり抜け、ついに地球に行く権利を手にする。 しかし、レイが命がけでたどり着いた地球は、彼が憧れた姿とは一変した、荒れ果てた地となっていた。 全7話です。

海を見ていたソランジュ

夢織人
SF
アンジーは火星のパラダイス・シティーが運営するエリート養成学校の生徒。修業カリキュラムの一環で地球に来ていた。その頃、太陽系の星を統治していたのは、人間ではなく、人間の知能を遙かに越えたAIアンドロイドたちだった。

空域のかなた

春瀬由衣
SF
地上の大半が毒を持つ空気(瘴気)に覆われ、メストス(清浄空気)区には限られた特権階級しか住めない世界で、よりよい空気を求める特権階級に駒として使われる貧民がいた。 俗に、彼らは”黒肌の民”と呼ばれる。毒の空気を吸っていれば幼くて死ぬが、遺伝子強化され戦場に送られ強くなっても疎まれる存在。 メゾン区第一空軍に所属するコードネーム「タエ(四)」はかつて、黒肌の民の到達できる最高位「ツェー(一)」の位をとって世界を変える約束をした。 空戦に、貴方は何を想う? ファンタジー小説大賞に応募中です。

simple code

SF
 24世紀。ヒトの大部分が滅び、陸地のおよそ三分の二程が砂漠に覆われたチキュウ。長年にわたる技術開発により、人類はチキュウだけでなく、宇宙へと住処を広げていった。  しかし、技術進歩に比例するようにして、国と国の競争、宇宙領域拡大による戦争も過激になっていった。  戦争に使われたのは、22世紀後半に開発が始まったとされ、競争の火種の一つとなっている巨大戦闘機、通称デコードであった。  ただし、一つ難点として、デコードの適合率が最も高いのは20歳未満の子供だということだ。  少年少女たちが戦場に駆り出され、手を血に染めてゆく。  平和への代償に何かを支払うとしたら、貴方は何を支払うか。  何かが動き始め、世界がまた混乱期を迎える。  仲間を失うかもしれない恐怖。  死ぬかもしれないという恐怖。  彼は、多くの人と触れ合い、真実を知り、最後に何を信じ、願うのか。  彼らは何の為に生まれて、何の為に死にゆくのか。同世代の者と戦場で剣を交え、一体何を思うのか。真のエデンプロジェクトとは何なのか。デコードとは何なのか。彼らは、何の為に産み落とされたのか。    「帰ろう……」       「俺達は、人間のなり損ないだ」   「俺達はなんだ、真実はどこにある?」 「永久なる平和のために、最後の犠牲となってもらおう」          「事は既になった」      「これが、私の正義」      「これが、俺の正義だ」  楽園<エデン>の鍵が今、開かれる。 ———————————————————————— 学生で時間があったり気が向いた時に書きますので不定期更新です。 誤字脱字等見難い箇所もあるかもしれませんがご了承ください。 挿絵、表紙も描いてるので、その分でも遅れます。

ヒト・カタ・ヒト・ヒラ

さんかいきょー
SF
悪堕ち女神と、物語を終えた主人公たちと、始末を忘れた厄介事たちのお話。 2~5メートル級非人型ロボット多目。ちょっぴり辛口ライトSF近現代伝奇。 アクセルというのは、踏むためにあるのです。 この小説、ダイナミッ〇プロの漫画のキャラみたいな目(◎◎)をした登場人物、多いわよ? 第一章:闇に染まった太陽の女神、少年と出会うのこと(vs悪堕ち少女) 第二章:戦闘機械竜vsワイバーンゴーレム、夜天燃ゆるティラノ・ファイナルウォーズのこと(vsメカ恐竜) 第三章:かつて物語の主人公だった元ヒーローと元ヒロイン、めぐりあいのこと(vsカブトムシ怪人&JK忍者) 第四章:70年で出来る!近代国家乗っ取り方法のこと/神様の作りかた、壊しかたのこと(vs国家権力) 第五章:三ヶ月でやれる!現代国家破壊のこと(vs国家権力&人造神) シリーズ構成済。全五章+短編一章にて完結

忘却の艦隊

KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。 大型輸送艦は工作艦を兼ねた。 総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。 残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。 輸送任務の最先任士官は大佐。 新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。 本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。    他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。 公安に近い監査だった。 しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。 そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。 機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。 完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。 意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。 恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。 なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。 しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。 艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。 そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。 果たして彼らは帰還できるのか? 帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?

処理中です...