第三殲滅隊の鬼教官 *BL

鳳月 眠人

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湖礁地方

第13話

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 宵國産の藺織たたみのフロア──

「なぁ、オネーサン。ゲストルームとかあるんじゃねーの普通」

 ──の、上の高級そうな純白の寝具。
 厚みのある適度な柔らかさとすべりのよい肌触りが、整然と敷き詰められて彼らを待ち受けている。

「親交をはかるための合宿とのことですので、ご就寝はこちらの大部屋へ、と承っております」

 さすがの少年たちにも、もう揉めるような体力はない。だがルチルとザクロは不服そうな表情を隠さない。

 邸付のメイドは、そんな少年たちに動ずることなく丁寧な所作でもって、全員を通してゆく。
 最後に、リレイドの鳥竜種を抱き抱えたナイリが振り返った。湯上がりの熱が、まだ頬に残っている。

「じゃあ、ユイガ隊長もここで……?」
「いえ、ユイガ様は個室でお休みになられます」
「そう、ですか」

 心なしか寂しそうな声で呟いて、ナイリは前を向いた。

「明日のご予定についてご伝言がございます。明日は昼まで自由時間。昼食後は魔力瞑想。その際に少しでも集中を欠いたり転寝うたたねすれば令威、だそうです。夕刻に差し掛かる前にご出立となります。以上でございます」

 淡々と明日の予定を告げ、す、と美しい礼をしてメイドは下がる。

「ごゆっくりおくつろぎください。おやすみなさいませ」

 ぱたん、と装飾の見事な木戸が閉じられた。

「あーよかった、隊長まで大部屋に一緒だったら休まらねぇっつーの、おん……? ……あんだよ」

「んーっと、あのですねー? ……えへへ」

 ルチルとザクロの後ろにぴっとりとくっついてきたのはノイだ。二人より少し背の低い彼から、甘い匂いが立つ。
 同じソープ使ってただろうになんでだ、と思いつつ、眠たげなルチルが口を開く。

「なんだァ? ぱふぱふしてやろーかァ? ぱふるもんねーけどぉ」
「おま、寝ぼけてんのかもう」

「マジすかルチル先輩! いやいやありますってぇ、さっき風呂で見たもん! ほおおお雄っぱぁあい!! やっべ燃えてキタァァァア」

 突進したノイの勢いによって、側にいて巻き込まれたザクロを含めた三人の少年は、寝具へともつれ転がった。
 雑魚寝と言うには質の良すぎるそれは、スプリングコイルで少年たちを包み、瞬く間にルチルを眠気の沼へと引き込む。

「んあ、ンだァこれぇ……すっげやらかぁ………………すぅー」
「えっ嘘、早!? えええ生殺し……ッ!?」

「こいつ夜弱ぇんだよ、チッ、くっそ重い……おい退けお前。しゃーねーから肉枕にしてやる……ふぁあ眠……」
「……なるほど桃源郷はここだった」

 ルチル先輩の胸板に顔を埋めて、腰には後ろからザクロ先輩の腕が回って。親族の姉さん達が見たら、ソコ変われって猛攻してくるか狂ったように大興奮するかの半々だな、と自分の状況にニマついた。

「ルチル、もう寝ちゃったんだ? はい、上掛け」
「ありがとーございまぁす!」
「あー、スンマセン、ニーノさん」
「どういたしまして。……ね、ノイって男の子がスキなの?」

 三人へ布団を掛けてやったニーノが尋ねる。

「んー? 親戚に女が多いからその影響もあるっていうか……まぁぶっちゃけ、どっちでもイケますよ!! 人類、総射程圏! 上も下も、ばっちこーい!」

「お、おおーっ……」
「静かにしてくれるか……ティエル=ノイ殿」
「この声量で起きないのかレグホ…………ルチレイト、は」

 あまりの潔さに気圧されるニーノ。そして、容赦のない指摘を入れるリアムとラヴァイン。
 だがその指摘にいつものようなキレはない。枕を整え、銘々に頭をのせる。その瞼は重そうだ。


 命を受けたリレイドの鳥竜種が静かに室内を羽ばたく。小さな手足が壁のセンサーに触れると、宵闇が部屋を満たした。

 ──おやすみなさい。

 それぞれが就寝の挨拶をしあう。
 一旦訪れた僅かな静寂。

 そこに、ぽつりとした声がノイへと届く。

「一つだけ聞きたいことがある」
「──ん? あ、俺?」

 声の主はリアムだった。
 彼の斜め向かいに寝転がるノイは、すこししてから自分に問われたことに気付いた。胸板から顔を上げて目を合わせ、先を促す。

「"私らしくない歌"と言っていただろ、アレは……どういう意味だ」
「えっ、どれの話?」
「命歌。湯殿で言ってたろう」

 ノイは湯殿でのことを思い出す。
 "リアム公子らしくない律だと思った"。そういえばそんなことを、確かに言った。

「えー、根に持ってる? ごめんて……」
「そうじゃない」

 謝るも、リアムは静かに否定をする。
 明青の髪は、今は、窓から淡く落ちる深い青色に染まっていた。

「現にあの歌は私のものではない。責めているのではなくて……どういう、歌の内容なのか、という意味だ」
「あー古語だから分かんないっスよね。歌ってた本人に聞けば良いのに」
「……教えてくれなかった」

 ああ、照れ屋のツンデレ同士とかで仲が良いのかな、などと少々失礼な想像をして、ノイは尋ねられた問いにえーと、と歌を思い返す。

「うーん簡単に言えば、春の訪れを感謝する……とか、隣人を、己を取り巻く総てを、愛おしく思うとか、……って感じの内容かなぁー」

「……そう、か」
「同じ律だったから隊長、流石につられちゃったんだろーなぁ」
「あ、やっぱり同じだったんだね」

 やわらかい声で、ニーノが話に加わった。

「ええ。で、あの韻律の人って、女子なら『春の妖精』なんですけど、男子なら『オカン』ってあだ名つけられたりするんですよ、ふふ……」

「オカ、ン……ッん、ん"んッ」

 寝転がっているノイの頭の方向から、笑いを誤魔化す咳払いがした。アルヴィスだ。

 ──"おやすみ"の後の夜語りが長く続く。それが合宿の夜の定理である。


「そういえばアルヴ様、命歌の時ぼおっとしてらっしゃいましたけど、何かあったんで……まさか隊長の歌に聞き惚れ……!?」

「え、っあ、いや、その……実はあの時……」

 少しだけ言い澱んで、しかしアルヴィスは続ける。

「波力種が生まれていたんだよ。あんなに沢山、連続的に生まれているのを見たことがなかったから」

 波力種は、そのあたりに転がっている石からも生まれるとされる。もちろん人からも生まれている。

 絶えず様々な物や、生命が生み出してはいるものだが、全体でみればそれは少量。世界に満ちるほとんどの波力種は、惑星が発しているエネルギーから生じている生命体だ。


「あの時、発光クジラが私たちの上を泳いでいたのは……生まれた波力種を食べに来ていたんだろうね。この人数でこれなら、大勢で歌ったら、どうなってしまうんだろう、って……」

「え……それってすごい発見じゃないですか!? 歌っても何も起こらないって考えられてるのに……ちょっとナイリちん! 大発見……」 

「ナイリくん寝ちゃったよー」
「えーマジか。明日もっかい検証しなきゃっすよこれ……!」
「そうだね……頑張らないと……スライムに襲われる……から」

「えっ」
「ふふっ、フィイナって寝言、面白いんだよねぇ」
「アルヴ様それ悪夢では……大丈夫っスかね」


 不穏な寝言とは裏腹に安らかそうな寝顔を、ノイは見つめる。いや、目をかっ開いて焼き付ける。

 清廉で優しくて、強くて格好よくて。美しくて優秀なのに、傲らない。"アルヴィス様"は、貴族の社交の場でも軍の中でも皆の模範。男女共に慕い憧れる者も多い。

 こんな風に寝顔をガン見できる日が来るなんて。叶うならまた、自分のせいで困ったお顔が見たい。

 じわ、と腹の底で巻き上がった感情を潰して、潰して、あれ、逆にちょっとムラムラしてきたぞ? それを潰して──綺麗な寝顔を目に焼き付ける。

 ああ、腰のあたりに寝息がかかる。だめだだめだ収まれムラムラ、次はない。そういえば──

「なんでニーノ先輩って、アルヴ様呼ぶとき『フィイナ』なんですか? ミドルネームが個名じゃない時ってあんまり……」

「あ、あはは……俺、田舎出身でそういうことにホント疎くて……」

 "フィイナシヴィリ"はアルヴィスの母方の家名を表すミドルネームだ。仲が親しくあっても、ミドルネームが個人の名でない場合、愛称として呼ぶことはないのが通例。


「軍学校時代では全然、貴族層と接する機会がなかったんだ。フィイナとは前期から一緒の隊に編成されたんだけど、みんな『アルヴィス様』って呼んでるから……」

 ……差別化したいなぁ、と思って。

 そう呟いて、ニーノは一拍、間を置く。


「目をぱちぱちさせてたけど、その後優しく笑って、許してくれたんだ。無知だった故の、特権かな」
「えー、なんか妬けますね……」
「へへ」

 静かになった大部屋で、香車クラスの二人はひそひそと囁き話す。

「レオンの『リット』ってさ、これも違うよね?」

「リットは、武勲叙位の時に授かる準貴族のミドルネームですねー。あいつ、お父上が英雄になったあと家継いでますから」

「そっか、……じゃあレオンはレオン……もしくはレオ? とかかな?」
「レオぽん、ですよ、ぽん」
「だから、なんで、ぽん、なんだよ……」
「うわ起きてたの」

「……にーの、さん。ぽんはイヤだ……ぽんは、やめて……ほし、」
「……!?」


 レオンは境遇故か、時折、人を寄せ付けない雰囲気を醸す。口数もそんなにない。
 そんな少年から発せられた、舌足らずな抵抗。眠たさにとろんとした目に反して、しかめる眉と伸ばされた手。ドキ、としてしまった胸を押さえてニーノは返事をする。

「あ、ちゃんと今まで通り呼ぶよ、安心して?」
「……ん、……うん……」
「寝た……? なんだろ、眠いと素が出るタイプなのかな。もっといつも、素を出してくれてもいいのに」
「ぽやんすぎてもアレですけどねー」

 ニーノの隣で、安心したような吐息が寝息に変わる。今は皺のよらない眉間は、年相応の少年で、どこかあどけない。


「……重いモノを背負ってるのは、疎くてもわかるよ。それを俺が一緒に背負うことはできないけれど、後輩の立ち向かう背中を、支えてあげることはできると思うから」

「…………ニーノせんぱい」
「ん?」
「俺も、甘えさせてって言ったら、甘えさせてくれます?」
「……? うん」
「揉ませてって言ったら、揉ませてくれます?」
「揉むって……」

 『どこを』と深く聞き返す前に、ニーノは言葉を半端に切った。これまでの言動で、揉む対象が肩や腰の類いではないことを察したのだ。

 後輩のセクハラに嘆息して苦笑する。いつの間にやら、もう起きていそうなのはニーノとノイだけだ。

「そろそろ寝よ? 起きてるの俺たちだけだ。けど……うん。寂しくなったら、いつでも来ていいから」

「言質、いただきましたからね……」
「おやすみなさい」
「……おやすみなさぁい」




* * *




「ん、……んぁ、朝か」


 夜明け前、短い睡眠時間に拘わらず自然に覚めた目。呟いてあくびを噛み殺しつつ、ルチルは身体を起こす。

 昨晩、自分を押し倒してきた翠色の少年は、幼馴染みの胸に収まっていた。ノイはともかく、ザクロのその"らしくなさ"にルチルは鼻で笑って、乱れた髪を掻き上げる。

 まだ誰も起きていない室内で、寝具を踏みしることなく、ルチルは木戸の方へと跳躍した。藺織に素足で着地するとリレイドの獣耳がピクリと動いたが、起こしはしなかった。

 素足のままそっと大部屋を出て、階段を上がる。目的地は昨晩、隊員たちが最初に通された最上階の露天の湯殿だ。

 ひとり脱衣所を通過し引戸を開けると、そこには先客がいた。


「えっ隊長はや……はよーございまーす」

 湯殿の見晴らし台で、ユイガが準備体操をしていた。やる気のない朝の挨拶に、ユイガが振り向く。

「……おはよう。早いな。疲れ、とれたのか」

「レグホーネルは朝型なんで。朝日だけ拝んで、あとでもっかい寝んの。で、隊長はナニしてんの」

「自主練に出る」

 身体の関節の動作を確かめるように動かし、準備体操を終えた。その格好は、昨日の水着姿。右手には軍用手袋と愛用の刀。

「しばらくここにいるか?」
「? んー、まぁ半時間ほどは」
「……計ってくれ。俺が発ったら開始。ここへ戻ったら終了」
「はぁ。了解」

 投げて寄越されたストップウォッチを、ルチルがキャッチして答える。
 ユイガは一つ深呼吸して、トントンとステップを踏んで、無駄な力を抜く。そしてスタートの合図も何もなく、邸から飛び立った。

 行き先は──

「うっわ……」

 昨日のブルーホール。スライム風呂の辺りか。
 まだ少し薄暗さの残る空に稲光が立つ。遅れて、空気を震わせるような衝撃音が身体を打った。それが何度か、続く。

「こわ」

 スウィートクラウドの邸の中にはきっと響いていないのだろう。だが外に出ているルチルには、ユイガが放っているとおぼしき魔力の余波が身体に響く。

 少年は、なんとなく語彙を消失していた。

 しかしやがて音も稲光もなくなる。さやさやと、湖面が静かに模様をつくり、徐々に夜が明けてゆく。影が少しずつ、濃くなる。鳥竜種のさえずりがする──うとうととしながら、朝の気配を身体に刻む。

 やがて水平線の向こうから、主星が小さく夜を裂いた。


 眠そうながら真面目な顔つきで目を閉じ、拝礼する。


 ──なんだろうか、空が悲鳴を上げるような音が近付いてくる、


「っはぁッ!! 時間はッ!!?」

「!? ッあ、」

 水飛沫が激しく立つ。否、激しい、なんてもんじゃない。

 屋上に立つ少年の目の前まで水片は巻き上がって、スコールのようにけたたましく落ちていった。突然の衝撃に、心臓が暴れ跳ねる。

 ユイガが帰って来ていた。ルチルは慌てて手元のストップウォッチの時間を慌てて切って、隊長へと渡す。

「び、びびった……なにをどーしてきたの」
「昨日のコースを、なぞった、だけだ。ッはぁっくそっ、タイム落ちた」
「昨日のコースって」

「……ブルーホールを蓋してるスライム。駆除してなかったろう。内海は、適当に襲ってくるヤツを駆除しながら、最短コースを泳いで、月から降下」

 あの隊長が、息を荒げて床に転がっている。本当に全力で、言うとおりにしてきたのだろう。

「今、衛星……宵国側じゃ……」
「正確には、間帯付近だった。だいぶ遠くなるが、入射角を考えながら突っ込めば最小の抵抗で済む上に、自転に乗れる。夜に真っ直ぐ突っ込むより実は楽だ。まぁ……なんかの機会に覚えとけ」

「夜のがキツイんかよ……」

 息の落ち着いてきたユイガも次第に、静かな朝に同化してゆく。

「なぁ、なんで昨日の事とか聞かねぇの」
「あ?」

 ぼそ、と零された問いかけ。
 ユイガが寝転がったまま仰ぎ見ると、ルチルは唇を尖らせて、まるで悪戯がバレた子供のような罰の悪そうな顔をしていた。
 わざわざ叱られたいのだろうか。珍しく、殊勝とも取れる態度だ。


 だがユイガは経験則で知っていた。その人物の性質や仲違いを、失態を。根掘り葉掘り聞き出して上官が諭しても、あまり効果はない。嫌煙されるのがオチだ。本人が気付き内省してこそ意味がある。

 黄色の少年は、風に乱された髪を耳にかけ、視線を彷徨わせて、拳を握り、隊長からの答えを待っている。


 ──しかし、自分のしたことを誰かに吐き出したいのであれば話は別だ。ユイガは身体を起こして頷く。

「なら、降下訓練中にラヴァインに対して行った事を反省文にして提出しろ。期限は2日後」

「は、はぁっ!?」

「嫌なら今から、罰として個人訓練を行う」
「嘘だろ休憩してなって隊長! なっ? あ"ーーーっそうだ俺! 寝直すからぁ!!」


「お? ルチル先輩ここにいたんスか! あっ、たいちょー! 昨日アルブ様が言ってたんですけど命歌でね、すごい発見ですよー!」

「おまえ恥じらいが無さすぎるだろ……最低限隠せよ……」


 陽國の夏季の夜は、短い。
 昨夜、そこそこ遅くに就寝したはずの少年たちは、朝日の昇る時間帯に元気に活動しだしていた。朝日を浴びに、自主練をしに、あるいは朝の湯浴みに。


 自隊に対する、友の評価が脳裏に響く。

 明日から第三隊は、本始動だ。








「──からであれ」

 薄明の空。開け放たれた、窓辺。
 淡紫の青年の1日は、家訓を唱えることから始まる。


「優良たれ、至誠たれ、模範たれ、」


 やわらかに波を描く髪を、まだ涼しい風の波力種が遊びながら抜けてゆく。青年の目の端、屋上の湯殿にいくつかの人影が映る。
 心に蓋をするように瞼を下ろして、アルヴィスは再度呟く。


「……からであれ」

 言い聞かせるように。
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R18番外編
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