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12章 二人の発生と消滅
ケビンの書~消滅・1~
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◇◆アース歴200年 6月21日・夜◇◆
『……何もバラバラにしなくても……』
「そのほうがはこびやすかったんだから、しょうがないだろう」
『……何も瓦礫の間に運ばなくても……』
「念の為じゃ。ポチ、そこのスケルトンは頭だけでも飛んで出て来る可能性があるから十分気を付けるのじゃぞ」
「は~い」
『……投げない限り、頭だけが飛び出るわけがないだろう……はあ……』
色々失敗した。
あり得ない想像でつい興奮して、変なタイミングで心の声が漏れてしまった。
さすがにそんな馬鹿げた想像で叫んでしまった、何て恥ずかしくて正直に言えないから適当に誤魔化していたらまた【母】の影響でおかしくなったと判断される始末。
それから俺は昨日と同じようにバラバラにされ、また皮の鎧の入った宝箱に詰められ、瓦礫の間に運ばれ、現在に至る。
バラバラにされたのと、【母】と離れたせい動けない時間が増えてしまった……。
暇だから今度は馬鹿な考えには持って行かずに、まじめにコレットへのアプローチを考えよう。
んーやっぱり、渡しそびれたてしまった金の胸当てを……あれ?
『……ああっ!!』
「ぬお! 今度は何じゃ!?」
そういえば、意識が戻ってから金の胸当を全く見ていないじゃないか!
『ナシャータ、金の胸当てはどうした!? 俺が雷にうたれた後にどうなった?』
「いや、わしが分かるわけないじゃろ」
あ、そうか。
あの時の状況をわかっているのはポチだけだった。
『ポチ! 金の胸――』
「しらん」
返事が早い!
もう少し協力的になってくれてもいいじゃないか。
『そういわずに、あの時の事を思い出してくれよ!』
「はあ……え~と、ごしゅじんさまにいわれて、エサをかいしゅうしたときにはなにもついていなかったから……たぶん、あのあたりにおちているんじゃないか?」
雷にうたれた時に衝撃で外れたかもしれないというわけか。
だったらそれも一緒に回収してほしかった。
『ポチ頼む! あの場所に探して来てくれ!』
「やだ」
やっぱそうだよなー。
……これはどうしたものか。
「ポチ、探してやるのじゃ」
『えっ?』
「ええっ! ごしゅじんさま!?」
おお、ここでまさかのナシャータ!
俺の為に――。
「ケビンがやかましくて、治療に集中が出来んじゃ。物凄い迷惑じゃから頼むのじゃ」
……全然そういう事じゃなかった。
まぁポチが行ってくれるのならそれでいいか。
「む~……」
ポチの奴すごい嫌そうな顔しているよ。
「行ってくれたら、肉も食わせてや――」
「いますぐいってきます!」
こいつも食い物に弱かったか。
いや、前々から食いたがっていたし当たり前か……ナシャータも簡単に動くし食べ物おそるべし。
『……あっ! ちょっと待った!』
ついでに、これも持って行ってもらおう。
「まだなにかあるのか?」
『簡単な話だ。俺の横にある、この皮の鎧を捨て来てほしい』
もうこいつの顔? は見たくないし、関わりたくもない。
別にその辺に捨てても問題はないだろうし。
「いいんですか? ごしゅじんさま」
「あ~そやつの事を忘れておったのじゃ、別に構わんのじゃ。愛着があるわけでもないし」
「は~い、それじゃこれはとちゅうですててきますね。それじゃこんどこそいってきます! にくにくにくにくにく! ひゃっほおおおおおおお!」
俺と同じように心の声を叫びながら、あっという間に走って行った。
それにしても、肉てどこから手に入れる気なんだ?
「……ふぅ~まだボヤ~っとするが、やっと目が見えて来たのじゃ」
『それは良かったですね……』
うらやましい。
俺はいつ動けるのやら。
『ところで、肉ってどうするんだ? ゾンビ肉を食わせてたら腹を壊すかもしれない、でも新鮮な肉を食べさせてたらお前が食われるかもしれないとか言ってだろ』
「ん? それは獣の姿だった頃の話じゃ。今の人型なら何も怖くはないのじゃ」
そういう問題なのか?
こいつの基準が全くわからん。
「とはいえ、さすがにゾンビ肉ではポチがかわいそうじゃから、【母】に群がっている動物や虫を適当に捕って来るのじゃ」
適当にって……動物はともかく虫ってか。
まぁポチは元々狼だし、何でも食うから別に良いか。
「じゃあ、ポチが戻ってくる前にさっさと取って来るのじゃ。後は頼むのじゃ」
『ん? 後は頼むって……まさか、捕って来たのを俺が料理するのか!?』
「そうじゃが、ケビンなら大丈夫じゃろ? 飼い主としてちゃんとした物を食べさせてやりたいのじゃ」
『はっ!?』
どっから出て来たその根拠! 俺は動物をさばいた事もないし、ましてや虫なんて料理した事がないぞ!
そもそも、飼い主としてちゃんとした物を食べさせてやりたいだって? ずっとほったらかしにして、さらには木の実を食べさせ続けてた奴が今更飼い主とか……へそで茶を沸かす話だわ、今の俺の体じゃ無理だが。
いや、今はそんな事なんてどうでもいい。
問題なのは何故か飼い主面になってしまっているナシャータだ! 動物とか捕ってきた後に調理出来ないと言ったら、今のこいつだと俺をポチのエサにしてしまってもおかしくはないぞ。
何としても引き止めないと!
『待っ――』
「おっと、早くいかねばポチが戻って来しまうのじゃ。それじゃ頼んだのじゃ! ――ほっ」
『いや! だから……あ~あ、下りて行ってしまった』
頼んだのじゃって、この状況どうしよう。
……そうだ! 体が治っていないことを理由に逃げれば……ってそれは無理か。
この遺跡にいる限り時間がかかっても絶対に治っちゃうんだから、じゃあそれまで待つってなるだけじゃないか。
『んー……よし! 適当に切りさばいて、食えそうなところを煮るなり焼くなりして誤魔化そう!』
火を通しておけば何とかなるだろう……ダブン。
後は、ポチの腹の中が鉄で出来ている事を祈るしかない。
『……何もバラバラにしなくても……』
「そのほうがはこびやすかったんだから、しょうがないだろう」
『……何も瓦礫の間に運ばなくても……』
「念の為じゃ。ポチ、そこのスケルトンは頭だけでも飛んで出て来る可能性があるから十分気を付けるのじゃぞ」
「は~い」
『……投げない限り、頭だけが飛び出るわけがないだろう……はあ……』
色々失敗した。
あり得ない想像でつい興奮して、変なタイミングで心の声が漏れてしまった。
さすがにそんな馬鹿げた想像で叫んでしまった、何て恥ずかしくて正直に言えないから適当に誤魔化していたらまた【母】の影響でおかしくなったと判断される始末。
それから俺は昨日と同じようにバラバラにされ、また皮の鎧の入った宝箱に詰められ、瓦礫の間に運ばれ、現在に至る。
バラバラにされたのと、【母】と離れたせい動けない時間が増えてしまった……。
暇だから今度は馬鹿な考えには持って行かずに、まじめにコレットへのアプローチを考えよう。
んーやっぱり、渡しそびれたてしまった金の胸当てを……あれ?
『……ああっ!!』
「ぬお! 今度は何じゃ!?」
そういえば、意識が戻ってから金の胸当を全く見ていないじゃないか!
『ナシャータ、金の胸当てはどうした!? 俺が雷にうたれた後にどうなった?』
「いや、わしが分かるわけないじゃろ」
あ、そうか。
あの時の状況をわかっているのはポチだけだった。
『ポチ! 金の胸――』
「しらん」
返事が早い!
もう少し協力的になってくれてもいいじゃないか。
『そういわずに、あの時の事を思い出してくれよ!』
「はあ……え~と、ごしゅじんさまにいわれて、エサをかいしゅうしたときにはなにもついていなかったから……たぶん、あのあたりにおちているんじゃないか?」
雷にうたれた時に衝撃で外れたかもしれないというわけか。
だったらそれも一緒に回収してほしかった。
『ポチ頼む! あの場所に探して来てくれ!』
「やだ」
やっぱそうだよなー。
……これはどうしたものか。
「ポチ、探してやるのじゃ」
『えっ?』
「ええっ! ごしゅじんさま!?」
おお、ここでまさかのナシャータ!
俺の為に――。
「ケビンがやかましくて、治療に集中が出来んじゃ。物凄い迷惑じゃから頼むのじゃ」
……全然そういう事じゃなかった。
まぁポチが行ってくれるのならそれでいいか。
「む~……」
ポチの奴すごい嫌そうな顔しているよ。
「行ってくれたら、肉も食わせてや――」
「いますぐいってきます!」
こいつも食い物に弱かったか。
いや、前々から食いたがっていたし当たり前か……ナシャータも簡単に動くし食べ物おそるべし。
『……あっ! ちょっと待った!』
ついでに、これも持って行ってもらおう。
「まだなにかあるのか?」
『簡単な話だ。俺の横にある、この皮の鎧を捨て来てほしい』
もうこいつの顔? は見たくないし、関わりたくもない。
別にその辺に捨てても問題はないだろうし。
「いいんですか? ごしゅじんさま」
「あ~そやつの事を忘れておったのじゃ、別に構わんのじゃ。愛着があるわけでもないし」
「は~い、それじゃこれはとちゅうですててきますね。それじゃこんどこそいってきます! にくにくにくにくにく! ひゃっほおおおおおおお!」
俺と同じように心の声を叫びながら、あっという間に走って行った。
それにしても、肉てどこから手に入れる気なんだ?
「……ふぅ~まだボヤ~っとするが、やっと目が見えて来たのじゃ」
『それは良かったですね……』
うらやましい。
俺はいつ動けるのやら。
『ところで、肉ってどうするんだ? ゾンビ肉を食わせてたら腹を壊すかもしれない、でも新鮮な肉を食べさせてたらお前が食われるかもしれないとか言ってだろ』
「ん? それは獣の姿だった頃の話じゃ。今の人型なら何も怖くはないのじゃ」
そういう問題なのか?
こいつの基準が全くわからん。
「とはいえ、さすがにゾンビ肉ではポチがかわいそうじゃから、【母】に群がっている動物や虫を適当に捕って来るのじゃ」
適当にって……動物はともかく虫ってか。
まぁポチは元々狼だし、何でも食うから別に良いか。
「じゃあ、ポチが戻ってくる前にさっさと取って来るのじゃ。後は頼むのじゃ」
『ん? 後は頼むって……まさか、捕って来たのを俺が料理するのか!?』
「そうじゃが、ケビンなら大丈夫じゃろ? 飼い主としてちゃんとした物を食べさせてやりたいのじゃ」
『はっ!?』
どっから出て来たその根拠! 俺は動物をさばいた事もないし、ましてや虫なんて料理した事がないぞ!
そもそも、飼い主としてちゃんとした物を食べさせてやりたいだって? ずっとほったらかしにして、さらには木の実を食べさせ続けてた奴が今更飼い主とか……へそで茶を沸かす話だわ、今の俺の体じゃ無理だが。
いや、今はそんな事なんてどうでもいい。
問題なのは何故か飼い主面になってしまっているナシャータだ! 動物とか捕ってきた後に調理出来ないと言ったら、今のこいつだと俺をポチのエサにしてしまってもおかしくはないぞ。
何としても引き止めないと!
『待っ――』
「おっと、早くいかねばポチが戻って来しまうのじゃ。それじゃ頼んだのじゃ! ――ほっ」
『いや! だから……あ~あ、下りて行ってしまった』
頼んだのじゃって、この状況どうしよう。
……そうだ! 体が治っていないことを理由に逃げれば……ってそれは無理か。
この遺跡にいる限り時間がかかっても絶対に治っちゃうんだから、じゃあそれまで待つってなるだけじゃないか。
『んー……よし! 適当に切りさばいて、食えそうなところを煮るなり焼くなりして誤魔化そう!』
火を通しておけば何とかなるだろう……ダブン。
後は、ポチの腹の中が鉄で出来ている事を祈るしかない。
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