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11章 二人の撮る物と輝く者
コレットの書~撮る物・2~
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――ドンッ
「はい、これが黄金の剣の代金よぉ」
カルロスさんが人の顔くらいの大きさの袋を机の上に置いたけど、その中身はお金だよね?
硬貨なんだから置いたらチャリンって音がするよね、なのにドンッって音はおかしくないですか!?
そんな音がするくらいなんだから相当中身が入っているって事だよね!
「念のために中身の金額を確認をしてくれるかしらぁ」
「えっ……中身を……ですか……?」
この袋の中に170万ゴールドもの大金が……どうしよう、中身を見たら失神しちゃうかも。
「……ゴクリ」
何だか開けるのが怖いけど、お金の事だしちゃんと確認しないといけないよね。
よし! ファイト私!
「――えいっ! ……へ? 何これ?」
袋の中に、子袋が何個か入っている。
これは一体どういう事なの?
「その小さい1袋に10万ゴールドずつ入っているわぁ、そうすればわかりやすいでしょぉ? だから袋の数を数えて確認してちょうだい」
「なっなるほど……」
確かに袋で分けられてるとすごくわかりやすくていいんだけど……こうされると「きゃあああああああ!」とか「わあああああああ!」といった喜びと驚きのリアクションがまったく取れない。
大金を見て失神してしまうかもって心配をしていた私が馬鹿みたいだわ。
「あらぁ複雑そうな顔をしてどうしたのぉ? 本当に入っているか心配なら1つ1つ袋の中身を確認してもいいわよぉ」
「い、いえ、大丈夫です!」
そこはカルロスさんを信じよう。
そもそもにそんな事をしていたら日が暮れちゃうわ。
「それじゃ数えます。――ひいふうみいよお……はい、17袋ちゃんとあります」
「これでオーケーねぇ。これからもうちをよろしくねぇ、ただぁ次持ってくる時はぁ出来れば曲がってないのや傷が無い物をお願いするわぁ」
「出来る限り、私もそうしたいです……」
だって300万だったし。
あの時にキャッチが出来てれば……ってどう考えても無理か。
まっ嘆いても仕方ない、170万ゴールドでも十分すぎるものね。
「それでは、私は行きますね」
「はいはーい、でも大丈夫ぅ?」
? 何がだろう。
ああ、大金を持っているから色々気遣ってくれているのか。
「はい、大丈夫で――すっ!?」
持ち上げようしたお金の入った袋おっも!
お金の高さと重さが比例している!?
「あららぁ、だから大丈夫ぅって聞いたのにぃ。台車を貸しましょうかぁ?」
この重さの事を言っていたのね。
でも、これくらいなら……。
「いえ、いけますっ! よいしょっ!!」
「あらまぁ」
よし、背負えば行けるわね。
村にいた時に小麦の袋とか背負って運んでいたから、このくらいどうって事ないわ。
まさか、お金を背負う時が来るだなんて思いもしなかったけど。
「それでは、今度こそ行きますね。ありがとうございました」
「本当に気を付けてねぇ。後グレイちゃんにもよろしく言っといてねぇ」
「は~い」
次は親父さんの所ね。
このへこんだ鎧を見たらどんな反応するかしら……。
※
「ぜぇ~ぜぇ~」
やっと鍛冶屋に着いた。
お金を持っているだけなのに、何で息が上がる事になるのか訳が分からないわ。
息を整えて……よし、中に入りますか。
「親父さん、おはようございます」
「おう、コレットか。こんな朝早くにどうかしたか?」
「え~と、その……」
いざ、親父さんを目の前にすると凄く出し辛いな……。
「何だ何だ? 言いたい事があるのならはっきり言えよ」
誤魔化して出直す?
いやいや、修理してもらうために来ているのに誤魔化して帰ってどうするのよ。
「ん? そういや魔力の鎧はどうした? 貴重だからって部屋に飾っているとかは止めてくれよ。鎧は使われてこそ価値があるんだ」
ある意味ものすごい役に立ちましたよ。
ええい、勇気を出せ私!
「……魔力の鎧は……ここに、あります……」
「何だ、持ってい…………」
へこんだ魔力の鎧を台の上に置いて見せたとたんに親父さんの顔が固まっちゃった。
「……あの、親父さん?」
「……ハッ! すまん、目の前にある物に対して意識が飛んで行っちまってた……」
その気持ちすごくわかります。
私もさっき同じ状態に陥りましたから。
「あーなんだ、色々言いたい事はたくさんあるんだが……とりあえずこれだけは言わせてくれ……」
「……はい」
「長年この仕事しているが、魔力の鎧をたった1日でへこました奴はいねえぞ! そもそもこいつは相当頑丈だ、何がどうなったらへこむんだよ!? そこが一番知りたいわ!!」
へこんだ理由、ね。
言ったところで親父さんは信じるかしら。
「……すごい速度で黄金の剣が飛んで来て、私に当たりました」
「……」
やっぱり信じていない。
何言っているんだこいつ? って顔に書いてある。
「本当ですって! その時グレイさんもいましたから聞いてください!」
「わかった! わかったからその近い顔を離してくれ! こんな所をカミさんに見られたらまずい!」
あ、勢いで親父さんに顔を近づけすぎちゃってた。
これじゃ事情を知らない人が見たら……。
「私がどうかした?」
背後から殺気!?
――うおっ! 奥さんがすごい笑顔でこっち見てるし!
「……お前、いつからそこに……?」
「いつからって……こんな所をカミさんに見られたらまずい! 辺りからよ?」
よりもよってそこから!?
「いや! それは違うんだ! 話を聞いてくれ!」
「そうです! 私は何も――」
「……邪魔な私は奥に行っていますから、ごゆっくり……」
「ちょっ! 待ってくれ!」
奥さんが奥に行っちゃった、なんちゃって。
いやいや、そんな冗談を言っている場合じゃない! さすがにまずい、この状況は!
「親父さん! 早く奥さんに話を――」
「ああなったら落ち着くまで待った方がいい。それに今行ったら、俺とお前はそこの鎧みたいになるぞ……」
親父さんが指をさしたのは鉄の鎧。
特に変わったところは無い様に見えるけど。
「普通の鉄の鎧が何か?」
「あれは兜が付いていないタイプだ」
やっぱり普通なんじゃない。
――シャーコ、シャーコ
「……?」
何か奥から刃物を研ぐような音がする様な……。
「待てよ……刃物……兜がない鎧……ッ!!」
早くここから逃げなきゃ!
助かった命なのに、こんな所で散るだなんてごめんよ!
「はい、これが黄金の剣の代金よぉ」
カルロスさんが人の顔くらいの大きさの袋を机の上に置いたけど、その中身はお金だよね?
硬貨なんだから置いたらチャリンって音がするよね、なのにドンッって音はおかしくないですか!?
そんな音がするくらいなんだから相当中身が入っているって事だよね!
「念のために中身の金額を確認をしてくれるかしらぁ」
「えっ……中身を……ですか……?」
この袋の中に170万ゴールドもの大金が……どうしよう、中身を見たら失神しちゃうかも。
「……ゴクリ」
何だか開けるのが怖いけど、お金の事だしちゃんと確認しないといけないよね。
よし! ファイト私!
「――えいっ! ……へ? 何これ?」
袋の中に、子袋が何個か入っている。
これは一体どういう事なの?
「その小さい1袋に10万ゴールドずつ入っているわぁ、そうすればわかりやすいでしょぉ? だから袋の数を数えて確認してちょうだい」
「なっなるほど……」
確かに袋で分けられてるとすごくわかりやすくていいんだけど……こうされると「きゃあああああああ!」とか「わあああああああ!」といった喜びと驚きのリアクションがまったく取れない。
大金を見て失神してしまうかもって心配をしていた私が馬鹿みたいだわ。
「あらぁ複雑そうな顔をしてどうしたのぉ? 本当に入っているか心配なら1つ1つ袋の中身を確認してもいいわよぉ」
「い、いえ、大丈夫です!」
そこはカルロスさんを信じよう。
そもそもにそんな事をしていたら日が暮れちゃうわ。
「それじゃ数えます。――ひいふうみいよお……はい、17袋ちゃんとあります」
「これでオーケーねぇ。これからもうちをよろしくねぇ、ただぁ次持ってくる時はぁ出来れば曲がってないのや傷が無い物をお願いするわぁ」
「出来る限り、私もそうしたいです……」
だって300万だったし。
あの時にキャッチが出来てれば……ってどう考えても無理か。
まっ嘆いても仕方ない、170万ゴールドでも十分すぎるものね。
「それでは、私は行きますね」
「はいはーい、でも大丈夫ぅ?」
? 何がだろう。
ああ、大金を持っているから色々気遣ってくれているのか。
「はい、大丈夫で――すっ!?」
持ち上げようしたお金の入った袋おっも!
お金の高さと重さが比例している!?
「あららぁ、だから大丈夫ぅって聞いたのにぃ。台車を貸しましょうかぁ?」
この重さの事を言っていたのね。
でも、これくらいなら……。
「いえ、いけますっ! よいしょっ!!」
「あらまぁ」
よし、背負えば行けるわね。
村にいた時に小麦の袋とか背負って運んでいたから、このくらいどうって事ないわ。
まさか、お金を背負う時が来るだなんて思いもしなかったけど。
「それでは、今度こそ行きますね。ありがとうございました」
「本当に気を付けてねぇ。後グレイちゃんにもよろしく言っといてねぇ」
「は~い」
次は親父さんの所ね。
このへこんだ鎧を見たらどんな反応するかしら……。
※
「ぜぇ~ぜぇ~」
やっと鍛冶屋に着いた。
お金を持っているだけなのに、何で息が上がる事になるのか訳が分からないわ。
息を整えて……よし、中に入りますか。
「親父さん、おはようございます」
「おう、コレットか。こんな朝早くにどうかしたか?」
「え~と、その……」
いざ、親父さんを目の前にすると凄く出し辛いな……。
「何だ何だ? 言いたい事があるのならはっきり言えよ」
誤魔化して出直す?
いやいや、修理してもらうために来ているのに誤魔化して帰ってどうするのよ。
「ん? そういや魔力の鎧はどうした? 貴重だからって部屋に飾っているとかは止めてくれよ。鎧は使われてこそ価値があるんだ」
ある意味ものすごい役に立ちましたよ。
ええい、勇気を出せ私!
「……魔力の鎧は……ここに、あります……」
「何だ、持ってい…………」
へこんだ魔力の鎧を台の上に置いて見せたとたんに親父さんの顔が固まっちゃった。
「……あの、親父さん?」
「……ハッ! すまん、目の前にある物に対して意識が飛んで行っちまってた……」
その気持ちすごくわかります。
私もさっき同じ状態に陥りましたから。
「あーなんだ、色々言いたい事はたくさんあるんだが……とりあえずこれだけは言わせてくれ……」
「……はい」
「長年この仕事しているが、魔力の鎧をたった1日でへこました奴はいねえぞ! そもそもこいつは相当頑丈だ、何がどうなったらへこむんだよ!? そこが一番知りたいわ!!」
へこんだ理由、ね。
言ったところで親父さんは信じるかしら。
「……すごい速度で黄金の剣が飛んで来て、私に当たりました」
「……」
やっぱり信じていない。
何言っているんだこいつ? って顔に書いてある。
「本当ですって! その時グレイさんもいましたから聞いてください!」
「わかった! わかったからその近い顔を離してくれ! こんな所をカミさんに見られたらまずい!」
あ、勢いで親父さんに顔を近づけすぎちゃってた。
これじゃ事情を知らない人が見たら……。
「私がどうかした?」
背後から殺気!?
――うおっ! 奥さんがすごい笑顔でこっち見てるし!
「……お前、いつからそこに……?」
「いつからって……こんな所をカミさんに見られたらまずい! 辺りからよ?」
よりもよってそこから!?
「いや! それは違うんだ! 話を聞いてくれ!」
「そうです! 私は何も――」
「……邪魔な私は奥に行っていますから、ごゆっくり……」
「ちょっ! 待ってくれ!」
奥さんが奥に行っちゃった、なんちゃって。
いやいや、そんな冗談を言っている場合じゃない! さすがにまずい、この状況は!
「親父さん! 早く奥さんに話を――」
「ああなったら落ち着くまで待った方がいい。それに今行ったら、俺とお前はそこの鎧みたいになるぞ……」
親父さんが指をさしたのは鉄の鎧。
特に変わったところは無い様に見えるけど。
「普通の鉄の鎧が何か?」
「あれは兜が付いていないタイプだ」
やっぱり普通なんじゃない。
――シャーコ、シャーコ
「……?」
何か奥から刃物を研ぐような音がする様な……。
「待てよ……刃物……兜がない鎧……ッ!!」
早くここから逃げなきゃ!
助かった命なのに、こんな所で散るだなんてごめんよ!
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