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11章 二人の撮る物と輝く者
ケビンの書~輝く者・5~
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しかし、もうコレットの目の前に出てしまった以上はもう後には引けない。
こうなったら最後までやりきるしかない!
『コレット!』
ナシャータ頼むぞ!
剣を天に突き刺すポーズ!
『俺の姿を見てくれ!』
さあ照らせ!! 黄金に輝く、この――。
「ポーズしてくれるとは! 今ですな!」
――身体をって、ジゴロ爺さんは何を言っているんだ?
手に持っていた、魔晶石の付いている箱を俺の方に向けてきたが……。
――パシャ!
『何だっ! まぶしい!!』
いきなりあの箱から強烈な光が!?
しまった! あの箱は閃光弾の改造した物だったのか!
「うぎゃあああああああ!! 目がああああああ!!」
ん? 今叫び声が聞こえたが、あの声はナシャータか?
何しているんだ、こんな時に大声を出すなん――。
――ボオオオン!!
――てえっ!?
ちょっ、いきなり天井が吹き飛んだぞ!
「今度は何!?」
もしかして、魔晶石が爆発したのか!?
あれだけ自信満々だったくせに、何をしているんだよ!
「また罠か! 2人とも伏せろ!」
いや、これは罠じゃなくてだな。
――ザアアアアア
『……?』
何だ? 水滴がいっぱい振ってきたが、これは雨? どうして遺跡の中なのに雨が降って来るんだ。
おいおい、マジかよ! さっきの爆発で天井に穴が空いてるじゃないか。なるほど、この上はもう地上だったから、それで雨が入って来たのか。
ここでの失敗は勘弁してくれよ、ナシャータ。ただでさえコレットに……あれ? 待てよ、そういえばさっきのやり取りで……。
〈いいか、ナシャータ。俺の合図をしっかり見ていろよ〉
〈はいはい、わかっておるのじゃ〉
〈絶対に見逃すなよ!?〉
〈しつっこい骨じゃな! なら、今でも十分見えているがわし自身に暗視魔法を使うのじゃ。それなら文句はないじゃろ?〉
ナシャータは自分に暗視魔法をかけて、俺を常に見ていた。
で、ジゴロ爺さんの箱から強い光が出て、その後にナシャータの叫び声し、それから魔晶石が爆発した……これはもしかしなくても、箱から出た強い光のせいでナシャータの目がやられ、そのせいで魔晶石に流れる魔力が狂ってしまって魔晶石が爆発したんだ。
念押しでやった事が全て裏目に出てしまった。
「……爆発の連鎖がない。とりあえずはあの1発だけだったみたいだな、2人とも大丈夫か?」
ああっそうだ! 今はナシャータの事よりも、爆発のせいでコレットに怪我は無かったか!?
「私は大丈夫です」
はぁ……良かった。
「複写機は死守しましたですな!」
フクシャキ? あの閃光弾の箱型の事か。
変な名前だな、いや変なのはいつも通りだった。
っと、いくら濡れても大丈夫な体とはいえ、いい加減この場所から離れないと。
「――えっ!」
ん? 何かコレット達が驚いている様だが、どうしたんだろう。
「えと、あれはどういう事でしょう……?」
あれ? あれって何だ。
一体、何の話をしているんだ。
「どうもこうも、金色の塗装を体と剣に塗っていたみたいだな。それが雨のせいで流れ落ちているんだろ」
……へ?
金色の塗装が流れ落ちている、だって?
『ッ!?』
げっ本当だ! 体と剣に塗った金が雨で流れ落ちてしまっている!
金の剣が鉄だって事がまるわかりだし、体の金が流れ落ちてしまったというこの状況がすげぇかっこ悪いぞ!
『見るな! こんな哀れな姿を見ないでくれ!』
とっさに両手で顔を隠したが、俺の手は隙間だらけだからコレット達が丸見えで隠れていないじゃないか。
「うひょおおおおおおおお! この様な仕草をするとはすごいですな!」
うおっ、ジゴロ爺さんが目の前に!
いつの間に近くまで来ていたんだ。
「超貴重な瞬間ですな!」
――パシャ! ――パシャ!
――パシャ! ――パシャ!
またそのフクシャキかよ! 眩しいから、そんなに連発しないでくれ!
あらゆる角度から光らせてくるせいでまともに動けんし。
『おい! 止めてくれって!』
――パシャ!
くそ、俺の話を聞いちゃいねぇ。
こうなったら後ろを向いて、あの光から逃れるしか。
「ああ、後ろを向かないでこっちを向いてほしいですな!」
誰が向くか!
――パシャ!
「うひょおおおおおおおおおお!」
――パシャ!
これは、何の嫌がらせなんだ!?
眩しいし、爺さんの奇声のせいで辺りの声が聞こえないし!
「……あれ? おかしいですな」
光が止んだ?
今がチャンス!
『爺さん! 勘弁しろよ、な!』
「――え? グヘッですなあああああああああ!」
『あっ……』
箱を蹴り飛ばそうとしたが、箱をガッチリと爺さんが掴んでいたせいで一緒に蹴り飛ばしてしまった。
「言わんこっちゃない!」
「きゃっ!」
きれいに転がって行ったが、大丈夫だったかな。
「――大丈夫ですか!?」
「あー……目が回るですなー……」
どうやら怪我はしていないみたいようだ、あー良かった。
とはいえ、さすがに申し訳ない事をしてしまったから謝らないと。
「おい、大丈夫だったか?」
「はい、どこも怪我はしていないみたいで――」
「ああああああああああああああ!!」
っ! ジゴロ爺さんが急に大声を出した!?
やっぱりどこか怪我を!
「複写機がこわれてるですなああああああああ!!」
『……』
なんだ、そんな事でびっくりさせるなよ。
一瞬ドキッとしてしまったじゃないか。
――ゴロゴロ
『……ん?』
今の音は、まさか雷!?
――ゴロゴロ
――ピシャアアアアアアアン!
「きゃっ!」
『ぎゃっ!!』
稲光! やっぱりそうだ!
餓鬼の頃に、教会の隣にある納屋に雷が落ちる瞬間をまともに見てしまって、ものすごく怖い想いをしてしまったんだよな。
それ以来、俺は雷が苦手……ここは、さっさと避難――。
――ピシャアアアアアアアン!
『ををををおおおおおおおお!』
なななななんんんんんだだだだだだっ!?
「きゃあああああ!」
「うおっ!」
『プシュー』
……一体、何が……起こった……?
……この、意識が……消え……感……覚は……久……々……――ッ。
こうなったら最後までやりきるしかない!
『コレット!』
ナシャータ頼むぞ!
剣を天に突き刺すポーズ!
『俺の姿を見てくれ!』
さあ照らせ!! 黄金に輝く、この――。
「ポーズしてくれるとは! 今ですな!」
――身体をって、ジゴロ爺さんは何を言っているんだ?
手に持っていた、魔晶石の付いている箱を俺の方に向けてきたが……。
――パシャ!
『何だっ! まぶしい!!』
いきなりあの箱から強烈な光が!?
しまった! あの箱は閃光弾の改造した物だったのか!
「うぎゃあああああああ!! 目がああああああ!!」
ん? 今叫び声が聞こえたが、あの声はナシャータか?
何しているんだ、こんな時に大声を出すなん――。
――ボオオオン!!
――てえっ!?
ちょっ、いきなり天井が吹き飛んだぞ!
「今度は何!?」
もしかして、魔晶石が爆発したのか!?
あれだけ自信満々だったくせに、何をしているんだよ!
「また罠か! 2人とも伏せろ!」
いや、これは罠じゃなくてだな。
――ザアアアアア
『……?』
何だ? 水滴がいっぱい振ってきたが、これは雨? どうして遺跡の中なのに雨が降って来るんだ。
おいおい、マジかよ! さっきの爆発で天井に穴が空いてるじゃないか。なるほど、この上はもう地上だったから、それで雨が入って来たのか。
ここでの失敗は勘弁してくれよ、ナシャータ。ただでさえコレットに……あれ? 待てよ、そういえばさっきのやり取りで……。
〈いいか、ナシャータ。俺の合図をしっかり見ていろよ〉
〈はいはい、わかっておるのじゃ〉
〈絶対に見逃すなよ!?〉
〈しつっこい骨じゃな! なら、今でも十分見えているがわし自身に暗視魔法を使うのじゃ。それなら文句はないじゃろ?〉
ナシャータは自分に暗視魔法をかけて、俺を常に見ていた。
で、ジゴロ爺さんの箱から強い光が出て、その後にナシャータの叫び声し、それから魔晶石が爆発した……これはもしかしなくても、箱から出た強い光のせいでナシャータの目がやられ、そのせいで魔晶石に流れる魔力が狂ってしまって魔晶石が爆発したんだ。
念押しでやった事が全て裏目に出てしまった。
「……爆発の連鎖がない。とりあえずはあの1発だけだったみたいだな、2人とも大丈夫か?」
ああっそうだ! 今はナシャータの事よりも、爆発のせいでコレットに怪我は無かったか!?
「私は大丈夫です」
はぁ……良かった。
「複写機は死守しましたですな!」
フクシャキ? あの閃光弾の箱型の事か。
変な名前だな、いや変なのはいつも通りだった。
っと、いくら濡れても大丈夫な体とはいえ、いい加減この場所から離れないと。
「――えっ!」
ん? 何かコレット達が驚いている様だが、どうしたんだろう。
「えと、あれはどういう事でしょう……?」
あれ? あれって何だ。
一体、何の話をしているんだ。
「どうもこうも、金色の塗装を体と剣に塗っていたみたいだな。それが雨のせいで流れ落ちているんだろ」
……へ?
金色の塗装が流れ落ちている、だって?
『ッ!?』
げっ本当だ! 体と剣に塗った金が雨で流れ落ちてしまっている!
金の剣が鉄だって事がまるわかりだし、体の金が流れ落ちてしまったというこの状況がすげぇかっこ悪いぞ!
『見るな! こんな哀れな姿を見ないでくれ!』
とっさに両手で顔を隠したが、俺の手は隙間だらけだからコレット達が丸見えで隠れていないじゃないか。
「うひょおおおおおおおお! この様な仕草をするとはすごいですな!」
うおっ、ジゴロ爺さんが目の前に!
いつの間に近くまで来ていたんだ。
「超貴重な瞬間ですな!」
――パシャ! ――パシャ!
――パシャ! ――パシャ!
またそのフクシャキかよ! 眩しいから、そんなに連発しないでくれ!
あらゆる角度から光らせてくるせいでまともに動けんし。
『おい! 止めてくれって!』
――パシャ!
くそ、俺の話を聞いちゃいねぇ。
こうなったら後ろを向いて、あの光から逃れるしか。
「ああ、後ろを向かないでこっちを向いてほしいですな!」
誰が向くか!
――パシャ!
「うひょおおおおおおおおおお!」
――パシャ!
これは、何の嫌がらせなんだ!?
眩しいし、爺さんの奇声のせいで辺りの声が聞こえないし!
「……あれ? おかしいですな」
光が止んだ?
今がチャンス!
『爺さん! 勘弁しろよ、な!』
「――え? グヘッですなあああああああああ!」
『あっ……』
箱を蹴り飛ばそうとしたが、箱をガッチリと爺さんが掴んでいたせいで一緒に蹴り飛ばしてしまった。
「言わんこっちゃない!」
「きゃっ!」
きれいに転がって行ったが、大丈夫だったかな。
「――大丈夫ですか!?」
「あー……目が回るですなー……」
どうやら怪我はしていないみたいようだ、あー良かった。
とはいえ、さすがに申し訳ない事をしてしまったから謝らないと。
「おい、大丈夫だったか?」
「はい、どこも怪我はしていないみたいで――」
「ああああああああああああああ!!」
っ! ジゴロ爺さんが急に大声を出した!?
やっぱりどこか怪我を!
「複写機がこわれてるですなああああああああ!!」
『……』
なんだ、そんな事でびっくりさせるなよ。
一瞬ドキッとしてしまったじゃないか。
――ゴロゴロ
『……ん?』
今の音は、まさか雷!?
――ゴロゴロ
――ピシャアアアアアアアン!
「きゃっ!」
『ぎゃっ!!』
稲光! やっぱりそうだ!
餓鬼の頃に、教会の隣にある納屋に雷が落ちる瞬間をまともに見てしまって、ものすごく怖い想いをしてしまったんだよな。
それ以来、俺は雷が苦手……ここは、さっさと避難――。
――ピシャアアアアアアアン!
『ををををおおおおおおおお!』
なななななんんんんんだだだだだだっ!?
「きゃあああああ!」
「うおっ!」
『プシュー』
……一体、何が……起こった……?
……この、意識が……消え……感……覚は……久……々……――ッ。
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