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第二章 旅と娼館
3話 キューサイの町へ プレジデント クラン
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ジュールの町の露店で良さげな食料を仕入れた俺は、次の町キューサイへと旅立った。
ブルネットの魅惑の腰つきにはまだ未練があったが、立ち止まってはならないのだ。いや。本当は別にいいのだが。天気も良かったので先へ進むことにした。
ちょうどキューサイ行の定期便が出る所だったのだ。大きな荷馬車に皆が乗りこんでいた。運賃は50ドロルだ。夕方には着くらしい。
俺も乗る事にした。50ドロルで座ってれば着くのだ。乗ればいいじゃないか。今日はなぜかそう思えた。
10人乗車したところで時間が来たようで出発になった。まだ数人は乗れそうなスペースがあるので余裕がある。ギュウギュウじゃなくて良かったな。
一頭引きの荷馬車だった。御者が一人いるだけの簡素な荷馬車だ。屋根も無いので雨が降ったらびしょびしょだろう。一応俺も雨ローブは持っている。旅をするなら雨の対策も必要だ。
馬車に揺られて移動する。中々風情があっていいじゃないか。歩くより断然早い。ぼーっと景色を眺めていたらいつの間にか寝てしまった。
ふと気が付くと馬車が停まっていた。お昼休憩のようだ。皆が荷台から降りているところだった。俺も一緒に降りて体を伸ばした。
皆近くで木陰に座ってご飯を食べている。
俺もさっき露店で買ったタコ焼きなる物を出した。パカっと柔らかい容器を開けると熱々のボールが八個入っている。何かうにょうにょした物が踊っている。
なんだこれは。おっさんがかけていた削り節という物らしいが、生きているようで気持ち悪い。大丈夫かな。短めな竹串が二本ついているのでブッ刺して食べる。
「熱っ!ハフハフッ」
ムチャクチャ熱い。が旨い。うん。旨い。
8ドロルと強気な値段設定もわからくはない。水を飲みながら味わって食べた。確かに旨い。
満足して、人気の無い木陰に行き、立ちションしてから荷馬車に戻った。しばらくしてまた出発した。
二時間くらいでまた少し休憩をはさんで出発する。なるほど。馬も人も休憩がいるわな。
納得して馬車に揺られた。この辺で盗賊でも出てくるイベントがあるかなと思っていたが、無事夕方キューサイの町へ到着した。
馬車から降りて体を伸ばす。
疲れたけど運動してないな。では今日も腰の運動をするか。
そう。娼館である。
高級そうな娼館へ行く。もうすでに右手には【絶対領域】を出してある。俺も学習しているのだ。
ここにするか。《プレジデント》と書かれた娼館に決めた。
ボーイに挨拶する。
「いらっしゃいませ。どうぞ」
ナックルのせいでスムーズに案内される。うむ。
ここも高級だ。
ロビーに入ると豪華なシャンデリアのあるフロアに着飾った女の人たちが優雅に座っていた。
8人位はいるだろうか。皆カラフルな原色のドレスを着ている。なるほど。派手だな。
だがやはりレベルは高い。迷ってしまうな。
ソファーに座ってじっくりと吟味する。
一人若い娘を発見する。濃い目の化粧をしているが、実は幼い気がする。周りに比べて少しソワソワしてる感じだ。まだなれてないのだろうか。体は立派だが初々しさがある。決めた。あの娘にしよう。
「いかがでしょうか」
「うん。あの茶色い髪の毛のポニーテール。赤いドレスの子がいいかな」
「なるほど、流石でございますね。あの娘クランさんはまだデビュー間もない新人です。サービスはまだぎこちないのですがよろしいでしょうか」
「ああ、問題ない。俺はケルビン。ロングでお願いしたい」
「かしこまりました。ケルビン様。ではロングの料金580ドロルお願いします」
昨日と同じか。俺は600ドロル渡してこう言った。
「釣りはいらない」
「ありがとうございます」
ボーイも二コリとする。
「クランさん。ご指名です。ケルビン様のエスコートを、ロングでお願いします」
クランと呼ばれた娘がビクっとしてから微笑んで降りてきた。うん。フレッシュでいいね。
だいぶ若そうだ。16歳位かな。
「クランです。ケルビン様。ありがとうございます」
身長は155cm位か。少し小柄だな。細目で胸もあまりないかもしれない。腕を組んで部屋に入った。
ここは黒を基調とした重厚感のある造りか。扉を開けて中に入る。シックな感じだ。うん。悪くない。
ドレスの赤が映える気がする。
靴を脱いで部屋に上がるとクランが傅いて挨拶をした。
「今日はクランを選んで頂きありがとうございます。精一杯ご奉仕させて頂きます」
なるほど。そういうコンセプトか。
俺は彼女を抱き寄せてキスをした。やはり小さめで可愛い。若くフレッシュな甘い香りがする。
小さめの可愛い口にニュルンと侵入してペロペロしながら舌で挨拶する。
(こんにちは。俺はケルビンだ。よろしくな)
(あっええ。あんまり経験は無いのですが頑張ります。お願いしますね)
完全に妄想なのだがそんな感じだ。
すでに息子がビンビンのカチカチ山だ。
俺はバッと服を脱いで全裸になると、クランの服をさっと脱がしはじめた。
恥ずかしそうな顔をするクラン。うーん。いいね。可愛いね。もじもじする感じがたまらない。
俺はエロじじいか。 うひひひひ。
みずみずしい素肌の全裸が現れた。少しだけ小麦色の肌に近いか。健康的な色だ。つるつるして光っている。
胸はBカップくらいかな。まだ成長途中だろう。スリムで可愛らしい体だ。やはり化粧が浮いているように見える。素顔はもっと素朴な感じだろう。
だが可愛いのは間違いない。
優しく裸で抱き合うと味わうようにサワサワ触りまくる。スベスベだ。
「うんっ♡ あんっ♡」
やはり反応がいい。慣れてない。ビクビクっとするのが面白いのだ。
「もう。意地悪ですね」
わざとやってるのがわかったのか、クランが茶色のつぶらな瞳をうるませて、上目遣いで俺を見た。うわー。可愛い!これかわいー。
そのままベッドに連れて行ってゴロンと二人で寝ころんだ。
キスをして耳から首筋に渡ると、自然と可愛い吐息が漏れ出した。触りまくってペロペロしまくる。ビクンビクン悶えながら反応する。
面白れー。
自分がテクニシャンになったような気分になる。
たまらずクランの秘所付近を優しく撫でまわす。
吐息が激しくなった。もう濡れ濡れだ。
息子をお豆とこすり合わせる。そう。その技はスマタ サスサスサスケだ。
こすりつけて棒にもぬるぬるを纏わすのだ。これで防御力が5%は上昇する。
準備が出来た所で頭が入口をノックする。ドアを開けたり閉めたりを繰り返す。
ピンポンダッシュだ。
いや。違う。
ダッシュはしていない。
ピンポンしているが入らないだけだ。
「もう。意地悪ー♡」
クランが催促するようだ。おほほほ。では、いざ。出陣!
と見せかけて入れない。
足をぐわっと広げて入れる振りをするが入れない。先っちょだけ入れたり出したりを繰り返す。
「あんっ♡ うんっ♡ うんっもっと、うんっ♡ もっと くださっんっんーーーーー♡」
ニュルングヌヌヌヌ。
おねだりが入ったところで俺も奥まで侵入した。
この瞬間がたまらない。
気持ちいいーぜー。いやっほう!
昨日のブルネットの腰振りを思い出して真似る。
魅惑のの腰フリだ!
「はうんっ♡はっはっあっあっあっあっ!」
クランの声がどんどん大きくなる。可愛い。気持ちいい。クランも気持よさそうだ。ビクンビクン反応する。
うおおおおお。食らえ!閃光の腰振り
ドンドンスピードが速くなる。イメージは昨日味わったブルネットの女神だ。
きつい。逝きそうだ。グググッとこみあげてきた。
クランのテンションもマックスだ。ああっもうだめだ。あきらめたら終了ですよ・・・・・・。
―ドピュン!ドクンドクン。
終了してしまった。
続けようと思うが逝きながら腰を振り続けられない。
難しいのだ。力が抜ける。
満足感と脱力感で一杯になった俺は、クランに覆いかぶさった。
可愛い口にキスをしてニュルンと舌を入れてペロペロした。
満足して口を離すと上気した顔でクランが微笑む。
「一杯でましたね」
「うん。出ちゃった」
二人で起き上がり息子を抜いて懐紙で拭いた。すぐに風呂場に行ってお湯で流した。さっと洗って湯船に浸かる。
温かいお湯が心地いい。
「私まだ、二日目なんです。ロングは初めてなので少し緊張します」
二日目か。出来れば初日がよかったな。まあ、十分初々しくていいのだが。
「そうか。大丈夫だよ。俺は15歳だけどクランも若いだろ。何歳なんだ」
「うん。15歳です。同じ年なんですね。若いとは思いましたけどすごいですね。ここ、高いのに」
「ああ、Dランク冒険者なんだ」
「そうなんですか! やっぱりすごいです。私も出来れば冒険者になりたかったんですけどね」
尊敬の目で俺を見る。
そうだろうな。好きで娼館で働いてるやつなんかいないだろう。
「挑戦してみたのか」
「いえ、急にお金が必要になったので……」
「そうか。じゃあ。お金を稼げたら冒険者か」
「そう、うん。そうですね。先は長いですけどね」
あまり深く聞かないほうがいいかな。でも無理やりじゃなきゃいいか。
「へー。いくらいるんだ」
「15000ドロルです」
うん? 意外と安いな。
「そうか。ならすぐに稼げそうじゃないか。もっと高いのかと思った」
「えーそうですか?大金ですよ。そっか。Dランク冒険者からするとそんな感じなんですね」
「まあな。でもここも高級だろ。すぐに稼げそうじゃないか」
「そうですけどね。でもショートで110ドロル、ロングで290ドロルですよ?寮費と衣装費、食事代とかの生活費で一日40ドロル引かれるから、昨日もショート二回で180ドロルしかたまりません。今日はケルビンさんのおかげで250ドロルは確定ですけどそれで430ドロルです。休みもあるし、お客が付かない日もありますからね。そう甘くはないですよ」
そうなんだ。取り分はほぼ半分か。
「じゃあ。食事を頼んだらどうなるんだ。少しは女の子に入るのか」
「ええ。勿論です。食事は原価があるので、あれですけど大体2.3割は女の子に入ります」
「へーそうなのか。クラン、俺が食事は頼んでやる。二人分だ。一緒に食べよう」
「本当!?ありがとう。優しいのね。ケルビンさん」
「ああ、その分後でサービスしてくれよ」
「うん。頑張るわ」
クランが嬉しそうに微笑んだ。
ブルネットの魅惑の腰つきにはまだ未練があったが、立ち止まってはならないのだ。いや。本当は別にいいのだが。天気も良かったので先へ進むことにした。
ちょうどキューサイ行の定期便が出る所だったのだ。大きな荷馬車に皆が乗りこんでいた。運賃は50ドロルだ。夕方には着くらしい。
俺も乗る事にした。50ドロルで座ってれば着くのだ。乗ればいいじゃないか。今日はなぜかそう思えた。
10人乗車したところで時間が来たようで出発になった。まだ数人は乗れそうなスペースがあるので余裕がある。ギュウギュウじゃなくて良かったな。
一頭引きの荷馬車だった。御者が一人いるだけの簡素な荷馬車だ。屋根も無いので雨が降ったらびしょびしょだろう。一応俺も雨ローブは持っている。旅をするなら雨の対策も必要だ。
馬車に揺られて移動する。中々風情があっていいじゃないか。歩くより断然早い。ぼーっと景色を眺めていたらいつの間にか寝てしまった。
ふと気が付くと馬車が停まっていた。お昼休憩のようだ。皆が荷台から降りているところだった。俺も一緒に降りて体を伸ばした。
皆近くで木陰に座ってご飯を食べている。
俺もさっき露店で買ったタコ焼きなる物を出した。パカっと柔らかい容器を開けると熱々のボールが八個入っている。何かうにょうにょした物が踊っている。
なんだこれは。おっさんがかけていた削り節という物らしいが、生きているようで気持ち悪い。大丈夫かな。短めな竹串が二本ついているのでブッ刺して食べる。
「熱っ!ハフハフッ」
ムチャクチャ熱い。が旨い。うん。旨い。
8ドロルと強気な値段設定もわからくはない。水を飲みながら味わって食べた。確かに旨い。
満足して、人気の無い木陰に行き、立ちションしてから荷馬車に戻った。しばらくしてまた出発した。
二時間くらいでまた少し休憩をはさんで出発する。なるほど。馬も人も休憩がいるわな。
納得して馬車に揺られた。この辺で盗賊でも出てくるイベントがあるかなと思っていたが、無事夕方キューサイの町へ到着した。
馬車から降りて体を伸ばす。
疲れたけど運動してないな。では今日も腰の運動をするか。
そう。娼館である。
高級そうな娼館へ行く。もうすでに右手には【絶対領域】を出してある。俺も学習しているのだ。
ここにするか。《プレジデント》と書かれた娼館に決めた。
ボーイに挨拶する。
「いらっしゃいませ。どうぞ」
ナックルのせいでスムーズに案内される。うむ。
ここも高級だ。
ロビーに入ると豪華なシャンデリアのあるフロアに着飾った女の人たちが優雅に座っていた。
8人位はいるだろうか。皆カラフルな原色のドレスを着ている。なるほど。派手だな。
だがやはりレベルは高い。迷ってしまうな。
ソファーに座ってじっくりと吟味する。
一人若い娘を発見する。濃い目の化粧をしているが、実は幼い気がする。周りに比べて少しソワソワしてる感じだ。まだなれてないのだろうか。体は立派だが初々しさがある。決めた。あの娘にしよう。
「いかがでしょうか」
「うん。あの茶色い髪の毛のポニーテール。赤いドレスの子がいいかな」
「なるほど、流石でございますね。あの娘クランさんはまだデビュー間もない新人です。サービスはまだぎこちないのですがよろしいでしょうか」
「ああ、問題ない。俺はケルビン。ロングでお願いしたい」
「かしこまりました。ケルビン様。ではロングの料金580ドロルお願いします」
昨日と同じか。俺は600ドロル渡してこう言った。
「釣りはいらない」
「ありがとうございます」
ボーイも二コリとする。
「クランさん。ご指名です。ケルビン様のエスコートを、ロングでお願いします」
クランと呼ばれた娘がビクっとしてから微笑んで降りてきた。うん。フレッシュでいいね。
だいぶ若そうだ。16歳位かな。
「クランです。ケルビン様。ありがとうございます」
身長は155cm位か。少し小柄だな。細目で胸もあまりないかもしれない。腕を組んで部屋に入った。
ここは黒を基調とした重厚感のある造りか。扉を開けて中に入る。シックな感じだ。うん。悪くない。
ドレスの赤が映える気がする。
靴を脱いで部屋に上がるとクランが傅いて挨拶をした。
「今日はクランを選んで頂きありがとうございます。精一杯ご奉仕させて頂きます」
なるほど。そういうコンセプトか。
俺は彼女を抱き寄せてキスをした。やはり小さめで可愛い。若くフレッシュな甘い香りがする。
小さめの可愛い口にニュルンと侵入してペロペロしながら舌で挨拶する。
(こんにちは。俺はケルビンだ。よろしくな)
(あっええ。あんまり経験は無いのですが頑張ります。お願いしますね)
完全に妄想なのだがそんな感じだ。
すでに息子がビンビンのカチカチ山だ。
俺はバッと服を脱いで全裸になると、クランの服をさっと脱がしはじめた。
恥ずかしそうな顔をするクラン。うーん。いいね。可愛いね。もじもじする感じがたまらない。
俺はエロじじいか。 うひひひひ。
みずみずしい素肌の全裸が現れた。少しだけ小麦色の肌に近いか。健康的な色だ。つるつるして光っている。
胸はBカップくらいかな。まだ成長途中だろう。スリムで可愛らしい体だ。やはり化粧が浮いているように見える。素顔はもっと素朴な感じだろう。
だが可愛いのは間違いない。
優しく裸で抱き合うと味わうようにサワサワ触りまくる。スベスベだ。
「うんっ♡ あんっ♡」
やはり反応がいい。慣れてない。ビクビクっとするのが面白いのだ。
「もう。意地悪ですね」
わざとやってるのがわかったのか、クランが茶色のつぶらな瞳をうるませて、上目遣いで俺を見た。うわー。可愛い!これかわいー。
そのままベッドに連れて行ってゴロンと二人で寝ころんだ。
キスをして耳から首筋に渡ると、自然と可愛い吐息が漏れ出した。触りまくってペロペロしまくる。ビクンビクン悶えながら反応する。
面白れー。
自分がテクニシャンになったような気分になる。
たまらずクランの秘所付近を優しく撫でまわす。
吐息が激しくなった。もう濡れ濡れだ。
息子をお豆とこすり合わせる。そう。その技はスマタ サスサスサスケだ。
こすりつけて棒にもぬるぬるを纏わすのだ。これで防御力が5%は上昇する。
準備が出来た所で頭が入口をノックする。ドアを開けたり閉めたりを繰り返す。
ピンポンダッシュだ。
いや。違う。
ダッシュはしていない。
ピンポンしているが入らないだけだ。
「もう。意地悪ー♡」
クランが催促するようだ。おほほほ。では、いざ。出陣!
と見せかけて入れない。
足をぐわっと広げて入れる振りをするが入れない。先っちょだけ入れたり出したりを繰り返す。
「あんっ♡ うんっ♡ うんっもっと、うんっ♡ もっと くださっんっんーーーーー♡」
ニュルングヌヌヌヌ。
おねだりが入ったところで俺も奥まで侵入した。
この瞬間がたまらない。
気持ちいいーぜー。いやっほう!
昨日のブルネットの腰振りを思い出して真似る。
魅惑のの腰フリだ!
「はうんっ♡はっはっあっあっあっあっ!」
クランの声がどんどん大きくなる。可愛い。気持ちいい。クランも気持よさそうだ。ビクンビクン反応する。
うおおおおお。食らえ!閃光の腰振り
ドンドンスピードが速くなる。イメージは昨日味わったブルネットの女神だ。
きつい。逝きそうだ。グググッとこみあげてきた。
クランのテンションもマックスだ。ああっもうだめだ。あきらめたら終了ですよ・・・・・・。
―ドピュン!ドクンドクン。
終了してしまった。
続けようと思うが逝きながら腰を振り続けられない。
難しいのだ。力が抜ける。
満足感と脱力感で一杯になった俺は、クランに覆いかぶさった。
可愛い口にキスをしてニュルンと舌を入れてペロペロした。
満足して口を離すと上気した顔でクランが微笑む。
「一杯でましたね」
「うん。出ちゃった」
二人で起き上がり息子を抜いて懐紙で拭いた。すぐに風呂場に行ってお湯で流した。さっと洗って湯船に浸かる。
温かいお湯が心地いい。
「私まだ、二日目なんです。ロングは初めてなので少し緊張します」
二日目か。出来れば初日がよかったな。まあ、十分初々しくていいのだが。
「そうか。大丈夫だよ。俺は15歳だけどクランも若いだろ。何歳なんだ」
「うん。15歳です。同じ年なんですね。若いとは思いましたけどすごいですね。ここ、高いのに」
「ああ、Dランク冒険者なんだ」
「そうなんですか! やっぱりすごいです。私も出来れば冒険者になりたかったんですけどね」
尊敬の目で俺を見る。
そうだろうな。好きで娼館で働いてるやつなんかいないだろう。
「挑戦してみたのか」
「いえ、急にお金が必要になったので……」
「そうか。じゃあ。お金を稼げたら冒険者か」
「そう、うん。そうですね。先は長いですけどね」
あまり深く聞かないほうがいいかな。でも無理やりじゃなきゃいいか。
「へー。いくらいるんだ」
「15000ドロルです」
うん? 意外と安いな。
「そうか。ならすぐに稼げそうじゃないか。もっと高いのかと思った」
「えーそうですか?大金ですよ。そっか。Dランク冒険者からするとそんな感じなんですね」
「まあな。でもここも高級だろ。すぐに稼げそうじゃないか」
「そうですけどね。でもショートで110ドロル、ロングで290ドロルですよ?寮費と衣装費、食事代とかの生活費で一日40ドロル引かれるから、昨日もショート二回で180ドロルしかたまりません。今日はケルビンさんのおかげで250ドロルは確定ですけどそれで430ドロルです。休みもあるし、お客が付かない日もありますからね。そう甘くはないですよ」
そうなんだ。取り分はほぼ半分か。
「じゃあ。食事を頼んだらどうなるんだ。少しは女の子に入るのか」
「ええ。勿論です。食事は原価があるので、あれですけど大体2.3割は女の子に入ります」
「へーそうなのか。クラン、俺が食事は頼んでやる。二人分だ。一緒に食べよう」
「本当!?ありがとう。優しいのね。ケルビンさん」
「ああ、その分後でサービスしてくれよ」
「うん。頑張るわ」
クランが嬉しそうに微笑んだ。
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