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5章 迷宮の謎
18話 銀のゴーレム
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迷宮にあるマイホームという名の小屋の中で、ベッドに横たわりながらゆっくり休んだ。
かなり疲れていたこともあり、いつものようにティンポからたんぱく質を消費することなく、気を失うように寝てしまったようだ。
しばらくして目を覚ました俺は天井を見上げてこう言った。
「見た事のない天井だ……なわけないよな」
まぁただ言いってみたかっただけだ。
「やっとおきたのね、ケルビン。調子はどう?」
心配そうな顔をしてのぞき込む白い美少女エルフ。
「うーん、大丈夫」
と起き上がって確かめるように体をあちこち動かしてみる。
どうやら疲労はスッキリと抜けたようで、元気と性欲が沸き上がってきた。
ああ、若いって素晴らしいな。
ピンとテントを張るようにそそり立つ自分の息子を見てそう思った。
嬉しそうにその息子を撫でるアリエールにかぶさっておはようセックスをすると、軽く朝食を取り小屋からでた。
迷宮の地下13階の空はどんよりとした曇りで、荒れた大地が不気味に広がっていた。
「ケルビン、どうするの? また一気に潜って行く?」
「そうだな、とりあえず14階までは一気に行こうか」
捕まえた変化の魔王の報告もあるし、保護している四人組の女冒険者達の開放も必要になるだろう。
それにはここから10階に戻るよりも、15階まで行ってワープしたほうが早いだろう。
そう決めた俺達は、小さな黒い領域の中に入り、また地面を吸い取って下のフロアに到達した。
14階は強い風が吹き荒れるゴツゴツした岩場だった。
三メートルほどの赤褐色のゴーレムや青いゴーレムがそこら中にたむろしている。
その姿を小さな領域の中から観察していると、アリエールは地図を見ながら現在地の確認しているようだ。
それもそのはず、12階の途中から真下に降りて来ているので、ここがどこなのかさっぱりわからないのだ。
少なくとも15階のワープを使うためには14階のフロアボスを倒してワープ部屋の鍵を手にいれなければならない。
このフロアだけは正攻法で、攻略しなければいけないのだ。
「うん、多分今はこのあたりね。あそこの岩場の洞窟の中にきっとボスがいるはずよ」
「そうか、じゃあサクっといっちょ行きますか」
俺達は小さな領域から飛び出ると、薄い膜を二人の周りに囲わせた。
召喚したユニコもその膜に包みこむと、二人乗りでアリエールの指さす方向に進んで行く。
途中で出会ったゴーレムを黒い膜から変形させて突き出した黒槍で次々とぶっ刺してインゴットにしながら回収する。
しばらく進むと、大きな入口のある洞窟の前にたどり着いた。
「うん、やっぱりここね」
得意そうに胸を張るアリエールの、程良く張りのあるおっぱいを得意気にもみほぐすと、その入り口に立つゴールキーパーのような巨大な銀色に輝く硬そうなゴーレムの前に歩を進めた。
『ワレハ
―――バシュッ!
巨大な銀色のゴーレムから落ちた銀のインゴットを回収した。
「ねえケルビン、あのゴーレム何か言おうとしてなかった?」
アリエールが呆れたように俺の方に振りむいた。
「そうなの? まぁいいじゃないか、どうせ結果はわかってるんだろ」
「そうだけど、もう少し冒険を楽しみたいと思うじゃない」
そう言ってほほを膨らますアリエールの頬を親指と人差し指でつまむとアリエールが噴き出した。
「ぶっ! もう何よ。ふふふ、まぁいいわ、お楽しみの階層主はこの奥だからね」
意味ありげにニヤニヤするハイエルフ。
何か興味があるモノでもあるらしい。
「それよりも明かりをつけてくれよ」
「そうね、光の案内!」
アリエールの振った白い杖の先からホワンと光る照明が現れた。
洞窟の中を先導するように中へと入って周りを照らす。
その光を追いかけるようにゆっくりとユニコが洞窟の中に入って行った。
かなり疲れていたこともあり、いつものようにティンポからたんぱく質を消費することなく、気を失うように寝てしまったようだ。
しばらくして目を覚ました俺は天井を見上げてこう言った。
「見た事のない天井だ……なわけないよな」
まぁただ言いってみたかっただけだ。
「やっとおきたのね、ケルビン。調子はどう?」
心配そうな顔をしてのぞき込む白い美少女エルフ。
「うーん、大丈夫」
と起き上がって確かめるように体をあちこち動かしてみる。
どうやら疲労はスッキリと抜けたようで、元気と性欲が沸き上がってきた。
ああ、若いって素晴らしいな。
ピンとテントを張るようにそそり立つ自分の息子を見てそう思った。
嬉しそうにその息子を撫でるアリエールにかぶさっておはようセックスをすると、軽く朝食を取り小屋からでた。
迷宮の地下13階の空はどんよりとした曇りで、荒れた大地が不気味に広がっていた。
「ケルビン、どうするの? また一気に潜って行く?」
「そうだな、とりあえず14階までは一気に行こうか」
捕まえた変化の魔王の報告もあるし、保護している四人組の女冒険者達の開放も必要になるだろう。
それにはここから10階に戻るよりも、15階まで行ってワープしたほうが早いだろう。
そう決めた俺達は、小さな黒い領域の中に入り、また地面を吸い取って下のフロアに到達した。
14階は強い風が吹き荒れるゴツゴツした岩場だった。
三メートルほどの赤褐色のゴーレムや青いゴーレムがそこら中にたむろしている。
その姿を小さな領域の中から観察していると、アリエールは地図を見ながら現在地の確認しているようだ。
それもそのはず、12階の途中から真下に降りて来ているので、ここがどこなのかさっぱりわからないのだ。
少なくとも15階のワープを使うためには14階のフロアボスを倒してワープ部屋の鍵を手にいれなければならない。
このフロアだけは正攻法で、攻略しなければいけないのだ。
「うん、多分今はこのあたりね。あそこの岩場の洞窟の中にきっとボスがいるはずよ」
「そうか、じゃあサクっといっちょ行きますか」
俺達は小さな領域から飛び出ると、薄い膜を二人の周りに囲わせた。
召喚したユニコもその膜に包みこむと、二人乗りでアリエールの指さす方向に進んで行く。
途中で出会ったゴーレムを黒い膜から変形させて突き出した黒槍で次々とぶっ刺してインゴットにしながら回収する。
しばらく進むと、大きな入口のある洞窟の前にたどり着いた。
「うん、やっぱりここね」
得意そうに胸を張るアリエールの、程良く張りのあるおっぱいを得意気にもみほぐすと、その入り口に立つゴールキーパーのような巨大な銀色に輝く硬そうなゴーレムの前に歩を進めた。
『ワレハ
―――バシュッ!
巨大な銀色のゴーレムから落ちた銀のインゴットを回収した。
「ねえケルビン、あのゴーレム何か言おうとしてなかった?」
アリエールが呆れたように俺の方に振りむいた。
「そうなの? まぁいいじゃないか、どうせ結果はわかってるんだろ」
「そうだけど、もう少し冒険を楽しみたいと思うじゃない」
そう言ってほほを膨らますアリエールの頬を親指と人差し指でつまむとアリエールが噴き出した。
「ぶっ! もう何よ。ふふふ、まぁいいわ、お楽しみの階層主はこの奥だからね」
意味ありげにニヤニヤするハイエルフ。
何か興味があるモノでもあるらしい。
「それよりも明かりをつけてくれよ」
「そうね、光の案内!」
アリエールの振った白い杖の先からホワンと光る照明が現れた。
洞窟の中を先導するように中へと入って周りを照らす。
その光を追いかけるようにゆっくりとユニコが洞窟の中に入って行った。
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