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第三章:予兆と岐路の火曜日
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精霊というものが、実際に、具体的にどんなものなのか、酒井は知らないし、恐らく見ても理解出来ない自信があった。
だが、目の前のそれ、鰍の回りの光球は、鰍の声に呼応し、てんでバラバラに無軌道かつ不規則な軌跡を残して人形の積まれた山に殺到した。その過程で、複数の人形が空中で光球に衝突され、動きを停め、床に落ちた。
「信仁兄、山、崩してくれる?流石に中には潜れないみたい」
明らかに形勢が変わった中で、光球を送り出した鰍が信仁に頼み事をする。
「おう、ちょっと待ってて」
目ざとく、倉庫の端に置いてあったスコップを見つけた信仁が、早速正面の山を崩しにかかる。表面から見える人形の中の「除霊すべき対象」をあらかた処理し終わっていたらしい光球――精霊は、新たな層が出る度にそこに含まれる「除霊対象」を処理にかかる。
ふと酒井が振り返ると、後ろに飛んだ精霊が、二体の等身大美少女人形を処理し終わったところだった。脱力した美少女人形が崩れ落ちるより早く、仕事をした精霊も目にも留まらぬ速さで正面の山に向かうる。
「酒井さん、蒲田さん、手、空いてるなら、そっちの山も崩して貰えます?」
さっきまでの喧噪が嘘のような状況に、狐に摘ままれたように棒立ちの酒井と蒲田を見て、鰍が声をかける。
「あ、ああ……」
「はい……」
我に返った酒井と蒲田が返事をする。
その向こうで、押し気味に首無しヤクザ人形と切り結んでいた巴が、その胴を下段から斜めに両断した。
「……おしまい?」
とんとん、と、木刀で肩を叩きながら戻ってきた巴が、鰍に声をかける。
「あらかた。あとは「目」になってたヤツが居るはずなんだけど……あれか。蒲田さん、ちょっと」
人形の山――もはや相当土砂崩れを起こしているが――を見回していた鰍が、蒲田に声をかける。
「はい?」
「その足下のぬいぐるみ、その黒いネズミのパチ臭い、そうそれ、こっち投げて貰えます?」
「これっすね?はい」
蒲田は、足下の、某夢の国の主人公に似ていると言えば似ている、プライズものに紛れていたぬいぐるみを拾い、鰍に投げる。
酒井は、さっきから精霊が、その人形に攻撃――体当たりだ――しては弾かれ、今また空中でも攻撃しようとして弾かれたのに気付いた。
「はい、サンキューです。さてと……」
左手で受け取った鰍は、右手のダガーを握り直す。
「見物料は、高いわよぉ」
言って、鰍はにたりと笑うと、ダガーをその腹に深々と突き立て、一気に頭のてっぺんまで切り開く。
酒井は、そのダガーの先に、縫い込まれていた符が刺さっていたのを、そして、その符が瞬時に灰になり崩壊するのを見た。
後ろの方で、胴を真っ二つにされながらもまだじたばた動いていた首無しヤクザ人形が、動きを停めた。
「……実は俺、初めてなんですけど、押収品の除霊って、いつもこんな感じなんですか?」
とっちらかった人形やらぬいぐるみやらを元通りに片付けつつ、信仁が酒井に聞く。
「いや、俺も初めてで良く知らないんだが……そうなのか?」
分調班に転属になって、倉庫に来るのも初めてなら除霊の現場に居合わせるのも初めての酒井が、質問を蒲田に丸投げする。
「いえ、こんな事は滅多に、はい。普通は、山伏か虚無僧か、そんな感じの人が来て護摩焚くなりお経唱えるなりして終りなんですが……こんなにいっぱい一気にやるのも、こんな大騒ぎも初めてです、はい」
魔法陣とか天使とかも初めてですし、はい。蒲田が付け足すようにつぶやく。
そうだよなぁ、除霊とかお祓いって、そういうイメージだよな。酒井も、両脇に抱えた半裸の美少女人形をブルーシートの上に置きながら思う。
「……はい、おしまい!そっち、手伝いましょうか?」
「天使」と「精霊」の「退去の儀」を終わらせた鰍が振り向き、声をかけてくる。
「あ、ご苦労様です。大体終わりました、はい」
蒲田が顔を上げて答える。
「ねえ、これ、念のためもう少し斬っとく?」
少し離れた所で、首無しヤクザ人形の上半身を右足で踏みつけ、木刀で下半身を示した巴が聞いてきた。
「そうねぇ……中継の符は始末したはずだけど、念には念、入れとく?」
「了解。んじゃ」
鰍の返事を聞いた巴が、肩、肘、膝、股間の関節を木刀の切っ先ですい、すいとなぞる。と、見事になぞった所が切断される。
それを見ていた蒲田がつぶやく。
「……木刀って、あんなに切れ味良かったんですねぇ、はい……」
「……んなわけあるかい……」
巴は、血振りした木刀――血がついていたわけではないが――の切っ先を、左の掌に当てる。と、まるで手品のように木刀が掌に吸い込まれていく。
思わずあっけにとられてその様子に見入ってしまった酒井と蒲田に、アラやだ見られちゃった、そんな顔でちょっとだけバツが悪そうに、少し肩をすくめて巴が微笑む。
「あれ、良いですね。竹刀片付けるのに便利そうです、はい」
「いやいや、おかしいだろどう考えても」
警察官のたしなみとして、酒井も蒲田も結構な頻度で柔道剣道の練習はしている。中央合同庁舎には道場はないから、素振り以上の事をしようとすれば隣の警視庁の道場にお邪魔することになる、が、若干肩身が狭い上にいちいち道具を持ち運ぶのが結構面倒くさい。
竹刀だけでもああして運べたら。蒲田の羨望も分からないではないが、どう考えてもアレはおかしい。いや、それで言えばあれもこれも、どっから突っ込んだら良いか分からないくらいおかしいことだらけではあるが。
自分のことを棚に上げて、酒井はそう思った。聞きたいことは、仕事がらみでも興味本位でも山程ある。が、聞くべき事と、聞かない方が良いこと、聞いてはいけないこともあるだろう、それも分かる。向こうが必要と思えば、さっきのように何も聞かずとも向こうから説明する事もあるし。
酒井は、それをふまえた上で、仕事上、是非とも聞いておくべき事が一つあることを忘れてはいなかった。
だが、目の前のそれ、鰍の回りの光球は、鰍の声に呼応し、てんでバラバラに無軌道かつ不規則な軌跡を残して人形の積まれた山に殺到した。その過程で、複数の人形が空中で光球に衝突され、動きを停め、床に落ちた。
「信仁兄、山、崩してくれる?流石に中には潜れないみたい」
明らかに形勢が変わった中で、光球を送り出した鰍が信仁に頼み事をする。
「おう、ちょっと待ってて」
目ざとく、倉庫の端に置いてあったスコップを見つけた信仁が、早速正面の山を崩しにかかる。表面から見える人形の中の「除霊すべき対象」をあらかた処理し終わっていたらしい光球――精霊は、新たな層が出る度にそこに含まれる「除霊対象」を処理にかかる。
ふと酒井が振り返ると、後ろに飛んだ精霊が、二体の等身大美少女人形を処理し終わったところだった。脱力した美少女人形が崩れ落ちるより早く、仕事をした精霊も目にも留まらぬ速さで正面の山に向かうる。
「酒井さん、蒲田さん、手、空いてるなら、そっちの山も崩して貰えます?」
さっきまでの喧噪が嘘のような状況に、狐に摘ままれたように棒立ちの酒井と蒲田を見て、鰍が声をかける。
「あ、ああ……」
「はい……」
我に返った酒井と蒲田が返事をする。
その向こうで、押し気味に首無しヤクザ人形と切り結んでいた巴が、その胴を下段から斜めに両断した。
「……おしまい?」
とんとん、と、木刀で肩を叩きながら戻ってきた巴が、鰍に声をかける。
「あらかた。あとは「目」になってたヤツが居るはずなんだけど……あれか。蒲田さん、ちょっと」
人形の山――もはや相当土砂崩れを起こしているが――を見回していた鰍が、蒲田に声をかける。
「はい?」
「その足下のぬいぐるみ、その黒いネズミのパチ臭い、そうそれ、こっち投げて貰えます?」
「これっすね?はい」
蒲田は、足下の、某夢の国の主人公に似ていると言えば似ている、プライズものに紛れていたぬいぐるみを拾い、鰍に投げる。
酒井は、さっきから精霊が、その人形に攻撃――体当たりだ――しては弾かれ、今また空中でも攻撃しようとして弾かれたのに気付いた。
「はい、サンキューです。さてと……」
左手で受け取った鰍は、右手のダガーを握り直す。
「見物料は、高いわよぉ」
言って、鰍はにたりと笑うと、ダガーをその腹に深々と突き立て、一気に頭のてっぺんまで切り開く。
酒井は、そのダガーの先に、縫い込まれていた符が刺さっていたのを、そして、その符が瞬時に灰になり崩壊するのを見た。
後ろの方で、胴を真っ二つにされながらもまだじたばた動いていた首無しヤクザ人形が、動きを停めた。
「……実は俺、初めてなんですけど、押収品の除霊って、いつもこんな感じなんですか?」
とっちらかった人形やらぬいぐるみやらを元通りに片付けつつ、信仁が酒井に聞く。
「いや、俺も初めてで良く知らないんだが……そうなのか?」
分調班に転属になって、倉庫に来るのも初めてなら除霊の現場に居合わせるのも初めての酒井が、質問を蒲田に丸投げする。
「いえ、こんな事は滅多に、はい。普通は、山伏か虚無僧か、そんな感じの人が来て護摩焚くなりお経唱えるなりして終りなんですが……こんなにいっぱい一気にやるのも、こんな大騒ぎも初めてです、はい」
魔法陣とか天使とかも初めてですし、はい。蒲田が付け足すようにつぶやく。
そうだよなぁ、除霊とかお祓いって、そういうイメージだよな。酒井も、両脇に抱えた半裸の美少女人形をブルーシートの上に置きながら思う。
「……はい、おしまい!そっち、手伝いましょうか?」
「天使」と「精霊」の「退去の儀」を終わらせた鰍が振り向き、声をかけてくる。
「あ、ご苦労様です。大体終わりました、はい」
蒲田が顔を上げて答える。
「ねえ、これ、念のためもう少し斬っとく?」
少し離れた所で、首無しヤクザ人形の上半身を右足で踏みつけ、木刀で下半身を示した巴が聞いてきた。
「そうねぇ……中継の符は始末したはずだけど、念には念、入れとく?」
「了解。んじゃ」
鰍の返事を聞いた巴が、肩、肘、膝、股間の関節を木刀の切っ先ですい、すいとなぞる。と、見事になぞった所が切断される。
それを見ていた蒲田がつぶやく。
「……木刀って、あんなに切れ味良かったんですねぇ、はい……」
「……んなわけあるかい……」
巴は、血振りした木刀――血がついていたわけではないが――の切っ先を、左の掌に当てる。と、まるで手品のように木刀が掌に吸い込まれていく。
思わずあっけにとられてその様子に見入ってしまった酒井と蒲田に、アラやだ見られちゃった、そんな顔でちょっとだけバツが悪そうに、少し肩をすくめて巴が微笑む。
「あれ、良いですね。竹刀片付けるのに便利そうです、はい」
「いやいや、おかしいだろどう考えても」
警察官のたしなみとして、酒井も蒲田も結構な頻度で柔道剣道の練習はしている。中央合同庁舎には道場はないから、素振り以上の事をしようとすれば隣の警視庁の道場にお邪魔することになる、が、若干肩身が狭い上にいちいち道具を持ち運ぶのが結構面倒くさい。
竹刀だけでもああして運べたら。蒲田の羨望も分からないではないが、どう考えてもアレはおかしい。いや、それで言えばあれもこれも、どっから突っ込んだら良いか分からないくらいおかしいことだらけではあるが。
自分のことを棚に上げて、酒井はそう思った。聞きたいことは、仕事がらみでも興味本位でも山程ある。が、聞くべき事と、聞かない方が良いこと、聞いてはいけないこともあるだろう、それも分かる。向こうが必要と思えば、さっきのように何も聞かずとも向こうから説明する事もあるし。
酒井は、それをふまえた上で、仕事上、是非とも聞いておくべき事が一つあることを忘れてはいなかった。
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