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1章 初依頼、薬草を採取せよ
その4
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ああ~もっと麓に降りて、シオンを遊ばせるべきだったわ。
今更ながら反省……。
「えーと、お二人は知り合いですか?」
アスターはチトちゃんの事を知らないから、疑問に思うわよね。
「ええ、昔一緒に遊んだ仲ですわ!」
その遊んだのは1ヶ月間だけどね。
う~ん、今まで一言それを言ってくれればロイドの所に遊びに行ったりしてたんだけど。
いや……当時の幼いシオンを、あのローニが長旅をさせる事はしないか。
多分、シオンもそれを分かっていたから言わなかったのかもしれないわね。
気付けなかった私の馬鹿馬鹿!
「そうやねん。チトのお父ちゃんがシオンちゃんの家に呼ばれて、そこで……って! イ、イケメンがいつの間にか目の前におるし!!」
チトちゃんがアスターを見て、すごい驚いている。
いつの間にかって……いやいや、ずっとシオンの横に居たわよ。
今更アスターの存在に気が付くなんて、どれだけ周りを見てなかったのかしら?
「えーと……何やら驚かれているようですが、私の顔に何かついています?」
何かが付いていて驚かれるなんて、よっぽどの物が付いている事になるわよ!
アスターは頼りになるけど、こういうちょっとしたズレがあるのよね。
「いっいえ! 気にせんとって下さい! 持病のシャクが出ただけです!」
目にハートの形が浮かぶ持病なんて、初めて聞いたわ。
しかも顔がにやけちゃっているし。
……チトちゃんって面食いな所があるのかも、ロイドも美人に対して鼻の下を伸ばしていたし。
「あははは……なっなあ! シオンちゃん!
「なんですの?」
「このイケメンの男の人はシオンちゃんの恋人なんか!?」
あ~チトちゃんは事情を知らないからね。
男女2人でいれば、そう思われてもおかしくはないわ。
「……へ? ここっ恋人おおおお!?」
あら~シオンったら恋人って言われただけで顔を真っ赤にしているわ。
あの子もウブねぇ……ってっ! これはまずい!
恋人なんて単語、ローニが聞いたら絶対に飛び出しちゃうわ!!
「――っ!」
一か八か、ローニが飛び出てきた瞬間に私の風魔法で吹き飛ばして――。
「…………?」
あれ? 空の彼方までぶっ飛ばしてやろうと身構えたけど、ローニが全く飛び出てくる気配が無いわ。
「……もしかして、この場にはもういないのかしら?」
だとすると消えた時に逃げ出して、目的地の西の森に向かったのかもしれないわ。
う~ん……もしそうだとしたら今すぐ追いかけて止めたいところだけど、3人がギルドの目の前で話し込んでいるからここから出るに出られない……隠れる場所を間違えた。
「ここここ恋人だなんて! ちっちちち違いますわ!」
シオンがますます顔を真っ赤にしつつ、ブンブンと頭を左右に振っている。
あれはテレなのか、顔を振っているせいなのか……両方かな?
「えと……このお方は、色々事情がありまして仕方なくわたくしの護衛をしてくれているお人ですの……けっ決して……そのような、こっここ恋人の……関係性ではありませんわ」
今度はうつむいてモジモジと。
たかが恋人と言われただけなのに、この有り様になるとは。
「そうなんや、ちゃうのか~(……っちゅう事は、チトもチャンスがあるって事か……ウヒッ)」
何だろう、チトちゃんのあの笑顔。
「? 何か言いましたか?」
「いや、何も言ってへんよ~」
私には、獲物を見つけた時の魔物のみたいに見えるんだけど……。
私の気のせいかしら?
「申し遅れました、私はシオン様の護衛を務めているアスターと言います。よろしくお願い致します」
アスターが胸に片手を当ててお辞儀をした。
え? いつの間にあんな仕草を覚えたの?
私の護衛をしていた時、あんな動きをしなかったじゃない。
なんか腑に落ちない。
「はい! こちらこそよろしゅうお願い致します! チトと言います! お父ちゃんはロイド、お母ちゃんはミンクです! 趣味は鉱山を掘って鉱石を集める事です!」
アスターにつられてなのか、チトちゃんも胸に手を当ててお辞儀をしているし。
というか、穴を掘って鉱石集めって女の子の趣味としてどうなのよ。
あ~でも、ハーフとはいえチトちゃんもドワーフだからおかしくはない……のかな?
「父親がロイド……? しかもシオン様達とお知り合い……もしかして、英雄の1人であるロイド様の事ですか?」
「そうです!」
邪竜を倒した英雄の子供に挟まれているアスターって、ある意味すごい光景ね。
「やはりそうですか。ご両親はどこに居られるのですか? ご挨拶をしたいのですが……」
そうそう、私もそこが知りたい。
場合によっては、私の助けになってほしいし。
「お父ちゃんとお母ちゃんもドワーフの村にいますから、ここにはいませんよ?」
え? ロイドもミンクさんも村に居る?
……じゃあ、チトちゃんは1人でこの街に来たわけ!?
「え? どうして、チトちゃんだけがこの街にいるのですか? まさか、親と喧嘩して家出をしたんじゃ!?」
それだとシオンとほぼ同じね。
ロイド相手だとあり得そうだわ……。
「ちゃうちゃう。この街に来たのは、そこの道具屋へ届け物をする依頼があったからや」
依頼ですって?
という事はまさか……。
「依頼? という事は、チトさんって……」
「そうやで、チトは冒険者や」
チトちゃんが懐から冒険者のプレートを取り出した、本当に冒険者なのね。
へぇ~まさかチトちゃんも冒険者になっているとは思いもしなかったわ。
ロイドはローニと違って、別の意味で厳し処があるのによく許したわね。
でも、あのプレートに描かれている星は1つ……つまり、まだ見習い。
「わあ!! それじゃあ、わたくしと同じですわね!」
シオンがすごく嬉しそうだわ。
「同じって……だとしたら、シオンちゃんも冒険者なんか!?」
「はいですわ! 先ほど冒険者になったところなんですわ!」
「へぇ~そうなんか! それじゃあチトは冒険者としても先輩やね」
ん~エルフの私からしたら、たかが1歳上なんて誤差程度しか思えない。
でも、人間族はそれを尊重する……そこがいまいちわからないわ。
「はいですわ! ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致しますわ!」
シオンが頭を下げた。
ご指導ご鞭撻って……チトちゃんも、まだ見習いなんだけど。
「よっしゃ任せといて! チトが教えたるわ!」
チトちゃんが、大きな胸を叩いて踏ん反り返る。
よく見習いであんな大きな態度を取れるわね……。
それほど先輩って言うのが嬉しいのかしら? やっぱり私にはわからないわ……。
今更ながら反省……。
「えーと、お二人は知り合いですか?」
アスターはチトちゃんの事を知らないから、疑問に思うわよね。
「ええ、昔一緒に遊んだ仲ですわ!」
その遊んだのは1ヶ月間だけどね。
う~ん、今まで一言それを言ってくれればロイドの所に遊びに行ったりしてたんだけど。
いや……当時の幼いシオンを、あのローニが長旅をさせる事はしないか。
多分、シオンもそれを分かっていたから言わなかったのかもしれないわね。
気付けなかった私の馬鹿馬鹿!
「そうやねん。チトのお父ちゃんがシオンちゃんの家に呼ばれて、そこで……って! イ、イケメンがいつの間にか目の前におるし!!」
チトちゃんがアスターを見て、すごい驚いている。
いつの間にかって……いやいや、ずっとシオンの横に居たわよ。
今更アスターの存在に気が付くなんて、どれだけ周りを見てなかったのかしら?
「えーと……何やら驚かれているようですが、私の顔に何かついています?」
何かが付いていて驚かれるなんて、よっぽどの物が付いている事になるわよ!
アスターは頼りになるけど、こういうちょっとしたズレがあるのよね。
「いっいえ! 気にせんとって下さい! 持病のシャクが出ただけです!」
目にハートの形が浮かぶ持病なんて、初めて聞いたわ。
しかも顔がにやけちゃっているし。
……チトちゃんって面食いな所があるのかも、ロイドも美人に対して鼻の下を伸ばしていたし。
「あははは……なっなあ! シオンちゃん!
「なんですの?」
「このイケメンの男の人はシオンちゃんの恋人なんか!?」
あ~チトちゃんは事情を知らないからね。
男女2人でいれば、そう思われてもおかしくはないわ。
「……へ? ここっ恋人おおおお!?」
あら~シオンったら恋人って言われただけで顔を真っ赤にしているわ。
あの子もウブねぇ……ってっ! これはまずい!
恋人なんて単語、ローニが聞いたら絶対に飛び出しちゃうわ!!
「――っ!」
一か八か、ローニが飛び出てきた瞬間に私の風魔法で吹き飛ばして――。
「…………?」
あれ? 空の彼方までぶっ飛ばしてやろうと身構えたけど、ローニが全く飛び出てくる気配が無いわ。
「……もしかして、この場にはもういないのかしら?」
だとすると消えた時に逃げ出して、目的地の西の森に向かったのかもしれないわ。
う~ん……もしそうだとしたら今すぐ追いかけて止めたいところだけど、3人がギルドの目の前で話し込んでいるからここから出るに出られない……隠れる場所を間違えた。
「ここここ恋人だなんて! ちっちちち違いますわ!」
シオンがますます顔を真っ赤にしつつ、ブンブンと頭を左右に振っている。
あれはテレなのか、顔を振っているせいなのか……両方かな?
「えと……このお方は、色々事情がありまして仕方なくわたくしの護衛をしてくれているお人ですの……けっ決して……そのような、こっここ恋人の……関係性ではありませんわ」
今度はうつむいてモジモジと。
たかが恋人と言われただけなのに、この有り様になるとは。
「そうなんや、ちゃうのか~(……っちゅう事は、チトもチャンスがあるって事か……ウヒッ)」
何だろう、チトちゃんのあの笑顔。
「? 何か言いましたか?」
「いや、何も言ってへんよ~」
私には、獲物を見つけた時の魔物のみたいに見えるんだけど……。
私の気のせいかしら?
「申し遅れました、私はシオン様の護衛を務めているアスターと言います。よろしくお願い致します」
アスターが胸に片手を当ててお辞儀をした。
え? いつの間にあんな仕草を覚えたの?
私の護衛をしていた時、あんな動きをしなかったじゃない。
なんか腑に落ちない。
「はい! こちらこそよろしゅうお願い致します! チトと言います! お父ちゃんはロイド、お母ちゃんはミンクです! 趣味は鉱山を掘って鉱石を集める事です!」
アスターにつられてなのか、チトちゃんも胸に手を当ててお辞儀をしているし。
というか、穴を掘って鉱石集めって女の子の趣味としてどうなのよ。
あ~でも、ハーフとはいえチトちゃんもドワーフだからおかしくはない……のかな?
「父親がロイド……? しかもシオン様達とお知り合い……もしかして、英雄の1人であるロイド様の事ですか?」
「そうです!」
邪竜を倒した英雄の子供に挟まれているアスターって、ある意味すごい光景ね。
「やはりそうですか。ご両親はどこに居られるのですか? ご挨拶をしたいのですが……」
そうそう、私もそこが知りたい。
場合によっては、私の助けになってほしいし。
「お父ちゃんとお母ちゃんもドワーフの村にいますから、ここにはいませんよ?」
え? ロイドもミンクさんも村に居る?
……じゃあ、チトちゃんは1人でこの街に来たわけ!?
「え? どうして、チトちゃんだけがこの街にいるのですか? まさか、親と喧嘩して家出をしたんじゃ!?」
それだとシオンとほぼ同じね。
ロイド相手だとあり得そうだわ……。
「ちゃうちゃう。この街に来たのは、そこの道具屋へ届け物をする依頼があったからや」
依頼ですって?
という事はまさか……。
「依頼? という事は、チトさんって……」
「そうやで、チトは冒険者や」
チトちゃんが懐から冒険者のプレートを取り出した、本当に冒険者なのね。
へぇ~まさかチトちゃんも冒険者になっているとは思いもしなかったわ。
ロイドはローニと違って、別の意味で厳し処があるのによく許したわね。
でも、あのプレートに描かれている星は1つ……つまり、まだ見習い。
「わあ!! それじゃあ、わたくしと同じですわね!」
シオンがすごく嬉しそうだわ。
「同じって……だとしたら、シオンちゃんも冒険者なんか!?」
「はいですわ! 先ほど冒険者になったところなんですわ!」
「へぇ~そうなんか! それじゃあチトは冒険者としても先輩やね」
ん~エルフの私からしたら、たかが1歳上なんて誤差程度しか思えない。
でも、人間族はそれを尊重する……そこがいまいちわからないわ。
「はいですわ! ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致しますわ!」
シオンが頭を下げた。
ご指導ご鞭撻って……チトちゃんも、まだ見習いなんだけど。
「よっしゃ任せといて! チトが教えたるわ!」
チトちゃんが、大きな胸を叩いて踏ん反り返る。
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